収束×集束×終息する世界   作:混沌の魔法使い

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3周目の世界 3人の救世主 その5

 

3周目の世界 3人の救世主 その5

 

五島からはトールマンを倒せ、そしてトールマンからは五島を倒せとそれぞれ言われたが、俺と翔子、そして葵はその何れも選ばなかった……いや、正確には選べなかったのだ。どちらかを倒せと俺達の意志など関係ないと言う上からの目線に俺達は反発したのだ……つまり第三の道を模索したのだ。五島とトールマンがそれぞれ悪魔に取り憑かれているのならばそれを祓えば良い……五島と言う人物はクーデターこそ起こしはしたがそれは全て日本とそこに住む住人の為だった。護国を願う1人の人間としては十分に信用出来る人物だったし、悪魔を祓い悪魔との繋がりを絶てばミサイルが落ちるまでに少しでも民間人を救う為に奔走してくれた。ただ俺達に計算違いがあったとすれば……トールマンが悪魔に憑かれているのではなく、悪魔 魔神トールに成り代わられていた事だろう。トールは俺達に破れるとICBMを発射したのだ。

 

「長久さん、翔子さん、貴方達は生きてくださいッ!」

 

ICBMが着弾するまでに大使館を脱出できない、いや仮に脱出しても逃げる場所など無い事を悟った葵は魔法で俺と翔子を脱出させる事を決断した。

 

「葵待てッ!!」

 

「待って葵ッ!」

 

迷宮から脱出する為の呪文トラエストの光が俺と翔子を包み込み、開かれた亜空間への穴に俺と翔子が吸い込まれ、1人だけアメリカ大使館の通路へと残った葵へと手を伸ばしたが葵の姿はもう遥か彼方で手を伸ばしても届く場所に無かった。

 

「大丈夫です、また会えますから。時を越えて……再びめぐり合う時が来ます……だから今はさよなら」

 

泣き笑いの笑みを浮かべる葵の姿が消え、ICBMの着弾とトラエストによって俺と翔子は人間界ではない場所――「金剛神界」へと辿り着いていた。

 

「いい加減に落ち着いたらどうだ? お前は過保護が過ぎる」

 

杖と白い法衣に身を包んだ男性の姿をした悪魔――「魔人役小角」がからかう様に俺に言葉を投げかけてくる。翔子の他に金剛神界に迷い込んでいた武と俊樹の3人でソーマを汲んで来るように言ったり、この金剛神界にある武器をとりに行けと言って3人ばらばらで出発させたり役小角の考えている事が俺にはまるで理解出来なかった。

 

「役小角。あんたの意図が判らないんだよ、俺だけを此処に残した意味はなんだ?」

 

「時の輪廻に囚われた迷い子よ、お前は自分の成すべきことを正しく理解しているか?」

 

俺の質問に質問を重ねてくる役小角だが、俺は迷い子と言われたことに硬直した。翔子は今此処にいないから良い物の、俺の素性について翔子達に話されるのは不味いと思ったからだ。思わず入り口に視線を向け、翔子の姿が無いことに安堵し思わず役小角を睨みつけた。

 

「小童に睨まれた所で怖くもなんともないわ、それでお前は自分の宿命を理解しているか?」

 

「……死んでも死ねないことじゃないのか?」

 

「馬鹿者、お前が背負う宿命はそれほど容易い物ではないわ」

 

死んでも死ねない事を容易いと言って笑った役小角は手にしていた杖で光る床を突いた。すると俺の目の前に白い帯のような物が浮かび上がった……細く長い帯びの中に混じって一本だけ異様に太い帯があった……それは根元に近いほど太く、そして先に行くに連れて急速に細くなり、はさみで切られたように突如千切れて消え去り、他の帯はずっと伸び続けている。千切れた帯は俺の目の前に落ち、帯と役小角を交互に見るが役小角は何も言わず、じっと俺を見つめている。その目は俺を試しているようにも哀れんでいるようにも見えて、俺は今の光景の意味を必死に考える。千切れた帯は1つ、残りは千切れかけてもまだ伸び続けている……その数は4本。そこまで考えた所で俺はあの帯の意味を直感で悟った。

