乾と坤を操る神様達と無個性少年   作:プリズ魔X

19 / 20
最近低評価が多くて落ち込んでいる作者です。
非公開低評価を許すな。どうせやるなら公開してくれ。その方が少しだけ気が楽なんだ……


蛇神強奪と核融合、そして手品

「本当に攻めなくて大丈夫なのか爆豪?」

 

「このままじゃいつまで経ってもポイントが取れないぜ?」

 

 切島と瀬呂が動かないで周囲の牽制で済ませろと言った爆豪に質問する。

 

「狙うは1000万ただ1つ! 他はあくまでもダメな時の保険だ。どの道あいつらがB組のモブのハチマキを持ってるに決まってる。どちらにせよ狙うなら1位のあいつらを狙うのが1番美味しい結果になる。他は無視で構わねぇ。……来やがった! お前ら!ここを動くんじゃねぇぞ!」

 

守谷山脈から常闇の翼と麗日の個性で常闇チームが飛び上がって空から爆豪チームを急襲。圧倒的機動力でハチマキを奪い去ろうとするが、爆豪の天性の才能で何度も回避する。

 

「う〜ん……”保険”があるとはいえ横取りされたくはないね。ミシャグジ・サークル!」

 

乾坤(諏訪子)はミシャグジ様を創り出して爆豪チームの騎馬をぐるぐると周囲を周らせながら囲って妨害する。

 

「くそっ! この蛇、めちゃくちゃ硬ぇ! 俺の硬化で削ってもかなり時間かかるぞ!」

 

「クソっ! クソ髪と黒目はこの蛇を何とかしろ! 他の奴らが攻めてきたら俺としょうゆ顔で迎撃する!」

 

「「「しょうゆ顔じゃないって爆豪(黒目じゃなくて芦戸 三奈)(クソ髪じゃねぇ)!!!」」」

 

芦戸の酸と切島の硬化でミシャグジ様の体を削り、爆豪と瀬呂が周囲を警戒してハチマキを守ろうとする。

 

 

 

 

 

 

 

「さーて、次に狙うのは……」

 

 視点は再び常闇チームに戻る。彼らが葉隠チームのハチマキを奪い、次のターゲットを絞っていたその時、大量の氷が飛んでくる。

 

「俺たちを忘れてないか?」

 

「来たね……轟! むむ? この程度で抑えられると思ってるのなら大間違いだよ!」

 

 轟は氷結で常闇チームの動きを封じるが、乾坤(諏訪子)が地面に潜ませていたミシャグジ様で結合部を砕かれる。

 

「! ならもう一度やるまでだ!」

 

 今度は騎馬にくっついたままの氷を中心にして凍らせていくが、常闇(八咫)の核融合反応による爆風で騎馬ごと吹き飛ばされる。

 

「くっ! 八百万! あとどれぐらいで完成する!」

 

「もう少しです! 20秒稼いでください!」

 

「俺がその間まで撹乱する! 轟君は牽制を頼む!」

 

 八百万が何かを創造し、その間飯田がエンジンで走りまくり狙いをずらし、常闇達が近づくと轟が氷結で壁を作るなどして牽制される。

 

「守りが固い! 東風谷! 先程の様に地中から攻められるか?」

 

「……ダメ。できなくはないけど、下手したら悪質な騎馬崩しになるかもしれないね。ここは相手が攻めてくる時のカウンターでいくべきじゃないかな?」

 

「八百万さんの創造、上鳴君の帯電……まさか!」

 

 常闇チームが攻めあぐねている中、緑谷が轟チームの狙いに気がつくが…もう遅い。轟が意図的に薄く張っておいた氷の壁を飯田の突進で突き破り、耐電シートを被った轟チームが肉薄してくる!

 

「この時を待ってたんだ! 無差別140万V!!」

 

BZZZZZZZZZZ!!!

 

「間に合わなっ────!」

 

 乾坤(諏訪子)の避雷針が間に合わず、電撃をモロに食らった常闇チームは個性が上手く使えなくなり制御を失い墜落。そのまますれ違いざまに轟がハチマキを掠めとる。

 

 

 

「やったぞ! ナイスプレイだ皆!」

 

「正直ギリギリでしたね……少しでも遅かったら緑谷さんに対策を立てられていましたわ……」

 

「うぇーーーい!!うぇいうぇい!」(大成功だぜ!)

