盟主に気に入られちゃったし三馬鹿が美少女だった(仮題) 作:樽薫る
ミネルバの医務室で、ルナマリア・ホークはこそこそと“作業”を終えるなり、緊張が解けたのか大きなため息をついた。
そこには誰もいないものの、やはりこういったことをするにはいかんせん彼女はあまりにも“常識的”すぎたということだろう。
視線を軽く下げて、ベッドで横になってこちらを見るステラを相手に……“ガイアを奪い同僚を殺した相手”に、思ったよりも憎しみを抱くこともできない。
そんな自分を理解して、軽く頭を押さえる。
「……エクステンデッド、ねぇ」
ウィレームに渡された薬を飲ませることは成功したものの、シンがいない間を見計らう必要があるし、あまりタイミングを見誤り、身体の数値にあきらかな改善が見られてしまえば自分が疑われかねない。
食事になんとか混ぜて、などが関の山だろう。それに、そう長く続けられるものとも思わなかった。
頭が痛い問題である。
「なんでこんなお願い、引き受けちゃったかなぁ……あたしっ」
「シン、は……?」
「ん? あ~……まぁ、食事食べたらまた来るんじゃない?」
「マユも……?」
なんでここでマユ? ともなるが……彼女も兄の気にかける少女を相手に思うところがあったのか、対話をしているということであろう。まぁシンがいない間に、なのかシンと一緒に、なのかはわからないところではあるが……。
連合の非人道的な行為を目の前にして、何を思うのか思ったのか。
「マユも、みたいね」
「あなたは……?」
「え?」
「なまえ……」
敵兵のことなんて知らないほうがいいし、知りたくもないが……いまはまた話が別なのだろう。
それに、こんな姿を見せられて無碍に扱えるほどルナマリアはナチュラルへの憎しみで戦っているわけではないし、ルナマリアにとっては目の前の少女も“マユと同じく”戦争の被害者、そう見えてきてしまっている。そんな自分に気づいて、一瞬ばかり顔をしかめるも、ステラに向き直るときには笑顔を取り繕っておく。
「ルナマリア」
「るな、まりあ……」
ステラは何度か名前を復唱するなり、弱々しく笑顔を見せてから、眠りについた。
「……はぁ、ホントなにやってんだか……」
このすぐ後に、ルナマリアはステラを乗艦させたままミネルバが出航することを聞かされるのである。
そして、それを見越した上で“彼”はものを言っていたのだと、少しばかりの驚きと、納得をもってルナマリアはまたため息をつくことになった。
◇ ◇ ◇
地球連合とオーブの連合艦隊。オーブ旗艦タケミカヅチのブリッジにて、ブリーフィングが行われている。
その場に集うのは両陣営の面々、顔を合わせてマップを見つつ話し合いがはじまっていた。
ネオが今作戦の説明を“背後の男”に言われた通り淡々とするが、タケミカヅチ艦長のトダカは怪訝な表情を浮かべたが、それは先の戦闘でのアークエンジェルの介入のことも含めて、懸念事項が多いことにあるのだろう。
「と、作戦は至ってシンプルです」
「しかし、それで本当に上手くいきますか? そもそもその情報の信頼度はどのぐらいなのです。網を張るのはいいですがミネルバが本当に」
「確実ですよ。信頼に足る情報筋だ。これは」
突如声を発した“サタナ・L・タルタロス”の言葉に、トダカも副官のアマギも、そしてユウナも息を呑む。穏やかな声音ではあるが、その圧は確かにそこに在った。
そしてその圧を、ユウナはどこかで感じたものと似たものであると感じている。イヤではあるし、それほど言葉を交わしたことがあるわけではないが、確かにそれは“ヤツ”に似ているのだ。
だからこそ、僅かに虚勢を張る。
「と、特務大佐の言うとおりだよっ! 僕とロアノーク大佐とで、ミネルバがジブラルタルにこのルートを通過して行くって、出航もまもなくって……ちゃんと確認済みなんだから君たちはその後のことを考えてくれればいいの!」
