赤色に恥じないクオリティの作品にできるように頑張ります!
雄英入学当日の早朝、既に乾坤達は周辺のアパートに引っ越していて、今は登校する道を歩いていた。
『いやー、何気に学校行くのって初めての事だよねぇ〜』
『そういえばそうだな。早苗達は偶に学校の事を帰った時に話してはいたが、確かに学校に実際に行くのは初めてだな……』
「早苗?」
乾坤が知らない名前だと思っていると、神奈子が説明を入れる。
『あぁ、乾坤のひいおばあちゃんさ。一時期、周りから離れる為に現人神になるか考えていたそうだが、ちょうどある人と結ばれてな。乾坤のひいおじいちゃんさ。そのまま乾を……ひいおじいちゃんの名前さ。置いていきたくないと言って現人神にはならずにそのまま一生を終えたのさ……』
『早苗も早苗で乾坤みたいな特殊体質だったんだよ?特に風祝としての才能は歴代の巫女の中でも随一だったんだ……』
「ひいおばあちゃんはそんなに凄い人だったんだ……」
『ま、乾坤も凄いけどな! しっかし、オールマイトと一戦交えてみたいもんだね……』
『凄いよね〜、見たところ私達の全盛期程ではないにしろ、戦いになるだけの強さはあると思うね』
「母さん達の全盛期ってそんなに凄かったんだ……」
『なに、乾坤の体が強くなっていけば自ずと私達の全盛期が憑依していても耐えられるようになる。それに、そこまで辿り着いていたら全盛期なんて大したものじゃないさ……っと、そんな事話してたら着いたね。……雄英高校!』
『改めて見るけどでっかいねぇ……門とその周辺だけでもうちの神社と同じくらいじゃない?』
(でかい……迷わないといいんだけど……)
「ふぅ……危うく迷いかけた」
『いや、これ地図アリでも迷うでしょ。よく途中で乾坤は気づけたね』
『私は覚えたぞ?』
『(覚えられたの!?)』
『まぁ簡単だな。構造は割と似ている所が多いから手順を踏んで歩けばいいだけだ』
『(それが出来てたら苦労しないよ……)』
乾坤は1-Aと書かれた教室に着く。
(……よし!)
乾坤は意を決してA組の5mはある扉に手を掛けて開いた。そこから見えたのは……
「机に足をかけるんじゃない! 雄英の先輩方や机の製作者達に申し訳ないとおもわないのか!?」
「あ゛あ゛あ゛!? 思わねぇよ! テメェどこ中だ端役が!」
壮絶な口喧嘩だった。
『……教室間違えたかな?きっとここは隣のB組だね。乾坤、バレないうちに扉閉めよう』
『……残念だが諏訪子、ここは間違いなくA組の教室だ。上に書いてあるだろう』
「む?君もA組の生徒か? ボ…俺は飯田 天哉。私立聡明中学出身の者だ。よろしく!」
眼鏡をかけた男、飯田天哉がカクカクとした動きで自己紹介をする。
「(なんでカクカクした動きなんだろ……)俺は東風谷 乾坤。……よろしく。こんなんだけど一応首席だよ」
「首席か!凄いじゃないか!(きっと彼もあの試験のレスキューポイントに気がついていたのだろう……俺も精進しなければ!)」
『ねぇねぇ、私達も話して……乾坤、後ろに気配がする』
「え?」
乾坤が振り返ると、そこには無精髭の顔が出た寝袋が倒れていた。
「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け。ここは……ヒーロー科だぞ」
『なんかいるねぇ』
『なんかいるな』
「うわ、不潔……」
「……はい、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限…君達は合理性に欠けるね。あと俺は見た目程不潔じゃないぞ。風呂にはちゃんと入っているし、衛生面には気をつけている」
(開口一番コレ……?というか風呂入ってるならついでに髭剃りなよ……)
10秒チャージを一瞬で啜って無精髭の男はそう言って自己紹介を始める。
「担任の相澤 消太だ。よろしくね」
(((この姿で担任!?)))
「質問よろしいでしょうか!」
「却下。早速だがこれ着てグラウンドに集合な」
そう言って担任?の相澤先生は寝袋からジャージを取り出してそう言う。
『……早めに行っておこうか』
『だな。あれは相当だぞ?』
(……そうしておくよ)
体内会議を終えた乾坤は素早く更衣室へ向かった。
B組には……
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心操
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口田
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???(オリジナル)
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???(原作)