で、俺が生まれたってわけ。   作:あかう

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暑いっすね〜最近。
外出たくないけど出なくちゃ行けない現実に打ちひしがれる者、POTROT


破壊神、それと妖神

 羅畏也は楽しんでいた。

 百年と少しの間会っていなかった親友であるシヴァ君が遊びに来てくれたからだ。

 羅畏也はシヴァ君がまさかこの幻想郷に来てくれるなどとは思っていなかった。何故ならばシヴァ君は大の修行好きなので基本はインドから離れることが無いためである。

 前に会った時も地獄絡みの件でインドへ赴いた時であった。

 ────ちなみに当時もかなりの破壊が起きたがブラフマー君がなんとかしてくれた。

 と、そんな具合のため羅畏也さんのテンションは今、爆上がり中であった。

 それでも某苦労人達の叫び声を聞いてから若干冷静になり結界を張っているのは、妖神として眷属の居場所をあんまり壊しちゃいけないなーという配慮である。

 

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 いややっぱり楽しいねコレ、この……そう雪合戦! 

 うん、やっぱり弾が有限っていうのが最高だと思う。俺普段は実質弾無限みたいなモンだから。

 ……しかし……シヴァ君上手になったなぁ……(しみじみ)

 マジで修行しまくったんだろうなぁ……すっげぇ早いじゃん。

 あのね……投げる→雪取る→玉作る→投げる、の一連の動作が0.01秒あるか無いか。

 本当に成長したよ……前なんか「つめってぇ!」とか言って雪に触るのすら難しかったのに。

 

「ハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

 

 おお、更にスピード上がった。

 いいねいいね、そうでなくっちゃ面白く無い。

 じゃあこっちも本気……を出そうか。全力では無いけどネ! 

 

「フハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

 

 こんなモンでどうよ! 

 オイオイどうしたどうした! 

 避ける動作がデケェぞオイ! 

 そんなに反復横跳びみたいな動きしやがって! お前避ける修業はしてなかったのかァ!? 

 

「ハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

 

 声に余裕が無くなって来たな!! 

 俺を超すんじゃなかったのか!? 

 オラオラ!! 来いよオラ! お前もっと来いよオラ! 

 少ねぇんだよ! 玉が! お前もっと行けるって! 1玉/0.005sくらいで行けるって! 

 

「ハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

 

 ううん! 早くなった! 早くなったけどまだ動きがデカい! 

 そんなんじゃすぐに当たっちまうぞオラァ! 

 もっとだ! もっと行けるだろ! シヴァァ!! 

「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「やり過ぎよ」

「「正直スマンかった」」

 

 うん、やり過ぎたとは思うよ。うん。

 結界張ったとは言え中がもうとんでもなく抉れてたし。

 いやホントすごいことになってた。

 何で雪が無くなってないんだってレベル。

 ちなみに勝ったのは俺。決まり手は擬似光速雪玉でした。

 …………衝撃波で大体消し飛んだぜ! 

 

「……ハァ……アンタらねぇ……結界張ったのはまぁいい判断だと思うけど流石にアレはちょっと……ねぇ……」

「あー……申し訳ねェなァ……ウチからブラフマー連れて来っから見逃してくれねェかァ?」

「ブラフマー? 誰?」

「コッチで言うツクヨミ君」

「あっ」(察し)

 

 ブラフマー君……元気してるかなぁ……今度新しい顔を持っていってやろうかな(某ヒーロー並感)

 

「えっと、あぁー……大丈夫だ、問題ない。ウチにはツクヨミ君がいるから」

「んァ? いいのか? この前また月ぶっ壊れたって聞いたんだが……」

「何世紀前の話よソレ……時間感覚大丈夫か?」

「む、まァ……若干ヤベェかもしれんがァ……ウチァ普通にウン劫*1年とかずっと動かねェヤツもいるしなァ……」

「そうだった……ソッチ元からやべえんだった……」

 

 劫……劫か……俺もまだそんなに生きてねぇよ。

 天地開闢が……10劫年くらい前だったか? ……ヤバ過ぎるな……

 

「まァ……そういうんだったら帰るわ。んじゃ、元気でなァ」

「ん。……あ、俺もしかしたら近々ソッチ行くかも知れん」

「お、わかったぜェ……また地獄……十王かァ?」

「おう、まぁ日の本内で済めばいいんだがなぁ……」

「ムズいんじゃねェかァ?」

「だよな〜」

 

 そうなんだよなぁ……マジで十王どもがやらかすとインドに波及すんだよなぁ……

 

「じゃコッチでも調べさせとくなァ……うし、じゃあな!」

「じゃあの〜」

 

 ……おおう、瞬間移動……

 アレか。此処とインドまでの距離破壊したのか。

 便利な能力やの……

 

「……で、アイツ誰?」

「シヴァ君。インド……天竺の破壊神」

「天竺ぅ……? それはまた大層な……」

「で、霊夢。連中は?」

「向こうで寝てるわよ……今、夜よ? 夜」

「あ〜……そうね」

 

 そういえばもう夜だった。

 ……よく待っててくれたな霊夢。

 

「ん……飯は食ったか? 風呂は?」

「当然」

「ok、じゃあ寝るか」

「アンタはいいの?」

「俺はいい。食う必要も体洗う必要もねぇし」

「わかったわよ……おやすみなさい」

「ん、おやすみ」

 

 離れに向かって行く霊夢。

 ……しかし、シヴァ君なんでコッチ来たんだ? 

 …………いや、意味なんて無さそうだな、うん、寝よう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「寝、寝たい……」

 

 修復作業で眠れないツクヨミ君であった。

*1
百年に一度降りる天女の羽衣が直径7kmある岩を撫で岩を削り切るまでの時間




シヴァ君が来た理由は単純に「修業がひと段落したから」です。
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