紅の十字架   作:そこら辺のめがね

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お待たせしました。


episode17:初任務

 

クエスト名:「???」

 

クエストを受注した俺達は目的の場所に向かうために村を出発した。

森の奥へと続く道は、湿った土の匂いが鼻をつく。足元では枯れ葉がカサカサと砕け、頭上では木漏れ日が揺れる。遠くで鳥の鳴き声を聞きながら、この不思議なクエストに関して話を膨らませていた。

 

「なあアルゴ、システム画面にあるクエスト名が判明されなかったことは、今まであるか?」

「いいや、ないネ。オレっちですら初めて見たヨ」

 

元ベータテスターで、アインクラット攻略において誰よりも情報をその手に収めているアルゴですら、見たことのないクエスト表記。少女を探すという内容なのにも関わらず、ここに行けと言わんばかりにマップ上にはピン留めされている。

これがあまりにも異質で、余計に不気味さが際立った。

 

 

「ここに少女がいるのか…はたまた別の何かがいるのか…」

「クオーターポイントなだけあっテ、何もかもが未知数だナ」

 

情報屋としての性なのか、アルゴの瞳に好奇心と警戒が混じった。この謎を暴いてやろうとギラつく目を隠すようにフードを深く被りなおすその姿は、あまりにも彼女らしい。

 

「とりあえず、そこに行ってみないとわからないってワケだ」

 

そんなことを話していると、今まで口をつぐんでいたヒースクリフが初めて声を発した。

 

「どんなことが起きようと、任務を引き受けたのなら我々は完遂するのみだ」

 

静かだが、背中からは揺るぎない威圧感が漂う。そんな血盟騎士団の団長であるヒースクリフは迷うことなく先頭を突き進んだ。

知らない道でも、堂々と一歩踏み出すその背中は誰よりも逞しく、そして頼もしい。

ヒースクリフが「完遂するのみ」と言ってしまえば、俺とアスナに拒否権はない。

 

いや、拒否する必要すらも、ないのかもしれない。

 

ヒースクリフが歩けば、それは血盟騎士団が進むべき道となり、その道はアインクラットを攻略した軌跡となる。誰よりも強く、そして無意識に人を惹きつけるカリスマ性、何事にも冷静に対処できるほど状況判断も早く、ギルドの長としてこれ以上の人間はいないだろう。

 

その背中を追いながら、俺は拳を握る。

 

 

だからこそ、俺はアンタに勝ちてぇんだ。

 

「ヒースクリフ、このクエストが終わったら久々にデュエルでもしようぜ」

 

久々のデュエルの申し出だった。今まではお互いに忙しく、予定も合うことが少なかったためデュエルはお預けとなっていたのだが、今だからこそ、少しでも成長した俺の実力が、どこまでこの鉄壁の盾を崩せることかができるのか試したくてしょうがない。

 

「もちろん受けて立つよな? それとも…もうそろそろ余裕面を保つのもキツくなってきたか?」

「ちょ、ノーツくん…!」

 

安い挑発と理解してるとはいえ、団長への口の利き方にアスナが眉をひそめて俺をみる。

歩みを止めることのない背中に向かって笑みを浮かべていると、制することを諦めたのかアスナはため息を吐いた。

 

「いいだろう。ただし、私と戦いたいのならこのクエストで力を証明することが条件だ」

「ハッ、そんなんでいいならいくらでも見せつけてやるぜ」

「もう、ノーツくんってば…団長の事になるとすぐこうなるんだから…」

「キミたち血盟騎士団って、なかなか個性的なメンツだよネェー」

 

後ろを見ることなく、ただ前を向き続けるヒースクリフと、呆れたように言うアスナの隣で、アルゴは小さく笑ってみせる。

 

血盟騎士団が設立してから、一度もデュエルができていなかったのは事実だ。だからこそ、久しぶりにヒースクリフとデュエルできる可能性が生まれて、やる気がメラメラと湧き上がる。

今まで以上に身体が軽くなって、今にでも抑えきれない感情を爆発させたい衝動に駆られるほど、俺は嬉しいと感じていた。

 

「さあ、早く行こう……ぜ…」

 

ヒースクリフの背中を追い越した瞬間、人間の姿をした影が視界に映る。先頭を歩んでいたヒースクリの背中に隠れていたこともあり、突如現れた姿に小さく驚いた。

 

「ノーツ君」

 

ヒースクリに名前を呼ばれて初めて、自分が刀の柄を握っていたことに気づく。

 

「――っと」

 

ギラリと覗く刃をそっと鞘の中へ戻し、強張った身体から力を抜いた。

クエストと言えば戦闘が多かったこともあり、異様な雰囲気を感じた瞬間に自然と身構えてしまう癖ができていたようだ。

 

