サイレント・ナイツ ―無名のヒーロー達―   作:趣味全開人生

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前回からだいぶ間が開いたので、改めて作中世界の情勢や組織、登場人物などを含めた総合的な振り返り回を設けます。


①…世界情勢


②…組織・所属人物(中心的な者のみ)紹介


③…今後の展開予告


この順番で進めさせて頂きたいと思います。



ファイル026.5『これまでの振り返り01』

 

 

【①世界情勢】

 

作中時間は西暦2081年で、大規模な戦争を経て国連を中心とする社会秩序が成立している。世界の治安維持を担う国連軍内部に作られた『児童安全事務局(“Children Safety Secretariat”、略称はCSS)』が子供を守る組織として、親からの虐待で苦しむ子供達を守っている。

 

 

その一方で、そもそも虐待親が生まれる環境(親が低賃金長時間労働で心身ともに追い詰められるなど)を改善すべしと主張するCSS内部の派閥『レイヴンズ』がブラック企業の撲滅に動いており、結果を出し続けたことで世論を味方に付けて強大化。

 

 

数値上は虐待で苦しむ子供を減らし、死者に至ってはゼロという文句なしの結果だがその実態は武力による超法規的な弾圧であり、これを危惧した国連軍は密かに『特殊作戦軍(略称:特戦軍)』を創設、表向きは国連軍とは無関係の勢力としてレイヴンズと戦っている。

 

 

現在、特戦軍はレイヴンズの唯一稼働していたパワードスーツ生産拠点である沖縄を陥落させており他の生産拠点が稼働する前にレイヴンズの本拠地を攻略する事になる。

 

 

 

 

 

【②組織・所属人物紹介】

 

・特殊作戦軍(特戦軍)

 

《解説》

 

国連軍が密かに創設した極秘部隊であり、表向きは傭兵や反レイヴンズ組織の連合勢力という事になっている。

 

反レイヴンズ企業から出資を受けており規模こそ小さいものの兵員・装備ともに質は高い。更にレイヴンズの弾圧から逃れた兵士達や『星の民』も迎え入れており強力な戦闘集団である。

 

 

 

 

・ユェン・メイファン(元 梅芳)

 

《解説》

 

国連軍の技術将校で、国連軍が星の民と共同でパワードスーツ『エクセリオン』を開発した際の中心人物。現在は特戦軍の指揮官で、レイヴンズの暴政を直に目撃した経験からこれを止めたいと考えている。

 

 

 

 

 

・アレクセイ・ヤムキン

 

《解説》

 

特戦軍の副官でメイファンの護衛兼恋人。祖父が若い頃に『自由ロシア軍団』に所属しており、当時の思い出話を聞きながら育った影響でレイヴンズが掲げる『画一的かつ均質的な正義』には割と最初の方から懐疑的だった。

 

 

 

 

 

・ラルフ・フォルツ

 

《解説》

 

元CSS将校。レイヴンズによる要人暗殺を阻止した報復で所属していた基地の仲間をほとんど皆殺しにされ特戦軍に身を寄せている。

 

実は以前から特戦軍と繋がりのあるコミュニティーに所属しており、レイヴンズの弾圧に苦しむ子供達の救出などを密かに行っていた。

 

 

 

 

 

・九鬼 志穂(くき しほ)

 

《解説》

 

メイファンが中心になって開発したパワードスーツ『エクセリオン』の専任オペレーター。死への恐怖を乗り越えてエクセリオンを着用する事に成功、数々の戦果を上げてきたが、『エクセリオンの呪い』と呼ばれる症状(エクセリオンのコアであるスタードライブから放出される粒子が原因)で死にゆく人々の言葉を聞き取れるようになってしまい、精神的に壊れつつある。

 

 

 

 

 

・リンダ・コスタ

 

《解説》

 

