何のとりえも無い少女が異世界で生き抜くお話(チート能力は無い模様)   作:カルデアの廃課金マスター

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久しぶりの投稿なので初投稿です。リハビリなので亀投稿。


1冊目

:月」日

 気が付いたら視界がぼやけてる。何が起こってるか全く理解不能。

 とりあえず、眠たいのでお休み。

 

 

@月:日

 良く分からないまま数日が過ぎた?

 疑問形なのは私でもどのくらい過ぎたのか分からないから。思考が纏まらないし、本能に従うままに寝ている時間が増えたからだと思う。

 というわけで、今日もお休み。

 

 

うj月bn日

 毎日?起きるたびに思考を巡らせている。

 ほんの少しずつ状況が把握できている……と思いたい。

 分からない事だらけだけど、分かってるのは私と言う存在が消えずに生きている事。

 これだけでも安心するのでお休み。

 

 

h月Ⅼ日

 何となく視界が安定して来た気がする。

 そして、段々と状況が理解できたかも?

 私は転生と言う空想上の出来事を体験してしまった……ZZ。

 

 

g月gび日

 寝落ちしてしまった。

 昨日は色々と考えこんでしまったからかな?

 ともかく転生だよ。

 転生…輪廻転生が真っ先に頭に思い浮かぶけど、我々オタクが真っ先に思い浮かぶ転生とは二次創作やら小説やらで一種のジャンルを築き上げている転生だ。

 

 

H月d日

 昨日は興奮して直ぐに眠くなってしまったらしい。

 転生と言っても断言は出来ていない。

 なぜなら、私が得ている情報は極端に少ないから。

 目に映るのはぼやけた光、耳から聞こええる音は環境音と全く聞きなれない話声。

 これじゃあ殆ど情報が無いのと同じだ。

 ただ、この状況を総合的に判断した結果、これはライトノベルや二次創作によくある転生なのではないか?と判断したまで。

 おばあ……ZZZZ

 

 

f月h日

 物事を多く考えすぎてしまったらしい。

 私の頭は一度に沢山の事を思考するにはまだ至っていないと言う事だろうか?

 こんな経験をするのも珍しいと思うし、私も聞きかじった程度の知識しかないのが残念だ。

 

 昨日はどこまで考えたか……。

 転生と判断したものの目が見えない以上確定してない、と言った所までだった。

 私もネット小説やライトノベルはそれなりに嗜む方。

 ただ、最近は忙しく中々手を付けられずにいた。

 私の知識は専らおばあちゃんが語ってくれた事のみ。

 未来予知をしていた訳ではないと思いたいけど、おばあちゃんの言葉には重みがあった。

 だから色々と覚えていいるのだろう……。

 

 

s月F日

 センチメンタルになっていた。

 あれこれ考えても仕方が無いので、何かしら目が見えるまで待つことにする。

 人はそれを『問題の先送り』と言う。

 

 

 

 

 

d月さ日

 多分数か月経った。

 ぼやけた視界はいつの間にか正常に機能するようになった。

 それで分かった事がいくつかある。

 

 まず、転生は間違っていなかった事。

 ある時私の手が視界に入ると違和感があった。

 確かに人よりも白く柔らかい肌をしていた、と客観的にも理解していたけど、今の手は小さくて弱弱しい赤ん坊のお手てだ。

 ぼんやりと手の平を握ったり開いたりを繰り返すと嫌でも理解する。

 あぁ、転生したんだな…って。

 

 

1月v日

 転生したと言う事は私は前世で死んだということだ。

 理由は分からない。

 最後に覚えてる記憶は……何だっけ?

 思いだそうとしても思いだせなかった。

 普通に学校に行く毎日?

 それとも職場?

 寝てる間にしては寝る前の記憶が無い。

 ……怖い。

 確かに私は日本人で女子高校生で過ごしていた記憶がある。

 同時に、何かしらの仕事に就いている記憶もある。

 でもそれは直前の記憶なのかは分からない。

 私と言う人生を無垢の赤ん坊に注ぎ込んだような……。

 怖い怖い怖い。

 

 

 

d月あ日

 精神的に不安になったからか、昨日は大泣きして疲れて寝てしまった。

 羞恥心でふて寝する。

 

 

 

hn月h日

 転生したことに関して深く考えないようにした。

 その他、現状で理解している事を紹介していこう。

 

 赤ん坊と言う親が居る。

 段々と見えてきた目でしっかりと確認しました。

 パパは茶髪のイケメン。多分20代前半?

 ママは金髪の美人さん。歳もパパと同じ位だと思う。

 二人ともお若いですな……。

 この世界では普通なのかな?

 

 肝心な名前は分からない。

 っていうか、言語が聞き取れない。

 当たり前だけど日本語では無いし、英語やフランス語・ドイツ語でもない感じ。

 まあ、英語以外は聞いても分からないんだけどね。

 ここは時間が解決してくれるはず。

 

 最後の一つ!!

