混血のカレコレ【Over the EVOLution】   作:鬱エンドフラグ

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とある会社、『某企画』

ペンギン「うおおおお!!仕事が終わらない!」

パンダ「うおおおお!!リセマラが終わらない!」

ペンギン「お前の存在を終わらせたい…うっ…ね、ねむい…エナジードリンクを…ごくごく…ゔっ!?」

パンダ「ペンギン?」

ペンギン(き…切れた…俺の体の中で何かが切れた…)

ペンギン「…ガクッ」<GAME OVER>

パンダ「ぺ、ペンギンの霊圧が…消えた?」

そこに突如として現れる土管

 \テッテレテッテッテー/

ペンギン「ふぅ…」

パンダ「え」

ペンギン「まさか蓄積した過労とエナジードリンクの飲み過ぎで死ぬとはな…まぁいい、一度死んでスッキリしたし仕事を再開だ」

パンダ「待って待って待って待って!目の前で全く理解できないことが起きたんだけど!」

ペンギン「俺は仕事中にソシャゲをするお前が全く理解できないんだが?」

パンダ「君いま消えて、てか死んだと思ったら某配管工みたいに土管から飛び出てきたじゃん!」

ペンギン「何を言ってるんだ?社畜なら残機ぐらい持ってるだろ」

パンダ「え?ん?ん?え?ん?ん?ん?ん?」

ペンギン「ちなみに俺のライフは1つ減って、残り46個だ」

パンダ「何を言ってるんだあああああああああああああ!!??」





自称頂点捕食者の策略、星狩りの失態

みんなのアイドル〜!惣真エボルトだよっ♡…なにやってんだろ俺。

 

アヌビスとの戦いから早1ヶ月ほど過ぎた。

 

俺は反省した。ブラッド族としての力やポテンシャル、そして仮面ライダーエボルのスペックを過信しすぎていた。

 

どこかで慢心してた結果あのケモ耳ショタに変身解除まで追い込まれた。いやマジパネェってあのショタガキ。規格外の強さだわ。

 

大気圏突入にも耐えれる仮面ライダーエボルの装甲にヒビ入れるってほどだもん。

 

あの時は向こうがなんやかんや引いてくれたから良かったものの、あのまま戦っていたらどうなってたかわからない。最悪エボルドライバーを破壊されてたかもしれない。

 

でもそうだよな。ビルド本編でエボルトはベルナージュとの死闘でドライバーを破壊されて肉体失ってるし、慢心しすぎた結果仮面ライダーに敗北している。

 

異宙の住人の中にはブラッド族である俺よりも強い奴がいる。

 

例えば地球が異宙に転生してから太陽の変わりを担う神鳥『ホルス』。

 

実際に戦ったことはないが俺にはわかる。アレは絶対ヤバイ。

 

あと気のせいだと思うけど俺あいつに監視されてる気がするんだよ………気のせいだと思うけど!

 

まぁ、なんにせよ俺もまだまだ未熟だったわけだし、鍛えなきゃね。

 

響鬼さんも言ってたじゃないか『心だけは強く鍛えておかないと自分に負けちゃうじゃない』と。

 

そういうわけで俺は今………

 

 

 

 

映画鑑賞してます。

 

いやね?万丈龍我とは違って純粋なブラッド族の俺が普通に筋トレしたりプロテイン摂取したところで効果はないし、それならアクション映画とかで武術を学んだ方がためになると思ったんですよ。

 

ほらどっかのOTONAも言ってたじゃない、『男の鍛錬は食事と映画鑑賞と睡眠だけで十分』と。

 

それから何本か映画を観終わった後………。

 

 

俺はある場所でエボルドライバーの整備をしていた。まるで小さめの研究施設この場所、一体どこなのかというと……我が喫茶店、nascitaの地下である。

 

やっぱnascitaといったら秘密基地もなきゃ!って思ってね。

 

ビルド本編と同じようにカウンターの側に置いてある冷蔵庫を通して秘密基地に行ける様になっている。

 

ただ本家の秘密基地とは少し違う点があり、Wの秘密ガレージ、フォーゼのラビットハッチやドライブのドライブピットも参考にしてあるため、基地内はそれなりに広くなっている。

 

男のロマン。秘密の地下基地。壁一つ一つ、装置一つ一つ、全て俺がブラッド族としてのノウハウと知識を駆使した創造の証である。

 

ここではエボルドライバーの整備の他にも、パンドラボックスやボトルの保管にも使っている。

 

現在パンドラボックスから6枚のパンドラパネルを外しており、すべてのパネルにはそれぞれ10本のフルボトルが装填されている。

 

この場所は地下にあるため、誰も気づかない。俺以外にこの秘密基地を知ってる奴はいないから安心してパンドラボックスを置いて外に出れる。安全性はもちろんの事、そもそも冷蔵庫が地下基地への入り口だなんて誰も思わないだろう。

 

