何のとりえも無い少女が異世界で生き抜くお話(チート能力は無い模様)   作:カルデアの廃課金マスター

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FGOマスターは只今リンゴ農家へと転職してるので早目に書き終わりました。次回はこうも行かないでしょう。


4冊目

 

ぁ月ん日

 卒業課題が決まってからは魔法の練習を多めにとった。

 偶にしか発動しない中級魔法を完璧にするのだ。

 

 

f月z日

 魔術の鍛錬で忙しいところ、パパウロが剣術の初級に認定してくれた。

 基礎の基礎的な事は既に達していると言う事らしい。

 パパウロ曰く、この調子で頑張って鍛錬を続けるとルーデウスよりも先に中級に認定出来るらしい。

 これは嬉しいとしか言いようが無い。

 

 

ぺ月ー日

 午前中魔法の練習、午後は剣術の鍛錬は変わらない。

 少し変わったのは剣術の鍛錬を少しだけ早目に切り上げて、残った時間を魔法の自主練習。

 こうでもして魔法の練習を増やさなければ、このまま平行線だと感じたからだ。

 あれである。テスト前の勉強みたいな感じ?

 

 

ン月き日

 ロリボディーが久しぶりに役にたった。

 いや、別に意味深ではない。

 子供の頃の方が学習力が高いと聞くが、全くその通りだった。

 ここ最近毎日詠唱を唱えてるお陰か、今では教科書(幼女先生直筆の呪文集)を見ないでも唱える事ができるようになった。

 ここまで来るのにルーデウスの数倍かかったぞ。

 

 

っ月ち日

 後は大事な時に失敗しないように何回も魔法を使って反復練習だ。

 何事も回数は大事。

 これは魔法でも剣術でも変わらない。

 

 

ぁ月~日

 練習練習。

 毎日へとへとになまで練習。

 これじゃあ英才教育だね。

 知ってますか?まだ6歳にもなっていないんだよ?

 ルーデウスがどんな大物になるか楽しみです。

 私?今は前世の知識で何とかなってるけど、一定まで行ったら後は凡人止まりだよ。

 

 

 

 

 

次月イ日

 約1ヵ月くらいが過ぎた。

 正確な日にちは忘れてしまった。

 そうだ!!明日は卒業試験の日になった。

 中級魔法は殆ど失敗しなくなったので、明日に試験を行うと言われた。

 なので、今日は早く寝ようと思う。

 緊張して一睡も出来ない、なんて事にならないようにしなきゃ。

 

 

ベ月は日

 結果から言うと試験は合格出来た!!

 家の外に出て村の外れが試験会場だった。

 まず、手始めに幼女先生が私に試験内容を言い渡した。

 覚えた魔法の中で一番だと思うものを披露する事。

 私は水属性の中級魔法『水砲』を披露。

 観よ!!ルーデウスとの水鉄砲合戦で鍛えた連射力と柔軟性を!!

 

 ルーデウスも水聖級魔法のキュムロニンバスを使って、無事に制御して合格だ。

 その際幼女先生が驚いてたけど、ルーデウスの魔法の才能では当然だろう。

 今更驚くこともない。(後方腕組面)

 

 

な月し日

 次の日、つまり今日。

 幼女先生は旅立って行った。

 ルーデウスに教えることは無くなり、自分の未熟さに気付いて一から鍛え直す旅に出るらしい。

 うちのルーデウスがすみません。

 似たような事をパパウロも言っていた。

 

 

マ月イ日

 速報!!?

 ルーデウスが何かやらかしたらしい。

 幼女先生に庭の外に連れ出して貰ったからか、早速外に遊びに出たのはいいものの、ソルマ君と喧嘩して怪我をさせてしまったらしい。

 詳しい内容は聞けなかったが、明日にでも仇討だ!!

 

 

ケ月ル日

 今日は濃厚だったぞ。

 朝は昨日の予定通りソルマ君の仇討。

 パパウロに鍛え上げられた剣術で圧倒。

 しかし、ルーデウスが冷静になって魔術を使い始めたら一気に形勢逆転されて負けた。

 

 その後にようやく事の顛末?を聞いた。

 ソルマ君の怪我は自演だったらしく、ルーデウスはソルマ君が虐めてたシフルと言う男の子を助けてあげただけだったらしい。

 パパウロが昨日怒っていたのは、ソルマ君の母親が言った言葉だけを鵜呑みにしてしまったから。

 ……ルーデウスの話を聞き終えた瞬間、私は謝って行動を開始した。

 今回の一件の張本人、ソルマ君の元へと急行。

 あった瞬間、彼はルーデウスの愚痴を言って来たが、それを一喝して説教した。

 ホントは剣を降って肉体に痛みで教えた方が効果的なのだろうが、それをやってしまうとパパウロに申し訳ない。

 暴力に頼ったらダメだとおばあちゃんも言っていた。

 

 

