内惑星艦隊の奮闘   作:島田愛里寿

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今回は旭日提督さんの『共和国の旗の下に』において以前コラボさせていただいた【IF】漂流者の二話です!旭日提督さんとの共同作なのでスターウォーズ要素満載です!!

旭日提督さんの共和国の旗の下に↓
https://syosetu.org/novel/233561/

【IF】漂流者第一話↓
https://syosetu.org/novel/233561/4.html

感想をいただけたら幸いです。


【IF】漂流者(コラボ企画)二話

 

謎のブラックアンドロメダ級との交戦ののち、内惑星系艦隊総司令官の月村束は緊張の頂点に達しようとしていた。

 

 

 

なにせ突然現れた謎の"スター・デストロイヤー"によって不利な戦況が覆されて不明艦隊の撃退に成功したがその肝心の"スター・デストロイヤー"が敵なのかもわからない。先ほどの戦闘を見るに内惑星系艦隊はもとより防衛軍の主要艦艇に搭載されている陽電子衝撃砲ではあの艦のバリアを貫けない。かといって波動砲戦に持ち込めば勝てないこともなかろうが、あの"スター・デストロイヤー"の機動性はなかなかのモノらしく回避されて反撃されるだけだろう。

 

 

 

それにあの数千mはあろう巨艦相手にするとしても、現時点で防衛軍最大の巨艦である春蘭級でも555mなのでそもそも対抗できるかも怪しい。

 

 

 

「あ、あ~。ギンガちゃん?相手さんからの返答は??」

 

 

 

「ま、待ってください。先ほど返答が来たので現在解析中です!!」

 

 

 

(はぁぁ。こっちにも攻撃するとかいうのは勘弁してよ‥‥?)

 

 

 

特に転生者でもある束は前世においてスターウォーズも艦隊戦闘シーン目的で幾度か見ていたし、この世界線でも映画が有るので戦術研究のために見ていたがスター・デストロイヤーは象徴的な艦であり、スターウォーズ世界においては戦艦クラスだ。彼らからすれば防衛軍の主力艦隊であっても巡航艦の小規模艦隊でしかないであろう。

 

 

 

「‥‥!解析完了しました!『了解。我二モ敵対ノ意思ナシ。サレドモ対談ノ席ヲ持チタイ』とのことです!!」

 

 

 

 

 

「対談ときたか…」

 

 

 

「まぁあちらさんからすれば突然攻撃を受けた上にこっちに似た艦艇がいるんだから話を聞きたいというのは当然だだと思うよディアーチェ?…ギンガちゃん」

 

 

 

「はい?」

 

 

 

「防衛軍総司令部に打電。『我、巨大不明艦ノ支援ニヨリ防衛二成功セリ。サレドモ相手ノ意思確認ノ為ニ会談を行ウ許可ヲ求ム』と」

 

 

 

「はい!」

 

 

 

そうして防衛軍総司令部に確認を取った所、総司令部においても状況を確認していたようで『了解。注意シテ対談スベシ』と来た。

 

 

 

「相手さんに『対談了解。我、代表ヲ送ル。留意サレタシ』と」

 

 

 

「はい!!」

 

 

 

そうしてギンガは返信作業を始めた。

 

 

 

「さて行くか…ちーちゃん。相手さんの言語解析は終わってる?」

 

 

 

『ああ。一応インストール済みだ』

 

 

 

「じゃあ一緒に来てくれない?言語もちがうかもしれないし。あと保安科か陸戦隊から数名警護に」

 

 

 

『分かった。シュベルトと保安科数名を付ける』

 

 

 

「束!我も行くぞ!!」

 

 

 

パシュ。

 

 

 

「私も行きましょう」

 

 

 

「デ、ディアーチェ。それにリニスも…」

 

 

 

「おぬしと千冬だけではいささか不安だしな。そして相手への誠意を示さねば」

 

 

 

「それに万が一罠だった場合、陸戦隊のシュベルト隊長がいるとしても護衛は保安科二名だけですし衛生兵が必要でしょう?」

 

 

 

「わ、分かったよ」

 

 

 

そして束は副官のディアーチェと医務長のリニス、陸戦隊隊長のシュベルトと保安科から完全武装した保安員二名を連れてコスモシーガルと護衛に87式空間艦上攻撃機機 コスモ・シュトゥーカ(防空型)二機を随伴させた上でスター・デストロイヤーへと向かった。

 

 

 

87式空間艦上攻撃機機 コスモ・シュトゥーカ(防空型)

