3周目の世界 3人の救世主 その16
私は多分この時の選択を一生涯後悔する事になるだろう……。まだ間に合うかもしれない、長にいを助けられるかもしれないと制止するベリアルさん達を振り切って長にいの元へ来た私達に待っていたのは長にいが私達を庇ったことにより死んだと言う現実だった……。
「あ、ああああ……うあああああああ……」
手足を切り裂かれ小さく、そして冷たくなった長にいを抱き締め、声が枯れるほどに私は泣いた。
「くそ……くそくそくそッ!! くそがああああああああッ!!!」
「ううう……うああああああッ!!!」
「こんな……こんな事になるなんて……」
私達は長にいの助けになれなかった……それ所か足手纏いにしかならなかったのだ。私達が来なければ長にいはあの悪魔……マタドールに勝利していたのだ。私達が戻って来たことによって長にいは目の前で対峙しているマタドールから視線を逸らした、その事が長にいの敗因、そして死因に繋がったのだ。
「ああ……うあああああ……ご、ごめ……ごめんなさい……ッ!!」
返事なんかあるわけが無い、それでも私は謝罪の言葉を繰り返し口にした。
長にいに逃げろと言われたときに素直に逃げていれば……。
助けになれると思って戻ってこなければ……。
自分達の力量を弁えていれば……。
様々なもしもが頭を過ぎるが過ぎ去った時間は戻らない。私達が長にいを殺した……その事実は覆しようのない重い事実として私達の肩に重く圧し掛かる。
「ああ……あああ……な、長にい……ごめんなさ……ごめんなさい……」
何時の間に降り始めた雨に打たれても私達は誰もこの場から動く事が出来なかった、私達を導いてくれた、私達を守ってくれていた長にいが死んだと言う現実を受け入れる事が出来ないのだった……。
振るわれる刀にMAGが集まり、その形状を変化させる。戦いの中で相手の間合いが変わると言うのは思った以上に厄介な事だった。
「はぁッ!!!」
「くうっ! はっはぁッ!! 良いぞニーニョッ!! もっと打ち込んでくるが良いッ!!」
「その余裕ぶっこいた顔をゆがめてやるぜッ!!!」
ニーニョの大事な者を殺してやるという安い挑発でニーニョは恐ろしいほどにその力を高めた。それが燃え尽きるまでの最後の灯火だったとしても、その命の輝きは私から見ても美しいものだった。
「くっはッ!! 良いぞ良いぞッ!!!」
1度抜刀され抜き放たれると同時に放たれた無数のMAGの刃に切り裂かれながら私は前に出て剣を振るう。
「ちいっ!!」
「はっはッ!! その程度か? もっと私を楽しませてくれッ!!!」
「楽しませるつもりなんかねぇッ! 俺はお前を殺すぜッ!!」
私の突きとニーニョの放った突きが何度もぶつかり合い互いを弾き飛ばす。
「ははははははッ! 楽しい、楽しいなあッ!!! これほどまでに心踊る戦いは久しぶりだッ!!!」
「そうかいッ!! なら楽しんだまま死になッ!!」
MAGによって槍へと変わっていたニーニョの刀が一瞬の間に巨大な戦斧になる。
「うおらああッ!!!」
不味いと思った時にはもう遅かった飛び上がったニーニョの振るった戦斧が振り下ろされる。
「くっ……ぐううおおおおおッ!!!」
カポーテを間に挟んで直撃は間逃れたが、カポーテごと片腕を潰される。だがその程度で私は止まらない、避けられないと悟った時に半身を潰されるのは覚悟していたからだ。
「受けるが良い、血のアンダルシアッ!!!」
即座に私の持てる最大奥義を放った。骨を切らせて命を断つ……勝利を手にするためならば半身を失ったとしても何の痛手でもでもない。
「ふふ、だがそれは……ニーニョも同じか」
