"日本国国防軍" -終わりなき戦い- 国際治安支援部隊 ISAF   作:Veruhu

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"用語解説"

 

 用語解説

 此処では、作中に登場する専門用語の解説を行います。

 「※」の付いているものは未来設定、またはこの小説内のみでの設定、作者の推測です

 

 

・特戦:陸上自衛隊 特殊作戦群の事。陸上自衛隊唯一の特殊部隊で、体力、精神力はもちろん、専門技能、特殊技能を多数所持するスペシャリスト部隊。特戦以外にも、Sと呼ばれることがある。

 

・扶翼:助ける事

 

・偵察小隊:第一空挺団の先陣を切る偵察部隊。基本は偵察小隊が先陣を切り、前方に目標を発見すれば、これを報告して本隊に叩かせる。偵察と言いつつも、小隊で対処できるような敵戦力に対しては小隊のみで撃破する。まさに槍の矛。先陣を切る部隊である為、その師団や団の中でも精鋭無比の隊員が選抜される、精鋭の中の精鋭部隊。ちなみに詳しい活動内容は同じ空挺団の隊員でも分からないという。

 

 

・FN SCAR-L Ger7()

 SCAR-Lの第七バージョン()である。米軍はMk16の名称でSCAR-Lを採用しているが、日本軍()はそのままの名前で採用している。また第三分隊はSCAR-LのStandardを採用している。

 

・FN 40GL-L

 GL1をベースにSCAR用に開発したアドオンタイプのグレネードランチャーである。米軍ではMk.13 Mod 0 と呼ばれるが、自衛隊はSCAR-Lと同じくもともとの名称で採用している。

 

・Mk.46 Mod.1

 M249 MINIMIを発展させた機関銃である。レール付きのヒートシールドやフォアエンド、軽量バイポッドやマウントレールを追加。またいくつかの肉抜きを行って軽量化も行われている。

 

・Mk.48 Mod.0

 M249 MINIMIを発展させ、さらに7.62×51mm NATO弾を使用するようにした中機関銃である。

 

・84mm無反動砲(B)(Carl Gustav M3 Recoilles Rifle)

 陸自で昔から使用されている無反動砲である。近年CSタイプの弾頭()が多数開発、採用され閉所での射撃が可能となっている。またM3を採用しているために、無反動砲自体の重量がかなり軽量となり、射手が同時に小銃を装備することが()可能となった。

 

・M72E10

 朝鮮戦争時代から使用されている無反動砲である。口径は66mmで近年の対戦車火器としては力不足であるが、とても軽量で、軽車両や柔目標に対しては有用である。通常、分隊が所持する対戦車火器は1挺であるが、荒木が小隊長 松平に頼んで装備している。またAT-4 CSを装備しなかった理由は、重たく、隊員の負担が増える為である。(AT-4はM72約3挺分の重量がある)

 

・FN FNP-45

 FN社が開発した拳銃である。情報小隊はドットサイト及びフラッシュライトが搭載された45口径を採用()している。」

 

・LZ 12

 Landing Zone(降着地点)の事である。また12の番号はその降着地点の番号を表す。他の部隊が使用するLZと混同しないように、番号がわけて付けられているわけである。

 

・Rallying Point 7

 集合地点の事である。番号はLZと同義である。

 

・Release Point 8

 分進点の事である。番号はLZと同義である。

 

・交戦規定

 いつ、どこで、いかなる相手に対してどのような武器を使用するかを定める規定。英語でRules of Engagement(ROE)と呼ばれる。

 

・発砲規制

 発砲に対する規制。指揮官の指揮方法によって変化することが多く、自由射撃(Weapons Free)、防衛射撃(Return fire Only)、確認射撃(Weapond Tight)、発砲禁止(Weapons Hold)などがある。

 

・第一線救護

 ファーストエイド(First Aid)のことであり、現場の隊員と医療品のみで行える、応急手当を実施する。

 

・メディバック

 Medical Evacuationのことであり、緊急で治療施設まで輸送することを表す。メディバックでは専用の部隊が待機しており、要請すると直ちに2機のヘリコプターを運用して負傷者を輸送しつつ、治療も実施する。またヘリが回せない場合は、車両部隊を回すこともある。

 

・RLY 7

 集合地点のこと。Rallying Pointの略。

 

・命令下達

 命令を隊員や部下などに下すこと。「命令を下達する」の号令は定番であり、この号令が掛かると皆気が引き締まる。

 

・戦闘指導

 隊員に対し、戦闘に関する指導を行う物。命令や作戦をしっかりと理解できているかの確認を行ったり、このような戦闘状況に陥った際はどう対処するべきかなどと言った指導を行うこともある。

 

・時刻規制

 時刻を合わせること。陸自では時刻規制と良い、海自では時刻整合と言う。ちなみに海自では、「5秒前、4、3、2、1、テッー(撃て)!」 と号令する為、最初は驚くだろう。

 

・連絡通

 連絡通知のこと。無線確認の一環であり、この号令が掛かった際は、無線で自分の呼び出し符号を各部隊、順番に読み上げていく。

 

・Axis MIE

 Axis of Advanceの事であり、陸自では前進軸と呼ぶ。後半のMIEは"三重"の事であり、その前進軸の名前と言うことだ。

 

・LD

 LDとはLine of Departureのことであり、陸自では攻撃開始線と呼ぶ。LDには攻撃部隊通過時刻が設定され、攻撃部隊はその時刻にLDを通過することが定められる。またLDにはLPが設定されこれは攻撃開始点と呼ぶ。つまり各攻撃部隊がどの地点より攻撃開始線を通過するかを定めるものである。

