時は西暦2040年。地球環境の悪化・疫病の流行・国粋主義および民族主義の台頭に伴う混乱・戦争を経て、諸国家は事実上の崩壊を迎えた。

荒廃した世界において政治・経済・軍事の権限を国連が掌握、新設された『国連最高評議会(略称:評議会)』による統治体制が確立する。しかし、大富豪達によるグローバル経済団体『国際企業連盟(略称:連盟)』が自分達の経済的利益の為に評議会を私物化してしまう。





10年後の西暦2050年、民衆に重税を課して低賃金で過酷な労働を強いつつ自分達は贅沢な暮らしをする連盟に激怒した評議会の一部メンバーが離反。


重税に苦しむ民衆、連盟に反発する一部の富裕層の支持をとりつけて『民主臨時政府(略称:臨時政府)』を創設。国連軍の大半が臨時政府に合流し、連盟側の私兵集団と大規模な戦争に突入する。





戦争は10年近く続き、連盟側の最後の拠点であるパリが国連軍の総攻撃により陥落。勝利した臨時政府による新たな評議会が作られ、税制の改正および福祉政策の充実に取り組み始める。

更に子供不足という問題に対処する為に、“Children Safety Secretariat” (児童安全事務局、略称:CSS)が創設される。





そしてパリ陥落から20年が経過した西暦2080年。CSS内部ではパリ陥落時に連盟側の非戦闘員に対する殺戮を行った将兵を中心とする、過激な思想を掲げる派閥『レイヴンズ』がその勢力を拡大しつつあった――――――――



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