ウィザーディング・ロイヤル 古き王家と穢れた血 作:ただの杖振り
シュロモが、それを見かけたのは本当に偶然だった。
トロールが迷い込んだ。
クィリナス・クィレル教授が、そう叫ぶと同時にパニックに包まれた大広間。
ダンブルドアが杖の先から、爆竹の音を出して鎮まらせた後のことだ。額に稲妻のある少年と燃える赤髪の少年が、寮とは別方向に消えるのを目にしたのだ。
「あいつら……まさか」
今晩はハロウィンだというのにハーマイオニーの姿が大広間になかった。豪華な晩餐だというのに。
探してもいなかった。そして、慌てて何処かに消えるハリーとロン・ウィーズリー。
点と点がつながってシュロモの中で、嫌な想像が浮かび上がった。
「ちょっと、シュロモ。一体どこに行くって言うんだい? 寮はそっちじゃないだろう」
「……ドラコ」
ハリーたちの後を追いかけようと踵を返さんとした、まさにその瞬間。
ドラコが待ったをかけた。
「君は高貴なんだ。荒事は教師陣に任せるべきだぞ?」
「ウィーズリーが良い機会だから女子トイレを覗こうって巫山戯たことを抜かすのを耳にしたからな。あれでもウィーズリー、グレートブリテンを代表する28一族の末裔だ。止めなければ」
「……君一人で止めると良いさ。僕は教授に報告する。徒労に終わるだろうね」
「徒労で済むならそれに越したことはない。感謝するよ、ドラコ」
ドラコは不満そうな顔をしながらも、教授たちを呼びに行った。シュロモは素晴らしい友を持った喜びを噛み締めながら、ハリーたちを追うために走り出した。
しかし、僅かな問答のせいで見失ったのも事実。さぁどうするかと途方に暮れてしまう。
空中から火が燃えると、真紅の孔雀の尾羽根が現れた。
気紛れな忠臣フェニアの施しだろう。
「
羽を宙に放り投げると指先を向けて呪文を唱えた。指先から黄色い光が迸ると、羽は落ちることなく空中に浮いて何処かへと飛んでいった。シュロモは、それを走って追いかけた。
頼むから間に合ってくれと祈りながら、そしてホグワーツの護りを司る半月メガネを呪いながらシュロモは走ったのだ。
※
シュロモは特別な人だった。高貴な生まれで、マグルの基準から見ても魔法界から見ても由緒ある家系の末裔。
人当たりもよく、聡明で勉学に秀で、それでとてもハンサムな優秀な魔法使いである。あのスリザリンで、居場所を築きドラコ・マルフォイやパンジー・パーキンソンと仲良くしている。教えを請われれば丁寧に教えてくれるし、ユーモアもあってスリザリンなのに密かに他寮からも好ましく思われている彼と、単なる頭でっかちの小娘では住む世界がまるで違った。
ロン・ウィーズリーとハリー・ポッターは素質はあるけど勉学を疎かにする性分と面倒臭がる一面も相まって結果として上手く行っていない手の掛かる級友――ハーマイオニーにとって二人はそんな存在だった。真面目にやれば出来るのに何故勉強を疎かにするのだろう? それに校則は破るわ、教授に喧嘩は売るわでやんちゃ坊主だとも思っていた。
だからハーマイオニーは二人のことを特に目を掛けていたのである。少しでも勉学に励んでもらえるように口うるさく注意するのも、お節介を焼くのも全部ハーマイオニーからすれば善意だった。
だがハーマイオニーの善意を受け取るには一年生の獅子はまだまだ未熟で、早熟した狡猾な蛇のように優しくはなかった。お節介焼きのハーマイオニー、彼女に降り掛かる悪意は蛇と密会してることもあり、幼い子どもが受け流すには酷なほどであった。
シュロモには、ハーマイオニーの良さに気付いて友達になってくれる人が必ず現れて、グリフィンドールに受け入れられる日が来ると言われていたがハーマイオニーの心はもう決壊する寸前だった。