 

「よし、上鳴の立て直しが終わったら他のハチマキも狙うぞ!」

 

「「了解だ(ですわ)!」」

「ウェイ!」(ガッテン!)

 

 

 

 

轟チームが別の騎馬を狙いに行った後、常闇達が起き上がって騎馬を時間をかけて組み直す。

 

「……よし、行ったね」

 

「ぐ……まだ痺れるな。もう少し潜んだままにして、保険は隠しておくべきだ、東風谷、次に狙うのは?」

 

「本当に成功しちゃったよ……」

 

「正直、アレやられたらウチ、騙されちまうわ……」

 

「保険はしっかりと働いた! 突っ込んできたB組の面々に仕掛けた”罠”も誰も気づいていないから問題なし! 痺れが解けたらいくよ!」

 

「「「了解!」」」

 

 


 

 

 

「……」

 

「どうした?爆豪」

 

爆豪は1つ引っかかる事があった。それは常闇チームが奇襲を仕掛けた時の事。

 

「クソ髪。あいつらの行動に不可解な所が一つだけある」

 

「不可解な所?」

 

引き続き警戒を怠らない爆豪に、ミシャグジ様の大半を削った切島が疑問を発する。

 

「おかしいんだよ。俺達が仕掛けた時、奴らは他のチームのハチマキをひとつも持っていなかった

 

「! そういえばそうだな……」

 

「まだ予測の域を出ねぇが、あいつらには何か秘策がある。悪いが予定変更だ。あいつらから1000万を取ったところで何か騙される気がする。あいつらの仕掛けたババを引かされるぐらいなら別のを狙うべきだ。行くぞお前ら! 悔しいが、狙うは1000万以外のハチマキだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体育祭終盤、ハチマキを持っているチームは、大幅に絞られて轟チーム、爆豪チーム、守谷山脈に突撃したB組のチーム、そして不気味に潜む心操チームとなった。

 

他のハチマキの無いチームがハチマキを奪い返そうと焦る中、常闇チームは、遥か高空から守谷山脈内にいるB組を脱出させないように妨害していた。

 

「ヘルフレア・レイン!」

 

「太陽なのに雨って、なんだか矛盾してへんか?」

 

「う〜ん……気にしたら負けなんじゃないかな?」

 

「ほら、油売ってないで緑谷は周囲の観察、麗日ちゃんは無重力の維持! 常闇が飛んでいる分、個性を使えるキャパシティも多少は上がってるでしょ? 気を抜いたら墜落するかもしれないんだから!」

 

「そ、そうだね……」

 

「さて……残り30秒! 一気に行くよ!」

 

「了解だ。急降下するから衝撃に備えろ!」

 

常闇が翼を地面へ垂直に傾けて急降下し、麗日の無重力と常闇の翼の方向転換で減速して着地する。

 

「お前ら! 皆で協りょ「俺の名を言ってみろォ!」セリフを被せるなぁ!!」

 

乾坤(諏訪子)の悪ふざけによりセリフを遮られた鉄哲は遂にブチ切れるが、頭の辺りに違和感があるのに気がつく。

 

 そう、先程までつけていたハチマキが無い。

 

 B組の面々が呆然としていると、シュルシュルと石蛇が乾坤の下に集まり、砕ける。

 すると、中からB組達がつけていたハチマキが次々と出てくる。

 

そして、常闇のつけていた葉隠チームのポイントが描かれているハチマキがボロボロと剥がれ落ちて、1000万のハチマキに変わる。

 なんと、奪われたハチマキは偽装された葉隠チームのハチマキだったのだ。

 

常闇八咫烏は……

  • 最高
  • アリ
  • どちらかというとアリ
  • どちらでもない
  • どちらかというとナシ
  • ナシ
  • 常闇君を汚したな。法廷で会おう
  • どうでもいい
  • わがんにゃい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。