血のアンダルシアの威力を自ら跳んで低下させるのと同時に、放たれた高密度のMAGの弾頭をもつ銃弾が私の胸を穿っていた。ニーニョもまた防がれるのを前提とし、強烈な反撃が来る事を覚悟していたのだろう。そうでなければこれだけ早く反撃に打って出る事は不可能だからだ。
「だが過ぎたる力は己を滅ぼすぞ? ニーニョ」
多重にかけられた強化魔法に身体が耐えられず、身体が内部から破裂しているのを見てそう声を掛けたが、ニーニョはそんな事などどうでも良いのだと言わんばかりに獰猛な笑みを浮かべた。
「うるせえなぁ……ッ! 俺はおまえを殺せればそれで良いんだよ……マタドールッ!!!」
自分が死んでも私を殺すと言う強い意志に思わず身震いした。自分の命を捨ててまで私に勝とうとする気位のある人間を見たのは数百年ぶりだった。魔法を幾重にも重ね掛けし、その強化に身体が耐え切れず内部から身体が砕け、そしてニーニョの身体を覆っている紅いMAGは血が気化し、MAGと混ざり合った物だ。それは命を削り、魂を削り続ける諸刃の剣……全身に走る痛みは相当なものである筈なのに戦い続けるその姿に私は敬意を抱いた。
「ニーニョ。名を聞かせてくれないか? お前のような強い意志を持った男の名も知らず殺すのは私の流儀に反する」
「……道睦……長久。だが勘違いするなよマタドール……死ぬのは俺じゃねぇ、てめえだッ」
刀を私に突きつけて叫ぶニーニョ、いや長久に私は心から笑った。魔人である私にここまで吼えた人間を見るのは初めての事だったからだ。
「良いだろう。生き残る者はどちらか片方だけ、心行くまで死合おうではないかッ!!」
こうしている間も長久の命は減り続けている。消えるまでもう幾ばくもない命の灯火……やっとめぐり合えた好敵手を時間切れという詰まらない死に方などさせない、私のこの手で最高の好敵手を殺すのだ。
「はははははッ!! はははははははッ!!! 良いぞ、良いぞぉッ!!!」
「うおおおおおッ!!」
互いに必殺の一撃が何度も何度もぶつかり合う、私の刃が長久を切り裂き、長久の刃が私を切り裂いた。
「どうしたどうしたッ!! 私を殺すんじゃ無かったのかッ!!!」
「一々うるせえ骸骨だなッ!! とっととくたばりやがれッ!!!!」
魂が震える、身体が歓喜する。長久はどう見ても死に体で、とても私と切り結ぶ事など不可能だ。それなのに長久は血反吐を吐きながら、身体が内部からはじけながらも刀を振るってくる。死を凌駕した気迫、止まれば死ぬと分かっているのだ、切り裂かれようが蹴り飛ばされようが即座に立ち上がり斬りかかって来る長久の姿は美しく、そして強かった。
「もっと、もっとだッ!! もっと見せてくれ長久ッ!! お前の命の輝きをッ!!!」
死であるからこそ、生と死の狭間で輝く長久の魂の輝きに私は魅せられたのだ。圧倒的なまでに力の差がある私に文字通り命を燃やして挑みかかってくる長久の一撃が私を真一文字に引き裂いた。
「ぐっがああッ!!!」
切り裂かれた所から流し込まれたMAGに身体を焼かれながらも私はスパーダを振り上げ、大上段から刀を振り下ろそうとする長久を迎え撃とうとし……己の敗北を悟った。
(間に合わない……ッ)
ほんの僅か、瞬きほどの一瞬だがその一瞬で私は切り裂かれ敗北する。それでも只では死なんと、命を燃やし尽くして死ぬのではなく相打ちで共に死なんとし血のアンダルシアを放った。互いの刃が互いを貫き共に死ぬ筈だった……だが長久は最後の最後で私を倒す事よりも、この場に戻って来た己の宝を守る為に己の肉体を盾にした。
「ふむ。自分よりも弱い相手を守るか……愚かだな、長久。あの者達を見捨てれば私に勝てた物を……」
あの一瞬完全に私は死に体だった、出来た事は精々道連れにする為の反撃だったのだ。