そんな一杯一杯な少女の心に、トドメを刺したのは妖精の呪文の授業だった。
きっかけはハーマイオニーのお節介だった。
不適切な呪文や、間違った発音で呪文を唱えると、魔法が暴走して時として命を奪うと教科書を読んで知っていたハーマイオニーは、隣で杖を振り回してデタラメな発音で呪文を連呼するロンにすかさず注意した。目に入れば危ないし、魔法が暴走したら大変なことになる。
「違う違う違う。そんなに杖を振り回したら危ないでしょ。それに発音も違うわ。ウィン・ガー・ディアム・レヴィオー・サ。貴方のはガーが短すぎるわ、もっと綺麗に伸ばさないと」
本当は優しく言うつもりだったのに、つい言葉がキツくなってしまう。
「スリザリンなんかと仲良くしてる裏切り者は言うことが違うね」
ハーマイオニーの言葉に、ロンはむっとした顔で文句を言う。
「シュロモの話は関係ないでしょう。それよりと今は浮遊呪文の時間よ。正しく発音しないと危険よ?」
「そんなにご存知ならお手本どうぞ?」
いいわよと言うとハーマイオニーは袖を捲くって杖を振った。
「
ロンは失敗することを期待したのだが、ロンの期待とは裏腹にハーマイオニーの羽は物の見事に浮かび上がり、フリトウィック教授の目に留まり得点されるに至った。
「だから、誰だってあいつには我慢できないっていうんだ。まったく悪夢みたいなやつさ」
ロンの言葉が聞こえた時、そしてロンがハーマイオニーに対して言っていることを理解すると、少女の薄氷の如く脆い精神は砕けた。
ハーマイオニーは、完全に自分は皆の嫌われ者なんだと理解したのだ。
ハーマイオニーは涙で顔をくしゃくしゃに歪ませながら、走り出した。誰にぶつかったのか、涙で濡れた視界には映らなかった。
(どうして私は、シュロモみたいにいかないのよ。憎まれ口しか言えないし、私は皆の嫌われ者だわ)
トイレでさめざめ泣くハーマイオニー。
どうしてシュロモはあのスリザリン寮でうまくやっているのだろうか。
どうして自分だけ、こんな爪弾き者なのか。みんなのことを思って言っているのに。こんなことになるなら、レイブンクローに組み分けされれば良かったのに。そうすればシュロモと一緒になれたのに。
負の感情と後悔ばかりが渦巻く。
だけど、ひとしきり泣き腫らすと、ハーマイオニーは涙を拭いトイレから出た。
泣いてばかりいる訳にはいかないのだ。大切な友達シュロモは、勤勉で知識欲旺盛でグズグズしていたらあっという間に突き放されてしまう。対等でありたいハーマイオニーとして、そんなことは許容できない。
それに今日はハロウィンなのだ。女子トイレで泣いて過ごしてやるもんか。
そう思ってトイレを出たはいいのだが。
そこに、大きな怪物が立っていた。
4メートルを超える巨大な怪物。足は短いけど木の幹のように太く、墓石のような鈍い灰色の肌にゴツゴツした巨体。禿げた頭はとにかく小さくて、胴が大きすぎてココナッツがちょこんと乗ってるみたいだった。腕は異常に長くて、手にした巨大な棍棒が地面を引き摺られている。
「きゃああああああああああああああ!!!!!」
教科書を読んで、頭の中に叩き込んだ呪文の数々も、トロールの習性も全部吹き飛んでハーマイオニーはただ悲鳴をあげることしか出来なかった。
殺されるかも、とそう思った瞬間に誰かが助けに来た。
「こっちに引き付けろ!」
ハリーは無我夢中に言いながら、蛇口を拾って壁に叩き付けてトロールの注意を引き付けた。
恐怖で動けないハーマイオニーを、ハリーとロンが獅子に相応しい勇気と行動を以て救い出してくれた。ロンが、ハーマイオニーの指摘通りに魔法を使って、トロールを浮遊呪文で撃退したことに感動すら覚えた。油断しきった3人。
「ふんがああああ」
