遊戯王の世界に転生したが、原作イベントを踏み外すと世界滅亡なんて冗談じゃない   作:鏡路の一般兵

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・アニメ/原作的時系列
グリモ戦、決着まで

文章だとモンスターと魔法罠、どっちの伏せカードなのかが激烈に分かりにくいのでちょっと誤解を生んでしまっていましたが、倉瀬の場には盤面リセットカードを引けば相手を仕留められる伏せカード(魔法・罠)が1枚残ってます。ちなみに手札は強貪で引いた分を含めて3枚。


ドーマ編 ~烙印開幕~

視点:ペガサス

 

『そして、魔法カード「烙印開幕」を……発動!』

 

 そう言って魔法カードを発動した倉瀬は、今までの辛そうな様子が嘘だったかのように動き始める。誰がどう見ても満身創痍だったその姿は一瞬にして消え失せ、堂々たる立ち姿を示す。

 

 先程までの姿は何だったのか……。相手を油断させるための布石? いや、そんなことはない。

 彼の変貌にその場にいる全ての人間が困惑しているし、あの動きはとてもではないが演技で出来るようなものでは無かった。

 服装はペガサスと病院で別れた時のまま、病衣に上着を一枚羽織っただけの簡素なもので、どこかで別人に入れ替わったと言うのもありえない。

 彼がベッドから起き上がることすら億劫そうにしていたのをペガサスは知っていたし、それが一体どうしてこんなことになっているのか。

 

『烙印開幕は手札からカードを1枚捨て、デッキからデスピアモンスター1体を手札に加えるか、フィールドに守備表示で特殊召喚する。

 私は悲劇のデスピアンを捨て、デスピアの導化アルベルをフィールド上に特殊召喚!』

『なんだ、何が起こっている!?』

 

 中でも一番困惑しているのは倉瀬と対峙していたグリモである。盤面は圧倒的に有利な状況であるのにも関わらず、その変わりように動揺を隠せていない。

 新たに現れた〈デスピアの導化 アルベル〉なるモンスターは、今まで倉瀬が使っていた勇者パーティ然とした教導モンスターとは毛色がまったく異なる。

 怪しげな仮面に、怪しげな衣装。見るだけで正義側の存在ではないと分かるその装いは異色に過ぎた。

 

『カードの効果によって墓地に送られた悲劇のデスピアンは、デッキから悲劇のデスピアン以外のデスピアモンスターを手札に加えることが出来る!私が手札に加えるのはデスピアの大導劇神!』

 

 ペガサスは創造主であるが故にデスピアというカード群、そして教導というカード群との関係に理解があったが、デスピアとは今まで倉瀬が振るうことのなかった力。神との戦いですら使おうとしていなかった力。

 それを突如として使い始めるという、まさに人が変わったとしか言えないその在り様に、ペガサスがまっさきに思い出すのは隣にいる表の遊戯と名もなき王の関係だ。

 しかし、倉瀬には千年アイテムや闇のアイテムとの関わりが無いわけで、考えられる要素はただ一つ。精霊が倉瀬に代わって肉体を操っている可能性。

 デュエルモンスターズの精霊が倉瀬の体を依り代にしているのなら、この変貌もあり得るのではないか。

 

『特殊召喚されたアルベルの効果、デッキから『烙印』魔法・罠カード1枚を手札に加える。私が手札に加えるのはフィールド魔法、烙印劇城デスピア!』

『フィールド魔法だと?私は既にオレイカルコスの結界を発動している!オレイカルコスの結界は如何なる効果でも破壊は不可能!新たなるフィールド魔法の発動は不可能だ!』

『烙印劇城デスピアはその力を示す過程でオレイカルコスの結界を破壊しない! オレイカルコスの結界がお前のフィールドにしか効果を及ぼさないように、このフィールド魔法が効果を及ぼすのは、私のフィールドだけだ!』

 

 そう考えたペガサスの推論を裏付けるかの如く。倉瀬が発動した烙印劇城デスピアは三銃士とグリモの動揺を置いてけぼりにする形で展開されていく。

 白く荘厳なる都市が現れたかと思うと一瞬で不気味な赤に染まり禍々しい巨城が生まれるその光景は、それがオレイカルコスの結界と同じような何か。ただの立体幻像に収まらない別格の存在感があった。

 

「なんだ、何が起こっているんだ!?」

「倉瀬ボーイ……いえ……」

 

