エロゲなんてくそくらえだ!!〜モブですらないのに本編に巻き込まれる奴って居る?笑笑〜 作:デルタイオン
さて。
あの地獄から生き残った俺なんですが……まだ終わらんかった。
「レモネードと掛けまして。思春期と掛けます。」
『その心は?』
「どちらも、甘酸っぱい」
『う〜ん。無いな』
「無いか」
いや〜、まさかもう機体が用意されてるとは。
驚いたよ。まさか早速実戦で適性検査するなんてな。
『ペーパー22からポリゴン02。そろそろだ。ビート板から自立する準備は出来たか?』
「向こうはどうなんだ?」
『こっちはもう出来ている。観察させてもらおうか』
「まったく。手心を知ったほうが良いとは思いますがね?」
『さっさと準備しろ。ポリゴン02』
「了解」
早速手のひら返したなこの上官。
現在、我々は敵小規模基地へ単騎で奇襲を仕掛ける作戦をしている。
輸送機で作戦空域で投下され、基地の護衛を排除。難しければ撤退し、可能な限り殲滅せよとの事。
輸送機はペーパー22。その名の通り薄っぺらい輸送機だ。
ポリゴン02は俺。02があるからには01がある。01はペーパー11に繋がられていて、今さっき大喜利した奴だ。搭乗者は上官殿。
「気圧チェック。武装チェック。カメラ起動。ジェネレーター回転数待機状態。各種センサーチェック。チェックリスト再チェック……オールグリーン。タガーネイル、投下準備完了」
『最近の若者はいちいち口に出すのか?』
「そのほうが雰囲気あるんで。データリンク層はイエロー」
『了解。データリンクイエロー。投下コースに入るぞ』
機体が回頭し、投下コースへと入る。
するとサーチライトが空中を照らしてきた。レーダーで発見されたのだ。
『よし……投下ヨーイ……投下!!』
「チェインパージ!!」
機体肩部に付いていたチェインが千切れ、パラシュートと化す。
タガーネイルは降下姿勢のまま雲へと一瞬入り、パラシュートが開いたその瞬間。森からサーチライトで照らされた。
そしてすぐに対空砲火により空間が爆発する。
モニターにはタガーネイルが予測する対空砲の飛翔コースが表示されては爆発を示すように広がる。
「クソッ!無駄が多い……」
しかし、その無駄の多さにキレた俺は飛翔コース演算設定を切り。運試しをする事にした。
しかし、このようにしたのには理由がある。
まずバッテリーの消耗だ。
予測する物が多ければ多い程電力を使うのは当たり前だ。
そして、処理速度の向上。
確かに危険回避の為に弾道予測は必要不可欠だ。しかし、そのせいで機体操作にラグが発生するとなるとオフにしたほうが良い時もある。
そして、最後に熱探知だ。
電力消耗や処理量により電子機器が熱くなり、機体温度が上がると弾に当たりやすくなる。
といった感じの理由により切ったと言えればカッコいいのだが、この場合感情に任せて切った。
だって警告音がめっちゃうるさいんだもん。仕方無いね!!
さて、そうこうしている内に高度が下がってきた。
対空砲を確認できる高度まで下がったので反撃する。
「対空砲は……14基か。7基だけやれれば良いな!!Fire!!」
手持ちの3点バースト式のアサルトライフルが火を吹く。
毎秒1200発の連射速度。12口径の高貫徹弾は対空砲の装甲を貫通して弾薬庫に引火し、爆発させる。
森のあちこちで爆発し、火の手が上がる。
「ヒャッハー!!汚物は消毒ダァー!!」
撃ちまくり、宣言通り7基潰した所で地面へと降り立った。
「着地に成功。これより、敵基地へ攻撃を開始する。オーバー」
『了解。健闘を祈る』
そう言われ通信が途切れる。
「さ、本番といこうか」
お相手さんもようやく出てきたようだ。
地響きと共に敵の4脚戦車が出てきた。
目視できるだけでも50機はある。
しかし、このHBMの前にはただの棺桶でしかない。
「このメカの前に!!ひれ伏せ愚民共!!」
戦闘開始だ