はっと頭を上げると、そこには先程よりも大きいトロールが一匹立っていた。
「
鋭い声が聞こえると、トロールの手に持つ棍棒が粉々に爆発した。
そして、今までに見たことがないくらい張り詰めた表情のシュロモが疾風みたいな速さでトイレの中に駆け込んできた。
鬼の形相で、凶悪なトロールを睨むと、シュロモは杖を振るい鋭く唱える。
「
5メートルを超える巨体が、弾かれるように吹き飛び、鈍い音を響かせて壁に激突した。トロールは呻き声を上げると、それっきり動かなくなった。
「あ、ありがとう。シュロモ」
何でこんな場所にいるのか疑問で言葉が出ないハリーやロンに代わり、ハーマイオニーがお礼を言う。しかし、――。
「おそらくこっちです、スネイプ先生!」
ドラコの先生を呼ぶ声が聞こえると、マクゴナガル教授、スネイプ教授が真っ先に飛び込んできて、クィレルとドラコがその後に続いた。
棍棒が頭に落ちて気絶するトロールと、壁が陥没する程力強く頭からぶつかり息絶えたトロールを見て4人は一瞬声を失った。
「一体全体、これはどういうつもりですか?」
マクゴナガル教授の声こそ平静だが、静かな怒りがあふれていた。スネイプ教授は、トロールをそれもシュロモが倒した方の死骸にしゃがみ込んで何かを調べていた。
ハリーは思わずロンを見たが、ロンは杖を構えたまま突っ立つだけだった。ハーマイオニーを見る。ハーマイオニーはシュロモを見ていて、シュロモはただ平然と佇んでいた。
「あなたたちは運が良かった。殺されなかっただけで死んでいた可能性の方が多いにあったでしょう。それで本来なら寮にいるべきあなた方がここにいる理由を教えていただけますか?」
マクゴナガル教授の咎める言葉に、ハリーとロンはどうしようかと言い淀んだ。ハーマイオニーが女子トイレに籠もって泣いていたという不名誉な事実を黙っておいた方が良いと思ったからだ。
シュロモはあいも変わらず傍観の姿勢だ。スネイプ教授の非難する視線を、シュロモは涼しげに受け流す。何かあったら責められるのは寮監であるスネイプだというのに、シュロモはあたかも気付かぬように振る舞う。
「あ、あの聞いてください! ――二人とも私を探しに来たんです」
ハーマイオニーやっと立ち上がれた。死の恐怖をやっとこさ乗り越えたのだ。
「私がトロールを探したんです。私一人で何とかなると思ったんです。ーー本で読みましたしシュロモと一緒に勉強もしてたので、自分でもなんとかなるって」
「もし二人が見つけてくれなかったら、私、いまごろ死んでいました。ハリーは杖をトロールの鼻に刺し込んでくれて、それでロンはトロールの棍棒でノックアウトしてくれました。二人とも誰かを呼びにいく時間がなかったんです。二人が来てくれた時は、私、もう殺される寸前で……その後もう一匹トロールが襲ってきて、シュロモが駆けつけてくれて爆破呪文と衝撃呪文で助けてくれました」
マクゴナガル教授が射抜く目を向けてくるので、ハリーとロンはその通りです、という顔を装った。
はぁ……と溜め息を吐くとマクゴナガル教授は、シュロモを見た。
「とミス・ハーマイオニーは言っていますがどうなんですか? ミスター・シュロモ」
「私は途中から来たので詳しくは分かりませんが、概ねその通りかと。……最近私と親しくしているが故にグリフィンドール内で孤立していると噂を耳にしたもので。もし私の目の届く範囲で事を起こせばどうにかしてやろうと目を光らせているのですが今晩、大広間にハーマイオニーがいないことに気が付きましておかしいなと思っていたのです。
