で、俺が生まれたってわけ。   作:あかう

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はい、空亡戦…の
前触れ…前哨戦?になります


追記 現在こっから先リメイク中。今までも駄文でしたが更に駄文なのでそれでもいいって方は見てね。


前触れ、そして誤解

 羅畏也は困惑していた。

 なんと朝廷────のお抱えの陰陽師である安倍晴明から呼び出しを食らったのだ。

 送られた書簡には“報告を求める“と書いてあったが、何の報告かが書かれていない。

 更に書簡には殺意MAXの呪術がくっついていた。ちなみに内容は即死である。コレはヤバい。確実にヤバい。

 だが呼ばれちゃった以上行くしかない。今の羅畏也は陰陽師の「理夜」として活動しているのだから呼ばれたら行く義務がある。

 一応言っておくが「理夜」は偽名である。「羅畏也」の名がバレたら多分都が恐慌状態に陥るからである。

 かつて羅畏也の名は完全に都から抹消されたが、いつぞやの少女が色々やってないとも限らないので念のためでもある。

 

 さて、そんなわけで今羅畏也は牛車に揺られ朝廷まで行っている最中なわけだが、牛車にも殺意マシマシの呪術が付与されている。

 どのくらいかというと強すぎて周囲に漏れ出すくらいには強い。

 人払いの結界でも貼られているのか牛車には誰も近づかないのはまだ良かった。

 ちなみに引いている牛も普通の牛ではなく式神のようなものらしい。

 

 しばらくして、羅畏也は平安宮に到着した。

 が、人払いの結界が平安宮全体に貼られている。

 この範囲と内部の霊力の探知の結果から、恐らく天皇も別の所にいる。

 非常に面倒な気配を察知した羅畏也だったが、進むしか無い。

 とりあえず無駄に豪華な門を潜り、指定された部屋へと向かう。

 人っ子一人いない宮中を歩き、張り巡らされた罠を掻い潜り辿り着いたその部屋では────男が待っていた。

 いや、よく見ると男ではない。もっと言うと人間でもない。

 待っていたのは妖狐の血を引いた少女だった。中々に高度な術だ。

 安倍晴明は人間ではなかったようだ。それは強い筈だ。

 しかし何故男の姿なんてしているんだ?と羅畏也は訝しんだ。

 

「よくお越し下さいました。初めまして、安倍晴明と申します……まさか此処まで無事に辿り着くなどとは思ってもおりませんでしたよ」

 

 晴明が口を開く。

 その少女から放たれる声は透き通るような低音だった。

 あの見た目からそのような声が出ると思っていなかった羅畏也は思わず面食らう。

 どうやら隠蔽術は声にもかけられるらしい。

 

「はぁ……どうも、はじめまして。私理夜(りや)と申すものです」

「おや、アレらについて何かしら感想があるかと思いましたが……無いのであれば、単刀直入に……」

「はぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死んでいただきます」

 

 

ザンッッッッッ!!! 

 

 

 晴明が両手を床に着き、その後跳躍。

 床には手を着いた位置から円形に剣が生えてきた。

 

 出会って10秒後に殺し合い開始である。

 まぁ既にわかりきっていたことではあったが。

 

 さて、足下から剣山が突き出てきたが、この程度は羅畏也にとって避けるまでもないことだ。突っ立っていれば剣の方が折れる。

 

 と、彼女は─────上か

 

 と、上を見てみると……そこには晴明と、それを囲むように夥しい量の式神が蝙蝠のように下がっていた。

 非常に気持ち悪いその光景。

 集合体恐怖症の人が見たなら卒倒しそうだ。

 

 そこで羅畏也はこう言った。

「『()()()()()()()()()()()()()()8()()()()()()』ってのはどうだ?」

 

 すると、羅畏也の言葉通り、羅畏也の視界内に存在した式神が全て8等分された。

 そこには晴明も含まれていた。

 彼女はいつのまにか式と入れ替わっていたらしい。

 

「ハァッ!」

 

 と、いきなり羅畏也の真横から声が聞こえた。剣を持って羅畏也に切り掛かってきている。

 いつの間にいたのだろうか。

 

 まぁだが、羅畏也の圧倒的硬度を有する体にその刃は届かず、折れる。

 羅畏也が破片を拾い上げると、それが中々の業物であったことがわかる。

 少女は泣いた。

 羅畏也はとりあえず少女を気絶させた。

 

 

 

 

 

 

「ううぅぅぅぅうううう……」

 

 縄で少女を縛るいい年した男。

 少女と言える年齢ではないんだろうが、見た目的には完全に犯罪者である。

 でも仕方ない。向こうから殺しに来たのだから。

 さて、なんでこんなことしたか目的を聞くか。

 

「はい、何でこんなことをしたんですか?」

「くっ、白々しい……! それは貴様が一番良く分かっているだろう!」

 

 これは完全に羅畏也を悪だと思い切っている。

 だが羅畏也はそんなこと全く知らない。

 

「いや知らないんですけど」

「しらを切るな! では何故貴様が来てから妖どもの力が増大しているのだ!?」

 

 羅畏也は驚いた。

 そんなこと全く気づかなかったからだ。 

 それもそのはず、羅畏也にとって妖怪はどれも等しく自らの子であり、どれも弱者なのだ。

 

「更に百鬼夜行が毎日のように行われているではないか!」

 

 羅畏也は驚いた。

 百鬼夜行を羅畏也は毎晩見ていたのだ。

 だからこそ百鬼夜行とは毎晩行われるものだと思い込んでいた。

 

「一体何人が犠牲になったと思っている!」

「いや……でも、俺じゃないんだが?」

「ぐっ……この期に及んで……!」

 

 いやそんなこと言われても。

 

 と、その時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空が死んだ

 

 

「お?」




空亡戦に入る…予定
(空亡は瞬殺される模様)

多分能力の詳細出します

というか出します
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