 

・呼び出し符号

 コールサインとも呼ばれるものであり、発信者及び受信者の名称を表す。受信する人間が二人以上になる場合は、誰に対して発信しているのかがよく分からなくなるため、そのような状況下では呼び出し符号は必須である。ちなみに受信者が基本一人しか考えられない電話では、呼び出し符号は必要ない。※ちなみに「マツ」、「ナカ」といった呼び出し符号を開発した部隊は第13普通科連隊であったような”気”がする。

 

・AN/PRC-152携帯型軍用無線機

 その名の通り携帯型の軍用無線機であり、デジタル無線機。基本としては30~512MHzと非常に幅広い周波数帯域を使用することができ、また中継器を用いる事によって、最高機密のデジタルデータの通信も可能である。

 

・背負式軍用無線機RT-1523G(ASIP)

 その名の通り背負い式の軍用無線機。この無線機は非常に人気のある無線機であり、幾度となくバージョンアップされて来ている。AN/PRC-152を超える様々な機能を備えており、交信距離が非常に長い。※そのため本作情報小隊では、中隊及び小隊ネット用として使用している。

 

 

・感明

 感度及び明瞭度のことである。無線の感度及び明瞭度を報告する際に使用する。

 

・無線確認

 無線が異常無く使用できるかどうかを試す動作。

 

・建制順

 組織や人員が属する順序のこと。自衛隊ではとても良く使われる号令であり、例えば「爾後の前進は組前進、一組より建制順に前へ!」がある。

 

・皇室

 恐れ多くも天皇陛下及び、皇族の方々の総称であります。恐れ多くも「天皇制」や「天皇家」などと言った言葉は、左翼団体が造りだした造語でありますので、お使いになられませんようお願い申し上げます。

 

 

・復命復唱

 上官の命令や号令を復唱すること。安全を確保する為に必要不可欠な動作とされ、候補生にはみっちりこの基本が教えられる。

 

・状況開始

 訓練状況又は、実状況を開始するという号令。この号令が掛かるだけで、隊員の士気力が格段に向上する。実戦の場に置いてはこの号令は使用されないとの意見をよく見るが、実際はそうではないという。訓練状況であれば「(訓練( ・ ・))状況開始」となり、実際の状況であれば「(())状況開始」となる。すなわち自衛隊は実状況つまり、実戦を行う場合においても、「状況開始」と下令するということである。

 

・第5匍匐

 陸上自衛隊には、他の各国軍隊にはない独特の匍匐方法があり、誰しもが習得する基本的な匍匐方法は5つである。そのうち第1匍匐は匍匐の中で一番高い姿勢であり、第5匍匐は匍匐の中で一番低い姿勢である。また、その一番低い姿勢の第5匍匐は、全身を地面に完全に擦りつける為、非常に前進速度が遅いがその分、被弾面積も小さい。尚良く見られる匍匐方法は第4匍匐であり、米軍ではHigh Crawlと言う。第5匍匐は、米軍のLow Crawlに近いが、前進方法が異なっていた為、私は別物と判断した。

 

 

・ハチヨン

 84mm無反動砲の別称。陸上自衛隊ではこのハチヨンという読み方を、非常に多く使用する。

 

 

・緊縛止血

 縛って止血するタイプの止血方法。圧迫止血よりも圧倒的な止血力を誇る。しかし、あまりにも止血力が高い為、健常な部位への血液までもが流れなくなってしまい(阻血状態)、壊死などを招くため危険である。そのため緊縛止血を実施した際は、その止血開始の時間をよく覚えるか記録しておき、30分から60分に一回は、緊縛を解除することが大切である。尚、運転免許などで応急救護措置を学習された方で最近の方は、この緊縛止血法は教授されなくなった。これは緊縛止血が上記などの理由により、危険を伴うからとされている。

 

 

・盲管銃創

 銃弾や破片で受けた傷は、全て銃創という名の傷になる。また銃創は盲管銃創と貫通銃創とがあり、盲管銃創は体の中に銃弾が残り、貫通していないもの。貫通銃創は、体の中から銃弾が飛び出し、貫通していった物を表す。是非、銃弾や破片を受け負傷した人が身の回りに現れた際は、表側の銃創のみを抑えるなどして止血するのではなく、必ず貫通銃創を疑い、反対側も確認して、両方の銃創を止血するよう努力しよう。………………日本で普通に暮らす上では、恐らくこんな知識は必要ないと思われるが。まあ、もしもは沢山あるのである。

 

 

・Saline(セーリン)

 Salineとは生理食塩水のことである。前線では通常、血液パックを持ち運ぶことは出来ない。なぜなら血液は、冷蔵保存しなければ腐ってしまう為である。その為、前線では血液パックの代わりに、生理食塩水を持ち運んでいる。これは生理食塩水が、血液の代わりになる為である。もちろん生理食塩水では血液に到底及ばないが、多量出血ですぐに死なせるよりかは圧倒的にマシということで、生理食塩水は多量に使用されている。尚、戦争映画でたまに出てくる、透明な液体の入った点滴付きの袋。あれは大抵が、このSalineである。

 

 

・レーザー距離計

 その名の通り、レーザーを照射して、距離を測定する。※本作の国防軍で使用しているものは、Vector製の最新のものである。

 

・榴弾曳火

 榴弾を曳火射撃するという意味である。曳火射撃とは、目標上空にて砲弾を爆発させることにより、破片を広範囲にまで撒き散らし、普通の射撃よりも圧倒的に高い破片効果(Fragmentation)を発揮、多数の人員を攻撃するものである。

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