『さて、騎馬は誰がやる? この構成ならみんなそれなりにできるだろうけど……』
「うーん……やるなら前騎馬を2人にして僕と麗日さんを前にして片方の手を空けさせて個性を使えるようにして、東風谷君が後ろでサポート、常闇君が騎手で遊撃かな? 空を飛んで回避もできるし、攻撃と飛翔をするなら中央に常闇君が陣取らないと騎馬全体で飛べなくなるから……」
「……他にいい組み合わせも無さそうだし緑谷君の案で行こっか」
緑谷のブツブツを乾坤が切り上げさせて体内会議に移る。
『んで、誰が行くの? 空中戦も考慮すれば神奈子か乾坤の出番だけど……』
『いや、ここは乾坤か諏訪子のどちらかだな。八咫のお陰で空中戦は十分戦えるだろうし、麗日と緑谷には個性を温存してもらいたい。なら、乾坤か諏訪子で地上からの妨害を入れるべきだ』
『さっすがー! 戦いに関しては神奈子にゃ敵わないや!』
やがてチーム決めの時間が終わり、全ての騎馬が位置に着いた。
「さぁ、先ずは私だよ!」
『━━━━━━━━━━━━━━━3!』
「本当に誰が誰だかこんがらがっちゃうな……」
「我が翼、皆を導かん!」
『これはなんとしてでも治さないとな……』
『ムリダゼセンパイ。フミカゲノコレハドウヤッテモナオラナインダ……』
『━━━━━━━━━━━━━━2!』
「……よし!」
「さぁみんな! 楽しい楽しい神遊びの時間だよ! 思いっきり暴れてね!」
『━━━━━━━━━━━━━1!』
「「「了解!」」」
『スターーーート!!』
「狙うは勿論1000万!」
「勝利はB組のものだ……!」
A組のいる騎馬は乾坤と姿の変わった常闇を警戒して様子見をするが、B組の騎馬が何組か狙いに来た。
「さーて! そう簡単には近づかせないよ! いでよ、守谷山脈!」
「骨抜!」
「分かってるよ鉄哲」
乾坤(諏訪子)が地面を創造して周囲に棘山を形成。開幕の突撃を防ごうとするが、B組の推薦入学者の骨抜 柔造の個性、『柔化』により山の一部が崩されて突破され、そこから何組か突入してくる。
「緑谷! タイミングは君に任せるよ!」
「分かった! 2人は合図が出るまで牽制して!」
「了解だ緑谷。……八咫、初陣だぞ」
『まぁこれでも割と経験豊富なんだけどねぇ……ま、核融合のチカラの使い方、見せてやるよ!」
八咫が常闇から主導権を譲ってもらい、制御棒の取り付けられていない左手を掲げて握る。
「……ヘルフレア・ショットガン!」
「あっつ!?」
「爆発……?」
「あいつの個性は影が動くやつじゃなかったのかよ!?」
すると、周囲に非常に小規模な核融合反応が起きて爆発が何度も発生。相手の騎馬の姿勢が崩れそうになる。常闇チームの騎馬に近づけば近づく程爆発の密度は濃くなり、近づけばただでは済まないのを証明していた。
「さて、牽制もほどほどにしてそろそろ奪うべきじゃない?」
乾坤(諏訪子)がハチマキ奪取の提案をすると、緑谷が一瞬で担当を振り分ける。
「……ここは1000万を取られた時の保険が欲しいね。常闇君と麗日さんは空中を担当して、僕と東風谷君が地上からの攻撃を防ごう」
「このまま居座ってたらしばらくB組からの攻撃を防ぐのがほとんどになりそうだね。ミシャグジ様の報告によると、さっきからA組は山の外で様子見してるみたい」
「……ならば天から急襲をすべき。意表を突いて一気呵成に攻め込むべきだ」
「なら麗日ちゃんと常闇の出番だね。牽制は私に任せて!」
常闇八咫烏は……
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最高
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アリ
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どちらかというとアリ
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どちらでもない
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どちらかというとナシ
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ナシ
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常闇君を汚したな。法廷で会おう
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どうでもいい
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わがんにゃい