 一同が周囲を見回し何が起こっているかの理解に務める中。

 劇場を照らす光によって生み出された倉瀬の影が意志を持ったかのように踊る中。ただ一人、今の状況を全て理解している<倉瀬の中にいる何か>が対峙する相手に向けて言葉を紡ぐ。

 

『一つ、聞いておこう。貴様らはオレイカルコスの結界とやらの効果で敗者の魂を奪うつもりだったことに相違は無いな?』

『い、如何にも!デュエルの敗者は結界に魂を封じられ、何があろうとも外に出ることは叶わぬ!』

『よろしい。ならばこれはやはりデュエル(遊び)ではない。決闘(殺し合い)だ。 詭弁だが、マスターとの約束を破らずに済むことにだけは貴様らに感謝しておこう』

 

 倉瀬の纏う空気が明確な敵意の色に変わり、グリモがその覇気に思わず半歩後退る。攻撃力3700を誇るパーフェクト機械王を従える側の人間が、思わず退いたのだ。

 それは、ここまで彼が追い込まれる中でも全く見せなかった色。決闘者の王国という大舞台で千年アイテムの所持者たる遊戯をして、バトルシティで神を操るマリクをして引き出すことが出来なかった色。

 今までにどんなデュエリストが相手でも見せることが無かった倉瀬の攻撃色、そもそも倉瀬のマインドには存在しなかったはずのそれを見たペガサスは己の推論が正しかったことを確認し、不思議な納得感を抱いた。

 

『烙印劇城デスピアの効果! 1ターンに1度、自分の手札・フィールドのモンスターを素材として融合召喚が出来る! 私が素材にするのはフィールドのデスピアの導化アルベル、そして手札に存在するデスピアの大導劇神だ!』

 

 融合召喚の声に合わせるようにして墓地から白銀の鎧が現れる中。両の手を強く胸の前に合わせ、倉瀬は言葉を紡ぐ。

 

『教導が誇る神器よ! 闇を喰らいて呪いと成し、この地に顕現せよ! 来たれ! デスピアン・クエリティス!!』

 

「あれは……教導の騎士 フルルドリスの鎧!?」

「オレイカルコスの力を吸収しているのか!?」

 

 その言葉と共に墓地から現れた白銀の鎧はひとりでに動き出し、オレイカルコスの結界の力を吸収するとその色を禍々しい黒へと染めた。もっとも、多少力を吸収した所でオレイカルコスの結界は未だに健在。

 フィールドにモンスターの存在しない状態から攻撃力2500を誇る大型の融合モンスターを出した点は特筆に値するが、それでもパーフェクト機械王の攻撃力3700には力が届いていない。

 それは未だ盤面を返せていない、烙印劇城デスピアの力はオレイカルコスの結界に及ばないという事実を示すようであったが……。

 

『攻撃力2500とは中々だがそれで終わりか? その程度の攻撃力ではパーフェクト機械王の攻撃力を超えることはできず、それ以前に2体の切り込み隊長によるロックを超えることすら出来はしない!』

『勿論、この程度では終わらんよ。

 融合召喚の素材として墓地に送られた私<デスピアの大導劇神>の効果! デスピアの大導劇神は融合素材となり手札・フィールドから墓地に送られた時、または除外された時に特殊召喚できる!!』

 

 倉瀬は、倉瀬の中にいる何かは止まらない。

 止まらないままに墓地より蘇るのは既にペガサスにとって顔なじみとなった存在。白き法衣、白き仮面を身に着け、巨大な杖を持ったデュエルモンスターズの精霊。

 やや芝居がかった口調で胡散臭さを隠さないが、自分の所持者をこれ以上なく認めている精霊の姿。気が付いてしまえば今の倉瀬の口調はそんな彼のもの。

 

(これが……精霊の怒り、倉瀬ボーイの恐れていた力……)

 

 彼らの力は三幻神には及ばないだろう。オレイカルコスの結界にも届かないだろう。しかし、これだけの力を思うがままに振るえば世界は変わる。

 過去の因縁も、古の王の魂も、この世界に根付いたものを何一つ持たない、一人の哀れな少年が持ってしまった分不相応な力。ペガサスは彼がこの力を自由気儘に振るわない良識をもってしまっていたことに、無力感が止まらなかった。

 

『デスピアの大導劇神……融合召喚の素材になるだけで特殊召喚される攻撃力3000のモンスターだと!?』

 