 

「……これは俺が生きれる時間か?」

 

寿命の帯――俺は直感でそう悟った4本の帯はそれぞれきっと翔子、武、俊樹、葵なのだろう……現れた5本の帯が俺達を示しているというのならば……千切れ消え去った帯は俺しかいない。

 

「然り、お主の宿命とは教え導き鍛える事である。だがお前は最後まで共にはおれん……そういう宿命なのだ」

 

「そっか……なんとなく……分かってた」

 

名前も顔も思い出せないが、2人の少女の姿が脳裏を過ぎった。大事だったし、きっと好きだった。だけどその顔も名前も思い出せないし、教え導いたなんて偉そうな事は言えないし、言える訳もないが……俺は何かを示す事が出来たのだろうか? 俺に分かるのは漠然とした死の予感――今はまだ遠いがゆっくりと近づいてくる死の気配だけだ。避けられない決別が待ち構えている事だけを俺は本能で理解していた、遠いと言っても避けられないし、どれほど時間があるかも分からない。遠いと思っていてもそれは急激に近づいてくるかもしれない……俺の宿命は教え導く事だと言う役小角を見つめ俺は胸の中の不安を口にした。

 

「俺はあいつらに何を示してやれる? 何を教えることが出来る?」

 

「立ち向かう事、諦めない事だ。第三……いや、第4の道をお前がいれば示す事も出来るだろう。話は終わりだ、そろそろ戻ってくるぞ」

 

役小角の試練を終えた翔子達が戻ってくると言われ、俺は立ち上がって汚れなどついていないが無意識にズボンの尻を叩いた。

 

「ありがとう役小角。少しだけ自分が何をするべきなのか分かった気がする」

 

「お前の道は険しくそして長い、折れる事無く歩み続けろ。その先にお前だけの道があるだろう」

 

そう言うと黙り込んだ役小角に向かって小さく頭を下げた。出入り口に視線を向けると扉が開き、翔子達が姿を見せた。3人ともボロボロだが成し遂げたという満足感を感じさせる表情を見せる翔子達を迎えていると、役小角が厳かな口調で語りだした。

 

「道は自分で切り開くしか無い。何が正しく何が正しくないのか決めるのは……自分の意思だ。そして属性は意思に従がう――悔いがあろうと、迷いがあろうと己の選択を無かった事には出来ない……その事を胸に刻んで進め、迷いと後悔の先にある新たな道を見出せるかはお前達次第だ。元の世界へ戻るのならば東の扉へと向かうが良い」

 

役小角の言葉に頷き翔子達と共に東の扉へ向かうと閉ざされていた東の扉は確かに開かれていたが、その前に前鬼と後鬼の2体が立ち塞がった。

 

「ご苦労だったな、この先にお前達の世界である人間界がある」

 

「だが俺達に勝てなければこの先は通さんッ!!」

 

凄まじい覇気を叩き付けて来る前鬼と後鬼だが、翔子達は強い意志の光を宿したまま前鬼と後鬼を見据えている。その姿を見て俺は小さく笑い翔子達の隊列からはなれた。

 

「長にい?」

 

「悪いな、役小角に治療はしてもらったがまだ本調子じゃないからな。俺は戦わない、翔子達だけで倒してくれ。悪いな」

 

これは翔子達への役小角からの試練だ。それに俺が加わるのは筋が違う、前鬼と後鬼は俺の反応を見てにやりと笑い巻き込まれたくなければ離れているが良いと言って俺の離脱を認めた。俺は翔子達に頑張れよと声を掛けて戦いに巻き込まれない範囲まで離れて荷物の上に座って翔子達と前鬼と後鬼の戦いに視線を向けながら役小角から餞別だといって渡された刀の柄紐を解いて刀身を抜き出した。