どうしたものかと悩んでいたところハリー・ポッターとロナルド・ウィーズリーがこそこそ寮とは別の方向に行く姿が見えまして。嫌な予感がしてドラコに教授を呼びに向かわせたんです。その後すぐに慌てて追いかけたのですが、追いつくかどうかはソロモンの匙次第*1でした。間に合って良かったと思っています」
「……どう思われますかスネイプ教授。その、あなたの寮生の判断は?」
マクゴナガルが話を振ったことにより、スネイプは気を取り直して、シュロモに向き合った。
「ミスター・ドラコの判断は迅速で正解であったと言えますかな。友の安否を憂い、誘惑を絶ち我輩を頼ったことは評価に値する。しかし」
シュロモを、咎めるように目を細めて見るスネイプ。
「ミスター・シュロモについては些か冒険心が過ぎますな。知識欲と行動力の化身であることは吾輩は重々承知しているが、君にはもう少し立場を弁えた行動をして欲しいものですぞ。しかし、まあ物の見事に棍棒を粉々にした爆破呪文と、トロール一匹を壁にめり込ませた衝撃呪文の出来栄えは吾輩としては目を見張るものがあると言わざる得ませんな。スリザリンらしい観察眼と狡猾さだと我輩は思います。ミスター・シュロモを5点減点しよう。そして――」
シュロモをじろっと見て、その後憎々し気にハーマイオニーを睨み、ハリーとロンを無視すると。
「他寮とはいえ級友を命の危機から守る為に身を挺した覚悟と、素晴らしい魔法を見せてくれたことに敬意を表し15点与えよう。ただ勘違いしないでくれたまえ。君の勇気を褒めただけであって、蛮勇を認めたつもりはない。――我輩から以上だ。グリフィンドールのことはグリフィンドールの寮監に任せますぞ、マクゴナガル教頭」
「わかりました。では、ミス・グレンジャーから5減点します。ミスター・シュロモ……は少しやんちゃな部分があるのでこの際除外しますが、ミス・ハーマイオニー、貴方はもう少し賢い魔女だと思っていました。失望しましたよ。――中々に良き友人を持ってるようですね、ヒトとの繋がりは何よりも大切な宝です。大事になさい。さ、怪我がないなら3人とも寮に戻りなさい。他の生徒たちがハロウィンパーティの続きをしていますよ。ミスター・ドラコも寮に帰って結構です。報告ありがとうございます」
マクゴナガル教授が頬を綻ばせながら言うと、3人は勢いよくトイレを飛び出した。ハーマイオニーだけとハリーはすれ違いざまにちらっちらっと何度か見たが、シュロモは微笑み返すだけに留まる。
さて、もう用はないとシュロモも帰ろうとしたのだが。
「お待ちなさいミスター・シュロモ。スネイプ教授から貴方にお話しがあります。私はダンブルドア校長に報告しに行きますのでこれで失礼します」
マクゴナガル教頭に止められて、トロールが二匹転がっている女子トイレに、シュロモは野郎と二人きりになってしまった。
「先程も言ったが、もう少し立場を弁えて行動して欲しい物だな。何かあれば、我輩が魔法大臣と校長から責められるのだ。君の蛮勇で吾輩がなじられるのは酷く不愉快だ」
「すみません、スネイプ教授。ハーマイオニーに危機が差し迫ってると思ったら考えるよりも先に体が動いてしまったのです。自分でも思いだにしなかった新たな一面に驚いていますよ。しかし、二度目がないとはお約束できません。同じことがあればまた同じ行動を取るでしょうから」
「どうしてか聞いても良いかね?」
「ハーマイオニーが好きだからですスネイプ教授。だから、私は何が何でも彼女を守ります」
澱みない晴れ渡った笑顔で宣言するシュロモ。そんな、シュロモを見てスネイプは哀愁やら怒りやらを混ぜた苦虫を噛み潰したような顔をして、小さく唸った。
その目に浮かぶのは、後悔とも懺悔とも似つかぬ何かに思い馳せる微かな灯であった。
「それよりもスネイプ教授。白の老人に伝えておいてください。生徒が『城にトロールが入り込むなんて、万全な護りとやらはどうなってるんだ』と抗議していたと」