「すげえ!一瞬で立て直したぞ!」

「この攻撃力ならわざわざパーフェクト機械王を警戒する必要は無い! ロックを崩してさえしまえば切り込み隊長を攻撃してライフポイントを0にできる!」

 

 攻撃力2500のデスピアン・クエリティスに続き、攻撃力3000を誇るデスピアの大導劇神の特殊召喚を連続して行っていく。

 そんな光景に後は如何にロックを切り崩すかで勝負が決まる。グリモが、遊戯が、城之内が、ドーマの三銃士が、ペガサスを除く全員がそう考えた時。

 倉瀬が告げたのは思いもよらない効果だった。

 

『デスピアン・クエリティスの効果!この効果は自分・相手のメインフェイズに毎ターン1度だけ発動できる!レベル8以上の融合モンスターを除く、フィールドに存在するモンスター全ての攻撃力を0にする!』

『なっ!!』

 

 最上級融合モンスター以外に対する強烈且つ広範なメタ効果。

 デスピアン・クエリティスがオレイカルコスの闇を変換して生み出した呪いは、味方であるはずのデスピアの大導劇神を含め、フィールドに存在する自分以外のモンスター全てに浸食して戦う力を奪う。

 一度だけではない、ターンが変わるたびに何度でもその場に存在するモンスター全てから戦闘力を奪うという強力無比且つ攻撃的な……、それでいて彼らの主を絶対に傷つけさせないという意志を秘めた絶対守護の力。

 

『わ、私のパーフェクト機械王の攻撃力が……全てのモンスターの攻撃力が0になるだと……。

 ぐ、ぐぐぐ……。だ、だが、攻撃力が0になろうとも切り込み隊長の効果は健在! この二体の鉄壁のロックを崩さない限り攻撃は通らん! 次のドローでその忌々しい鎧を打ち砕けるカードを私が引き当てればよいだけの話!』

『そんな時間、あげるわけがないでしょう。私はマスターの伏せていた罠カード、リビングデッドの呼び声を発動! 墓地に存在するモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚出来る! 蘇れ!双頭の雷龍!!』

 

 双頭の雷龍は融合モンスターとはいえレベルは7。

 2枚の切り込み隊長によるロック効果を突破できなければ、蘇生をしたのは良いが攻撃ができず、次のクエリティスの効果で攻撃力を0にされる自分のモンスターが増えてしまうだけの間抜けな結果になってしまう場面。

 しかし、この異様な空気が支配する空間において、その蘇生が無意味であると考えるデュエリストは、もはや誰も存在しなかった。

 

『デスピアの大導劇神の更なる効果!1ターンに1度、エクストラデッキに存在したモンスターが特殊召喚された時。フィールドに存在するモンスター1体の効果を無効にする!無効にするのは当然切り込み隊長!!』

『ば、馬鹿な……ありえん……』

『これで貴様ご自慢のロックは消え去った!やれ!クエリティス!凶導の断罪!!』

 

 僅か1ターン、烙印開幕というたった1枚のカード。そこから2体の切り込み隊長によるロックが、攻撃力3700を誇ったパーフェクト機械王が、全てを0に還されたグリモは全身を震わせることしかできない。

 デスピアン・クエリティスからの攻撃が彼に向けて迫る中、逃げ出すことが無かったのはデュエリストとしての誇りか、ラフェールの従者としての自覚か、それとも自らが発動したオレイカルコスの結界で逃げ道が防がれていた絶望か。

 

『ぐあぁぁぁあああ! ラ……フェール……さま……うおおおおぉおおおおぉぉあぁぁぁああぁぁっ……』

 

 その心は本人以外知る由もないが、このデュエルを見て分かることはただ一つ。

 教導の展開を止めるため、盗賊の七つ道具と神の警告で自分からライフポイントを削っていた彼は、デスピアン・クエリティスの攻撃を耐えることが出来なかったと言うことだけである。

 

『さて、貴様らの部下は倒れたが、どうする?』

 

 そしてグリモが哀れな敗者としてオレイカルコスの結界に魂を奪われる中。その姿を顧みることすらなく、倉瀬はドーマの三銃士に向き直る。

 

『ハードラック倉瀬、決闘者の王国では武藤遊戯と競り合ったと聞いていたが、流石にここまでとは想定していなかった。私も1人のデュエリストとして挑んでみたいところだが、残念ながら主に三幻神を届けなくてはならないのでな。』