 

「錬気刀……か、ありがたい」

 

錬気刀――葛葉の里に伝わる刀であり、悪魔との合体や持ち主のMAGによってその姿を変える秘宝だ。相変わらず俺は悪魔は召喚出来ないし、翔子の主力の悪魔を素材にする訳にも行かないのですぐに名刀になる訳では無いが、それでも悪魔と戦える力を手に出来たのはありがたかった。

 

(出来るだけの事をしよう)

 

俺に出来る事なんて微々たる物だが、それでも命が続く限り翔子達の味方であろうと俺は誓うのだった……。

 

 

 

 

 

金剛神界とか言う魔界を出た俺達を出迎えたのはトールとか言うくそったれの悪魔が落としたICBMによって崩壊した東京の街と30年と言う月日だった。

 

「落ち着け、武。今の俺達の目的を忘れるな」

 

「……ちっ、分かったよ」

 

メシア教の演説を流しているアートビルの巨大モニターを見た俺達は近くの街……と言っても廃墟になり掛けている新宿で情報収集に向かったのだが、新宿は忌々しい小澤が支配する町となっていた……。

 

「警官だあッ! 怪しい奴小澤様に逆らう奴は逮捕するぜぇッ! 逃げた奴はその場で死刑だぁッ!」

 

「我々は市民を守る警察様だッ! 感謝しろッ!感謝をッ!」

 

小澤の部下が私設警察を名乗り横暴している姿を見て、ぶちのめしてやろうかと思ったが長久に止められてそれをグッと我慢し、長久と共にBARに入って情報収集を行なった。

 

「何か飲む?」

 

「軽いソフトドリンクを、それと……これ」

 

ソフトドリンクの値段に長久が色をつけるとBARのママは情報を付け加えてくれた。

 

「……ふふ、了解よ、そうねえ。もうすぐ五島陸佐の部下が監視に来るわ、その時は私設警官も大人しいから色々と動き回るならその時がお勧めよ。でもその後は我慢した分より横暴になるから気をつけてね」

 

「ん、ありがとう。ご馳走様、また来るよ」

 

手帳に手早くメモをした長久はソフトドリンクを一気飲みして、俺に外に出るぞと目で促してくるのでそれに頷いて外へ出ると長久が足を止め、すれ違いかけた初老の男も足を止めて振り返った。

 

「君は……あの時駐屯地に」

 

見た目は眼鏡を掛けた冴えない容姿だが、その目だけが爛々と輝いていて只者ではないと思わず身構えた。

 

「……向こうで話をしませんか?」

 

「分かった。彼は信用出来るのかい?」

 

「俺の連れですよ。安心してください」

 

俺を値踏みするような視線を向けていた初老の男は分かったと返事を返し、私設警官がいない裏路地へと歩き出した。

 

「長久、あいつは誰だ?」

 

「市谷駐屯地の軍人だ。俺と翔子と葵が乗り込んだ時に会ってるし、五島の部下だ。ツイてるな良い情報が手に入りそうだ」

 

俺と俊樹が別行動をしていた時の知り合いともいえない相手をそこまで信用して良いのか? と思いながらコートの内側に手を入れ銃のグリップを握り締めて長久の後を続いた。

 

「久しぶりと言いたい所だが30年前と姿が変わって無いんだ?」

 

「魔界に迷い込んでましてね、ICBMが落ちたのは俺達にとっては昨日の事ですよ」

 

「そうなのか……いや、悪魔なんか出現する世の中だ、そんな事もあるだろうな、俺は今五島陸佐の指示で新宿に潜入している。小澤の横暴を止める為だ。監査の時は私設警官などはいないが、こうして潜入すると酷い有様だ。早急に手を打たなければならないな」

 

「五島は?」

 

「今はメシア教と天使の進軍を食い止める為に前線に居られる。何か困った事があったら尋ねて来て欲しい、これを」

 

何かをメモした紙を軍人は長久に押し付け逃げるようにその場を後にする。

 