エボルドライバーの手入れをある程度終えたところで俺は大きく息を吐いた。

 

「さて、明日朝早いしシャワー浴びたら寝るか」

 

まぁ、ブラッド族だから汗かかないからシャワーとか睡眠は必要ないけどさ。

 

そんなことを考え、気の緩んでいた俺の安らぎの時間は一瞬で過ぎ去る。

 

「ん…?」

 

ブラッド族であるが故の人間より遥かに優れている鋭敏な感覚が何かを感じ取る。

 

「これは…また異宙の生物か?」

 

ここから数キロメートル先の地域で知性のないタイプの異宙人が暴れてるのが

分かった。

 

「はぁ〜、しょうがない、行くか」

 

俺はエボルドライバーとフルボトルを何本か所持し、ワープ能力で現場まで飛んだ。

 

 

 

 

 

 

「グオオオオオッ!」

 

惣真が現場にたどり着くとそこには頭に悪魔のような角を生やし体長3メートル程のライオンのような胴体に、恐竜のような尻尾、背に蜻蛉のような羽が生えたような猛獣が暴れ回り混乱を巻き起こしていた。

 

「…ん〜〜?あれは、マンティコア、か?いやでもなんか違うような…このごちゃ混ぜにした感じ…既視感があるな」

 

「グウオオオッ!!」

 

猛獣…便宜上マンティコアモドキと呼んでおこう。それが惣真に向かって飛びかかる。

 

「フンッ!」

 

「グウウウッッッ」

 

咄嵯の判断でマンティコアモドキの顎を思いっきり殴り飛ばす。

 

エボルはドライバーからコブラエボルボトルを抜き、赤いボトルを装填する。

 

ラビット!ライダーシステム!レボリューション!』

 

「変身」

 

エボルはハンドルレバーを勢いよく回し、前後に赤黒いオーラを纏った装甲を成形され、エボルはソレに挟まれる。

 

ラビットラビット!エボルラビット!』

 

『フッハッハッハッハッハッハッ!』

 

「エボル、フェーズ3……っと」

 

エボルはコブラフォームから兎を彷彿とさせる姿、仮面ライダーエボル(ラビットフォーム)へと変化した。

 

さらにエボルは紫色のボトル…『忍者フルボトル』を取り出し、エボルドライバーに装填する。

 

忍者!ライダーシステム!クリエーション!』

 

レバーを回し、エボルの手元に刀型武器が形成される。

 

剣先は万年筆のような形となっており、4コマ漫画が描かれた刀身をもつ独特の武器、『4コマ忍法刀』。

 

「忍どころか、暴れるぜ」

 

エボルは4コマ忍法刀のトリガーを引く。

 

『分身の術!』

 

その音声が鳴ると『BOOM!』とアメコミのような表現と共に8人に分身するエボル。それは幻影というわけではなく紛れもない実体である。

 

「「「「「「「「フッ!」」」」」」」」

 

8人のエボルはラビットフォームの機動力と4コマ忍法刀の機能を生かし残像を残しながら素早い動きでマンティコアモドキにパンチ、キック、4コマ忍法刀で斬りかかるなどの攻撃を繰り出す。

 

「グゥッ…ガアァッ……」

 

攻撃を受ける度にマンティコアモドキが怯み、さらに飛び交う8人のエボルの素早い動きに目をグルグルと回す。

 

「よしっ、このままとどめだ!」

「了解!」

「おー!」

「わかった」

「振り切るぜ!」

「OK!Start Your Engine!」

「ちくわ大明神」

「誰だ今の」

 

8人のエボルはそれぞれ4コマ忍法刀のトリガーを引く。

 

『火遁の術!』

『風遁の術!』

 

8人の内4人のエボルが炎を纏い、残りの4人が4コマ忍法刀に竜巻を纏わせる。

 

『火炎斬り!』

『竜巻斬り!』

 

「「「「「「「「ハアッ!」」」」」」」」

 

それはまるで悪天候が迫るかのようにマンティコアモドキに向かって火炎と竜巻を纏った斬撃を繰り出される。

 

 「グオオオオオオオオ………」

 

その攻撃を受けたマンティコアモドキは猛々しい咆哮と共に炎を伴った旋風により塵と化した。火花が舞い散り、残されたのは焼けただれた地面と煙だけ。そこにマンティコアモドキの姿は無い。

 

 

 

 

───その様子を陰から見ていた者がいた。

 

「クソッ…!!」

 

建物と建物の間、人目のつかない所で一部始終を見ていた男は苦虫を噛み締めた様な顔で悪態をつき、懐から通信機を取り出しどこかに連絡を取り始めた。

 

「キメラがやられた!!早急に“星狩り”の巣から目的の物を回収しろっ!!」

 

男は通信機に向かって焦燥感から声を荒げる。

 

「星狩りはワープ能力を持っている!!すぐそっちに戻ってくる!!時間がな───」

 

「おい」

 

「…っ!!!?!」

 