『そうか。ならば貴様らの主には、「首を洗って待っていろ」とでも伝えておいてくれ。』

 

 ドーマの三銃士がどこかへと姿を消す中。

 遊戯一行は三幻神を奪われたのにも関わらず、異様な雰囲気を放ったまま劇城に佇み、彼らが姿を消した先を睨み続ける倉瀬から、決闘者の王国で友人となったその男から目を離すことが出来なかった。

 

―――

 

「倉瀬……なのか?」

 

 誰も動かない、動けない時間が数分続いた後。始めに語りかけたのはやはりというか遊戯である。

 誰かが聞かなければならないが、倉瀬カインという男に対してお前は倉瀬なのかと聞く矛盾。それを聞くのが一つの体に二つの心を持つ遊戯であると言うのは何の因果なのか。

 そもそも答えが返ってくるのか、疑問が解決するのかも分からない状況。戦うことになるかもしれない緊張感がその場を包む。もっともその心配は杞憂だったようで、彼らの知りたかった答えは至極あっさりと返ってきた。

 

「私はマスター、倉瀬カインではない。我が名は<教導の大神祇官/デスピアの大導劇神>、デュエルモンスターズのカードに宿る精霊のようなものだ」

「デュエルモンスターズの精霊……?」

 

 異様な空気が霧散し、城之内が思わず呆けたような声を出す。

 カードとの絆や心と言うのは遊戯が何度も語ってきたものであるし、ここぞと言う場面で引きが向上するというのは城之内も体感している。

 しかし、千年アイテムを始めとするオカルト案件もいくつか経験してきた彼であっても、面と向かって『私はデュエルモンスターズのカードに宿る精霊です』と言われるのは流石に経験が無かった。

 

「マスターの魂は傷つき、眠っている。オレイカルコスの結界に魂を奪われるようなことはあってはならないが故、デュエルを代行させて貰った。」

「確かに、あの時の倉瀬は限界に見えた。だが……」

「今は問題が無さそうに見える、か? それはその通りだ、マスターが傷ついているのは肉体では無く魂なのだから、私が肉体を動かせば何の問題も起きない」

 

 なるほどと。

 問題があるのは肉体ではなく魂の側なのだから、別の存在が肉体を動かせば解決すると言う答えにその場にいるほぼ全員が納得した。

 言ってしまえば遊戯のマインドクラッシュやペガサスが行う魂の牢獄と同じような現象だ。海馬やモクバ、双六は心を砕かれたり、奪われてしまったが故に体が動かなくなったが生きていた。

 これは心や魂と肉体に密接な関係があることを示している事例であるため、闇のゲームで傷ついた倉瀬の魂の代わりに精霊が入ったのなら、そういうこともあるかと理解できたのである。

 

(そうだとして、何故そこまで魂が傷ついたんだ……?)

 

 だが遊戯だけは納得しない。

 確かにマインドクラッシュで心が砕かれたとして、自分で心を再び組み直さなくとも、別の何かがそれを代行すれば体が動く。そこは理屈として納得できる。

 しかし、彼は自分で闇のゲームを仕掛けることが出来るからこそ、闇のゲームだけでは魂が深刻なダメージを受けるはずがないことを理解していた。

 罰ゲームを受けるまでピンピンしている童実野町の愉快な住民たちがその証明である。

 

 そんな思索に耽る遊戯だったが、倉瀬……いや、倉瀬の中にいる<教導の大神祇官/デスピアの大導劇神>は思考の時間を与えない。

 

「名もなき王よ、そして武藤遊戯よ。しばらくこのカードたちを預かっていてくれ」

 

 彼から渡されるのは複数のカード。

 丁寧に差し出されたそれを反射的に受け取った遊戯は目を見開く。

 

「っ!教導カードじゃないか!これはお前の……!!」

 

 エクレシア、フルルドリス、テオ、アディンなど、倉瀬のデッキを代表するカードたち。

 こんなものを預かるわけにはいかないと返そうとする遊戯だったが、倉瀬はそれを拒否するように距離を取ると、どこからともなく仮面を取り出して表情を隠す。

 

「そのカードたちはマスターのものであって、私のものではない。私はマスターの意志を無視する行動をとった。

 どういう形であれ、どのような理屈であれ、マスターの意志を尊重した彼らを、意志を踏みにじった私が使うのは好ましくない。再び手を取り合えるのは、マスターが目覚めてからだ」

 

