で、俺が生まれたってわけ。   作:あかう

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皆さんお待ちかね、爆発です。


紅魔、つまり爆発

 博麗霊夢は戦っていた。

 この赤い霧を出している張本人であるレミリア・スカーレットと。闘いは熾烈を極める……と、思っていたのか? 

 

 ──────

 

 …………弱くない? いや……え? いくらなんでも弱すぎない? さっきの強そうな感じどこ行ったの? 弾幕は確かに濃いけど……弱……っていうか弾幕も真っ赤ってどんだけ赤が好きなのよ。アレね、多分見た目に気を遣い過ぎて中身がスカスカになっちゃったのね。

 

「どうした人間! 動きが鈍いぞ!」

 

 いや……そんな……最低限の動きで避けるのは基本でしょうに……避ける必要すらないし……知らないの? もしかしてわかった上で言ってる? ……いや、知らなそうね……めっちゃ動き回りながら避けてるし……でも当たらないのウザいわね……本気で当てに行こうかしら……そろそろ動きのクセもわかって来たし……この辺ね。

 

「ぐむっ……やるな! 『紅符』スカーレットシュート!」

 

 うん、スペル使っても弱いわね。もう面倒臭いしこっちもスペル使っちゃおうかしら? 多分鬼とおんなじ感じっぽいし大丈夫でしょ。

 

「『霊符』夢想封印」

「何っ!? ぐううううううううう!!!!!」

 

 え? あれ? 大丈夫!? よね!? 殺してないわよね? いや殺してはないはず……

 

「……人間の分際で……!」

 

 あんまり効いてない? タフさだけはあるみたいね……

 

「アンタ弱いわね……何でそんなんで異変起こそうなんて思ったの?」

「ぬぅ……五月蝿い! 『神槍』スピアザグングニル!!!」

 

 なっ!? コレは!? ……なんて威力……ちょっと当たるわけにはいかないかも知れないわね……

 

「殺す!」

「やれるもんならやってみなさい!」

 

 ──────────────────────

 

 羅畏也は苛立っていた。

 霊夢を殺す……つまり幻想郷を壊すと言う声が聞こえたのだ。コレは許すわけにはいかない。

 

 ──────

 

 …………さて、どうするか……多分あそこの……湖の方だよな? 熱線……は不味いな。霊夢ごと巻き込む。……いや大丈夫だなアイツ普通に耐える。

 よし、じゃあ早速やるか……『羅畏也の熱線は敵本拠地に直撃する』……と。

 ハーイウチマース………………

 

 

 <バゴーン

 

 ウシ! ok! 寝る! 

 

 <ウワアアアアアアアア! 

 <ギャアアアアアアア! 

 <エエエエエエエエエエ!? 

 

 寝る! 

 

 ──────────────────

 

 ちょっとキツいわね! あの槍が厄介すぎる! 弾幕は相変わらず弱い……! アレさえなんとかできれば……! 

 

「クハハ! さっきの威勢はどうした! 私が弱いんじゃないのか!?」

「うるっさいわね! 今にぶっ飛ばしてやるわ!」

「ハハハハハハ! やってみるがいい! 出来るわけがないだろうがな!」

 

 言ったわね! ならこっちも! 

 

「夢想天sバゴオォォォォォンッッッ!!!! ええええええええええええええええええ!?」

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!」

 

 は!? は!? え!? 館吹き飛んだわよ!? え!? あ! ちょっと! 湖半分くらい蒸発してるんだけど! コレ! 絶対! 絶対コレ羅畏也様でしょ! 何やってんの!? 

 

「ウワアアアアアアアアアアアッッ!!」

 

 うわ可哀想な人!? いつの間に!? 

 

「お嬢様!? お嬢様どうなされました!?」

 

 あ、メイド。起きたのね。……逆に起きない方がすごいけど。

 

「わかんないわよ〜!!!! しゃくや〜〜!!」

 

 ええ……あっちが素? さっきと変わり過ぎじゃない? 多重人格? 

 

「おい霊夢! 何があったんだ!?」

「ええ……紅魔館が……」

 

 魔理沙……と金髪幼女? ってかアンタいたのね。

 

「羅畏也様がやらかしたわ」

「やっぱりそうだよなぁ! やったよなぁ!?」

「ウヒャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

 可哀想な人……大丈夫じゃなさそうね……羅畏也様……アンタ本当に何やってるのよ……まぁ……じゃあ

 

「ええと……ねぇ」

「グズ……何よ……」

 

 あ、かわいい。じゃなくて

 

「この異変解決でいい……かしら?」

「もういいわよ……なんでも……何で2回も……今回はあっちに撃たないようにしたのに……」

 

 ……あ、そういえばスペルカードルール決める前にすごいこっちに撃ってきたやつあったわね……アレコイツだったのね。

 

「あの……お姉様……」

「フラン……フラン!? 何で此処に!?」

「あ、私が狂気を治したぜ」

 

 ん? 狂気を治す? 

 

「え? 狂気って治るものなの?」

「あ〜、今回は外に要因があったから……」

「そう……なのね……」

 

 だとしても魔理沙に治せるのかしら……まぁいいわ。

 

「じゃあ話す時間を少しあげるわ。さっさと済ませなさい」

 

 少しだけよ。

 

「お姉様……」

「フラン……ごめんなさいね? こんな長い間……」

「ううん……吸血鬼だから暗いところで大丈夫……っていうか快適だったし……暇ではあったけど……」

「もう……大丈夫なのよね?」

「うん……」

「そう……それは良かったわね……本当に……」

「……お姉様、私外に出たい……今出てるけど」

「ええ、いいわよ。これから一緒に外に出て遊びましょう?」

「うん……!」

 

 ええっと……何があったかわからないけど……なんか重いわね……

 

「もう十分かしら? じゃああの霧引っ込めてもらえる?」

「ええ、その前に日陰に行かせてもら……直ってる!?」

 

 何が……アレ!? 館直ってる!? 一瞬で!? まさか! 

 

「」チーン

 

 か、可哀想な人……!! アンタすごかったのね……! 

 

 

 ──────

 

「じゃあ……霧止めるわね」

 

 ……よし、止まったわね。コレで解決……で、いいわよね! 

 

「おし! じゃあ宴会だ! 宴会の準備するぜ! 酒とメシはお前ら持ちな!」

「ええ、わかったわ。咲夜」

「はい、直ちに……あ、時間が止まらない……」

「え!? 何で!?」

 

 あ、忘れてた。

 

「あー……その辺含めてウチの神のところに行ってくるわね」

「おー、いってらー」

 

 さて、詳しく話を聞かなきゃね……

 

 

 

 

 ────────────────────

 

「私! しっかり! 言いましたよね!? やめてくださいって!!」

「んああ、ごめんごめん」

 

 紫……頑張れ。

 

 

 

 

 

 

 

 




霊夢はグングニル当たっても何ともないしフランと戦っても圧勝できます。
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