背筋に悪寒が走るのを感じる。突如聞こえた、自身にかけられたであろう声に男は息を呑む。

 

振り向く。そこに佇むは、赤と金に彩られた戦士、それとも異形というべきか。

 

「あのマンティコアモドキ、いや、今の話から察するに、キメラってのか」

 

エボルの兎の横顔を模した赤い複眼が男を貫く。

 

「アレを放ったのは、お前か?」

 

「ヒィィィィィィィィッ!!!!」

 

男は情けない声を上げ、腰を抜かして尻もちをつく。男にとって絶望的な状況。

 

「おい、質問に答えろよ。アレを放ったのはお前かって聞いてんだよ。…待てよ、もしかして先月のヤツも…今連絡してたのは誰だ? 早く言え!」

 

「ヒ、あ、あ、くっ来るな化け物ぉっっ!!!」

 

男はエボルの問いに応えず、ただただ取り乱したように喚くばかり。その顔は涙と鼻水と涎で見るに堪えなかった。

 

「ち、地球はっ…お、お、おおお前の好きにはしゃせ、させないっっ!!!じ、人類の未来はっ、我々が…!!」

 

「は?何言ってんだおま──」

 

「…っ」

 

「あっおい!?」

 

エボルに対する恐怖からか、それともエボルが無意識に僅かに出してた殺気に当てられたのか。男は魂が抜けるように崩れ失神し、気を失ってしまった。白目を剥き、口からはまるで蟹のように泡を吐き、ズボンの股部分を中心に大きな染みを作っている。

 

「…だアアアアアアアっっクソっ!!いい加減にしろよ!!」

 

エボルは失神した男に苛立ち地団駄を踏む。

 

「nascitaに連れ帰って、顔に熱々のコーヒーぶっかけてやろうか…いやそれは勿体無い。消防車フルボトルを使って高圧放水で叩き起こしてやろうか…ローズフルボトル使ってトゲトゲ鞭でしばき起こすか…」

 

憤るエボル。しかしすぐにその感情は萎む。

 

男が通信機で話していた内容を思い出したのだ。

 

 

―早急に星狩りの巣から目的の物を回収しろっ!!―

 

 

(…()()()って、俺のこと、か?何故その単語を…いや、それより……『()』?…巣ってなんのことだ…?)

 

 

―すぐそっちに戻ってくる!!時間がな…―

 

 

「!!」

 

エボルは一つの可能性に辿り着く。

 

 

「いや、まさか、だが…そんなはず…」

 

頭の中で要領を得ない何かが巡る。虫の知らせ、というやつだろうか。嫌な予感を感じたエボルは、失神した男をその場に放置し、ワープ能力でnascitaまで移動する。

 

もし仮に、あのマンティコアモドキ…キメラを放ったのがあの男で、その目的がエボルをnascitaから遠ざけること、そして、時間を稼ぐためだったのだとしたら。

 

どうか杞憂であって欲しいと思う。そうして、nascitaに着く。…そこに、nascitaがあるはずだった。

 

 

 

「──────…は?」

 

 

メラメラと、エボルの赤い複眼に反射するオレンジ色のゆらめく焔。

 

エボルは、焔に包まれるソレがnascitaだとは思わなかった。否、思いたくない、信じたくなかったのだ。エボルの…惣真の頭が目の前で起こっている現実への理解を拒否していた。

 

数刻にも感じる数秒ほど、茫然自失と虚空を見つめていたエボルだったが、パチパチと燃焼する音、崩落音により、段々と現実へと引き戻されていく。

 

そしてその現実を理解した途端、エボルの胸中は絶望に満たされていく。

 

その心境は、某国民的アニメに登場するキャラクターの某タマネギ頭の少年が、自身の家が火事で燃えていく様を前にしている時のものに等しいだろう。

 

「う、嘘だろ……?」

 

嗚呼、神よ…。どうか嘘だと言って欲しい。きっとこれは悪い夢なのだと一縷の望みをかける。ところがどっこい。ところがぎっちょん。夢じゃありません…! 現実です……! これが現実…!!と少し悪ふざけした所でそんなものは現実逃避でしかない。より絶望感に、心が苛まれていくだけである。

 

「お、俺の店……俺のnascitaがああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーー!!!!!」

 

エボル…礎乃惣真は、燃え盛る愛しの喫茶店、nascitaを前に叫ぶ。それはまるで某SFロボットアニメにて、量産機に喰われる某2号機の様を見て叫ぶ主人公の如く。

 

その咆哮のような叫びが辺りに轟く。

 

その為か。

 

 

「っ!!まずい!もう戻ってきたぞ!!」

 

 

巣の主である蛇の帰還に気付いた不届き者が声を上げる。エボルはそれを聞き逃さなかった。声の聞こえた方向へ目を向けると異様な集団を捉える。よく見れば集団の内数人が何かを持って、運んでる。それはパンドラボックスとボトルが装填されたパンドラパネルだった。