その言葉に、サタナは軽く笑い声を上げる。
「はははっ、ユウナ様は的確ですね。決断も早い。オーブはこのような指導者をもてて、いや実に幸いだ」
「いえいえこのくらいのことっ」
「……厳しい作戦ではありますが、やらねばなりませんね」
ネオの言葉に、トダカの背後のアマギが苦々しい表情を僅かに浮かべた。
連合の二人を前にそんな表情をするものだから、ユウナは顔をしかめてそちらを向けば、ハッとしたアマギは表情を引き締める。
「この作戦が成功すればオーブの力を世界中に示せる。やれるだろ?」
「ご命令あれば我々は全力を尽くし実行するのみです」
「よし! では頼む!」
ユウナの言葉に、トダカとアマギが短く返事を返す。
ネオの背後にいたサタナがゆっくりと隣に立つと、そのままマップに目を通し、顎に手を当てて少し思考するような様子を見せた。
役者染みたその仕草に、ネオはやはり僅かな嫌悪感を感じ、顔をしかめそうになる。
「今度はあの奇妙な船は現れないとは思いますが……」
その言葉に、ユウナも、トダカもアマギも、息を呑む。
「万が一にでもそうなったとして、ユウナ様もオーブの皆様も、問題ありますまい? あれは敵であると……代表を名乗る人物も名を騙る偽者だと、そう仰いましたね」
「そ、そうです! あんなものまで担ぎ出して我等を混乱させる船などっ……敵でしかありません! そうだなトダカ一佐っ! そう思ったからこそ、我々も墜とすために撃ったのだものな!!」
「ハッ…!」
その返事に満足したのか、それともその心底の葛藤も見透かした上でか、サタナは笑みを浮かべて頷いた。ただ、ネオはその男の笑みの意味は後者であると確信しているが……。
「では、そういうことで」
◇ ◇ ◇
海の底、アークエンジェルはそこに在った。
バックアップしてくれる場所や組織がないわけではない、実際にそれに世話になって此度もまた、アークエンジェルはただの一艦で一つの戦場を支配できるだけの力を有し、立場を示そうとしている。
まだハッキリと解決策が見えていないまでも、彼女が訴え、彼が銃を握ることで、なにかを成そうとするには、そう在る必要があるのだろう。
そして、ラクスとバルトフェルドを宇宙へと見送ったアークエンジェルだが、そこには新たにミリアリア・ハウが加わった。
恋人でもあるディアッカ・エルスマンのことを思えば思うこともあるだろうが、それでも彼女はこちらに参加する道を選んだのは、いつか道が交わると確信しているからなのだろう。
ある意味、それは信頼。
そして、ブリッジにて挨拶を交わした直後に、その情報は齎された。
ミネルバの南下、それはオーブ・連合と再び戦闘になるのだと。
マリューは顎に手を当てながら
「マルマラ海を発進、ね……さらにボズゴロフ級潜水艦が二隻もついてるとなるとザフトもかなり警戒しているようね」
「だけど、地球とオーブの方が数では勝りますね」
キラが言うなり、マリューは頷く。
顔をしかめるミリアリアは、B.A.E.Lの動向を思ってのことだろう。ディアッカが地球に来たという連絡はないし、前回の戦闘では赤い……彼のザムザザーと、明らかに違う動きを見るからに“あの娘たち”が出撃していることは確信している。
だからこそ、さらに気になるのは……。
「ロマ大佐……じゃないか、ウィレーム大尉はどうするんでしょうね」
そう言ったのはアーノルド・ノイマンだった。彼とて前大戦では彼と長く共に戦った仲間の一人であるからに、前回の戦闘でウィルが介入したことについて言及する。
世間的にはロマ・K・バエルは戦死したことになっているのだ。にも関わらず赤銅の機体は再び姿を現した。しかも、B.A.E.Lの名を背負って……。
「撤退したところを見るとたぶんそれほど問題じゃぁないよ。たぶんな?」
「ムウ……そんな楽観的な」
