で、俺が生まれたってわけ。 作:あかう
まぁ今話とは関係ないんですけど。
ちなみに超シリアス回です。
見たくない人は見ない方がいいかもしれません。
博麗霊夢は焦っていた。
理由はいつも通り遊びに来ていたレミリア・スカーレットと愉快な仲間達(メイドと妹)の質問である。
「そういえば私の館を二度破壊したあの光線は何?」と、そう質問されたのだ。さて、なんと答えたらいいものか。
──────────────────
「ああ、それね……それはね……」
拙いわねコレは……どうしようかしら……久々にかなり焦っているわね、私……
座っている足にじんわりと汗を感じる。胸の鼓動が速まる。これ程の緊張感は……魔理沙が羅畏也様に悪戯してた時以来かしら?いや、魔理沙の時の方が緊張したわね。
…………っていうかどっちも羅畏也様絡みね。本当にやめてほしいと思う。
とにかく羅畏也様の存在がバレたら拙いわ。いくらコイツらだからといって羅畏也様の存在が他にバレれば遅かれ早かれ人里に伝わる。だから私は…………なんとしてもそれ阻止しないといけない。
魔理沙は本当に運がよかっただけ。でもコイツらに魔理沙の時と同じような展開は期待できない。
どうしよ……どう答えればいいの……?
「そういえば私も気になっていました」
「私もー。魔理沙と霊夢はなんか知ってそうだったと思うんだけど……えーと……確か……ラ……ラーラ? みたいなこと言ってた筈」
「そうなの?」
は!? え!? 大体合ってる!? 何で知ってるの!? そんなこと言った!?
──思い出される記憶──
『おい霊夢! 何があったんだ!?』
『羅畏也様がやらかしたわ』
『やっぱりそうだよなぁ! やったよなぁ!?』
──────────────
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!! 言ってたああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
馬鹿! 当時の私の馬鹿! 何やってるの! バッチリ聞いてる人いたじゃない!
ああああ、どうしようどうしよう。
なんとかはぐらかして…勘付かる前に…いや、無理…かしら?
やめて、もうコレ以上は。
コレ以上追求するなら、私は………。
「霊夢? どうしたの? 顔色が悪いわよ?」
「あっ!? え!? ああ、うん。大丈夫大丈夫」
「で、霊夢は何か知ってるの?」
「あ……もしかして……此処の神だったり?」
「ああ、それならば納得もいきますね」
あ、あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
勘付かれた。勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた勘付かれた
勘付かれた!!!
……………………殺さなきゃ。
「………………ええ、そうよ」スッ
大幣を呼ぶ、それとこの前もらった龍玉で作った陰陽玉も。陰陽玉だけでもいいのだけど、念のために大幣も使う。どれだけ強い技を使おうとこの神社が壊れることはないからね、全力で、まとめて、殺す。
「ッ!!」
「お嬢様! お逃げください!!」
「時間は!!?」
「境内での使用はできません!」
「くっ!」
ちょっとは悪いと思っているのよ? 原因は全て羅畏也様だし。でも羅畏也様の存在を公言しないっていう確証を得られないのに知られてしまったのなら、生かしておくわけにはいかないの。
できるだけ楽に殺してあげるからそこ、動かないでね?
……本当に魔理沙は運が良かった。もし羅畏也様が寝ていなかったら、もし羅畏也様が魔理沙を許していなかったら、同じ末路を辿っていた筈だった。
「夢想……天s「はぁ!」
フランがこちらに向けて拳を握っている……なるほど、核を破壊したのね。核の破壊による内部からの崩壊……凄まじい能力だわ。
アンタのことは眼中にもなかったのだけれど……まさかアンタが一番の脅威になるとは思わなかったわ。でも無駄よ、核なんて、霊力でいくらでも作れる。
フランに目線を向けると、フランの目に鮮明な恐怖の色が出る。
罪悪感が湧く。でも私の体はコイツを殺すことに対して一切の抵抗を示さない。私って随分と非情だったのね。
「フランッ!!!」
「妹様ッ!!!!」
まず自分の心配をするべきじゃない?
「夢想天生」
この瞬間、私はありとあらゆる物から浮く。
何者も……羅畏也様は除くとして私に攻撃することはできない。
集中力がいるから目は閉じるけど、そんなの関係ない。
全方向に対してありったけの霊力を吐き出して弾幕を放つ。
アイツら……この世界に存在する羅畏也様以外の存在にこれを防ぐ術などない。
だからこそコレは
……………………………………
…………………………
………………
殺した…かしら?
目を開けて確認しようとする。
「流石にやり過ぎだ、霊夢」
羅畏也様がいた。
「ッ!!!?」
羅畏也様!? 何で!?
「お前、一回攻撃受けたろ、それ」
……本当に過保護ね。
「何で助けたの? ソイツら」
羅畏也様の後ろには気絶した三人の姿があった。羅畏也様にソイツらを助ける必要はなかった筈だと思うんだけど?
なんで?
「いや、何、西の方の出身を俺の関係者が殺すとちょっと問題かな、と」
あー、そうだったわね。
ってか……
「何でアンタそんなこと気にしてんの? アンタならどうとでもできるんじゃないの?」
「ん、あんまりやり過ぎると世界に矛盾ができて
不具合、ね。どうなるのかしら?
…………いや、考えない方がいいわね、コレは。
私はまだ“まとも”でいたいわ。
それはそれとして
「どうするの? ソイツら。記憶でも消すの?」
「いや、むしろ俺の事は知っておいてもらう。その上で
「……自分の眷属にする事とは思えないわね? あとアンタにはいらないんじゃないの?」
妖神でしょ? アンタ。
「そうなんだがな? 幻想郷を……博麗を失うわけにはいかんのよ。それと西の
「…………そう、じゃあ後は任せたわ」
「おう」
……アイツもアイツで幻想郷のこと考えてるのね。
じゃあいつもやってる破壊も……
いや、絶対何も考えてないわね。(真実)
羅畏也さんはインド神話以外の神話体系に敵視していますし、されています。
博麗の巫女は羅畏也様に気づいた存在を終了させる義務があります。