 

「急げ!なんとしてもパンドラボックスを本部まで持ち帰るんだ!」

 

男たちは急いでその場から逃げようとする。

 

判断材料はそれで十分。黒確定。

 

「現行はぁぁぁぁぁぁぁんっっっ!!!」

 

エボルは即座にラビットフォームの機動力で一気に距離を詰める。

 

「うわあああっ!」

 

接近してきたエボルに驚き尻餅をつく一人の男。その男は緑色のパンドラパネルを持っていた。するとその男を庇うように、数人の武装した兵士が前に出た。

 

「う、撃てぇ!!」

 

兵士たちが一斉に機関銃を構える。そして一斉射撃が始まった。

 

「んな鉛玉なんぞ効かねぇ…よ!」

 

銃弾に臆することなくエボルは手に大型武器を召喚した。

 

エボルはその大型武器…『フルボトルバスター』を砲撃用のバスターキャノンモードに変形させた。

 

スパイダー!

 

そして砲身の後端にあるスロット『クアッドフルボトルシリンダー』に紫色のボトル…『スパイダーフルボトル』を装填した。

 

フルボトルバスターに紫色のエネルギーが溜まっていき…

 

「大人しくしてな!」

 

『フルボトルブレイク』

 

「「「ぐわああ!?」」」

 

エボルは兵士たちに向けて紫のエネルギー弾を撃ち、命中し吹き飛ばされた兵士たちは蜘蛛の巣のようなもので拘束されていた。

 

「なっなんだこれは!?」

 

「 蜘蛛の糸!?」

 

兵士たちは必死にもがくが、その粘着力は強く離れない。

 

「グボアッ!?」

 

エボルは尻餅をついていた男を蹴り飛ばし持っていたパンドラパネルを奪い取る。

 

「さあ、残りのパネルとパンドラボックスも返してもらうぞ。それともう一つ、お前ら…nascitaになした?じゃなくてnascitaに何した!?」

 

「ひいいっ!!!」

 

気が動転しているためかうまく呂律が回らない口調で問いながらエボルは怯えてる男たちに近づく。その様は先ほどの失神失禁男さながらだ。

 

その時…。

 

 

「っ!」

 

突如、赤い刃がエボルに襲いかかる。

 

「…お前は」

 

「久しぶりだな『星狩り』。それとも、お前からすれば俺みたいな脆弱たる存在は記憶にも残らないか?」

 

エボルに赤い刃を飛ばした張本人である耳に鈴をつけた赤い髪の男…『アザミ』は棘のある言葉を吐く。

 

「…いや、覚えてるぜ。お前、先月俺とアヌビスの闘いを見てた奴だよな?あの時は対して気にも留めなかったが、今回はそうはいけねぇな。何者だ?」

 

エボルは捲し立てるように言う。店が燃えて心が荒れてるのか自然と、否、必然と語気が強まっていた。

 

「我々はトッププレデター。人類の救済者だ」

 

「トップ、プレデター…?」

 

トッププレデター。頂点捕食者という意味を持つその言葉をエボルは仮面の下で訝しげな表情を浮かべながら反芻する。

 

「地球が異宙に転生をして人類は生態系の頂点ではなくなった。人類が再び地球の覇権を取り戻すことを目的として結成された組織。それが我々だ」

 

「ほーん…そいつはまた大層な、仰々しい組織だな。つまりアレだよな、お前らは人類を守る正義の味方ってことだよな?」

 

「概ねそのような解釈で合っている」

 

「へー、なら変だな。さっきのマンティコアモドキ、そして先月のも、たしかキメラだったか?アレを放ったのはお前らだよな?」

 

「そうだ。アレらのキメラはトッププレデターが作ったものだ。先月あの山にお前を誘き出すためキメラ放ったのは、お前のDNA、そしてその腰の機械をいただくことが目的だった。」

 

「…なんだと?」

 

腰の機械。エボルドライバーのことだろう。エボルは自身の腰のエボルドライバーを指先で撫でるように触れる。

 

「冥府の守護神の出現により計画は狂ったがな」

 

「正気か?あの山の近くには小さな町があったんだぞ?もし俺が現れないであのキメラが町まで降りてたらどうするつもりだったんだ?さっきのキメラに至っては街で暴れてたぞ。人類を守るとか言いておきながら本末転倒じゃないのか?」

 

「それらは我々が被害が出る前に回収する予定だった。まあ仮に犠牲が出たところで人類発展のためには微々たるもの、些末な問題だ」

 

アザミは微塵も悪びれる様子がなく毅然とした態度でただ酷薄に淡々と話す。詰まるところ、トッププレデターは正義のためならどこまでも残酷になれる組織ということだ。エボルは質問を続ける。

 

「まだ訊きたいことがある。どうやって俺がnascitaのマスターだと知った?それだけじゃない。なぜ秘密基地のことを知ってる?」

 