じ月っ日

 ソルマ君とは少しだけ疎遠になってしまった。

 最近は魔法の鍛錬に忙しかったせいか、遊ぶ時間がなかなか取れずに十日に一回遊ぶかどうか?って関係だったのに、この前の虐め事件で益々関係がぎくしゃくしてしまった。

 物凄く仲が良かった訳では無いけど、こうも関係が廃れてしまうと悲しい。

 同じ村に住んでる訳なんだし、この先仲直り出来る機会があればいいけど……。

 

 

 

 

 

そ月う日

 幼女先生旅立ってから早め数か月。

 私たちは6歳になった。

 例の慣習によりお誕生日会は無しだ。

 6歳になったからと言っても、大きく変わった事はあまりない。

 

 午前中は変わらずルーデウスと一緒にパパウロの剣術。

 昼ご飯を食べた後は私だけ剣術の鍛錬を続ける。

 どうやら私には剣術の才能があるらしい。少なくとも魔法よりは。

 その才能を伸ばすべく、パパウロの予定が空いてる限り私は鍛錬を行う。

 初めの頃の甘い考えはなくなっていた。

 

 パパウロの予定が空いていない時は一人で剣を振っている。

 が、午前中も鍛錬をしている訳で、これが一人でなら何も収獲は得ないから基本的に村をぶらぶらしてることが多い。

 それか家で家事のお手伝いか、ダラダラ寝てる。

 

 

は月マ日

 午前中の鍛錬中。

 ほとんど毎日ルーデウスと打ち合っている。

 戦歴はこんな感じ。

 剣術のみだと勝率85%、魔法アリだと65%位。

 剣術だとほぼ勝てるが、偶に不意を突いてやられる。

 魔法アリだと若干勝てる位だけど、魔法アリと言っても補助程度なのでギリギリだ。

 これが何でもありの勝負なら勝率10%を下回っていたかもしれない。

 

 

ジ月で日

 魔法の鍛錬も続けておく。

 継続は力なりだ。

 偶にルーデウスに助言を貰うけど、感覚派過ぎて分からない。

 これだから天才は……。

 

 

ビ月ビ日

 ルーデウスはここ最近ずっとシルフと言う友達と遊んでいる。

 合った事は無い。

 何をしているか聞いてみたら、魔法を教えてるらしい。

 幼女先生の真似事か……。

 普通に考えたら、6歳児にして魔法を教えられる程習得してるとかヤバない?

 

 

ッ月た日

 今日は休息日。

 ルーデウスは何時も通り出かけた。

 一緒に行っても良かったのだが、うわさに聞くシルフ君も知らない人が居たら緊張するだろうから止めておいた。

 風が気持ちよく、日向ぼっこに最適だった。

 

 

6月.日

 今日は嬉しい事があった。

 本気ではないが、手を抜いていなかったパパウロに一本取れたのだ!!

 これは偉大なる一歩である。

 この調子で頑張っていこう。

 

 

5月し日

 イベントはどうしてこうも重なって起こるのだろうか?

 そう言わずにはいられない一日だった。

 

 まず、今日はパパウロのお仕事に連れて行ってもらえた。

 パパウロの役職はブエナ村駐在騎士だ。

 簡単に言い換えるなら、ブエナ村を魔物から守るのがお仕事。

 重要な役職だが、村の経営とは別になる。

 確か……お貴族様の称号で一番下の奴だったはず。

 普段は村の警護や自警団の訓練などが仕事ならしいが、今日は森に入って魔物を間引きする日ならしい。

 偶に森に入って数を減らすのも仕事の内。

 この辺りは冒険者があまり来ないので、そうやらないとスタンビート?が起こって大変らしい。

 

 さて、森に入った話だ。

 初級になって数か月、そろそろ中級とはいかないが、実戦を近くでみるのも鍛錬とか言って連れて行かれた。

 何かあったらいけないので、私も借りた剣を装備しているし、絶対に大人から離れない様に念押しされた。

 幾ら初級の剣術が扱えると言っても、まだまだ身体が第二成長期にも差し掛かっていない子供。

 そんな子供に命をかけた戦いを強いる親が何処にいるだろうか?

 私は知らない。

 

 森に入った感想は凄かったの一言しか出ない。

 犬型の魔物数匹と猪型の大きな魔物が一匹。

 パパウロが人外の動きで瞬く間に終わらせてしまった。

 あれが三流派は全て上級まで鍛えた剣士の動き……。

 良い目標が見れて私は大興奮。

 

 

 イベント2つ目

 帰る途中だ。

 雨が降って急いでいたんだけど、家に帰って来たらルーデウスが女の子を無理やり脱がして泣かせてた。

 はてなマークが頭を占め、気が付いたらルーデウスにビンタして締め出してた。

 その後は泣いてる女の子を介抱。

 寝る直前に知ったんだけど、あの子はルーデウスと毎日のように遊んでると耳にしたシルフくんちゃんだった。

 ルーデウスは女の子と男の子の区別も出来ていなかったらしい。

 可愛い所もあるじゃないか。

 

 

 

