で、俺が生まれたってわけ。   作:あかう

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ギャグ…できてるかなあ




…できてる?

戦いって難しいね…


準備、そして戦争

 羅畏也は休憩していた。

 

 終わったのだ。

 何が終わったか、と言うと戦争準備である

 前話から今までなんと約1日である。なんでそんなに早いのかというと、理由は当時の戦争そのものにある。

 当時の──つまり縄文の戦争は海を渡るわけでも銃を撃ちまくるわけでもなく、鉄すらないので棍棒で殴るか石を投げるくらいである。そのため戦争の準備など、

 

 1、棍棒作成

 2、柵作成

 3、その辺の良い石を集める

 4、食糧確保

 終わり

 

 である。

 さらに周囲妖神の眷属である妖怪達が手伝ってくれたので作業はとんでもなく加速。

 正直人間は柵作ってたくらいでその他は大体妖怪がやってくれた。

 ……何処からともなく土着神の声が聞こえる気がする。別にいいだろう、早く終わったんだから。

 

 と、こんな一日で終わったのでかなり余裕ができた。そのため国内の人民を余すことなく集めることができ、訓練するくらい余裕がすらあった。

 

 訓練と言っても人間と妖怪が楽しくじゃれあい(ころしあい)しているだけの訓練と言ってもいいか怪しいものであったが。

 

 さて、そんなことやってると六日間などあっという間に過ぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 

(大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫)

 軍神、八坂神奈子の心中は、今すごいことになっていた。

 そりゃあそうである。進軍先にヤバい化物がいると知って進軍するというのは心に非常によろしくない。

 だがまだ救いはあった。

 一つは自軍の兵力である。

 多くの人、強力な妖怪達、河童製の装備、極め付けは鬼の始祖たる鬼子母神と。

 普通にやれば絶対に勝てる編成であった。

 

 

 …………奴が居なければ。

 

 もう一つは奴の言葉である。

『俺は参加しない』

 この言葉が神奈子にまだ平穏を与えてくれる。

 

 

『気分次第で参加する』

 という続く言葉を必死に思い出さないようにしながら。

 

 そんなことやってる間に開戦場所に着く既に相手方の準備は終わっているようだ。

 ああ、向こうから奴が観ている。と神奈子は気が気ではなかった。

 

 

 

 

 そして、開戦を告げる声が響く。

 

 

 

『ウオオオオオオオオオッ!!!』

 人間と妖怪が入り混じりながら突撃していく。向こうからの投石に何人か倒れるものの勢いは衰えない。

 投石を無意味と判断した洩矢の兵が突撃する。

 

 衝突

 

 人も、妖怪も等しく倒れゆく。

 血飛沫が舞い、臓物が地に溢れる。

 

 そんな中、鬼達──特に鬼子母神が圧倒的な力を見せた。

 鬼は全ての個体が返り血で赤く染まり、

 頭を砕かれようが腹を切り裂かれようが敵を薙ぎ倒してゆく

 

 そして────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダゴォンッ!!  

「おお、いるじゃん、面白いやつ」

 

 まあ、当然といえば当然だが────災厄は舞い降りた。

 勿論、鬼の始祖の眼前へ

 

「ッ!」

 咄嗟に防御を行った鬼子母神。

 

 その判断は正しい。とてつもない衝撃が彼女を襲う。

 

 味方を巻き込み、遥か後方まで吹き飛ぶ。回転し、地を削り、静止。

 

 何尺……いや里は飛んだ。そう現状を認識した瞬間目の前に現れる黒い影。それが死もたらす凶爪だと悟るのに刹那もいらなかった。攻撃を間一髪で避け、反撃の一撃を叩き込む。

 入った。確かに入った。自らの能力を確かに使い殴った。 殴ったはずなのだ。

 

 しかし、目の前の影──獣は微動だにしない。

 

 

 ──────────

 

 なんなんだこの化物は。なんなんだこの滅茶苦茶な強さは。

 

「ふはッ」

 

 あ、終わった。

 

 

 

 

 あぁ……沈んでいく……地面に……自らの血に……

 負けた、完膚なきまでに。

 勝てない、絶対に。

 この、鬼子母神たる私が。

 己こそが最強だと信じて疑わなかった私が。

 だが、私はまだ生きている。生きている以上勝機はある。

 次は勝つ。

 殺す。

 

「」

 

 “覚えていろ”。そんな捨て台詞さえ吐けない。喉がやられたか? 

 次こそは……

 次こそは……

 次こそは…………

 …………………………

 …………………………

 

 

 

 ──────────────────

 

 一部始終を見た八坂神奈子は絶望した。

 

 

「うわああああああああああああああああああッッッッ!!」

 

 

 負けたッ! 負けたッッ!! 負けたッッッ!!! 鬼子母神が! 鬼の始祖が! わかってはいた! 理解(わか)ってはいたのだ! (自分)すら軽く下す鬼子母神も主神(アマテラス)すら無力化する化物に勝てるわけないと! あいつ(羅畏也)が出てくるかもとも分かっていた! 心では理解していた! だが! 出たとしても鬼子母神(あいつ)なら少しは戦えると思っていた! 時間は稼げると思っていた! だが瞬殺だった! 1秒もかからなかった! 無理だ! 「……」負ける! 「様……」死ぬ! 

 

 

 

 

「神奈子様ッ!!」

 

「なッ……な、なんだ!」

 

 声が震えている。

 怖い、何だ、何なんだ。もう……もうやめてくれ。怖い

 

「洩矢諏訪子が一騎打ちを申し込んで来ました!」

 

「!!!」

 

 助かった! 生き残った! 身体を歓喜が包む。

 これは恐らく鬼どもの蹂躙によるものだろう。鬼子母神の戦いに集中していて忘れていた。

 

「受けよう、どこでやる」

 

 平静を装えた自分を褒めてやりたい

 

「ハッ! 場所は────」

 

 

 

 

 

 ──────────────

 

 

 

 

 

 

 一騎打ち

 

 洩矢諏訪子 対 八坂神奈子

 

 結果、勝者 八坂神奈子

 

 

 

 ──こうして、後に諏訪大戦と呼ばれる戦争は終わった。

 

 一柱の神に恐怖を。鬼の始祖に復讐心を残して。

 

 




戦闘シーン超ムズイんだが!?

皆さんよくこんなんかけたなあ

ちなみにどんだけ復讐心を燃やそうが勝てませんよ(無情)

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