エボルトの正体が喫茶店nascitaのマスター、礎乃惣真という情報を特定できたのはまだいい。だが秘密基地のことを知っていたのは腑に落ちない。惣真以外に秘密基地の事を知ってる者はいない。だからこそこれまで安心してパンドラボックスを置いて外出できていたのだ。

 

「冷蔵庫が秘密基地への入り口なんて、普通わかるわけないよな?」

 

「確かにな、半信半疑だったが、まさか本当に冷蔵庫が入口になってたとはな。“奴”の言ってた通りか…」

 

「奴だと?奴って、誰だ?」

 

アザミが呟いた『奴』という言葉をエボルは聞き逃さなかった。 『奴』とはどういうことだろうか。そいつが秘密基地の事を彼らに教えたのか。だが前述した通り、惣真以外に秘密基地の事を知ってる者はいない。アザミは余計なことを言ってしまったかと言わんばかりに顔を顰めるも、口を開く。

 

「…『奴』が言っていた。お前は異宙の住民ではなく、地球が異宙に転生するよりも前に宇宙から訪れた地球外生命体だと」

 

「!!?」

 

「その地球外生命体は宇宙でありとあらゆる惑星を滅ぼしてきたブラッド族という存在だと…星狩り、お前は地球を滅ぼすためにやってきたらしいな」

 

エボルは仮面の下で愕然とした表情となる。兎型の赤い複眼の下で目を大きく見開く。

 

(待て待て待て…!!?なんで…っ、なんでブラッド族のことまで…!!)

 

地球を滅ぼしに来た、というのは間違いであるが、秘密基地の事といい、地球外生命体やブラッド族、そんな情報、惣真自身が口外でもしない限り知り得ないことだ。

 

「…それもその、『奴』が教えたのか?一体『奴』って誰なんだ!?」

 

「さあな。お前が知る必要はないさ………目的は達成されたからな」

 

「なに?………!!」

 

そこでエボルは気づく。

 

パンドラボックスやパネルを運んでいた男達がいないことに。今この場にいるのはエボル、アザミ、蜘蛛の巣で拘束され動けない兵士たち。

 

(コイツ…ずっと時間を稼いでいたのか!!)

 

アザミが質問に律儀に答えていたのはエボルの注意を引くため。エボル自身、nascitaが燃えたショックと怒りで冷静さを失ってたこともあり、注意力が散漫していたために彼らの逃走を許してしまった。

 

「クソッ!!」

 

エボルは悪態を零し、すぐにパンドラボックスらを持ち去った男達の行方を追うべく動こうとする。

 

「行かせると思うか?」

 

しかしアザミが赤い剣で斬りかかり遮る。

 

「チッ!人類の救済者さん達が強盗の真似事か!?」

 

「…」

 

アザミは無も言わずエボルに斬りかかる。

 

「ハッ!」

 

エボルはアザミの攻撃に怯むことなくカウンターの回し蹴りを放つ。

 

「ぐぅ!」

 

しかしアザミはエボルの攻撃になんとか耐える。

 

今は攻撃力の劣るラビットフォームとはいえ、仮面ライダーエボルの攻撃に耐えたアザミにエボルは驚く。

 

「…そうか、お前、“吸血鬼”だな?その剣も血液から生成したのか。俺の攻撃に耐えれるとはな、吸血鬼の耐久力ってやつか?とはいえ、ダメージが入っていることに変わりはないようだな」

 

「…」

 

「そういえば、もう一つ訊きたいことがあった。俺の店、nascitaを燃やしたのって、お前らか?」

 

 

その問いに対し、アザミは表情ひとつ動かさず答えた。

 

「──────地球を滅ぼしにきた害獣の巣だぞ?火を放つのは当然の事だろう」

 

「…スゥゥゥゥゥゥーーーーーーー……そう、か。そうかそうか、うん」

 

アザミの答えに、エボルは息を深く吸い、わざとらしく相槌を打つ。

 

「そういえば、アヌビスとの戦いの時の見物料…取ってなかったな。お支払いは…────────────────お前の命だ!!!!!

 

 

エボルの怒りのボルテージはMAXとなる。

 

「始めようぜ。楽しい楽しい、殺し合いをなぁっ!!!」

 

エボルは殺意、憎悪、憤怒、なんなら一種の狂気も混じった敵愾心をもって疾走する。その足取りに迷いはなく、エボルはすぐさまフルボトルバスターをバスターブレードモードにし、瞬く間にアザミとの間合いを詰める。

 

「…!」

 

エボルが振るったフルボトルバスターをアザミは血液の剣を盾にして防ぎ受け止める。しかし力は拮抗せず、押し切られる。

 

「グウッ!!」

 

アザミは吹き飛ばされ、地面を転がる。しかし吸血鬼故か、すぐさま態勢を立て直しエボルに対峙する。

 

するとアザミは全身が血液のようなものに包まれていき、最終的に蝙蝠の羽の装飾がついた血の色をした禍々しい鎧を纏った。

 