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

(さて…歴史的な対談になるか?それとも艦内での交戦になるか‥‥)

 

 

 

……………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ……………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………………………………

 

 

 

~リパブリック・レムナント宇宙軍 ベラトールⅡ級スーパー・スター・デストロイヤー “インフィニティ ”~

 

 

 

「閣下。相手の艦隊より返信です。それも我々の言語にした上で送ってきました」

 

 

 

「そうか、読み上げろ」

 

 

 

「は!『対談了解。我、代表ヲ送ル。留意サレタシ』とのことです」

 

 

 

「前方の大型艦より小型機数機が向かってきます。おそらくそれではないかと」

 

 

 

「ん。あれか…」

 

 

 

そうして前方を見ると艦載機と思われる機体数機に囲まれながら白色の機体が向かってくる。

 

 

 

おそらく白色の機体はコスモシーガルだろうがその護衛についている機体の方が気にかかる。

 

 

 

あれはどう見てもガミラスが使用していた艦載機だよな!?なんで地球側が使っているんだ………

 

 

 

「さて、相手側が対談に応じようとしているんだ。それなりの対応をしないとね」

 

 

 

「その通りだ。総員、出迎えの準備をしろ」

 

 

 

「イエッサー!!」

 

 

 

こうして、〈インフィニティ〉では代表団の出迎えの準備が進められた。

 

 

 

 

そして〈インフィニティ〉の格納庫に誘導されたコスモシーガルから降りてきた束とディアーチェ・千冬はほぼ同じことを考えていた。

 

 

 

(((どこからどう見てもスターデストロイヤーじゃないか!)ではないか!)だな…)

 

 

 

更に同行していたリニスやシュベルト、そして実弾銃装備の保安科要員は艦の大きさと格納庫の巨大さに圧倒されていた。

 

 

 

この大きさなら防衛軍最小の艦である磯風型宇宙突撃駆逐艦を一つの格納庫で一隻どころか数隻収容できるのではないか?と…

 

と、私達が未知の巨大戦艦の威容に魅了されていたその時。ふと、あどけない少女のような声が響いた。

 

 

 

「あなた方がシャルさんと面会される方々ですね?」

 

 

 

声がした方向を振り向くと、恐らく軍服であろう、深緑色の制服を着用した赤髪の女性士官と思われる人物が佇んでいた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「どうも。シャルさんの副官を務めさせていただいていますアンバーと申します。貴女方が───えっと、地球防衛軍の代表団の方々でよろしかったでしょうか?」

 

 

「あ、どうもって!我々の言語がわかるんですか!?」

 

 

 

「ええ。そうみたいですね」

 

 

 

とアンバーが微笑みながら答える。

束たちは「恐らく、相手の翻訳機能が優れているのだろう」と納得せざるを得なかったがリニスは警戒心Maxだった。

 

 

 

(なぜかこの方には安易に心を許してはいけないと感じますね…警戒しておきましょう)

 

 

 

とリニスが考えていたのだがアンバーも見抜いており

 

 

 

(あらあら。あの猫さんには警戒されているようですねぇ…なかなか面白そうじゃないですか!)

 

 

 

そうして会議室に案内された一行はついに対談することとなった。

室内には、銀色の髪を黒いリボンで結った女性士官の姿があった。彼女は容姿こそ少女のように若々しかったものの、階級章の派手さや飾緒、肩章の色から恐らく高級士官であることは容易に察せられた。

 

 

「初めまして。私はリパブリック・レムナント宇宙軍総司令官、シャルロット・フォン・ブリュッヒャーと申します。よろしくお願いします」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「ありがとうございます。自分は地球防衛軍内惑星系艦隊総司令官の月村束と言います」

 

 

 

と言いあったが束の方はさらに混乱していた。

 

 

 

(な、なんで相手の総司令官が乗ってんの!?しかもFGOの沖田総司そっくりだし、よくよく思い出してみればアンバーって言う人も月姫に出てきた琥珀ちゃんだしさ!?)