俺の様子を後ろから見ていたのか、臨戦態勢に入った俺に対応するべく、素早く隣へと移動したアスナはその手にレイピアを構えている。

 

「我が団員は優秀だな」

 

俺とアスナの様子を一通り見ていたヒースクリは、どこか満足そうにそう言い放った。

 

「モンスター…ではなかったようね」

「悪い、俺が早とちりした」

 

小さく息を吐いたアスナは、俺と同じように手にしたレイピアをしまうと緊張の糸を緩めた。

 

そう、目の前に居たのはモンスターではなく、古びた祭壇の前に佇む一人の少女である。

俺達に気づいていないのか、それとも話しかけるまでクエストが進まない仕様なのか。

彼女は俺達に背を向けた状態で、祭壇を前に立っているだけである。

 

背の低い幼い少女は、村の住人達と似たような服装であったため、このクエスト概要に記載されていたNPCで間違いなさそうだ。

 

 

ただ、あまりにも簡単すぎて、余計に不信感が増す。

 

俺の想定した時間の何倍も早く、少女を探すという目的が達成されてしまった。

まあ、あくまでも“少女を探す”という点においてだが。

 

特段何かあったわけでもなければ、俺達は村から出てすぐ近くにある森を道なりに沿って歩いただけである。道中でモンスターと戦うことはもちろん、罠を見るけ出すこともなければ、人とすれ違うことすらなかった。

 

だからこそ、このクエストの異常性がより浮き彫りとなった。

 

この簡単すぎる違和感に、俺はより慎重になる。

 

十中八九、目の前の少女がこのクエストの鍵を握っていることは間違いない。

俺達が彼女に話しかけるのは必然であり、このクエストをクリアするための絶対条件だ。

だからこそ、一度様子を伺うべきか否かで、迷っているのだ。

 

アスナは少女をじっと見つめては、顎に手を添えて何か考えている。アルゴはしゃがみ込んで石の隙間を覗いて「何かありそうだナ」と小さく呟く。一方、ヒースクリフは祭壇の前に立ち、見透かすようにじっと佇んでいた。

 

とりあえず団長であるヒースクリフの話を聞こうと思ったが、それよりも前にアスナが先に口を開く。

 

「少女を探して目的の場所に向かう…つまり、このクエストの本質は少女を見つけ出すことではなく、この子から話しを聞いて“本当の目的地”へと向かうこと。じっとしていても仕方ないわ、ノーツくんはこの子に話しかけてクエストを進めましょう。大丈夫、モンスターが来たらあなたの背中は私が守るわ」

 

まっすぐなアスナの瞳と、臆することなく判断を下せる度胸に軽く驚いた。それと同時に、彼女の果敢な姿勢に胸が震える。

 

「それもそうだな…ビビってたって時間の無駄だよな」

 

アスナの提案に賛同した俺は、ヒースクリフへと視線を向けると静かに頷いた。

 

「ひゅ~、アーちゃんカッコイイ~」

 

一通り見終わったのか、祭壇から戻ってきたアルゴがからかうように口笛を鳴らす。アルゴの発言で少しばかり頬を染めたアスナは、どこか恥ずかしそうにそっぽを向いた。

そんな二人を傍目に笑顔を浮かべ、俺は少女に一歩近づき最終確認として三人に声をかける。

 

「可能性は低いかもしれないが、一応モンスターの奇襲も警戒しててくれ」

 

三人は小さく頷くと、警戒を強めた。するとどうだろうか、ピリッと空気がとたんに引き締まる。

 

なんて頼もしい仲間なんだろうか。

 

柄にもなくそんなことを思いながら、俺は少女に話しかけた。

 

 

「よぉ、村の連中が探してたぜ」

 

少女の目線に合わせるべく腰を落としてから、背を向けている少女に話しかける。すると、少女はゆっくりと、そして恐る恐るこちらに顔を向けた。

 

「俺たちが来た、だから安心してくれ」

 

優しく少女の頭を撫でると、何やら背後から声が聞こえてきた。

 

「ノーつん、小さい子にはあんなに優しい声出せるんだナ」

「私もちょっと驚いちゃった…」

 

こそこそと俺に聞こえないようにアルゴとアスナがそんな会話を交わすが、残念ながらばっちり聞こえている。今は何も突っ込まないでいるが、あの二人には後でデコピンをかましてやると心に誓った。

 

「鎖の…音が聞こえたの…」

 

俺の顔を見るなり、少女はその肩を震わせる。小さな肩は、まるで見えない鎖に縛られたように縮こまり、おびえたその瞳は小さくなる。

 

「鎖…?」

 

少女はコクっと頷くと、祭壇を指さす。

 

「あの奥から、聞こえたの…鎖の音が……近づいてくるの…」

 

恐怖を植え付けられたであろう、少女の指は小刻みに動いていた。そんな彼女の肩を優しくつかむと、自分の方へと華奢な身体を向けては、安心させるように優しく微笑む。

 

