【本編完結】レッドキャップ:ヴィランにTS転生した話   作:WhatSoon

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#65 キル・ゼム・オール part4

砕けた石片が僕へと迫る。

 

これは余裕を持って回避出来る。

 

確かに超感覚(スパイダーセンス)はヴェノムやカーネイジには反応しない。

だけどそれは、彼等が僕の能力を学習しているからだ。

 

壁を破壊して飛んでくる石は……原因がどうであれ、彼等の能力ではない。

 

僕は石片を回避して──

 

 

「うっ!?」

 

 

激痛。

 

肩に赤い針が刺さっている。

……カーネイジの触手の先端だ。

それを切り離して、瓦礫に紛れさせて発射したんだ。

 

まさか、こんな事が出来るなんて。

 

 

即座に針を引き抜こうとする、

……針の先端が釣り針のように反っている。

無理矢理引き抜くと、周りの皮膚もズタズタだ。

 

……でも、仕方ない。

刺さったままじゃ動きが鈍る。

僕は決心して引っこ抜いて……痛い!

涙が出そうだ。

 

手を握りしめる。

よし。

ちょっと違和感はあるけど、動かせない程じゃない。

 

距離を取って、そのまま壁の裏に隠れる。

カーネイジが歩いて来て、僕が隠れている場所を睨み付けてる。

み、見つかっては居ない筈だけど……。

 

 

『出て来い、臆病者が……逃げるのか?』

 

「今、作戦会議中なんだ、悪いね」

 

 

軽口を叩きつつ、左手のウェブシューターのカートリッジを切り替える。

カートリッジは4番、衝撃波(ショックウェーブ)だ。

 

……ヴェノムは音に弱かった。

これはシンビオートの共通する弱点らしい。

 

なら、目前のカーネイジだって弱い筈だ。

空気の振動をぶつけてやる。

 

 

『一人で作戦会議だと?バカが……お前を真っ二つにして二人分にしてやる!』

 

 

一呼吸、集中だ。

 

 

「それはちょっと遠慮したい、かな!」

 

 

壁の裏から飛び出して、ウェブシューターから衝撃波(ショックウェーブ)を発射する。

 

 

『グッ!?』

 

 

想定外の攻撃にカーネイジが怯んだ。

赤い表皮が捲れて、中にいる宿主、キャサディが見える。

 

僕は糸を飛ばして、キャサディを引き寄せ──

 

 

『うるさい奴め!』

 

 

キャサディの背から生える触手の、先端が切り離された。

 

それは僕の方へ向かって、一直線に飛んでくる。

だけど、針みたいな当たったら痛い……ぐらいの大きさと形状じゃない。

 

小さな手斧だ。

僕の二の腕よりも大きい。

 

当たったら、間違いなく致命傷。

 

だけど超感覚(スパイダーセンス)が利かないせいで、ギリギリの回避なんて出来ない。

 

 

「くそっ!」

 

 

衝撃波(ショックウェーブ)を切って、咄嗟に(ウェブ)を屋根へ発射する。

そのまま上昇して、大袈裟に攻撃を回避する。

 

当たったら死ぬ……そう怯えて攻撃をやめ、回避に専念してしまった。

 

そして、その代償は大きい。

 

目の前にカーネイジが迫っていた。

 

 

「しまっ──

 

 

そして、僕の腹にカーネイジの手が突き刺さった。

 

 

「ぐ、うっ!」

 

 

手を開いて、爪を鋭く尖らせたその手は僕の腹に五つの刺し傷を作った。

 

そのまま天井にぶつけられて、石の装飾が砕け散る。

 

あ、頭がチカチカする。

一瞬、気を失いそうになった。

 

屋根に引き摺るように擦り付けられる。

ガラガラと装飾が壊れて、その衝撃は僕に来る。

 

そのまま地面に投げ飛ばされて、高そうな絵画のレプリカを破りながら床に転がる。

 

い、息、息は、息は出来る。

だけど衝撃に身体が驚いたのか、身体が一瞬動かなかった。

関節が軋む。

 

僕は地面を転がりながら体勢を立て直し、地面に片手をついて止まった。

 

視線はカーネイジの方へ。

……僕の血が付いた手を舐めている。

 

 

う、うわぁ。

 

 

僕を殺そうとする奴等とは沢山戦ったけど……人型なのに、僕を食べようとする奴は久々だ。

ゾッとする。

 

 

『力の差が歴然だ。大人しく喰われた方が辛い思いをしなくて済むぞ?』

 

 

カーネイジが僕の血がついた爪を舐めながら嘲笑った。

 

 

「悪いけどお断りだよ……僕は君のオヤツじゃない」

 

 

強がりながらも、腹の痛みは抑えられない。

痛いのはまだ良いけど……腹筋に力が入らない。

 

 

『そうだな……お前は、(ファーザー)前の前菜だ!』

 

 

地面を蹴って、後ろに下がろうとした瞬間。

 

丁度、カーネイジの横にあるドアが少し開かれた。

 

 

『ムッ!?』

 

 

即座に横を向いたカーネイジに釣られて、ドアの方を見た。

 

銃身がドアから見える。

その先にレッドキャップが半身、見えていた。

……あれ?いや、違う?

