まぁ次作でネタが無ければするかもしれませんが…
余程ネタが無ければ、ですね
「で、精神状態だけか?」
夜の幻想郷を駆けながら霊覇は質問する
「いえ、体調とかその辺よ」
どうやらこちらを気にかけているらしい
何故だろうか、何か変なところでもあったか?
「おかしな事でも?」
「勘よ、それだけ」
そういうと彼女は地上に向かった
目を凝らして見るとそこには竹林があった
「よっと」
「この竹林はなんだ?」
霊夢は竹林の中を進みながら答える
「侵入者を阻む為の結界、かしら」
「そうか、そんな所か」
「―――あ」
そこで霊夢は致命的な事に気づいた
というより何よりも致命的だ
―――この先に顔面の破壊神が居る
恐らく見れば死んでしまう程の破壊神が…
まぁ、会わなければ大丈夫だろう
霊夢はそう思うと霊覇の手を握る
少し霊覇の体が震えたが、小さな力で握ってくれた
「いい?離したらダメよ
一瞬で離れ離れになるからね?」
「そうか、そりゃ離したらダメだな」
霊覇がそういうと共に霊夢は歩き出した
カサカサと竹林をかき分けながら進んでいく
あまりにも暗く、暗闇に慣れた目でも見えにくい
「…ライトを付けるか」
そういうと霊覇は懐中電灯を灯した
いきなりの光に霊夢が驚くが、止まらずに進んでいく
「確かこっちのはず…」
そうやってまた進んでいく
そんな2人に声が掛かった
「おいおい、ここで逢い引きか―――って霊夢?」
「あ、妹紅じゃない、丁度いいわね」
出てきたのは長髪銀髪のモンペ女だった
情報量が多いのはここの住民の基本なのだろうか
霊夢はどうやら彼女の事を知っているらしい
「そんな格好しているから分からなかったよ…お前は?」
最後に警戒の色が滲んだ
霊覇はM500のグリップを握ったまま答える
「霊覇、気桐霊覇だ」
「あぁ、あの霊覇ね、よろしく気桐
私は藤原妹紅だ」
「霊覇でいいぞ妹紅、お前が案内人か?」
「ま、迷っているようだったしねぇ、案内してやるよ」
そういうと彼女は先頭に立って歩き始める
どうやら彼女もその亭の場所を知っているらしい
まぁ、そんなことはどうでもいいのだけれど
「お前、変わっているなぁ」
妹紅が歩きながら言う
霊覇はM500で辺りを警戒しながら聞く
「なんの事だ」
「何、私たちを見ても泡を吹かないってね」
「変な話だ、何をどうしたら吹くんだか」
「…」
妹紅は何も言わずに歩く
どうやら歩きながら思案しているようだった
「じゃあ、お前は?」
「私たちゃ…被害者かね?」
「知らねーよ、俺に聞くな」
霊覇はぶっきらぼうに答える
だが、その反応が妹紅にとっては嬉しかったようだ
「はは、いい反応だ
いつもは逃げられるんでね」
「可哀想な奴だ」
霊覇はそういうとM500の引き金を引いた
派手な音を立てて竹に命中する
「…どうした?」
「何、さっきからちょこまかしている奴がいるんでね」
「…あぁ、あいつか」
妹紅は察した様だ
霊覇はそいつの怯えた顔をむんずと掴む
バタバタと暴れ始めた
「や、止めろー!食うなー!」
「今日は兎鍋か、美味そうだ」
「ひ、ひゃあああぁあああ!?」
嬉しさと恐怖の混じった叫び声がする
妹紅は面白そうに言う
「なんだてゐか食っていいぞ」
「よろこんで」
「ま、待て!話し合おう!」
「ほう」
霊覇は少しだけ力を緩める
代わりにM500を喉元に突きつけた
「言え」
「わ、私が案内してやるよ」
「案内人は2人も要らない、案内人は1人でいい」
そういうと引き金に掛けた人差し指の力を強める
妹紅がそれを止めた
「そいつを殺ったら後々面倒になる
こいつは医者の仲間だからな」
「…はぁ」
霊覇はため息をつくとそいつを離した
瞬間そいつは一瞬でどこかに消えた
「頭脳で生きたタイプか、面倒な…」
「あいつ製の落とし穴もある、気をつけよう」
妹紅はそういうと先に歩き始める
霊覇は辺りを警戒しながら追従する、霊夢も同じだ
といっても霊夢はいつも通りの様子だったけど
「お前、よく襲われなかったな?」
霊夢に顔を向けずに妹紅が言う
彼女はあまり気にしていないようだ
興味無さげに答える
「ま、そんなバカは居ないものよ」
「そうか?そんな格好していたら襲いたくなる気がするが…」
霊夢はつまらなさそうに言う
「魅力が無いものねぇ…」
(挿絵追加予定)
霊覇は少しだけ顔を背ける
それを霊夢が見逃す筈が無かった
「どうしたのかしら」
上目遣いで霊覇を見る
霊覇は顔を背ける、さらに近づく
「ねぇ」
「どうした」
「なんで顔を背けるの?」
顔が息の触れ合うくらいに近づく
その息がお互い熱っぽかった
妹紅が申し訳なさそうに言う
「なぁ…着いたぞ」
「ほら、霊夢」
「…後は神社でね」
そういうと霊夢は歩いた
顔を上げるとそこには日本屋敷があった
木造の、外の世界では見たことがないくらい豪華だ
外の物は大体保護されているか焼けたかだ
「さて…入るか」
そういうと霊覇は2人に続いて入って行った
ちょっとこの霊夢の姿描いてみるか
画像を投稿するのが先になる気がしますが…