モンスターハンター・トータス2   作:綴れば名無し

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 生存報告を兼ねてリハビリがてら、主要人物紹介を書いている時にふと思いついて海外サイトのインカーネイト無料版を利用して地図を作りました。商用利用ではないから多分大丈夫(怒られたら消します)「はえ~主人公こんな荒野のど真ん中で死にかけたんか~」とか「リンネ姉貴、園部さん背負ってこの距離横断したんか…」とか前作を思い出しつつ見て貰えたら嬉しいです。


地図付きトータス大陸と各勢力解説っぽいもの

 

 

【挿絵表示】

 

 

ヘルシャー帝国

 人間族の国の中で最も戦力が整っている。帝都グラディーウス周辺は北側を除いて平地、北側は高低差の激しい森丘が海沿いにまで続いており人間はあまり住んでいない。明記されていない西の海沿いには交易都市や小さな村落が幾つも点在している。

 

 ブルックの町はライセン大峡谷から最も近く、近くを流れる川はハルツィナ樹海から帝都まで続いて北西の海へと流れている。水棲モンスターの被害はあるものの、ハンターの数が他国に比べて桁違いの為、今のところ大した問題にはなっていない。町の規模は小さいものの、ライセン大峡谷から時期になると現れる超巨大なモンスターを撃退する為、中隊規模の戦力(100人)が駐留している。

 

 ハイリヒ王国との国境線は北は商業都市フューレンから南のウルディア山脈の端まで。ハルツィナ樹海の南に広がる湿地帯と陸珊瑚の台地は前人未踏の土地であり、魔人族も不用意に踏み込めず国境線は特に定まっていない。

 

 ゲブルト村からライセンの荒野は平地が続き、南のウルディア山脈に隠れた竜人の里周辺は標高の高い険しい岩山が連なっており帝国側から侵入することはほぼ不可能。村には小隊規模の戦力(25人)が駐留している。

 

 

ハイリヒ王国

 人間族の中で最も人口は多いが戦力に乏しい。王都の北側は聖教教会の治める神山があり、更に北へ進むと広大な穀倉地帯を所有する王国貴族ベレジナ領が広がっている。ベレジナ領の東西は国に属さない少数民族が住んでいたが、大半の民族が教会の教義に逆らった為、異端者として滅ぼされている。運よく生き残った者達だけが密かに帝国領へと落ち延びてひっそり暮らしている。

 

 王都の南側には治癒院が建てられており、優れた治癒師は大半がそこで働いている。治癒院の運営母体は教会であり、信者と教会に多額の寄付を行っている貴族を優先的に治療する仕組みになっていて、それ以外の患者には高額の治療費を支払わせている。

 

 商業都市フューレンは王国と帝国を結ぶ交易の盛んな都市であり、川の中州だった場所に土台を作り建物を建てた。冒険者ギルド、ハンターズギルド両方共にあるがモンスターの被害は少なく、王国側がハンターを嫌っている事もあってハンターの利用者は少ない。

 

 宿場町ホルアドは帝国から公国に向かう際、必ずといっていいほど利用する。フューレンほど活気はないが行商人も頻繁に行き来する為、各地の耳よりな情報が集まりやすい。ライセン大峡谷、アンカジ砂漠、ウルディア山脈の三カ所でクエストを受けられるという利点から利用するハンターが多い。町中にあるオルクス大迷宮は冒険者が腕試しに潜ったりすることもあるそうだが、大抵はモンスターの洗練を受けて死に物狂いで逃げ帰ってくる。

 

 湖の町ウルはウルディア山脈の麓にあって高低差を利用した棚田の稲作が盛んである他、時期によってはウルディア湖で漁業が行われる。ウルディア防衛砦には大隊規模(500人)の帝国軍が駐留しておりシュネー雪原とウルディア山脈を越えて侵攻してくるガーランド軍の対応にあたっている。ライセンの荒野の近くは険しい岩山が連なっており、人間や魔人が近づくことはない。

 

 余談だが魔国ガーランド、アンカジ公国の水源となっているのは大半がウルディア山脈から溶け出した雪解け水が川となって流れていったものである。大陸の中で最も標高が高いのは中央のウルディア山脈と北東に広がるグリューエン火山の二カ所。

 

 

アンカジ公国

 人間族の中で最も人口が少なく、戦力と呼べるものは少ない。首都ラ・ダッカを中心に小さな集落が川の近くで生活を送っている。2年前に原因不明の疫病が流行ってからは特に水源を守るように固まって生活する者達が増えた。大昔は国と呼べるものがなく、遊牧民族が複数の部族で水源を巡って争いをしていたらしい。その時に共通して彼らが信仰していた上位存在が亜人族のような見た目をしていたらしく、疫病流行の際に亜人の奴隷が活躍した事もあり、公国の人間は亜人を好ましく思っている。しかし環境的にアンカジは大半の亜人が住めるような土地ではない。

 

 海上都市エリセンは公国、王国に流通する魚の大半が獲れることもありそこに住む海人族が教会から排斥されない理由の一つでもあった。水棲モンスターの被害が多い事から、例外のハンターと呼ばれるレクタ・ナムンシイが常駐している。

 

 

魔国ガーランド

 人間と敵対する魔人族の国。魔王アダムが王位に就く前はアルヴ教による統治で問題も多かった。大昔は魔人族の中にも複数の少数民族が居て、()()()()()()()()()の2種族は特に少数民族の中でも突出した能力を持っていたという。

 

 西側にも魔人族は暮らしているが、殆どが戦いを好まない中立主義の集まり。ウルディア山脈から流れる二つの大河と湖を越えた先、湿地帯と陸珊瑚の台地に軍を派遣しないのは中立派との衝突を避ける為と、モンスターによる襲撃で無駄な損害を出さない為である。ガーランド側最大の敵である帝国も同様の理由で軍を南下させることはないのが不幸中の幸いと呼ぶべきか…

 

 東側に町や集落はなく、進軍するにも正規ルートが存在しない広大なアンカジ砂漠を越えなければならない為、西側同様に軍を派遣することはまずない。

 

 海上戦力を使って攻めないのは南の温暖な気候を気に入った水棲モンスターの数が北東の海上都市エリセンと比べて圧倒的に多い為、魔人族でも迂闊に船を出したら襲われるから。

 




 まだ続きが書けそうにないのでちょっとしたアンケートをやろうと思います。なんで続きが書けないかは分かりません(私が知りたいくらいです)続きが書けそうになかったらモチベ次第で明日には主要人物紹介くらい書けるかもです…

感想、質問、ご指摘等お待ちしております。

投降頻度が明らか落ち始めているので…

  • 本編の更新
  • 外伝の更新
  • 脇役の始末
  • 主要人物の過去編
  • 登場人物の立ち絵(要練習)

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