「そうとも言い切れないぜ、アイツがあそこでくたばったとしたら……お嬢がなにをしでかすかわかんないからな、もっと過激にどっかでドンパチ起きてなきゃおかしいってもんだ」
ムウが笑いながらそう言うが、内容はいかんせんおもしろおかしいことでもなんでもない。
だが、彼の言うとおり本当にウィルに戦死に近いなにかがあった場合、ムルタ・アズラエルという女がそこで嘆いて悲しんで、それで終わりというわけがない。
弔い合戦、文字通り月面は現在のような“にらみ合い”で済むはずもなかろう。
ならば、彼はまだ……。
「はい、ウィルさんがあの程度のことでやられるとは思いません……それと……」
「ええ、ハイータさんね」
彼女もまた、アークエンジェルで共に戦った仲間だ。
一度目はオーブ近海の“あの島”で……そして、宇宙で……二度の戦死を回避した彼女が、よりによってまた戦場で、しかも“キラのことを忘れた”状態で、しかもウィルと戦っている。
話を聞く限りは“記憶喪失”だが……“生きている人間をいじる”ことに関して連合はザフトの技術力をゆうに超えているのだ。そういう技術もあるだろう。
そしてさらに問題は……。
「まだあります。あの赤いウィンダムです」
「ええ、オーブの時にロマさんが乗っていた機体、それと同型……それをウィルさんがいない方の連合が使ってきて、なおかつウィルさんを追い込んだという意味……」
「アイツの偽者、ねぇ……まぁそりゃ出るわな。むしろはじめてじゃないだろ?」
ムウの言葉に、全員が頷く。
彼……ロマ・K・バエルの偽者が出現するというのが当然と言う風に、だ。あれだけネームバリューがあり、なおかつ行方不明ともなればそれもそうなるものだ。
前大戦後に“アスラン・ザラ”の名を騙るザラ派が存在したように……。
そして、ロマの名を騙る者が現れるのもこれがはじめてではない。この空白の二年の間に……。
「でもあの実力は……」
「連合はなに考えてるんかね。まぁ今回やりあう機会があるなら見極めてみようぜ、な?」
肩を叩いて言うムウに、キラはなんとか笑顔をしぼりだして頷く。
彼の心も前大戦以降、完全に癒えたとは言えなかった。優しすぎる彼はロマや仲間たちの支えがあったとしても、磨耗し磨り減って……挙句、大戦直後は昏睡が続くロマのことも、ハイータの死もあれば……ザラ派との戦いもあった。
だからこそ……。
「バカアニキ……」
呟くカガリの懸念は、兄貴分である彼のことだけではないだろう。
オーブが戦争をするというのもそうであるし、ザフトの戦力増強はそれだけオーブの……守るための力だったはずの自国の力も、護国のために戦うはずだった防人たちも……。
「くっそぉっ……!」
結局なにもできないと……嘆く。
「行こう……!」
突如として発したキラの言葉に、カガリが顔を上げた。
「ラクスも言ってただろう? まず決める。そしてやり通す……それがなにかを成す時の、唯一の方法だって……なら君は行かなくちゃ、だろ?」
「キラ……!」
弟の言葉に、カガリは……。
「アークエンジェル発進準備します!」
ノイマンの言葉に、カガリはそちらを向く。
他の面々もすでにやる気のようで、マリューもムウも、チャンドラも、他のクルーたちも、すでにその気のようであった。迷うカガリの背を押すように……。
ならば、自分も答えねばなるまい。彼らもまた、こうなる前のオーブを愛したオーブの民であるのだから……そして、悲劇を繰り返させない。そのために……。
カガリの脳裏に浮かぶのは、シンとマユの二人。
「ほら、どいたどいた!」
「え、うわっ…ミリアリアっ」
「わたしの席よ! あなたにはやることがあるでしょ……?」
そんな言葉に、カガリは強く頷いた。
◇ ◇ ◇
オーブとザフトの戦闘が開始し、オーブ艦隊の先制攻撃によりミネルバがダメージを追うのを確認するなり、J.P.ジョーンズのハンガーでネオは連合艦隊の出撃を命令する。