ょ月う日

 ルーデウス痴漢事件から数日後。

 午前の剣術鍛錬中。

 パパウロがルーデウスに女の子の慰め方……堕とし方を教授してた。

 話してた内容をゼニスママに後で密告するとして、最低な考え方だったのでいつも以上に気合を入れてパパウロに剣を振るった。

 最近はパパウロの感覚的な教え方にも理解を示す事ができ、今日は一段と強くなれた気がした。

 

 ゼニスママに密告した結果、パパウロはおかず抜きの刑に処された。

 かわりに私のお肉が一つ増えたので大満足。

 ルーデウスが怖い目で見てきたのが解せない。

 

 

は月い日

 ルーデウスとシルフくんちゃんが仲直りしたらしい。

 と言う事で、今日は諸々の予定を蹴っ飛ばして会いに行ってきた。

 ふむふむ。

 前回は緊急事態だったので詳しく見る暇はなかったが、中々に中性的でどっちとも取れる顔立ちと体系をしている。

 服装を鑑みると、ショタに見えなくもない。

 

 

つ月ぜ日

 剣術の初級は十分に修め終えたと言えるだろう。

 次からは中級を本格的に習って行く。

 私もパパウロみたいに、剣で岩を斬るとかやってみたいものだ。

 

 

 

 

 

よ月☆日

 大ニュースだ。

 ゼニスママの妊娠が発覚した。

 私とルーデウス以来の赤ん坊なので、一家は大いに沸き上がった。

 私もルーデウス以来の弟か妹だ。

 楽しみにしよう。

 

 

彡月メ日

 超重要事態が発覚した。

 私によってはゼニスママの妊娠以上の衝撃的事実だ。

 なんと……私は姉ではなく妹だったらしい。

 つまり、ルーデウスが私の兄。

 私よりも先にゼニスママの体内から産まれた。

 これまでの6年間ずっと気付かなかった私史上衝撃的な事実だ。

 道理で、姉よりも優れた弟が存在するわけだ。

 だって弟は兄だったんだもの。

 

 

ン月テ日

 と言う事は、私にとって初めての年下の家族だ。

 ルーデウスは妹が良いらしいが、私は弟が欲しい。

 おねータンおねータンと呼ぶ弟……欲しくない?

 ルーデウスは天才だったから実現不可能だったけど、私は尊敬される姉になるのだ。

 今からでも計画を練っておこう。

 

 

ナ月ン日

 ゼニスママの妊娠が発覚してからというもの、剣術の鍛錬に集中できない。

 これは私だけでなく、ルーデウスもパパウロもだからしょうがない。

 

 

ス月あ日

 弟か妹の名前を考えたり、着る服を繕ったりしてると時間はあっという間に過ぎてしまう。

 平穏な毎日が続くと良いなぁ……。

 

 

け月は日

 フラグを建設してた模様。

 リーリャの妊娠が発覚した。

 …………お相手は村の男、となるはずも無かった。

 パパウロの浮気だった。

 

 ここで軽いおさらい?

 前世の私についてだ。

 5年以上も前だし、そもそも赤ん坊の時から記憶は曖昧だったので思い過ごしかもしれない。

 多分だけど、前世の私の家系はお母さんもおばあちゃんも、ひいおばあちゃんもひいひいおばあちゃんも恋愛結婚だったと聞く。

 つまり、両親は一途な恋であるべきで浮気ダメ絶対、と言う価値観が記憶が曖昧な私にも染み付いてたらしい。

 

 また一つ話は変わる。

 この世界にも宗教と言うのは存在している。

 グレイラット家は宗教を信仰していると言う訳ではないが、ゼニスママはミリス教徒だ。

 ミリス教はこの世界で最も信仰されている世界宗教と幼女先生に習った記憶がある。

 

 この話はパパウロの浮気に繋がる。

 勘のいいガギは気づいていると思うけど、ミリス教では重婚は犯罪だ。

 ゼニスママも狂信者までは行かないにしてもそれなりの信者だったはずで、今回の浮気は家庭崩壊まで発展し兼ねない問題だった。

 

 だった。

 やー、流石天才ルーデウス。

 一家の危機もその優れた頭脳で見事に解決に導いた。

 パパウロに責任を全てなし付ける形で……。

 確かに一番悪いのはパパウロだと私も分かる。

 でもそれを実行出来てしまうルーデウス恐ろしい子。

 

 私は何をしたかって?

 初めの方は「おー私の弟候補が増える!!」と喜んでたし、ゼニスママが部屋を出ていった後は追いかけて「分かる。浮気はダメだよねー」ってナデナデしてただけ。

 ハッキリ言おう。何もしませんでした。

 

 

 

な月に日

 最近可笑しいとずっと思っていた事があった。

 それが今日ようやく解決出来た!

 リーリャの妊娠が発覚してからだと思うけど、リーリャのルーデウスに対する態度が変わってた。

 昔はルーデウスを雇い主の息子として扱っていた気がするんだけど、今では一人の主人として扱ってる気がする。

 やはり、あの時リーリャがここに残っても良い様に動いたのが理由かな?

 だとしても、私への態度が変わらないのはいただけない。




はい、主人公ちゃんはルーデウスの妹でした。今まで姉と言っていたのは自己申告だったしね。
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