「おいっ! 今の男と何を喋っていたッ!?」

 

「いやあ、ただ小澤様のお蔭で平和に暮らせるって話をしていたんですよ」

 

私設警官の手にマッカを握らせた長久はこれからも頼りにしてますよと言って俺を伴って裏路地を後にする。

 

「俺とあんたならあいつくらい潰せるだろう、なんであんなおべっかを」

 

マッカを数えている私設警官の声を聞きながら何であんな事をしたんだ? と長久に尋ねる。

 

「翔子と俊樹が別行動してる間に騒動を起こしてどうする? それ所か騒動を起こして小澤に隠れられても面倒だ。今は波風立てずに行動するのが最善だ。それに……」

 

「なんだ? また葛葉の術とかいう奴か?」

 

にやりとあくどい顔をした長久にそう尋ねる。信じられない話だが、長久の祖父は悪魔と戦うのを生業としていたらしく、長久もその術をいくつか使えると言う。悪魔がいる世の中だし、実際長久は俺よりも強いのでそれを真実だと素直に受け入れる事が出来た。

 

「仕込みをしてある。小澤がどこにいるのか分かれば御の字だ、それよりも集合場所に行こう。翔子と俊樹と合流してこれからの事を考えようぜ」

 

長久の言葉に頷き俺達は小澤の街から外に出る。思わず振り返りかけたが長久が前を向いたまま動くなと俺に警告した。

 

「隠行の術は動いてしまうと駄目だ。大丈夫だ、向こうから俺達は見えない。振り返らず歩き続けろ」

 

そう言って歩いていく長久と私設警官の声が聞こえて来て振り返りって安全を確認したいと思う気持ちが板ばさみになり、俺は迷った結果長久の言う通り振り返らず歩き続ける事を選んだ。今は悔しいが長久の方が強いと認めざるを得ないだから従がうが……いつまでも従がっているつもりはないと、俺の方が強いのだと長久に認めさせてやると俺は長久の背中を見つめながら繰り返し心の中で呟いているのだった……。

 

 

 

 

金剛神界で過ごした数日が外の世界での30年と分かり私達は驚かされたが、悪魔が襲ってくる中で何時までも動揺している時間なんてあるわけも無く私達はすぐにこの崩壊した世界で生きる為の情報を集め、新宿が小澤の支配下にあることを突き止め、圧政を敷いている小澤の居場所を突き止め、長にいに止められたのだが、金剛神界での修行と周囲の悪魔と戦っても負け無しだった事に慢心していた私達は小澤のアジトに乗り込んだのだが……小澤は信じられないほどに強力な悪魔――鬼神武御名方を使役しており、悔しい事にその場は逃げる事になった。

 

「だから言っただろう、勢い任せで動くと痛い目を見るってな」

 

長にいが煙玉などを作ってなければ逃げる事も出来ず、私達はタケミナカタにやられてしまっていただろうから慢心駄目って言うのをこれでもかって刻み付けられ、戦う前に念入りな事前調査と準備が必要だと思い知る事になったのだが……武は違っていた。長にいの説教の反発し、拠点としていた廃神社を飛び出して行き、私達はそれを追って行ったのだが……その先で私達を待っていたのは信じられない光景だった。

 

「やった、やったぞッ!! 俺は力を手にしたッ!! この力があれば小澤にだって負けねえッ!! 俺は最強の力を手にしたんだッ!!」

 

邪教の館で悪魔と合体し、悪魔の力を手に入れた武が興奮した面持ちで叫んでいる姿に私と俊樹は言葉を失った。

 

「武……お前なんて馬鹿な事をしたんだ」

 

「馬鹿? 馬鹿だと!? 俺は力が欲しかったッ! だから悪魔と合体したッ! これのどこが馬鹿なことだッ!」

 

「馬鹿なことだよッ! 悪魔と合体したらもう武は人間じゃないんだよッ!?」

 