クレタを起点にしてミネルバを挟み込む作戦。
進もうと戻ろうと地獄、そして持久戦になればこちらが有利。
余計な邪魔さえ入らなければ、の話ではあるが……。
『ネオ、大丈夫かぁ?』
「ん、あぁ、大丈夫だよ」
珍しくしおらしくモニター内から自分を見るアウルに、ネオは笑みを返す。
新型の義手と義足も悪くはない。これでしっかりと義手義足に似合った“システム”であればさらに勝率は跳ね上がるのだが、負担の問題もありそうはいかないらしい。
だが、並の敵であれば十分だ。三人いれば……。
しかし、前回のフリーダムのことも気になる。
作戦の邪魔だとかそういう話でなく、パイロットが言っていた言葉も……。
「ハイータ、か……」
誰かの名前、聞き馴染みがどこかある名前。
『おいおい、戦闘前にセンチになってんじゃねぇぞ』
「あはは、スティングは手厳しいね」
『マザコン野郎!』
『野郎じゃねぇよ……!』
姦しい少女たちを前に、思い起こすのはステラのことだ……。よしんば捕虜になっていても、ザフトの技術では彼女……エクステンデッドをどうにかできるわけでもない。治療も延命も、調整も……。
もう亡くなっていてもおかしくはないが、生きていたとしてもこの前に停泊していた基地などに預けられているだろうし、でなくとも……。
『よろしいか?』
「ん、サタナ特務大佐……!」
『では出撃を頼む。邪魔が入らないとも限らないので……ある程度は覚悟しておいてくれ』
その言葉に、当然とばかりに頷く。B.A.E.Lもそうだが……。
『少ししたらわたしもウィンダムで出る』
「ハッ…!」
―――ステラ、弔い合戦……にもならないけど、わたしたち三人で、あの船は落とすよ……!
◇ ◇ ◇
海から浮上したアークエンジェルは、クレタ沖近海へと到着。
既に戦闘は開始しているだろう。
ザフトとオーブと連合、止めねばなるまい。
だからこそ、やるべきことは……否、いまやれることは、ただ、一つだ。
アークエンジェルのカタパルトが開く。
『カガリ・ユラ・アスハ、ストライクルージュ、出るぞ!』
出撃するのはオオトリを装備したストライクルージュ。
『キラ・ヤマト、フリーダム、行きます!』
そしてフリーダム。
遅れて―――。
『APU起動、ストライカーパックは、“ドラグーン”を装備します。カタパルト、接続。ストライク、スタンバイ、システム、オールグリーン、進路クリアー、ストライク発進どうぞ!』
「懐かしいねぇ。なんかさ、場合じゃないけど嬉しくなっちゃうじゃない?」
『発進! ど・う・ぞ!』
ムウの言葉に、そう言って返すミリアリア。モニター端のマリューも少しばかり視線が冷たく、キラは苦笑を零している。
ピリついた雰囲気を少しばかり柔らかくしようと思ったのだが、カガリはやはりそれどころではないのだろう。
後頭部を掻きながら、ため息をつき一人ごつ。
「さて、やってみるか……モビルスーツで“
奇しくも彼と同じような言葉を吐き、ムウはグリップを握る。
前大戦、オーブでの戦いにて搭乗した“マルチプルアサルトストライカー”と同じくバッテリーが必要となる高性能高燃費のストライカーパックではあるが、この二年でずいぶんとバッテリーの性能もあがった。戦闘継続時間は“それなり”に上がりはしたが……。
などと考えつつも……。
「ムウ・ラ・フラガ……ストライク、出るぜ!」
ドラグーンストライクが出撃する。
◇ ◇ ◇
そしてもう一方、ザフトと連合・オーブ艦隊との戦闘に介入すべく戦場へと近づく艦が一隻。
翼で身を抱く悪魔のエンブレムは、バエルを継ぐものであり、B.A.E.Lの旗艦の証である。
なんでもない、他の者たちと変わらぬ、ただ“護りたい”という意志だけで戦いぬいた男であるが、その意志は今ではすっかり改変され、大仰なものとされ、もはやイデオロギーの一種のような扱いと化してしまった。