いつもは赤いマスクなのに、今日は真っ黒だ。

別人だろうか?

 

……でも、あんな格好をしている人間が他に沢山居るとは思えないけど。

 

見えている銃口は……レッドキャップが使っている所を前も見た、散弾銃(ショットガン)だ。

 

カーネイジとの距離は、殆どない。

至近距離からの──

 

 

炸裂音。

 

 

散弾銃(ショットガン)の発射音だ。

 

カーネイジが反応するよりも早く、発射された。

カーネイジが吹っ飛ばされる。

 

シンビオートは弾丸によるダメージが殆ど効かない。

ただ、衝撃は逃せない。

 

だから、勢いを殺しきれず吹っ飛ばされたんだ。

 

 

直後、背後から聞き覚えのある声が聞こえた。

 

 

「無事か!スパイダーマン!」

 

 

声を聞いて振り返れば……あれ?

ハリーの姿があった。

ゴーグルとマスクを付けているけど、ハリーだ。

 

 

「な、なんで、ここに?」

 

「あぁ……友人の付き添いだ」

 

「友人?」

 

 

僕はレッドキャップを一瞥した。

油断する様子はなく、カーネイジが吹っ飛ばされた方を凝視している。

 

警戒しつつも……少し、驚いているように見える。

追撃する訳でもなく、吹き飛ばされた先を見ているからだ。

 

 

「彼と友達?」

 

「違う、僕のエージェント仲間とだ」

 

 

ハリーが『S.H.I.E.L.D.』に保護されたのは、ジェシカから聞いていた。

だけど、まさかエージェントになってるなんて。

……言ってくれても良いのに。

ハリーはスパイダーマンの正体がピーター・パーカーだと知っているから、「スパイダーマンの連絡先が分からない!」と言う事はないだろう。

 

僕がジトっとした目を向けている事に気付いてないのか、無視しているのか……腰から注射器みたいなのを出して、僕に刺した。

……何の薬かは分からないけど、多分手当してくれてるんだと思う。

 

ガサリ、と音がしてレッドキャップの後ろに誰かが居る事に気付いた。

 

 

「お、やったか?案外、楽勝だったな」

 

 

レッドキャップの後ろから、見覚えのある声と顔が見えた。

 

 

「ハーマン……?」

 

 

茶色のスーツと黄色いアーマー、そして手甲(ガントレット)

ハーマン・シュルツ、ショッカーだ。

 

 

「随分な様子だなぁ、スパイダーマン……だが、俺はハーマンじゃなくて『ショッカー』だ。次間違えたらブン殴るぞ」

 

「あ、うん」

 

 

突っ込む気力もない。

結構、痛い攻撃を連続でくらってるし。

血も沢山流れてる。

 

 

カーネイジが吹っ飛んだ先から、瓦礫が投げ込まれた。

 

 

『むっ』

 

 

レッドキャップが咄嗟にアーマーで弾いた。

壁から出来た石材程度では傷すら付かないようだ。

 

……そして、カーネイジも。

散弾銃(ショットガン)程度じゃダメージは無いみたいだ。

 

 

「おおっと」

 

 

ハーマンが手甲(ガントレット)から衝撃波(ショックウェーブ)を放ち、瓦礫を吹っ飛ばした。

巻き上がった瓦礫の埃も吹き飛んで、カーネイジの姿が見える。

 

全く怪我はなし、元気その物だ。

 

 

『……カーネイジ、か?』

 

 

ようやく敵の姿を直視できたのか、何やらレッドキャップが驚いたような口調で話す。

機械音声だから声色では何を思ってるのか全く分からないけど……。

 

でも、カーネイジの名前を知ってたのか。

……僕も今さっき知ったばかりなのに。

 

 

『次から次へと、邪魔者どもが!』

 

 

触手を振り払い、壁を破壊する。

部屋と廊下がぶち抜けて、大きな広間のようになる。

 

……カーネイジは範囲攻撃が得意だ。

触手を飛ばす攻撃も、遮蔽物が無ければ回避は困難だ。

 

自分に有利な戦いの場を作ろうとしてるんだ。

 

 

その隙にレッドキャップの後ろから黒い影が飛び出した。

 

小さな、女性のような影だ。

 

宙を舞い、そのまま飛び蹴りをカーネイジへと食らわせた。

 

 

『グゥッ!?』

 

 

驚いたカーネイジが振り払おうとするが、それと同時にもう片方の足でカーネイジの身体を蹴った。

その反動で宙を舞い、レッドキャップの近くに着地した。

 

 

『ダメ!全然ダメージ無い!』

 

『……奴は、炎か音でしか対処出来なさそうだ』

 

 

レッドキャップと会話をしている事から、仲間だと言うのは分かる。

 

シンビオートと結合した、女性のような姿をしている。

フードのように大きく裂けた口に、舌がネクタイのように伸びている。

 

 

「……ハリー?あれも知り合い?」

 

「あぁ、彼女が『S.H.I.E.L.D.』の仲間だよ」

 

 

え?