「こいつらは俺の希望なんだよ……腐れ骸骨……てめえなんかに殺させやしねぇッ!!!」
「希望……希望か、人間はそんな愚かな物に何故縋るのか分からんよ。心踊る良き戦いであったが、興醒めだ。お前の希望とやらと共に死ねッ!!」
興醒めだった。私の認めた強者であり、好敵手が己よりも弱い相手を庇って死ぬ。余りにも無様で、そしてみっともない最後だ。
「言っただろうがああッ!! こいつらは俺の希望だってよぉッ!!!」
それでも長久は己を盾にして弱き者を庇いながら私の前に立った。手足が千切れ飛び、臓腑を撒き散らし死ぬ最後の一瞬まで己の命を燃やして見せた。
「魔を祓え……赤口……葛葉ぁッ!!!!」
「見事……長久、お前の魂の一撃しかとこの身で受けたぞ」
最後の命の輝きを己の身体で受け止めた私は反撃の一閃で長久の命を刈り取るのだった……。
マタドールとの戦いの中でラスタキャンディを何度も重ねがけした事により、俺の身体は驚くほど早く死へ向かった。元々ボロボロで、死に掛けだったのだ……腕を振り上げるだけで筋肉が千切れる音がした、骨が砕け、内臓へと突き刺さった。
「う、うがあああああッ!!!」
だがその痛みが俺を突き動かしていた……止まりかけた心臓が痛みによって再び動き出す。出血多量、外傷性ショック死、臓器不全……様々な要因で俺は死を迎えていた。それでもまだ俺は生きていた、完全に死ぬ一歩手前で現世へと踏み止まっていた。
「恐ろしい執念だッ! 何度死に、何度生き返ったッ!!!」
マタドールの剣の一閃が身体を引き裂き、骨がグチャグチャに砕け、肺に突き刺さる。言葉に出来ない強烈な痛みが一斉に襲ってくる……だけどそれでも俺は笑っていた。
「いっただろうがぁッ!! 俺はお前を殺すってなあッ!!!」
「ぐ、ぐがああああッ! は、ははははッ!! 恐ろしい、恐ろしい人間だッ!! 意志で死を捻じ伏せる……お前の強い意志を私は賞賛しようッ!!!」
「良いからさっさとくたばれッ!! この腐れ骸骨ッ!!!」
「誰がッ!! こんな楽しい、素晴らしい闘争を終わらせる物かッ!!!」
霊刀・葛葉とスパーダが何度も何度もぶつかり合う。その都度に凄まじいMAGの余波が周囲を破壊し、弾かれたMAGの残滓が俺とマタドールを引き裂いた。
「うおおおおッ!!!」
「はぁぁッ!!」
だが俺とマタドールの戦いは最早身体の痛みで終わる物ではなかった……どれほどのダメージを受けたとしても意志で負けなければ俺もマタドールも戦いを止めない。互いにもう瀕死なのだ、だからこそ分かる事がある。
「い、良い加減にくたばれよ」
「は、ははは……その言葉そっくりそのまま返そうッ!!!」
「「うおおおおおッ!!!」」
目の前の相手よりも先に倒れる事だけはしない……究極の意地の張り合いがそこにあった。だが俺を突き動かしていたのは意地だけではなく……恐怖であった。
(こいつを倒さないと/殺さないと……こいつは生かしていちゃ駄目だ)
マタドールは強い、俺と同じ土俵に上がってくれているからこうして戦えているが本来ならば圧倒的な上位存在であるマタドールと死に掛けの俺が戦える訳が無い。
「どうした、どうした! もう終わりかッ!!!」
「誰が終わるかああッ!!」
もう俺の身体は活動を止めていた……それでも俺は戦う事を止めなかった、怖かったのだ。もしも翔子達がこの場に戻って来てしまったら……いや、確実に翔子達は戻ってくる俺を助けようとして……そうなればまだ未熟な翔子達がマタドールと対峙する事になる……そうなれば翔子達は死ぬ。俺が何よりも守りたい者達が死ぬ……それが俺には耐えられなかったのだ……だからこそ、己がボロボロになってもマタドールを退ける為に戦った……。