 倉瀬と劇城の周りを包み始める赤い霧と黒い影。

 他人が近づくことを拒む効果でもあるのか、遊戯一行がいくら動いても彼との距離は縮まらない。

 

「まずはデュエルモンスターズ界へと向かえ、キミたちがやるべきこと。掴むべき力はそこにある。」

「デュエルモンスターズ界……?」

「カードに宿る精霊たちが本来住む場所、根源……その一つだ。」

 

 倉瀬と劇城は遊戯たちを導くような神託を残し、赤い靄と影の中に消えていく。

 再会を期待させる言葉だけを残し、消えていく。

 

「我々教導が本来住む場所とはやや趣が異なるが、そこからは自分で何とかしろ。私はマスターを休ませねばならぬ故な。……また会うその時まで、皆を頼んだぞ。」

 

 遊戯一行の誰もがその光景の現実感の無さに呆然とする中。

 ペガサスはただ一人、その様子を覚悟を決めた瞳で見送っていた。




本作を投稿し始めてから数日後、マスターデュエルで相剣欲しさに新パックを剥いたら「デスピアの大導劇神」がロイヤル加工で2枚やってきた。うっそだろお前。

次、掲示板回です。多分掲示板回は次回含めてあと2回。本作は倉瀬が主役なので、遊戯たちの行動は掲示回で触れる程度にして時系列がそこそこ飛びます。
一応DM編で倉瀬の謎と教導やデスピアに決着をつけて一旦締める予定。
GX編とかは連続投稿に必死でDM編の後に使えそうな設定を考えられてないので、とりあえず未定。
一段落つけてから色々考えます。


☆掲示板回でやるか分からないこの世界線におけるアニメやカード環境に関する設定

・デスピアの大導劇神
最後の頼んだぞは遊戯一行では無く、「ペガサス」と「ドラグマメンバー」に向けた言葉。
マスターがマジでヤバいから暫く身を隠すけど、一応マスターが伝える予定だった内容は伝えられる範囲で伝えたから、後は頑張ってくれと言うこと。
実際教導のまま戦った面々と比べ、書き換わった自分に負い目がある。神徒さんだけは勝手に戻ってきてくれてるかもしれない。

・アルバスの落胤
実はこの件に関しては中立的ポジションなので「アルバスの落胤」としては倉瀬デッキに残っているが、遊戯の側には「黒衣竜アルビオン」などをシレっと送り込んでいる。
融合体は遊戯の所で勝手に生えてくる。

・遊戯のデッキ(ドーマ編)
ブラックマジシャンを中心とした闇属性魔法使い族、ドラグマの光属性魔法使い族。
これにワイバースターとコラプサーペントを合わせ、開闢なんかも加入したデッキ。
王様じゃないと回せない寄せ集め感も強いが、我々の知るデッキよりはちょっとだけまとまりがある感じ。

・ペガサス
倉瀬の変貌に理解が追い付かなかったが、教導の大神祇官が乗っ取ったと気が付いた段階で落ち着いた。
デスピアカードの詳細は知らなかったが、カードの書き換わりに倉瀬が警戒しているのでヤベーんだろうなというのは分かっていた。
流石に倉瀬のビジョンだけで未来のカードを全部覚えたりはしていない。デザイナーから送られてきたのも「こういうのどうですか?」みたいなストーリーやカード案止まり。

・赫灼竜マスカレイド
除去されるまで何かするたびに600バーンを与え続けた上、倒されても相手の場に融合・S・X・リンクがいるなら自己再生から大導劇神の効果無効に繋がるヤベー奴。
出番があるかは分からないけど、出番があるなら300バーンに作中でのみナーフします(LP4000感)

・烙印劇城デスピア
当時のルールに合わせてフィールド魔法1枚の場合、「赫の烙印」でも同じ盤面にできるけど、どうかんがえてもこっちの方が絵面的にカッコいいのでこっちにした。
多分「既にフィールド魔法が存在している場合、このカードは魔法・罠ゾーンでも発動できる」みたいな効果の解釈をしたゲーム版オリジナルカードが存在してる。

・デスピアン・クエリティス
オレイカルコスの結界が持つ闇を呪いに変換してその場にいる全ての存在から戦う力を奪うけど、やってることは倉瀬の絶対守護とかいう凄い奴。
20年後、いつもの遊戯王ストーリーだから不安だけど、ドーマ編があるしメタ的に大丈夫でしょと思っていたであろう掲示板世界線の皆さんが不憫でならない。
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