(オイオイなんだよあれめちゃくちゃイカしてるじゃないか)

 

エボルは自身の厨二心をくすぐられながらも、決して怒りを忘れない。聖域を踏み荒らし、挙げ句の果てに火を放った悪漢に制裁を下さんとし、目標を捉える。

 

アザミは身体から血液の剣、あるいは槍とも取れる棘を生やし構える。

 

「…フッ!」

 

アザミはエボルに向かって走り血液の剣を振るう.。エボルはそれを容易く受け流しフルボトルバスターを水平に薙いで刃とは逆の部分、峰の部分でアザミに大振りの打撃を与える。

 

「ぐぅっ…!?」

 

鋭い一撃に肋骨が砕ける感覚が襲う。アザミは意識が飛びそうになりながら苦痛の声を上げる。尚もエボルの怒りは鎮まることはない。むしろ、彼の怒りは一層猛烈に燃え上がり、制御を難しくしていた。

 

「オラアッ!」

 

「がっ……」

 

怯むアザミにエボルはすかさず蹴りを叩き込んだ。

 

「まだまだ行くぜぇ?」

 

「舐めるなあ!!」

 

更に追撃を加えるべく接近するエボルにアザミは自身の周りに大量の血液で出来た刃を生成し飛ばす。しかしエボルはその攻撃を物ともせず装甲で弾きフルボトルバスターで薙ぎ払っていく。

 

「どうした?お前の力はこんなもんじゃないだろ?」

 

「くっ……」

 

「さあもっと楽しませてくれよぉ?」

 

エボルは完全に悪役のような台詞を言いながら確実にアザミを追い込んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

『あっら〜…?アザミさんかなりピンチ?』

 

「レ、レイナ様!!」

 

蜘蛛の糸で拘束されている兵士たち。彼らが耳に着けている小型通信機から聞こえてくる声の主、『レイナ・ガーベラ』はどこから見ているのかアザミがエボルに押されている様子に唖然としていた。しかしすぐにそれは詮無いことだと納得する。

 

冥府に守護神、アヌビスと互角の戦闘力を持つエボル。現在は夜。吸血鬼が力を増す時間帯。とは言え力の差は天と地程あるのは火を見るより明らかだ。

 

今回の任務はエボルを倒すことではない。あくまでも時間稼ぎである。しかし窮地に追い込まれるアザミ。このままではアザミという貴重な戦力を組織は失いかねない。レイナ・ガーベラは助手として、アザミのピンチをフォローする役割だ。

 

『う〜ん…あっ!そうだそうだ!』

 

ここで超天才レイナ君は妙案を思いつき手のひらにポンと叩く。レイナ・ガーベラはアザミの助手として、その期待を裏切らないのである!

 

『すいませ〜ん、アザミさんピンチなんであんたら助っ人に行ってくださーい』

 

レイナは通信機越しから兵士たちに指示を出す。

 

「そうは言われてもっ!この糸が全く…」

 

兵士たちはご覧の通りエボルに蜘蛛の糸で拘束されてからかれこれずっともがき続けているが、全身に巻き付いた粘着性の高い強靭な糸はむしろ振りほどこうともがけばもがくほど、彼らの身体を締め上げ絡みついてくる。

 

『そうっすね。だから……そんな糸簡単に振りほどけるように()()()()()っすよ』

 

「「「!!!!」」」

 

その言葉にレイナがなにをしようとしてるのかを察した兵士たちはたちまち身を震わせ顔を蒼白させる。

 

「そ、それだけはやめてくれ……!!なんでもするからっ!!!」

 

「たったのむぅうう!!あんなの (・・・・)は、あんなの (・・・・)はいやだぁっ!!!」

 

必死に懇願する兵士たち。だが…

 

『え〜…でもあんたら、今なんもできないでしょ』

 

レイナはそれを無視し、一片の容赦もなく、躊躇なく、無情にも宣告した。

 

 

通信機越しに、『カチッ』と、スイッチを押すような音が鳴る。

 

 

すると…

 

「「「がぁ■■あ■■■ああ■■っ!!?」」」

 

メキメキと音をたて兵士たちの体はみるみる肥大していき、彼らを拘束していた蜘蛛の糸はブチンッブチンッと音を立て引きちぎられていく。

 

「「「ガァアア!!!」」」

 

『ジャジャーン!』

 

兵士達は理性を失い、元の面影のない醜悪な異形の姿へと変貌した。彼らはレイナ・ガーベラが開発した『改造人間』であり、傀儡に過ぎない。心なしか彼らの金目鯛のような目からは涙が流れているように見える。

 

『はい、行ってらっしゃ〜い』

 

「「「オォオオオッッッ!!」」」

 

異形と化した兵士たちは雄叫びをあげながらエボルに向かって走り出す。

 

 

「んん?っておいおい、なんだありゃ!?」

 

「「「オオオッ!!!」」」

 

エボルは突如現れた迫り来る異形に驚愕する。

 

「ええい!小賢しい!」

 

エボルは咄嵯にフルボトルバスターで薙ぎ払う。

 

「「「グゥウウッッ!?」」」

 

エボルはフルボトルバスターをバスターキャノンモードにする。

 

忍者!』『海賊!』『スパイダー!