「馬鹿……が……逃げろって言っただろうが……」
1番恐れていた事……翔子達が戻って来てしまった。戦いを邪魔された事を怒ったマタドールから翔子達を庇った……その瞬間に俺は俺の終わりを理解した。
(だ、駄目だ……消える……ま、まだ……まだ消えるな……)
俺はもうとっくの昔に死んでいた。だが俺のMAGが俺の意思を繋ぎとめ、MAGによって操られた操り人形……それが今の俺の状態だった。だがそれもいつまでも続くものではない、翔子達を庇って受けた一撃によってMAGが霧散するのを感じた。
「魔を祓え……ッ! 赤口……葛葉ぁッ!!!」
残った命……いやMAGを振り絞った最後の……俺の魂その物と言える最後の一撃でマタドールの撃破を狙った。
「見事……長久、お前の魂の一撃しかとこの身で受けたぞ」
だが俺の最後の一撃はマタドールを捉える事は無かった……翔子達を庇った事で足と腕を失った俺は膨大なMAGを制御することが出来ず……最後の最後で狙いが逸れマタドールを両断する筈だった一撃はその半身を砕くのに留まり、反撃の一閃で身体を裂かれた俺は地面に倒れ付した……。
「お前の希望とやらに別れを告げるがいい、久しぶりに良き闘争であったよ、これは戦利品としていただいて行くことにしよう」
マタドールは俺を賞賛し、俺の錬気刀を奪って去って行った。俺が翔子達に別れを告げれるように俺へほんの僅かなMAGを与えてだ……。俺がとっくに死んでいていてMAGによって動いているだけのゾンビであることに気付いたマタドールが俺に僅かな時間を与えた。情けか、それとも俺を嘲笑う為か……マタドールの意図は分からないが、僅かに与えられた時間に俺は感謝した。別れを、翔子達に別れを告げる時間がある……ほんの僅かでも最後に翔子達の顔が見れる事が嬉しかったのだ。
「……げほッ!! はぁ……はぁ……悪……いな……お、俺は……ここま……でだ」
「や、やだ……死んじゃやだッ!!! 俊樹ッ! 武ッ!! 何とか、何とかならないのッ!」
死なないでと泣き叫ぶ翔子の声が遠くに聞こえる。マタドールに切り裂かれ小さくなった俺を抱き抱えて泣き叫ぶ翔子の顔が見たいと思っても、俺の視界は歪みもう翔子の顔を見ることすら出来なかった。
「……ふうー……ッ! ふうーッ!! た、武……力の意味を……間違えるな……悪……魔の力に……呑まれるな……お前は……本当の強さを……知ってる……筈だ……ッ」
「あ、ああ……分かってる。分かってる……ッ! 俺は道を間違えたりしねぇ……」
力強い武の言葉に俺は安堵した。武はもう力に呑まれないと、力の意味を、本当の強さを武は分かっている。もう道を間違えることはないだろう……。
「……俊樹……」
「は、はいッ!」
「お前は……優しい……だが優しい……だけじゃ駄目だ……何が本当に正しいのか……何が間違っているのか……自分で……考えて……正しい事をしろ……命じられるん……じゃない。自分の意志で……道を決めろ」
俊樹は誰よりも優しい、だがその優しさは俊樹自身さえも傷つける。優しいと言う事は間違いではない、だがその優しさを間違えれば皆を危険に晒すと言う事を俊樹は渋谷で理解した筈だ。
「翔子……ごめん……な。俺……は……もう駄目だ……」
本当はもっと側にいてやりたかった……結局俺に出来たことなんて何もない、ただ翔子達を傷つけて悲しませただけだ。役小角は俺を導く者だといったが……俺に出来たのは翔子達を辛く険しい道へ進ませる事だけだった……。
「やだ……いやだよお……」
「ごめんな……最後まで……一緒にいて……やりたかったけど……後は……武や……俊樹……葵がいる……4人で協力して……げほっ! ごほッ! ああ……くそ……も、もう……時間……切れ……かよ」