「大丈夫、大丈夫だ。君は俺が…俺達が、絶対に守るから」

 

すると、恐怖に染まっていた彼女の顔はみるみるうちに落ち着きを取り戻していく。

身体の震えもおさまり、彼女の瞳が俺をしっかりと捉えたことを確認すると、再びその頭に手を置いた。

瞼を閉じて安堵する少女の姿は、どこか懐かしさを覚えた。

 

一度立ち上がりアスナたちへと顔を向けると、どこか生暖かい視線を帯びたアスナとアルゴが、口を綻ばせて俺を見ていた。

 

「ノーつんって、普段はあんな感じだケド」

「ふふ、面倒見がいいのね」

「…リアルで妹がいんだよ、わかったらそんな目で見んじゃねぇ…」

 

じわじわと顔に熱が集まるのが自分でもわかる。

 

小さい少女の姿と現実の妹が重なったのは、幼いころの記憶が蘇ったからであり他意はない。問題なのは“それ”を無意識とはいえ、人の目がある所でやってしまったことと、見られてしまったことだ。

 

不覚である。

こんな姿を見せるつもりは毛頭なかったため、余計に恥ずかしさが増した。

 

小さくため息をつくことで羞恥を無理やり吐き出してから、少女の口から出た“鎖”という単語に頭を働かせた。

 

“鎖”というこのキーワードには心当たりがあった。

第25層において重要な情報の一つであり、そこから連想させるのはフロアボスの情報だ。

現時点で攻略組が公にしているボスの情報は大きく二つ。

 

一つは、ボスの名前とその姿。DKBがボス部屋を発見し、そこで入手した情報は〈双禍の巨像〉ことカプ・ドワ(Kap・Dwa)である。名前の通り、カプ・ドワは双頭巨人で頭が2つ存在していた。頭はそれぞれ独立した思考を持つようで、左右で攻撃パターンが少々異なっているらしい。

 

そして明かされているもう一つの情報が、フロアボスの使用武器が鎖鉄球であること。

両手にそれぞれ大きさの異なった鎖鉄球を持っており、右手には柄と鉄球が鎖で繋がっているフレイル型を、左手には柄と鉄球が直接繋がっているメイス型の武器で戦闘する。

 

これは攻略組がフィールドボスを倒した後のクエストで判明した情報で、アルゴの作成したアインクラット攻略新聞に記載されていた。ある程度、フロアボスの名前と使用武器が分かっているのであれば、今の攻略組なら対応できるだろう。

 

「クリア後の報酬は、フロアボスの情報で確定だな」

 

しかし、情報はいくらあっても困らない。この世界を生き抜くうえで一番必要なのは情報だ。ボスの攻略情報ならなおよし、この世界を攻略する上で、それ以上に望むものはない。

 

だからこそ、ボス戦に参加していなければ前線すらも走れていない俺みたいな人間が、ボスを攻略するための情報や弱点を握れるかもしれないこの機会に、胸の高鳴りを抑えられるはずがないのだ。

 

「やっと、追いついた」

 

このクエストは第25層を攻略する上で必要なクエストである。

 

今現在、DKBを中心とした攻略組がボスにちょっかいをかけては、攻撃パターンや戦闘スタイルを模索している頃合いだろう。しかし、それ以上に、きっともっと、このクエストではボスを倒すために必要な情報を得られるだろう。

 

疑念は確信へと変わり、そして自信に結びつく。

 

俺達血盟騎士団はこの25層をもってようやく最前線に追いつき、そして追い越せる、と。

 

 

同じように、このクエストがボスの攻略情報を握っていることに気づいたのか、アルゴは再びギラギラと瞳を輝かせては、俺を何度も小突いた。

 

「いやぁ~、これはノーつんのお手柄だネ。あの祭壇の後ろが、どうやら隠しエリアになっているみたいだゼ」

 

若干興奮気味のアルゴが親指で祭壇を指すと、祭壇にカーソルが表示された。

少女に話しかけたことによってクエストが進んだのだろう、カーソルに近づくとシステム画面に文字が浮かび上がる。

 

[この祭壇の後ろに隠しエリアがあるようです。 進みますか?]

