次イベっていつでしたっけ?
タイムリーなネタも入れてみたいです(笑)
電たちが帰ってから幾日か過ぎた。
彼女たちは任務とかは大丈夫なのでしょうか…
今日もここに来てお喋りしていますが…。
そういえばこの深海棲艦の身体は不思議だ。
疲労は感じるがお腹は空かないし、この前使った弾薬と回復しているようで…
深海棲艦については知られていないことが多いみたいだけどこれは…どうなっているのか本当に不思議だ…
もう一つ不可解なのはこの指輪。
暁ちゃんが言っていましたが、深い意味があるらしい。
触ってみると胸が閉まる思いがする。
一体どうなっているんだろうか…
平和だ…
深海棲艦と人間が戦争をしているだなんて考えられないくらいに。
この幸せが続けばいいのに。
そう思っているとだんだんと意識が遠のいていった。
〜〜〜〜
………また夢…
だが以前よりはっきりと色々のことが分かる。
「涼月」
後ろから誰かに呼ばれた。
涼月?誰のことだろうか。
「お〜い?涼月?」
私のことだろうかと思い振り返るとそこには優しそうな笑みを浮かべた男が立っていた。
「写真のとおりだね。俺が今日から君の提督になる秋雨だよ。お互い新米同士よろしくね。」
〜〜〜〜
はっと目を覚ました。
また泣いていた。
忘れてはいけない、忘れたくなかったたくさんの記憶が頭を巡る。
電が心配そうに私を覗き込んでいる。
「秋…雨…ていと…く…?」
第六駆逐隊の子たちが驚きに目をみはる。
響「な、なんで君がその名前を!?」
「私…の名…前…涼…月?」
雷「いま…なんて言った…?涼月って言ったのかしら?」
ゆっくりと頷く。
暁「と、取り敢えず提督に報告をしなくちゃ」
暁たちがばたばたしていると、電が突然大声を上げた。
電「はわわ!大変なのです!」
皆が電の方を向くと何かを見た電が目を見張ったまま氷ついていた。
電の視線の先に目を向けると、そこには深海棲艦の姫級を含む艦隊がこちらへと向かってきていた。
暁「はひっ!に!逃げないとッ!」
私達は必死に逃げた。
だが空母もいる相手に逃げ切れるわけがなかった。
必死に空へ向って砲弾を放ったが次から次へと艦載機は向かってきた。
〜〜〜〜
たった数分。数分の出来事だった。
周りには血塗れの艤装や深海棲艦の死骸が散乱していた。
そして、私の前には【たった一人残った】瀕死の電と電に砲を向ける戦艦棲姫の姿があった。
砲弾が発射される瞬間
私は何も考えずに前に飛び出し電を庇おうとい戦艦棲姫の砲撃を喰らった。
戦艦棲姫は少し驚いたような顔をした。
だが動けなくなった私を蹴飛ばし
電に冷静に照準をつけ直し再び放った。
…………
戦艦棲姫「ナゼ、ソイツヲカバッタノダ」
戦艦棲姫「防空埋護姫ヨ…」
ほんの数分前まで一緒に話していた相手が死ぬ。
私が庇いきれずに彼女たちはいともたやすく蹂躙されていた。
最後は泣きながら私に手を伸ばした。
私は…その手を掴めなかった。守れなかった。
たった数日という短い間だが、私にとってはかけがえのない、目を覚ましてから初めての友人だったのである。
大切な人を【また】守れなかった。
それでも。
それでも、私は…
…………?
艦娘と言ってもいいのだろうか…
溢れ出る悔しい思い。
心が張り裂けそうだった。
守りたい人も、守るべき人も守れず、深海棲艦の姿をした記憶を持っただけの私が、艦娘と言ってもいいのだろうか。
記憶の中の誰かの優しい声が耳に聞こえた。
「涼月のなりたいように、やりたいようにやりなさい。自分を蔑めては駄目だよ。君の、正しいと思った道を選びなさい。」
心に再び火が灯ったような気がした。
「私は…私は、深海棲艦、それに防空埋護姫なんかじゃありません!」
【秋月型防空駆逐艦3番艦の涼月です!】
夜が来た。
夜は駆逐艦の舞台だ。
「私は…死ぬわけには行きません。私のせいで死んだ仲間たち。守れなかったたくさんの命。あの子達の分まで生きなければならない!
それに、もう何も失うわけには行きません!皆さんを守りたい!
そして…あの人の元へ生きて帰るんです!
涼月…参ります!」
はぁ…書いてる自分も辛い展開に…
次回作は前半微戦闘シーンその後過去回想編になります。
とか言って今回前回行ったことフル無視で書いてしまったんですがね(笑)