 

『ミラクルマッチデース!』

 

スロットに『忍者フルボトル』『海賊フルボトル』『スパイダーフルボトル』を装填した。紫と水色、そして少し違う紫色のエネルギーが混ざり、チャージされる。

 

『ミラクルマッチブレイク!』

 

エボルは水色と二色の紫が錯綜する大きなエネルギー弾を放った。

 

「「「ぐがああああああああああっっっっ」」」

 

エネルギー弾が直撃した異形たちは爆散した。塵になりきらなかった彼らの身体の一部、内臓、肉片が辺りに散る。

 

 

『アザミさ〜ん!ズタボロっすけど大丈夫っすか〜?』

 

「……レイナ」

 

アザミが付けている小型通信機越しに、レイナの声が聞こえてくる。

 

『アザミさん!時間稼ぎはもう十分っす!退散するなら今っすよ!』

 

「……恩に着る」

 

異形となった兵士たちを撃退したエボル。だが、それがアザミに逃げる隙を与えてしまった。

 

「ん?あっおい!!」

 

アザミの身体は蝙蝠と化し、どこかへと消え去った。

 

「待てっ!!……ちぃっ!!どこいきやがった!!……くそっっ!!」

 

 

 

その後、暫くしてパンドラボックスを持っていった男たちを探したが見つからなく、仕方なくはnascitaへと戻った。………………焼け跡となったnascitaへと。

 

「……」

 

改めて見ても、言葉が出なかった。惣真の心には大きな穴が空いた喪失感。どこを見ても炭と瓦礫の山。一部崩落した瓦礫と共に重力に従って落下しそれにより煤が舞う様を見てさらに悲しくなる。

 

「ちくしょう……」

 

惣真はしゃがみ込み項垂れる。

 

「はぁ〜っ………残ったのは、コイツだけか」

 

惣真は一枚のパンドラパネルを見てため息をつく。

 

「えーと、エボルボトルを除いて残ってるボトルは…」

 

タカフルボトル

ガトリングフルボトル

ローズフルボトル

ヘリコプターフルボトル

タートルフルボトル

ウォッチフルボトル

クマフルボトル

テレビフルボトル

バットフルボトル

エンジンフルボトル

 

そして戦闘時に持っていった忍者フルボトルと海賊フルボトルとスパイダーフルボトル。つまり…

 

「それ以外パネルごと全部持ってかれたってことじゃねえかああああああ!!!クソがあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 

惣真は怒りのままに声を大にして叫んだ。

 

「あー…最悪だ…」

 

惣真は頭を抱えながら近くの 合成皮革が焦げ溶けてぐちょぐちょになりながらも燃え残ったソファーに寝転んだ。化学物質が燃えたツンとした匂いがするが気にしない。天井を仰ぎ見る。いや、天井は崩れ落ちていて、見えているのは夜空。燦然と輝く月が照明のように照らす。まだ現実を受け入れたくないらしい。

 

「………いや、嘆いてる場合じゃねえ、一大事だぞ」

 

百歩…いや、一億歩譲ってボトルはまだいい。だが一番の問題はパンドラボックスである。

 

パンドラボックスの危険性はブラッド族であり、前世でビルドを何度も視聴した惣真自身がよく知っている。

 

一つの惑星を滅ぼすほどの強大なエネルギーを持つパンドラの名を持つ箱。エネルギーの量次第では、宇宙全体にビッグバンを引き起こすことだって可能だ。

 

そんなアイテムが、頂点捕食者と人類の救済者を標榜する得体の知れない組織、トッププレデターに渡ってしまった。

 

(あの吸血鬼が言っていた『奴』………そいつはパンドラボックスやブラッド族のことを知っていて、トッププレデターという組織に情報を与えた…)

 

なぜその『奴』はパンドラボックスやブラッド族のことを知っているのか。考えられる可能性は二つ。

 

一つは、自分以外のブラッド族の生き残り。

 

あり得なくはない。

 

キルバスが暴走し思い思いにブラッド星の破壊活動を行い、惣真(エボルト)はパンドラボックスを持ち命からがら逃げおおせた。

 

だがもしかしたら、自分以外にもいたんじゃないだろうか、キルバスの魔の手から逃れ、そして地球に訪れたブラッド族が。

 

ここ数年、惣真は仮面ライダーエボルとしてかなり派手に活動していた。それでもう一人のブラッド族が惣真(エボルト)の存在を認知した。そして気付いたんじゃないだろうか。惣真(エボルト)がパンドラボックスを持っていると。

 