そんなスネイプ教授の様子を知らずに、シュロモは若干声に怒りを滲ませて敬愛する寮監に伝言を頼んだ。
スネイプ教授は、逡巡した後に深い溜息を吐いて、短く言った。
「……良かろう」
「ありがとうございます、私はもう帰っても?」
「……良かろう。まっすぐに寮に帰りなさい」
「心配なさらずとも、個人的な理由で冒険する程私に勇気はありませんよ。それでは」
シュロモは踵を返してトイレを後にすると――。
「助けてくれてありがとう!」
栗毛の塊が突っ込んできた。
何事かと思ってみると、ハーマイオニーだった。それに、ハリーとロンまでいる。
「貴方のいう通りだったわ。私にね、あなた以外の友達が出来たの! それも二人も!」
「僕、友達になるなんて一言も言ってないぞ」
ロンが突き放すように言うと、ハーマイオニーは目を潤ませた。
「あら、違うの?」
「違わないけど」
ロンはたじたじになって、言葉をすぼませる。
「僕たちを助けてくれてありがとう。シュロモ」
「ぶっちゃけ言うとハーマイオニーを救うついでだから気にする必要はないよ? ポッター」
「だけど謝らせてよ。汽車の中であれだけ楽しく話してたのに、寮が違うからなんて理由で無視するなんてどうかしてた。スリザリンに入ったって君は君なのに、本当にごめんなさい」
「そこまで言うなら、うん、許すよ。そして、私と友達になってくれよ」
「え、いいの? 自分で言うのもなんだけど僕って酷い奴だよ?」
「気にする必要なんてさらさらないさ。『生き残った男の子』同士仲良くしようぜ。
ハーマイオニーを身を挺して守ったことによって、シュロモの中のハリー&ロンに対する評価がうなぎ上りに上がったのだ。ハリーは、箒に乗れる親の七光りから努力家で勇猛果敢な箒乗りにランクアップしてる。
だから、シュロモはハリーと仲良くなりたかった。友達が少なすぎて、友達に飢えてるのも理由になくはないが。
「いいねその響き! シュロモと仲良くなれて僕はとても嬉しいよ!」
ハリーは嬉しくなって、シュロモと握手した。ハリーは嬉しそうに笑いながらちらちらとロンを見る。
ふい――ロンは顔を逸らした。
ハーマイオニーが咎めるように短く一回咳払いをする。
ロンはシュロモを真正面から見る。
「えっと、その~。あの~」
意図せずとも鋭く力強い眼差しに、ロンは気圧されしどろもどろになるが、間髪おかずに咎める咳払いがしたので、意を決して謝罪をした。
「僕も、ごめん。君スキャバーズのことを褒めてくれたのに、マルフォイなんかと仲良くしてるから勝手に嫌な奴扱いして避けてた。えっと、僕たち友達だよね?」
ハーマイオニーとハリーが、ロンのことを微妙な顔で見るがロンの視界には一切映らなかった。
シュロモのキラキラした目だけが、ロンの視界に映っていた。
「勿論だともロン。正直言うと親しみ難いイメージがあるのか、友達と言えるのはハーマイオニ―とドラコ、パンジーしかいなくて寂しかったんだ。君も、私の友達になってくれて本当にうれしいよ」
こうしてシュロモ、ハリー、ロン、ハーマイオニーは共通の敵を乗り越えたこともあり、寮の垣根を超えた友情が芽生えたのであった。
最初の頃は、図書館での勉強会にハリーとロンも出席していたのだが、あまりに高度で複雑な内容についていけず直ぐに不参加になったのは言うまでもない。意図せずとも、4人の友情は秘密になったのだ。
アヴェンジグイムAvenseguim 追跡せよ
何か便利だからたくさん登場するかも。
トロール(大きくて強そうなの)が一匹増えた理由は、王家の逆賊がさる御方と裏取引をしたからです。ある知識を餌に、暗殺依頼をしました。