 

 

 

「どうしましたか?」

 

 

 

「いっいえなんでもありません!!それで聞きたいこととは?」

 

 

 

「はい。聞きたいことは山ほどありますがまずあの黒い艦隊はいったい?」

 

 

 

「あ、はい。こちらでも分かっていないことが多いのですが‥‥」

 

 

 

そう言って束はあのブラックアンドロメダ軍団について話始めた。

 

 

 

暗黒星団帝国、通称デザリアムの地球占領という最悪な状況をなんとか脱してデザリアム軍を地球から叩き出した地球は再び復興のために動きだしていた。

 

 

 

ドレッドノート級主力戦艦(以降D級と呼称する)の改良型やマゼラン級・アナンケ級の再増産を進めるとともにアリゾナ級と改アリゾナ級のモンタナ級のデータをもとにして建造された新型主力戦艦(完結編戦艦)の配備を進めて地球復興に軍官民ともに邁進していたのだが、事態が急変したのは数ヵ月であった。

 

 

 

外惑星基地に物資を輸送していたコロンブス級多目的輸送艦25隻とウィンダミア級資材運搬船5隻・睦月型特殊輸送艦10で構成された第一遠洋輸送隊が護衛についていた巡洋艦アルジェリー以下護衛艦5隻・改コロンブス級空母1隻・レパント級ミサイルフリゲート5隻・アトランタ級防空巡洋艦3隻とともに突如消息を絶ったのだ。

 

 

 

偶々、近隣を航行していた防衛宇宙軍所属第四十四パトロール艦隊が救援に向かったのだがその第四十四パトロール艦隊も消息を絶ってしまい、翌日になって防衛宇宙軍内惑星系艦隊所属のアナンケ級指揮型戦艦のユリシーズ率いる第一哨戒艦隊がようやく現場に到着したのだが、現場は凄惨な物だったという。

 

 

 

第一遠洋輸送隊は護衛艦隊もろとも船体の原型が残らないほど破壊されており生存者なし。ブラックボックスも破壊されてしまっており敵の情報は皆無であった。

 

 

 

しかし第四十四パトロール艦隊所属であった護衛艦の『山風』が何とか原型をとどめており艦内の医務室に生存者がおり乗員四十四名中、十五名が生存していた。

 

 

 

その証言は衝撃の物であった。

 

 

 

『大量の黒色のアンドロメダ級が攻撃してきた!!』

 

 

 

この連絡を受けて防衛軍は所属のアンドロメダ級の位置把握を行ったが事件が起きた時、アンドロメダ級一番艦のアンドロメダはルナツーにいたし、二番艦のネメシスは木星圏で訓練中、三番艦の戦闘空母型のアポロノームは四番艦のアルデバランとともに小惑星帯防衛基地のアクシズ基地に停泊していた。五番艦以降は今だ建造中。ガミラスとの技術交換でアンドロメダ級の概要をもとにガミドロメダともいえるランダルミーネ級がいるがガルマン・ガミラスに問い合わせたところ、ランダルミーネ級は総統直属艦隊に全艦所属しているのでありえないとのこと。

 

 

 

アンドロメダ級の後継艦である春藍級がいるにはいるのだが、見間違えるわけがないしそもそも春藍はデザリアム本星までの遠征以降はドックで長期点検中。

 

 

 

二番艦の秋藍は今だ建造中。内惑星系艦隊総旗艦の簡易型春蘭ともいえる武御雷もドック入りで出てくるのは三日後、二番艦の建御名方(たけみなかた)も建造中と来たので未解決になってしまった。

 

 

 

しかし事態は急変する。今度はD級で編成された第十一番惑星防衛艦隊からの救援要請がかかり防衛軍主力が出撃したのだがその敵がなんとブラックアンドロメダとも言うべき艦であり、かなりの数がいたのだ。

 

 

 

応戦を開始したところ、太陽系外縁部に同じ規模のブラックアンドロメダ艦隊が出現し、ヤマトやアンドロメダ、アリゾナ、モンタナ以下各国の護衛戦艦部隊も出撃して応戦したものの主力戦艦がいなかった戦線が各所で突破されてしまい、最終防衛ラインを内惑星系艦隊が全力を挙げて死守していた所だったという。

 

 

 

そんなときにインフィニティが転移してきてブラックアンドロメダ部隊の過半を殲滅した後に不明艦隊各艦が敗走。残存艦や各戦線でもすべての艦を撃沈させることができたと先ほど連絡が来たという。敗走していった艦は現在追討中という。

 

 

 

「なるほど…」

 

 

 

その説明を聞いてシャルロットは頭を抱えていたが突然

 

 

 

ビー!ビー!ビー!

 

 

 

「す、すみません。はい!月村です!あ、藤堂長官!!はい…はい!?不明艦隊!?」

 

 

 

どうもすぐには終わらなかったようだ。

再びリリカル世界のキャラを地球側につかせる予定なのですが誰がいいですか?戦闘機人らは確定しているのですが‥‥

  • Dr.スカリエッティ
  • エルトリア組
  • アインハルト&ヴィヴィオ友御一行様
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