ブラッド族にとって、パンドラボックスは神器だ。絶大なエネルギーを持つソレは喉から手が出るほど欲しいものだろう。とは言っても惣真(エボルト)自身、最近となってはそこまで重要なものではなくなっていたが。

 

ともかくそのもう一人のブラッド族がパンドラボックスを手に入れるためにトッププレデターに協力し情報を与えた。

 

十分に考えられる。

 

もう一つの可能性は、自分と同じ転生者。

 

それなら冷蔵庫が地下室の入り口だと知っていることも頷ける。

 

この場合、その転生者は前世でビルドを視聴したことがある、そうでなくてもボトルやらブラッド族やら断片的なことだけは知っていたのだろう。

 

ビルドを視聴したことがなくとも、動画サイトでビルドの解説動画を見たり小説投稿サイトでビルドの二次創作小説を読んでたりすれば、ライダーシステムはネビュラガスがなんたら〜、エボルトは地球を滅ぼそうとする悪い怪人〜、などにわかながらも大体の設定はなんとなく理解することはできる。

 

尤も、惣真に地球を滅ぼそうとする意志は毛頭なく、ただなんとなく地球を訪れ、なんとなくnascitaのマスターをしている風来坊である。

 

少し話が逸れたが詰まるところ、おそらくその転生者は惣真(エボルト)がビルド本編のエボルトと同様に地球を滅ぼさんとする存在だと結論付けた。そして地球を滅ぼされることを危惧して食い止めなければならないという使命感に駆られたのだろう。

 

パンドラボックスやボトルを奪取すればエボルトが『パンドラタワー』を形成することを妨げれるし、ライダーシステムを開発し対抗できる。

 

だがそうだとしたらその転生者は大馬鹿者だと惣真は思う。協力した組織がトッププレデターという点だ。

 

詳細は不明だが街にキメラを放ったり、人の店に放火したり、赤髪の吸血鬼の口振りからしてトッププレデターは決して真っ当な組織ではないのは明らかだ。そんな組織と協力している辺りかなり盲目的な奴だと思われる。それとも何か別の思惑があり利用しているだけなのか。

 

とにかく妥当なのはこの二つ。ブラッド族か、転生者か。

 

いずれの可能性にせよ、パンドラボックスがトッププレデターというどんな手段も厭わなそうな組織の手に渡ってしまった以上、野放しにしてはおけない。ライダーシステムなんて開発されてしまえば兵器として利用され戦争が起こることは明白だ。

 

それに…………。

 

惣真はソファーから起き上がり、ほとんど炭だけとなったnascitaを見渡す。

 

立ち上がり、黒く焦げ染まったカウンターへと歩を進める。その上にあるのは真っ黒に焼け焦げ、焼損したハンドル部分以外原型を留めていないコーヒーミル。このコーヒーミルは惣真が愛用していたもの。今では見る影もない。

 

惣真は拳を強く握る。

 

地球を訪れ、nascitaを開いてからかれこれ20年近く。ブラッド族にとっては大した歳月ではないが、それでも惣真にとってnascitaでの日々はかけがえのないものであった。

 

扉を開けるたびに、温かな香りが鼻をくすぐり、心地よい静けさが迎えてくれた。自分が淹れたコーヒーの香りは、毎朝の儀式のように感じられ、コーヒー豆から湧き上がるアロマは心を落ち着かせる。

 

そして、お客さんたち。nascitaは、街の人々や通りがかりの旅行者にとって、ほんのりした安らぎの場所だった。これからも変わらぬ温かさとおいしさを提供し、お客さんたちの笑顔を引き出すことが、自分の使命であると心に誓っていた。

 

それが今はどうだ。

 

かつてのnascitaは、炭と瓦礫の山と化した。トッププレデターは、一瞬で惣真の努力と思い出を焼き尽くした。壁などに染み付いていた温かなコーヒーの香りは、今や炭の香りだけ。ましてや壁もない。nascitaで築いた二十年にわたる思い出が炎と煙と共に消え去った。

 

トッププレデターはパンドラボックスを奪ったに限らず、惣真が愛してやまないnascitaを奪ったのだ。

 

ここまで舐めた真似されて、黙っていられるか。

 

(トッププレデター…その名を覚えたぞ。てめーらはおれを怒らせた…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

徹底的に滅ぼしてやる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…そういや住む場所どないしょ………アイツに頼るか」

 




アヌビス「へぇ〜、ケモ耳ショタねぇ…俺のことをそんなふうに思ってたのかーそっか、そっかー、エボルトお前………良い性格してんなぁー」


惣真「っ!?……な、なんだ?急に寒気が…」








混血のカレコレストーリー編で新キャラが出てきましたね。
これからどのような展開になっていくのか楽しみですね。
次回のストーリー編が楽しみです。



…動画の最後なんか不穏なものが映ったんだけどマジでどうなるんだろう



追記

2023年10月2日
内容を大幅に改稿しました。
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