──そこは、冷蔵庫すら捨てられたゴミだらけの海浜公園だった。
その男が来る10秒前までは・・・
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モブ1「なぁ、勝己!」
爆豪「あぁ?なんだ?」
モブ1「これ見てみろよ!あのゴミが多い海浜公園の近くを通りがかった誰かが、こんなの撮ってt○ktokに投稿したらしいぜ!」
俺は、爆豪勝己。いずれ、平和の象徴と謳われしNo.1ヒーローオールマイトを超えて次のNo.1ヒーローになる男だ。・・・あぁ?クソクソ言わねえのは意外だぁ?自己紹介で罵倒する訳ねぇだろ!ぶっ殺すぞ!
・・・話を戻すが、俺の隣のモブが、ti○tokで見た動画を見せて来た。
そこには、いきなり、海浜公園の一部のゴミが・・・捨てられた冷蔵庫すら・・・吹き飛んだ光景と、そして、それと同時に、現れた黒色と白色の髪をした顔は見えねえが恐らく男が、喪服の上にアロハシャツを着て元々そこにいたかの様に現れた光景だった。そして、そいつは何かをしゃべっているのか口を動かして、持っていたピンク色のカメラを使って海の方を向いて写真を撮った所で、その動画は終わった。
爆豪「・・・これ、CG加工された奴じゃねえな。個性で移動して来たクチか。デクにも聞いてみるか。あいつはヒーローオタクみたいなのもあってキモいが、こういう所では役に立つ。」
モブ2「えー、けど緑谷だと多分個性の考察にハマって長くなるよ?」
先生「はい、みんな席につけー。今日は二つみんなに話があるぞー。」
爆豪「チッ! いい所だったのによ・・・!」
先生「まず、みんなに転校生を紹介しよう。」
爆豪(この時期に転校生だと?受験の準備時期なのにか?)
先生「入っておいで。」
爆豪(しかもセンセーの転校生に対する扱い的に女子か?)
?「失礼します・・・?えっと、大児波止奈と申します。これから一年・・・も無いけど、よろしくお願いします。あと先生、確かに自分は私服を着たら女の子らしいですけど、一応は男ですよ?」
先生「えっ、ほんと?・・・ごめん。女の子みたいな扱いしちゃって。」
大児「いや、まぁ、声の高さも中性的というとアレですが、こんな私服だと腕や体の細さもあいまって女の子っぽく見えますからね・・・仕方ないですよ。」
その転校生──大児波止奈は、白色と黒色の髪の男(本人曰く)で、ピンク色のカメラを持っていた・・・
しかも、服装が何故か私服で、男とも女とも取れねえ姿だった。
というか、なんで私服なんだ?確かにうちの学校は、異形系の個性を持った奴には、制服が着れない場合、私服でもいい事になってるが、あいつの場合、異形系でも制服は着れる大きさだろ?
あいつ後でこの動画についてもそうだが、私服を着ている事についても聞いてやる。
それは置いといて、入ってきた瞬間、周りの男は、少しばかりざわめいて、女どもは、少し苛立っている奴がいた。まぁ、男だと本人が言った瞬間、両者の反応が正反対になったが。
先生「突然の転校生で、皆が騒ぐのも無理はないが、誰も個性は使うなよー?大児君は爆豪君の左隣ね。」
大児「えっと、爆豪という人はどこにいるんですか?」
先生「あそこの、金髪で、ちょっと苛立ってる子。」
大児「金髪で苛立ってる子は男子と女子が一人ずついますけど、男子の方ですか?」
先生「うん、そう。」
(ちなみに、モブ1は右隣で前にモブ2がいます。どちらも、ヘドロの前に一緒にいた子達です。)
大児「よろしくね!爆豪君!」
爆豪「あぁ・・・後で聞きたいことがあるが、今はもう一つの話だ。」
大児「うん!」
こいつ・・・恐らくだが猫を被ってんな。動画の奴と、動きが全然一緒じゃねえ・・・。
先生「新入生がやって来た、という事で、浮かれているだろうが、お前ら!この前の進路希望調査に関する事だが・・・プリントを分けるまでもなく、全員ヒーロー科だよねー。」
そう先生が言った瞬間周りの奴らが個性を使った。大児は使わなかったし、俺も使わなかったが。理由?騒ぐのは今じゃねえからな。
先生「おう、皆いい個性だなぁ、けど、公の場で個性は使うなよー。」
爆豪「せんせー、皆とかこの没個性どもと一緒くたにすんなよー。」
そう言った瞬間、周りのモブどもが騒いだ・・・だから
爆豪「モブがモブらしくうっせー!」
大児「自分もモブかよ・・・。まぁいいけど。」
隣の転校生も少しうるさいがまぁいい。なんせ俺は・・・
先生「あー、そういや爆豪は雄英志望だったな。」
そう先生が言った瞬間に、またモブどもが騒いだ。まぁ、今年偏差値76の最難関校だからな。まぁ、
爆豪「モブなんかにゃ出来やしねえよな!俺は雄英高校を主席で合格し、あのオールマイトすらも超えて!必ずや俺はNo.1ヒーローとして名を上げるのだ!」
大児「君も雄英志望なの⁉︎自分もだよ!合格したらよろしくね!」
・・・・・・・・・は?