やはり英雄とはかくあるべきなのだろう。
だが、男は周りにどういう扱いをされていようと、なにを求められていようと、その意志を変えるものではない。
決めて、やり通す。
だがあまりにも欲深いから、“弱い彼”には支えが必要なのだ。
「クロト、オルガ、シャニ、機体は心許ないと思うから無理はしてくれるなよ」
自機のコックピットで、ウィレーム・マクスウェルはモニターに映る彼女らにそう告げる。
護るべきと想い、護った者たちの手を借りてでも、それらを“奪い返したい”のだ。
強く操縦桿を握り……。
『さて君たち、あの“偽者”と“うちのハイータ”は確実に出てくるでしょう。あとウィルが欲しい相手も、ね?』
『はいはい、生きて捕まえればいいんでしょ』
『言い方物騒じゃないですか~?』
『めんどくせぇけど、しゃーねぇな!』
みなの言葉に、ウィルは苦笑しつつ肩をすくめた。
「悪いとは思っているがね、すまない。わたしの我侭に付き合ってくれ……だが、危ないと思ったなら……」
『お兄さんもだよ?』
シャニの言葉に、静かに頷いて返す。
オルガとしては『本当にわかってんのかこいつ?』という疑念の目が突き刺さる。妙な能力がなくてもわかることで、クロトはけらけら笑っているあたり、全員の気持ちを理解しているのだろう。
ああ、ウィルとて理解しているのだ。こうなってしまっては自分が責任もって戦うしかないのだと……だからこそ、こんなところでは死ねない。
―――責任を取るのであれば、ヤツをしとめなければ、か……。
『はぁ……頼みますね』
「もちろんだ。ナタル艦長、こちらは任せる。オルガはなるべく近くにおいておくが」
『はい。大佐、ご武運を……くれぐれも無茶は』
ナタルの言葉に、今度こそため息をつきたくなる。
「わたしは大尉だよ……わかっている。フレイ、頼む」
『本当に大丈夫ですか?』
「っ……茶化すなよ。兵も見ている」
プライベートが過ぎる振る舞いに注意しているわけではない。単純にこれ以上は言われたくないと、耳にタコができるほど聞いている言葉を止めるためだ。
フレイは柔らかく苦笑を零し、視線で『ハイータを頼む』と訴えかけてくる。
だからこそ、無言で頷いた。
『発進、どうぞ!』
ハッチが開く。
『レイダーいくよ!』
レイダー制式仕様と呼ばれる一般のナチュラルでも扱えるように調整された前大戦時に使用していたものよりグレードダウンしたレイダーが出撃する。
『ウィンダム、いくぜ!』
オルガの声と同時に“ランチャーストライカー”を装備したウィンダムが出撃、それと同時にMA形態になったレイダーの背に着地、何度かみた“便利な”状態へと移行した。
『ん、フォビドゥン、出るよ……!』
水中戦仕様のフォビドゥンことフォビドゥンヴォーテクスが出撃、同時に海に飛び込む。
一抹の懐かしさを覚えながら、ウィルはモニターのアズラエルに笑みを浮かべ、頷きで返す。
やるべきことは前回の比ではない難しさだ。だがそれでもそうするためにここまできたのだ。
成すべきを成す。
「ウィレーム・マクスウェル」
空母の中、その黄金色の機体は日の当たる位置へと身を乗り出す。
それは重装甲を纏った新たな機体にすら見えた。
いや、見えた。どころではない。
機体のシルエットも、他も、実際に普通の“ウィンダム”と言えるものではないだろう。
そして……今は共にいない相方にも、心の中で一時の別れを告げつつ。
―――フルアーマーウィンダム改、出る……!
投稿ヨシ!
とりあえずなんとか色々改変しつつされつつ
そしてリコレクション要素もつけたしながら……な感じで
ちなみにオルガのウィンダムは肩にちゃんとガンランチャー取り付け済み
そしてフルアーマーとか改とかほぼ言わないC.Eにて趣味前回で言い出すウィルとかいうやつ
次回、久々に戦闘
めっちゃ久々に戦闘描写
では次回もお楽しみいただければです!