死なないでといかないでと翔子が泣く声がする……だけどもう俺には翔子の顔すら見る事が出来なかった。もう何も見えないし、何も感じない……マタドールに与えられたMAGが消え去り、避けられない死が俺を捉えたのを感じた。
「ごめん……な……翔子……おばさん……助けられなく……て……おばさん……助けた……かったよ……俺も……」
「ああ……ああ……っ!! ああああああああああ――ッ!!!!!」
おばさんを助けられなかった……あとほんの少し思い出すのが早ければ俺はおばさんを救えたのだ。だけど俺が思い出したのは全てが手遅れになった後で……助けたかった人の命は俺の手から零れ落ちた。消えることのない後悔と痛み、俺の最後の言葉は翔子への謝罪の言葉であり、絶望の悲鳴を上げる翔子の悲鳴を聞きながら俺の意識は闇の中へと沈んで行くのだった……。
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俺を形作っている者が崩れていく、大事だった物が消えていく……忘れたくないと、覚えていたいと思っていた物が、胸の中に大事に抱え込んだ物が零れて砕けていく……叫びだしそうになる痛みと苦しみ、いつまでも続くように思えたその痛みは何時のにか消え、俺は再び2本の足で立っていた。
「若様、若様? 大丈夫ですか?」
「……澪(みお)?」
知らない筈の相手なのに俺の口は驚くほどに滑らかに心配そうに俺を見つめている長身の女性の名前を口にしていた。
(今度は……子供……?)
手も小さければ背も低い……それに声も高く、明らかに変声期前の少年に俺はなっていた。
「はい、貴方の護衛の澪でございます」
「あ、ああ……そうだよな。澪……は僕を守ってくれていたんだよね?」
「はい、貴方様は私の身命を賭して守るべき尊い御方です」
俺の手を握って笑う澪の胸が目の前に来て気恥ずかしさと、まるで母のような慈愛に満ちた視線を向けてくる澪から俺はそっと目を反らした。知らない相手である筈なのに……俺は目の前の女性の事を知っている。俺よりも10歳年上の21歳の女性……俺の護衛として常に俺の側に控えてくれ……。
「あ、あぐう……あああ……」
「若様ッ!? 若様! どうなされたのですか」
痛いイタイいたい、若様と呼ばれる度に悲しそうな少女の顔が脳裏を過ぎる。俺の事を若様と呼んだ相手がいた……だけどそれは澪じゃない、あれはあれは誰だった……? 思い出せない、だけどいたんだ。俺を若様を呼んだ……年下の少女が……。
「あ……あああああああああーーーーーッ!!! あ……あ」
誰かがいたのだ、大事だった相手がいた。大切な、守りたい少女がいた。だけど俺は彼女を傷つけた、悲しませた。そして戦い続ける道を示す事しか出来なかった……ほかの道もあったのに、俺は未来永劫戦い続ける未知を示すことしか出来なかった。
「若様ッ!? すいません! 予定より早いですが私と若様をレッドスプライト号へ乗せてください!」
遠くに見える巨大なタイヤを持つ異形の戦艦が痛みで溢れた涙で歪んで見える。痛みと後悔、そして大事な相手を苦しみしかない世界へ送り出した事を事を思い出した俺の意識は悲鳴と共に再び闇の中へと沈んでいくのだった……。
3周目の世界 後日譚へ続く
3週目の世界は六本木でのアリスを終えた所でマタドールとエンカウントしての魔人エンドとなりました。後悔と絶望の心折る流れとなりましたね、そして4週目は「レッドスプライト号」の名前で分かるとおり「ストレンジジャーニー」でお送りします。それと今回のヒロインはFGOのらいこーママのようなキャライメージなのでとにかくでかい人とだけ言っておきますね。それでは次回の更新もどうか宜しくお願いします。