元・国連軍の広報部門所属アイドルだったが、レイヴンズの弾圧から逃れて特戦軍と繋がりのあるコミュニティーに身を寄せてそこでアイドル活動を再開している。

 

特戦軍の兵士マーカスとは恋仲。

 

 

 

 

 

・マーカス・サイモン

 

《解説》

 

特戦軍所属の兵士で、リンダとは恋仲。女性への免疫が全くなかったがリンダとの関りを経て克服した模様。

 

 

 

 

 

・イルヴァ・サッソ

 

《解説》

 

コミュニティーで生活する少女でリンダのファン。エクセリオンのスタードライブに見初められており、志穂以外では初めてとなるエクセリオンの適合者。

 

第一部から数年後を描く第二部の主人公となる予定。

 

 

 

 

 

・ヴェガ

 

《解説》

 

宇宙で生活する、超人からなる部族『星の民』を統べる王シーザーの娘で、特殊な装備無しで飛んだりビームを撃ったりできる。

 

実は彼の兄アルタイルが織った『指先サイズの小さな太陽』がエクセリオンのスタードライブに使われており、その兄がレイヴンズに拉致されたのがきっかけで鎧姿の従者マルスと共に地球に来た。

 

 

 

 

 

・レイヴンズ

 

《解説》

 

国連軍内部で誕生したCSSの一派閥だが、超法規的な措置も辞さない強権的なスタンスで世論の圧倒的な支持を集め国連議会の有力議員から支援を受けた結果、『第二の国連軍』と呼べる規模まで巨大化。

 

国連軍とは異なる漆黒の軍服や戦闘服が特徴的であり、反レイヴンズ勢力からは『カラス共』の蔑称で呼ばれる事も。

 

既にレイヴンズに反発する国連軍内部の勢力を部隊規模で粛清し、同じく反発する都市に対しては民族浄化レベルの虐殺を行っており世論もこの暴挙を非難するどころか支持するなど極めて危険な存在。

 

 

 

 

 

・神無月 光(かんなづき ひかる)

 

《解説》

 

レイヴンズ将校で、レイヴンズがエクセリオンに対抗して開発したパワードスーツシリーズの1機『ミラー』の専任オペレーター。

 

メイファンら特戦軍とは敵対関係にあるが、正義感が強い人物で兄の娘にあたる幼い姪の勇希(ゆうき)からは慕われている。

 

この勇希が、第三部の主人公となる予定。

 

 

 

 

 

・リーズ・ロランス

 

《解説》

 

レイヴンズ将校で、自身の姿を透明化出来るパワードスーツ『アサシン』の専任オペレーター。特戦軍とは敵対関係にあるが、子供達との触れ合いを大事にする心優しい人物。

 

 

 

 

 

【③今後の展開予告】

 

特戦軍とレイヴンズの最初の衝突を描く第一部はもうすぐ終わりを迎えます。しかし、メイファン達は自らの選択によって大きな悲劇をもたらしてしまうのです。

 

そして、その結果生まれた火種と向き合う為に戦い続ける事になります。

 

 

それでも火種は世界を包み込む大きな炎となり、メイファンは自らが生み出した災いを直視する事を強いられます。

 

 

更に『エクセリオンの呪い』によって不幸となる人間を生み出す罪を背負う事になり、メイファンの絶望は大きく膨れ上がっていくのです。

 

 

戦争で傷付いた世界を癒し、エクセリオンの呪いを断ち切るには『大いなる愛』が必要となります。それを持った人物が現れ、奇跡を起こした時こそ初めて『エクセリオンの呪い』は断ち切られるでしょう――――

 

 






かなり長めになりましたが、一応今の状況をまとめられたと思います。

また、第一部が長めになってしまった反省から第二部以降はもう少し短くまとめられるよう努力したいと思います。

直接の表現は避けますが、今後は物語の終盤まで少々暗めな展開になるので「女の子と兵士さんシリーズ」の明るめな物語と並行して書いていきます。

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