 なんと!!

 

 

 

う月fl日

 ママに寝かされた。

 おっぱい飲んだら眠くなるのは仕方ないよね。

 あ、ママは巨乳だ。

 私にもその遺伝子が流れていると考えたらニヤニヤが止まらない。

 前世の私はいわゆる貧乳に属する大きさだったからなおさらだ。

 前世も遺伝子らしいので信じていいだろう!

 

 それで分かった事の最後。

 私とは別にもう一人の赤ん坊がいる。

 パパとママが私と同じようにあやすので、恐らく家族。

 同じ赤ん坊なところから1歳差の姉弟か双子。

 1歳差には感じられないから双子が濃厚かな?

 この辺りは追々分かるだろう。

 

 前世ではなり得なかったお姉ちゃんになるんだ!!

 

 

 

 

 

 

。月あz日

 多分数か月経過した。

 非常にマズイ事態が起こってしまった。

 弟が喋ったのだ。

 まだ単語までは至っていないが、パパとママは時間の問題だと思ってるみたい。

 対して私?

 未だに言語の聞き取りが出来ていないし、口や舌が発達してないのもあるだろう。

 私も何か言えよ!!

 

 

 

あ月l日

 ダメだ。

 弟はハイハイが出来るようになった。

 対して私は未だにママの腕の中。

 弟は簡単な単語をたどたどしく口に出すようになった。

 対して私は未だに言語理解が追いついていない。

 姉より優秀な弟は存在しない!!!はずなのに!?

 

 

 

g月jh日

 ようやく脳の発達が追いついてきたのか、パパとママがよく口にする単語が聞き取れるようになってきた。

 そう名前だ。

 私の名前はオシィらしい。

 可愛くない。

 

 双子の弟の名前はルディと言うらしい。

 こっちは名前らしい。

 パパはパウロ、ママはゼニスと言う。

 見た目から分かっていたことだけど、外国人っぽい名前だ。

 あともう一人、リーリャと言うメイドが居る。

 裕福な家庭なのだろうか?

 

 

 

j月物日

 朗報!!

 遂に言語を理解し始めた!!

 まだ完璧にはいかないが、後は時間が解決してくれるはずだ。

 我が弟であるルディ君は既に家中を探索してる。

 私も早く自由に動ける様になりたいものだ。

 首は動かせるが、ずっと同じ場所に居続けるのも辛いんだよッ!

 

 

 

あ月jhん日

 良い事は連続して起こる。

 それを私は提唱していこうと思う。

 言語を理解し始めてから少し。

 遂にハイハイが出来る様になった。

 これで私も自由に動ける!!

 

 

 

d月ぽい日

 言語を理解すると、パパウロの毎晩読み聞かせが楽しくなった。

 私が理解を示す前から読み聞かせは行ってくれていたのだけど、意味が分からなければ面白くもない。

 これで楽しめる。

 パパウロが読み聞かせてくれた本は二つ。

 『ペルギウスの伝説』と『三剣士と迷宮』

 両方とも物語。

 読み聞かせとしてはベストチョイスだ。

 私もそちらの方が有り難い。

 

 

月月ふぁ日

 自由に動ける様になったからと言ってルディほど私は動かなかった。

 目が届く範囲で遊んでた方が世話する身としてはありがたいはずだからだ。

 前世で親戚の子供を預かった時の教訓だ。

 ふと目を離した時に消えてると、その時の不安感は半端ない。

 特に身体が成長しきっていないならなおさら。

 

 

k月l日

 ゼニスママとパパウロの会話を聞いて分かった事があった。

 この世界は剣と魔法のファンタジー世界らしい。

 実際に目にしていないがゼニスママは魔法が使えるらしい。

 パパウロは剣を持って家から出て行く。

 魔法には憧れがある。

 一部の人間だけど、中高生になると魔法を使う妄想を私も行っていた。

 成長したらゼニスママに教えてもらおう。

 その為にも、先ずは喋れる様にならないと!!

 ルディはもう片言ながら話せるようになってた。

 パパウロとゼニスママよ、期待する目で見ないで欲しい。

 プレッシャーに物凄く弱いんだ……。

 

 

 

f月4日

 遂に喋る事が出来た!!

 「パパ、ママ」と言葉に出した時のパパウロとゼニスママの喜び様と来たら凄かった。

 跳び上がり、泣いて喜んでいた。

 ルディよりもかなり遅かったから心配していたらしい。

 学習能力が低くてごめんなさい。

 

 

g月8日

 パパウロがより一層読み聞かせを張り切る様になった。

 この機に口に出せる種類を増やそうとする魂胆らしい。

 私としても、逸早く喋れる様になりたいので願ったり叶ったりだ。

 この調子で頑張りたいと思う。




とりあえず2話目も明日投稿します。
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