涼月の夜   作:sudachi0402

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テンポ早めな気もしますが3話目です!
グダらないようがんばります(笑)


追憶

 

 

 

「え?」

 

思わず私は間抜けな声を出してしまった。

 

電「あの…大丈夫なのです?」

 

首を傾げながらもう一度聞いてくれる電

やはり聞き間違いではないようだ。

私の頭の中にはたくさんの疑問が湧いた

 

「私が…怖くないの?」

 

恐る恐る聞いてみる。

 

電「それは…正直怖いのです…でも!悲しんでる人を放っておけないのです!」

 

もう出ないと思っていた涙がまた湧いてきた。

 

電「はわわわわ!ごめんなさいなのです…!」

 

オロオロとする電

 

そっと私の頭に誰かの手が置かれた。

見上げると響が優しく笑いながら、頭を撫でてくれていた。

 

響「よしよし」

 

暁「ひ…響!?そんなに近づいたら危ないわよ!?」

 

響「大丈夫さ。何もしてこないはずだよ?」

 

雷「はずってあんたねぇ…」

 

と言いながらも雷も私の頭を撫でてくれた。

 

その感覚が記憶の何かと重なる。

 

「す…き…いつも…おつか…さ…」

 

また泣いてしまった…

まさかこんな小さな子たちの前で泣いてしまうとは…

私は恥ずかしくて仕方がなかった。

 

落ち着くと響が真剣な顔で聞いてきた。

 

響「それで?君はいったい何者で、どうしてここに居るんだい?」

 

「私は……」

 

言葉に詰まる。

 

「私は自分が何者なのかわからないです…そして何故ここに居るのかも…」

 

私にはこれを言うのが精一杯だった。

 

暁「え?それってどういうこと?貴方は深海棲艦じゃないの?」

 

私「見た目はそうですけど…分からないです…ごめんなさい…」

 

暁「あ、謝らなくてもいいのよ!全然大丈夫だから!」

 

 

響「最後に一ついいかい?一番大事なことさ。……君は敵じゃないんだね?」

 

肯定の意味で無言で頷く。

 

響「ならokさ。それで?これからどうするつもりだったんだい?」

 

私は全くこれからのことを考えてなかったので無言で俯く…

 

響「まぁいいさ。暁、雷、電、今日のところはそろそろ提督も心配するし帰投しよう。」

 

提督という言葉を聞いて頭がズキッと痛む

 

暁「このまま放って帰るの!?」

 

響「仕方ないさ」

 

電「あの!一緒に…鎮守府に連れて行くのは無理なのです?」

 

雷「流石に無理よ。敵意がないからとはいっても深海棲艦よ?提督が良くても大本営が実験体にでもしちゃうわ。」

 

また頭がズキッと痛む。

そして心が締め付けられる思いに駆られた。

 

これは…どういう気持ちなのでしょうか…

 

暁「…ぇ!ねぇ!聞いてる?」

 

すぐ我に返って首を横に振ると

 

暁「仕方がないわね!もう一度言ってあげるわ!明日、ご飯を持ってここに来るから!待っててね!」

 

暁の気迫に押されて反射的に頷いた。

 

どや!と効果音の付きそうな顔をして、暁は得意そうに帰っていった。

 

雷「ばいばい!また明日ね!」

 

電「また明日なのです!」

 

響「またね。」

 

みんなが帰っていったあと、私は考え出した。

提督…

 

「提督…」

 

靄が少し晴れてきた気がした。

彼女たちと関わることで記憶が元に戻るかもしれない。

微かな期待を持ち私はまた物思いに耽っていった。

 

 

〜〜〜〜

暁「あの深海棲艦、誰かに似ていなかった?」

 

響「見たことあるような感じだったね。」

 

電「横須賀鎮守府に居る、秋月型の皆さんに似ていたのです!」

 

雷「ちょっとあの人達に失礼だけど確かに似ていたわね。」

 

響「でも確か、秋月型の一人が他鎮守府所属で轟沈したって話を聞いたことがある…」

 

暁「ま、まさかね…?」




ストーリーをつなげるの難しかったです(笑)
次から少しづつ記憶が明るみになるかも?
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