シンビオートと共生してるのに?

 

 

「多分きっと、君とも仲良くなれる」

 

「そうかな……」

 

 

あんまり自信はないけど。

だって、ヴェノムと同じシンビオートだし……。

 

って、それよりも。

 

 

「これってどう言う集まりなの?」

 

「あぁ、これは……」

 

 

レッドキャップの側に、黒いシンビオートと結合した女性と、ハーマンが集う。

 

 

「……まぁ、対クレタス・キャサディ同盟みたいなものだよ」

 

 

歯切れの悪い言葉に首を傾げつつも、仲間が出来たことに僕は少し喜んだ。

 

……息も整って来た。

傷の具合も良い。

さっきの、注射のお陰かも。

 

立ち上がると、ハリーが心配して声をかけて来た。

 

 

「……大丈夫なのか?傷は結構深かったと思うが」

 

「勿論。こんな傷には慣れてるし……まだ、やれるよ」

 

 

足についた埃を払い、レッドキャップの後ろに近寄る。

 

 

「手を貸すよ、目的は一緒なんだろ?レッドキャップ」

 

 

僕が声を掛けると、黒いマスクが振り返った。

……全く、何を考えてるかサッパリ分からないけど。

 

 

『ナイトキャップだ』

 

「あ、そう……よろしく、レッドキャップ」

 

『……あぁ』

 

 

訂正を諦めたようで……頷き、僕らはカーネイジに向き直った。

 

こう言うの、何て言うんだっけ?

確か、ネッドがプレイしてたオンラインゲームの用語で……そう、『レイドバトル』って言うんだっけ?

 

カーネイジが咆哮し、触手を分裂させた。

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

「おい、ヴェノム。さっきのちょっと態度が悪かったんじゃないか?」

 

『エディ……奴等はシンビオートを甘く見過ぎている』

 

 

俺達は物音がする一層上の通路を走っていた。

 

 

『あんな遊び感覚で、ガキを連れて戦えるような相手じゃない。俺は自分の所為で誰かが死ぬのはゴメンだ』

 

「……守りきれる自信がないからか」

 

『違う、誰かに足を引っ張られるのが嫌なだけだ』

 

 

正直に言えない照れ隠しが6割、それで本音が4割か。

 

ヴェノムの言葉に頷いて、俺達は騒音がする部屋の上に立った。

 

既にアイツらと、キャサディとの戦いは始まっている筈だ。

ヴェノムと繋がっている感覚から、シンビオートの気配を感じる。

 

首の裏を刺すような刺激だ。

 

俺達は足元の亀裂から、下を覗き込む。

 

 

片方は……ハーマンとレッドキャップ、あとガキが二人。

……いや、追加でスパイダーマンも居るな。

 

あの中に参加してたら、ヴェノムがブチギレて居ただろう。

未だにスパイダーマン絡みのニュースを見ると、テレビに向かって暴言を吐いているし。

 

そうして、対面しているのは……赤いシンビオートだ。

恐らく、クレタス・キャサディに違いない。

 

妙に静かになったヴェノムを心配しつつ、俺は口を開いた。

 

 

「よし、じゃあヴェノム。作戦はこうだ。キャサディが真上に来た段階で床を砕いて颯爽と──

 

『帰るぞ、エディ』

 

「は?」

 

 

俺の意志を無視して、俺達の足が動き出す。

ドスドスと早足で、部屋の外に繋がるドアへ向かって行く。

 

 

「お、オイ!ヴェノム、どうしたんだ!?」

 

『想定より拙い事態だ、『赤』はヤバい!』

 

「赤?あぁ、キャサディと結合してる赤いシンビオートの事か?そんなの俺達なら──

 

『ダメだ!』

 

「逃げるのか……?」

 

『ああ、そうだ!』

 

 

素直に肯定された事に驚いて、俺は思わず口を開いた。

 

 

「何でだよ、お前、そんな臆病だったのか!?」

 

『エディ!お前が──

 

 

俺達は足を止めて……ヴェノムが分離し、俺へと向き直った。

 

 

『お前が、死ぬ』

 

「……は?」

 