先生「あー・・・そういや、爆豪と大児以外にも雄英志望者がいる。」
そしたらモブが犯人(?)探しをし始めた。
俺はそれどころじゃねえが。
爆豪「おいこら、てめえの個性はなんだ⁉︎」
大児「自分の個性は・・・ファンタジー上の存在の力を使う力だよ。言うなれば異世界の力を操る個性。それと、必要なのは、個性だけじゃなくて、それの使い方だと思うよ?」
爆豪「それはそうだが・・・ってか猫被ってんじゃねえ!」
先生「ちなみに後一人は、緑谷な。」
大児「ありゃ、先生が爆弾落とした。」
そう大児が零したのと同時に、モブどもは笑っていた。
当たり前だ。デクは無個性。個性がよく分からない大児はともかく、無個性が受かるわけがない。
それに、俺以外に二人もいるだなんて聞き捨てならない。ひとまず、デクは諦めさせる。
爆豪「おいこらデク!なんで没個性どころか無個性のてめえが俺と同じ土俵に立てるんだぁ?」
大児「えっと・・・彼って無個性なの?」
モブ2「そうだよ、大児君。無個性で何も出来ないのに、彼は夢を見てて、まだ覚めてないんだ。」
大児「へ〜・・・」
緑谷「えっと・・・まだ、落ちると決まった訳でもないし、受けるのは僕の勝手だと思う・・・よ?」
モブ1「記念受験かよ!www」
爆豪「そもそも口答えすんなや!」
緑谷「痛っ!」
爆豪「無個性のてめえに何が出来んだよ・・・?」
緑谷「・・・」
何か言いたそうな顔してるが、無視だ。そもそもこいつは受かる可能性なんて無い。
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放課後、緑谷視点
あの後、放課後になってすぐに、話は終わってない、とかっちゃんに突っ掛かられて、ノートを取り上げられた。
僕「か、返してよ!」
かっちゃんは、それに反応するでもなく、ノートを両手で挟んでーー
大児「流石にそれは見逃せないかな。」
転校生の子がノートを奪って僕に渡した。
そして、僕とかっちゃんを一瞥して、
大児「君たちに何があったのかは知らないし、何もなかったのかもしれないけど、爆豪君、君が今しようとしたのは、いじめだよ?元よりやってたのかもしれないけど、先生は無反応、自分は何も知らないけど、雄英入るんなら、いじめはやめといた方がいいよ?」
こう言い放った。
大児「後、後ろの人達も、これに気づいてたんなら、止めないと。」
いや、その人達もグルだから、と言えたらどれだけ良かっただろう。けど、かっちゃんは止められて不機嫌になっている様で言おうにも怖くて言えなかった。
爆豪「てめえは引っ込んでろや!これは俺たちの問題で・・・!」
大児「だったら同じクラスになった以上、ある程度は関わってもいいよね?」
爆豪「・・・チッ!デク!強い個性が欲しいならいい方法があるぜ、耳を貸せ。」
多分、いじめになるから耳元で話すのだろうけど、転校生の子がいないところで暴力的ないじめになるよりかは、まだ精神的ないじめの方が耐えられるから聞くことにした。
爆豪「来世はいい個性が手に入ると思ってのワンチャンダイブ!やりたいならやれよ!」
そうかっちゃんに耳元で言われて、足元が崩れる様な感じがした。
いやぁ、最初の1話とか超絶疲れる・・・それと、やっぱり下手くそなので、多分矛盾とか気持ち悪い所があると思いますので、訂正の仕方を教えてもらえたらな、と思ってます!お願いします!