ヒーリングっとプリキュアは7話までしか視聴できていないため、設定が変になっている箇所があると思います。
また、上記の理由により話数を重ねるのも危険かなと思ったため短編というか導入のような内容となります
熱い……身体中が痛む…何があった?
ここは…、火山?なぜ俺はこんなところに?
…思い出した、俺はクリスらに敗れ死んだ、はずだ。
だが、生きている…?なぜだ…?
俺は火口付近の落ち着ける場所で私が復活した理由についてしばらく考え、一つの仮説にたどり着いた。
それは、俺の体内にあるウロボロスウィルスが危機を察知し一時的に身体を硬化させ、身体の欠損部位はウィルスが一から骨を形成し、修復したというものだ。
熱に弱いはずのウロボロスウィルスが何故俺の中で未だに活動を続けられているのかは分からないが、研究をすればいずれわかることだ。
…とりあえずアフリカの実験施設に戻るとするか…
実験施設に着いたが全ての研究資料やプラーガが回収され、BOWが倒されていた。おそらくはBSAAだろう、俺の殺害を確認した後真っ先にここに来れるのはBSAAのみだろうからな。
実験施設に辿り着き、3つのことがわかった。
まず1つ。今が2020年、あの時から11年経っているということ。
次に、私が20歳程若返っているということ。
恐らくスペンサーの老いに対する恐怖が無意識のうちに俺に伝染したのだろう。
そして最後に、俺のみが知る隠し部屋はBSAAに発見されていなかったようだ。
万が一研究成果をエクセラやアーウィングに持ち逃げされた場合のため、実験資料やプラーガ、かつて手に入れた様々なウィルスが保管してあった。
実験や研究を再開するため、新たな拠点を作ることにした。場所はすでに決めてある。
日本だ。日本ならBSAA等の手が回っていない筈だ。私の研究資料には、次に実験施設を建てる場合の候補となる国を書いておいた。
そのため奴らも研究資料を探すとしたらその国で探すだろうが、日本については言及していないため手を回していないだろう。
俺は研究を再開するために日本へ向かった
「ククク、上出来だな」
日本に来てから数週間が経った。
昔、俺がどこかに潜入する時に使う予定だった戸籍を使い住民票を手に入れすこやか市の住民となり、森の一部の土地を買い、そこに家を建てた。
その家の中は普通の家と一見変わらないが隠された地下室への扉を開け地下室に向かうと、サンプルや研究資料が保管されている。
しかし、まだこの地下室は狭く、実験等はできない。
最低限の拠点は完成したため、街に出ることにした。拠点完成のため、日本に来てからほとんどを購入した森の中で過ごしていた。
この街の人にとって今の俺は、森に住む謎の外国人、最悪不審者として通報でもされたら俺の存在が世界にバレ、少々厄介なことが起きる恐れがある。
そのため俺は街になるべく行き、怪しく無いただの一般市民と思われるよう行動する必要がある。
街に出ようと森を少し歩いていると、開けた場所で家を建てている業者と、そこから少し離れた場所で設計図を持つ男がいた。
男は普通の服を着ていたが、その男以外は作業服を着ていたので、おそらく設計図を持っている男が家主だと踏んだ俺はその男に声をかけた。
「すみません」
「うぉっ!びっくりした!」
いきなり後ろから180cm台の男に話しかけられたらまぁ、驚くのも無理はない。
「驚かせてすみません。もしかしてこれからここに越してくる方ですか?」
「え、えぇ。そうですよ」
「やはりそうでしたか。私もここの近くに最近越してきたんですよ。
私は…ジョン・ダグラス。
お隣さん同士というほど近くはないかもしれませんが、これからよろしくお願いします」
「あぁ、わざわざこちらまで来ていただきすみません!僕は花寺たけしです。来月に妻と娘の3人でここに引っ越してくる予定です。こちらこそよろしくお願いします」
その後、花寺たけしと他愛無い話をし、街に向かった。近所付き合いはS.T.A.R.S.として生活していた頃以来のため、これからうまくやれるかが不安だが、まぁ大丈夫だろう。
街を見てまわったところ、健康そうな街という感想だ。この街はかなり健康に力を入れているため、住民は皆『同じ』ような水準で健康に違いない。
様々なウィルスを比較的特徴の似た人間に感染させる等の実験をするには最適の場所と言えるだろう。
もう一つ、記憶に残ったことがある。街を散策していると曲がり角で女にぶつかった。少し気を抜いていた私は彼女の勢いに負けて、彼女が俺に覆い被さる形で一緒に倒れ込んでしまう。
彼女は謝ろうと顔を上げたが俺の顔を見ると固まってしまった。そして動揺しながらも慌てて、俗に言うカタコト英語で謝り始めた。
彼女から見たら俺は自分の言葉が通じないかもしれない外国人。動揺するのも無理はない。
日本語を話せることを伝えると彼女は安心した顔をし、俺に謝ると走って立ち去っていった。
何故だろうか、彼女に関わると何か面倒なことに巻き込まれる予感がする。杞憂であればいいのだが。
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あれから1ヶ月、俺はすこやか市で個人経営の飲食店を営んでおり、すっかりこの街の住民として馴染んでいた。
花寺たけしも毎日ではないが、デザイナーとして頻繁にこの街に来ており、たまに2人で飲んだり、日を跨いでしまった時は俺の家に泊まったりしていた。
彼が泊まる旨を彼の家族に連絡する時、彼の妻と娘にも挨拶をした。それからその2人とも親しくなり、こちらに来た時には娘にこの街を案内する約束をした。
また、かつて俺にぶつかった彼女とも街で会うたび話してはいるが、面倒事に巻き込まれたことはない。やはり杞憂だったようだ。
見事復活を果たしたが、今の俺には部下もいなければ研究施設も資金もない。さらに、ウロボロスが完成しているため、これ以上研究する必要がないというのもある。
俺はこのままこの街でのんびりと余生を過ごすのも悪くはない。そんなことも考えてしまう。
今日はついに花寺一家がすこやか市に越してくる日だ。本来であれば、花寺のどかにこの街を案内して今日が終わる筈だった。
今、俺は何を目撃している…?
BOWらしきものが暴れていると思ったら、姿の変わった花寺のどかが現れて戦っている花寺のどかの身体能力は俺に及ばないものの、かなり人間離れしていると言える。
だがそれよりも気になることがある。
俺は全てのBOWを操る能力を持っているが、今目の前で暴れているBOWを操ることができなかったのだ。
つまり、今目の前にいるBOWは始祖ウィルスをベースに作られているものではなく、俺の知らない未知のウィルスということだ。
この出来事は、再び俺に進む道を変える決意をさせた。
この街でただのんびり余生を過ごすのではなく、
目の前にいるBOWを研究し、それを売り資金調達をする。
そして再びウロボロス計画を開始する。