『当然、俺もだ。ここは一旦退け。万全な準備を整えて、確実に勝てるように準備をする』

 

 

珍しく……本当に、初めて見るかもってぐらい珍しく弱気になっているヴェノムに驚いた。

 

それだけ、本気でヤバい状況なのだろう。

だけど、それでも俺は口を開いた。

 

 

「ま、待てよ、他の奴らはどうするんだ?まだ戦ってるんだぞ!?」

 

『知るか!俺達には関係のない話だ!』

 

「関係ないって……いや、お前のガキだって居るだろ?あの……グ、グ、グウェノム?だったとか?」

 

『シンビオートに親子の絆なんて存在しない……絆があるなら、俺はカーネイジを殺そうとしない』

 

「カーネイジ?誰だよ、それ」

 

『キャサディと結合している奴だ!俺が集合精神(ハイブマインド)から引き出した名前だ』

 

「ハイ、ハイブ……?オイ、もっと説明しろ!」

 

『そんな事はどうだって良い!問題なのは奴が俺達よりも強い事だ!』

 

 

ヴェノムが壁を叩き、砕いた。

 

 

「俺達、よりも?」

 

 

『そうだ!戦えば確実に負けるぞ、エディ……そして、確実にお前は食い殺される。コーデックスを狙ってな……それで良いのか?俺は嫌だ』

 

「ヴェノム……」

 

『分かったら帰るぞ。そうだ、『S.H.I.E.L.D.』の倉庫から武器でも盗む。そいつで武装して──

 

「俺の心配なんてしなくて良い。戦うんだ、ヴェノム」

 

 

ピクリ、とヴェノムの動きが止まり、俺の顔を凝視する。

 

 

『死ぬぞ?』

 

「俺達は……残虐な庇護者(リーサルプロテクター)なんだろ?」

 

『…………そうだ』

 

「なら、自分より弱い奴が戦ってるのに……逃げて良いのか?庇護者なんだろ?」

 

『……だが──

 

「お前が本当は戦いたいのは知っている。逃げる事が嫌いだろ、お前」

 

 

少しして、ヴェノムが頷いた。

 

 

『当たり前だ』

 

「逃げるぐらいなら死んでやるってぐらい気が強いお前が……何で逃げる必要があるんだ?」

 

『…………』

 

「そんなに俺を死なせたくないのか?」

 

『違う』

 

「大丈夫だ、ヴェノム。俺達は一つだ。死ぬ時は覚悟してる……それに──

 

 

ヴェノムと目が合う。

 

 

「俺達は負けない、そうだろ?」

 

 

ヴェノムの目が鋭く、鋭くなって行く。

 

 

『……そうだ』

 

 

口は弧を描き、長い舌が露出する。

 

 

『そうだな!』

 

 

俺の身体をヴェノムが覆う。

元の真っ黒で、残虐な俺達に戻る。

 

俺達は元いた位置に早足で戻った。

深呼吸をして、作戦を考え……ヴェノムへ伝える。

 

 

「じゃあ、ヴェノム。作戦は──

 

『今すぐ飛び降りて、ブチのめす!』

 

「あ?え、待っ──

 

 

床を叩き割り、カーネイジの頭上から落下する。

 

カーネイジが見上げて、俺達と目が合う。

 

 

『来やがったな!(ファーザー)!』

 

『ブッ殺してやる!』

 

 

俺達の右腕がカーネイジの顔面にぶつかる。

カーネイジの触手が俺達の身体に突き刺さる。

足で踏み付け、顔面にフックを繰り出す。

カーネイジの体皮が壁に弾け飛ぶ。

触手が斧のような形状をして、頭上に迫る。

 

 

『殺して食ってやる、(ファーザー)!』

 

『喰うのは俺だ!死ぬのはお前だ!不肖の息子(クソガキ)め!』

 

 

腕を振り上げ、斧型の触手へと叩きつける。

斧がずれて肩に刺さるが……表面を引き裂いただけでダメージは無い。

だが、その手を掴まれて、壁へと放り投げられた。

 

空中で体勢を立て直すが、そのまま壁が耐え切れず、別の部屋へと投げ飛ばされた。

 

……周りの奴等が、少し引いたような目で俺達とカーネイジを見てやがる。

 

 

『早く加勢しろ!』

 

 

そう言うと、グウェノムがため息を吐いた。

 

 

『全く、手の掛かる『パパ』なんだから……』

 

 

そんな事を言いながらも、爪をナイフのように鋭く尖らせて俺達と並び立つ。

 

 

『やめろ!俺達をそんな変な呼び方で呼ぶな!俺達は──

 

 

足を踏み出し、地面を砕く。

 

 

『ヴェノムだ!』

 

『はいはい』

 

 

俺達とグウェノムは、カーネイジに飛びかかった。


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