「そうですよッ! そこまでして勝ってなんになるんですかッ!」

 

悪魔と合体した武はもう人間ではない、準備をしてみんなで協力すればタケミナカタにだって勝てたかもしれないのに、なんで人間の身体を捨ててまで勝利に力に拘ったのかと私と俊樹が叫ぶが武はうるさいと怒鳴り声を上げた。

 

「お前らにはわからねえよ、俺の気持ちなんてよッ!」

 

その叫び声に私と俊樹は後ずさった、悪魔の力を恐れたのではない。余りにも悲痛なその叫びに動けなかったのだ……。

 

「小澤を倒す事は決まってるんだ、お前らが行かないって言うなら俺1人でも行くぞ」

 

「……分かった。準備は万端では無いが、行こう」

 

「長にい!?」

 

「長久さん!?」

 

小澤とタケミナカタと戦うには準備が万全になってからだと言っていたのに今から小澤の所に乗り込むと言った長にいに私と俊樹は思わず長にいにへと視線を向けた。

 

(怒ってる? ううん、焦ってるの?)

 

怒っているようにも見えたが、それは一瞬の事で私には長にいが酷く焦っているように見えた。

 

「そうこなくっちゃなッ! 俺の新しい力を見せてやるぜッ!」

 

長にいが自分に同意してくれた事に武は自身満々に笑い、小澤の拠点であるヤクザのビルへ向かって歩き出した。

 

「長久さん、どうして武を止めなかったんですか!?」

 

「仕方ないだろ、武を完全に悪魔にする訳にはいかないんだからよ」

 

武を完全に悪魔にする訳にはいかないと言う長にいの言葉と険しい表情に私も俊樹も武に気付かれないように長にいに近づいてどういうことなのかと問いかけた。

 

「悪魔に取り憑かれただけなら俺でも何とかできる。だけど悪魔と武は合体しちまった……今は小澤を倒すって言う武の自我が強いから良いが、因縁のある小澤を武だけで倒してしまったら蓄積していた恨みが一気に爆発し、悪魔の力に酔いしれる。そうなったら武はもう戻って来れない……小沢を倒すことは良い、だが殺させる訳には行かない。俊樹と翔子は小澤を倒したら身柄の確保を頼む」

 

武をどうするかと長にいは口にしなかったが、何を考えているのかは私も俊樹もすぐに分かった。

 

「勝てますか?」

 

「勝つ必要なんてないんだよ。力に酔いしれてる馬鹿の目を覚まさせるだけで良い、簡単な話だろ?」

 

簡単な話と長にいは口にしたが、悪魔を武器を使わずに素手で倒している武を見ると長にいが死んでしまうんじゃないかと言う恐怖が脳裏を過ぎった。

 

「大丈夫だ。本当に勝つ必要はないんだ、武に自分の過ちを気付かせればいいんだからな。だからそんなに不安そうな顔をするな翔子」

 

「……うん、でも気をつけてね。長にい」

 

小澤の拠点であるヤクザのビルを見て足を止めた武を見て、一瞬大丈夫では? と思ったのも束の間刀を抜き放ちビルへと走り出す姿を見て私達も武の後を追ってビルへと走り出した。友人であり、仲間である武を完全に悪魔にしない為に役小角が私達に伝えてくれた言葉……何が正しく何が正しくないのか決めるのは自分の意思であると、私の意志は武を止める事が正しい事だと叫んでいる。ならば私に迷いはない、何をしても武をとめると決意し、炎で焼かれ、風の刃で切り裂かれた悪魔の死体を横目にビルを駆け上がって行くのだった……。

 

 

 

3周目の世界 3人の救世主 その6へ続く

 

 





この作品では五島は生存ルートです。メシア教を止める為に戦っていますが、ガイア教徒でもない第三勢力ですね。後超人なので歳を取っていないと言う設定で行こうと思います。次回は長久と武ことカオスヒーローのタイマンとオリジナルの話を突っ込んで見たいと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします。

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