 

有無を言わず速攻[YES]を選択すると、祭壇が引きずるような音を立てながら横に移動を始めた。

 

数秒ほどして地ならしのような音が止むと、そこには祭壇で隠れていた通路が露わとなる。奥を覗くと、短い通路の先に見えた光景は緑に飲まれた廃墟だった。

 

「…行く、なら…私についてきて…」

 

クエストの案内人であろう少女が、手を引いてついてくるよう促す。

先程まで震えていた少女だが、俺達がそこに行く選択肢を取ったからか、向こう側へと歩みを始めた。

 

「…あぁ、転ぶなよ」

 

握っている手に、自然と力が籠る。俺よりも何倍も小さなその手は、どこかひんやりしており、同時に少しばかり虚しい。

 

彼女がNPCであることは理解できているが、それでも、彼女だってこの世界で生きている。

だからこそ、生きている彼女の冷たい手に、俺はどこか寂しさを覚えたのだった。

 

ゆっくりと、祭壇の向こうにできた道を二人で歩き出す。俺と少女の後ろを、アスナとアルゴ、そしてヒースクリフがちょっと離れた位置から付いてきていた。

 

「そーいや、DKBが変な噂に振り回されてるらしいナ」

「変な噂…? まあ、ディアベルさんとキバオウさんなら大丈夫だとは思うけど…少し心配ね」

 

アルゴとアスナの会話を何となく聞きながら、俺は歩き続けると、思いの外早く出口が見えてきた。

こじんまりとした通路を抜けた先は、怪しげな建造物を森が包み込んでいた。建物の不気味さと緑の優しい色が調和することで、より神秘的な空間がそこには広がっている。

 

「わぁ…すごい…」

「とても…綺麗ダ」

 

アスナとアルゴの口からそんな声が零れた。事実、この光景はとても見入るほどには美しい。

ヒースクリフは相も変わらずその余裕面を崩すことはない。しかし、ほんのりと笑みを浮かべたような気がした。

 

「ありがとな、この場所に連れてきてくれ…ッ!?」

 

手を握っている少女に視線を移した瞬間、この美しい世界がグリッチで歪んだ。

あまりにも一瞬のできごとだったため、反応がやや遅れてしまうも少女を守るために、素早く左手で鞘にしまっている曲刀を抜いた。

 

すると、握っていたはずの少女の手が弱まり、力なく俺の方へと細い身体が倒れる。弱々しく俺に身体を預ける少女は意識を失ってるようだ。

腕の中で横たわる少女の顔を見て、NPCだと頭で理解していても、彼女の身に何かを起こしてしまった事実だけで、俺は苦しくなる。彼女に「守る」といったのに、それを守れなかった。その罪悪感で、心臓が締めつけられる。

 

「おいっ!! 大丈夫か!?」

 

予想だにしないことが立て続けに起きて、内心焦りが生まれていた。

 

これがSAOの創設者である茅場晶彦が作った、特殊クエストの演出によるものなのか、それともシステムエラーによるなにかしらのバグなのか。もしこれが後者であるのならば、俺達にはどうすることもできない事態だ。

 

少女を保護したら戻るか?いや、ただの演出の可能性もある。

 

そもそもとして、こんなところでシステムのバグの影響を考えても意味が無い。

とりあえず倒れた少女を安全な場所へと運ぶのが最優先事項ではないのか。

 

そう思ったあとの行動は早く、少女を抱えて持ち上げた。

 

すると突如として、その体は光に包まれていく。ホタルのような光が少女の元に集まると、確かに握っていた彼女の手がシステムの影響によってブレる。抱きかかえていた少女から光の粒子が失われていくと、彼女は姿を変え“別の少女”として俺の腕の中に現れた。

 

「ノーツ…さん、会いたかった…あなた、に…」

 

先程の少女の声と全く違う、透き通った声が確かに俺の名前を呼んだ。

 

「———ほう…」

 

その一部始終を見ていたのか、アスナとアルゴは驚いた表情を浮かべるが、ヒースクリフだけは興味深そうな顔を浮かべている。驚いている二人とはどこか違って、どちらかと言うと関心に近いしい感情の色が見えた。

 

「私…なら、大丈夫です」

「あ…あぁ…今下ろす」

 

村の住人と同じ服を着ていた少女は消え、代わりに現れたのは白いワンピースを身に纏った少女。

小さな背丈に腰まで伸びた長い髪、眉よりも上にある揃えられた前髪は、その白い肌を際立たせるほどの綺麗な黒色だ。髪色と同じ瞳を持つ、ひとりの少女にそう言われ、彼女を地面に下ろした。

 

「あんたは、誰だ…?」

 

刹那、俺の言葉を遮るように、再び地ならしのような振動と轟音が響き渡る。

轟音に紛れて微かに聞こえてくるのは、瓦礫の落ちる音と建物が破壊される音。

 

「ノーツさんっ、あそこ!」

「ッ!?」

 

突然現れた少女が指さした先に居たのは、森の奥からゆっくりと歩いてくるモンスター。

そのモンスターは右手に鎖鉄球を持っており、フロアボスと同じように頭が二つある巨人だった。

 

「カプ・ドワ…!?」

「―――オオオオォォオォオオオオ!!!!」

 

 

モンスターはまるで応えるように、俺達に向かって激しい咆哮をするのだった。

 

 




謎の少女が登場しました。
この作品においてはだいぶ序盤での登場です。
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