"日本国国防軍" -終わりなき戦い- 国際治安支援部隊 ISAF 作:Veruhu
状況が開始したら真面目に書きますので、ご了承いただければ幸いです。
「隊員が死傷した際、どうするか?」
小隊長は問うた。
「はい! 状況に応じ、どのタイミングで救出に入るかを決心し、適切な第一線救護を実施して、衛生員を要請するか、小隊本部まで後送するか、メディバックを要請します」
俺がそう答えると、小隊長は頷いた。
「よろしい。後は前日の作戦命令通りだ。分からない点、あるならばしっかりとこの場で質問せよ。質問!」
一時の空白が生まれたが、やがて俺を含む分隊長等は口を開いた。
『無し!』
「了解。お前たちを信じよう。戦闘指導終わり! では続いて時刻を規制する。現在時、小隊長の時計で0733。0734まで残り30秒」
分隊長等は腕時計を調節し、0734にセットする。そして小隊長の号令が掛かり次第、カチッと時計のネジを押し込んで、時計を動作させるのである。
「5秒前、4、3、2、1、今!」
『完了!』
これで0734に時刻規制が完了したことになる。小隊長及び分隊長等の時計はほとんどズレてはおらず、時刻を使用した部隊の詳細な指揮が、これで可能となった訳だ。
「では各分隊長は0750迄に命令下達及び戦闘指導を完了し、同時刻の連絡通に備えよ。その後、連絡通が問題無く完了すれば、当初の予定通り0755に状況を開始するものとする。周波数を忘れた奴はおらんな? ……よし、以上! 別れて爾後の行動、別れ!」
『別れます!』
俺を含む各分隊長は敬礼をし、その後解散して自分の分隊の下へ向かった。俺は第三分隊の前に再度立つと、号令を下した。
「命令を下達する! 密集円陣!」
『密集円陣!』
分隊員等は復命復唱しながら、迅速に円陣を組んで行く。
「よし、全員
俺は円陣が組めたのを確認すると、号令を下し全員に折を敷かせた。そして地図を取り出し、円陣の中央に配置する。
「全員くどいと思っているかもしれないが、再度作戦を確認するぞ」
俺は真面目な表情を崩さず、俺と地図とを交互に見分ける分隊員等に告げた。
「命令! 敵情及び我の状況について、変化無し! これより我、第三分隊を含む情報小隊は攻撃発起位置、つまり現駐屯地をオスプレイにて出動し、LZ 12まで移動を実施する。降着後オスプレイから下車、展開し、我々第三分隊は第二分隊と協同して直ちにRLY 7まで前進を実施する。
……RLY 7に到着後、この施設、と言っても土で出来た建物だが、これの検索を行う。敵が中で待ち伏せして居ないという確証はないから、気を抜かずに検索しろ。またRLY 7まで向かう際の前進速度は駆け足である。遮蔽のほとんどない平野を移動する訳だから、全員立ち止まるなよ。
またRLY 7まで前進する際は各班、傘型隊形を基準とせよ。と言っても駆け足で必死なわけだから、そこまで形にこだわらずとも良い。あくまでも基準とするんだ、無理そうならば縦隊でも構わん。
また前進順序は当初の予定通り、Alpha、Sierra、Bravoである。他の分隊に紛れて迷子にならんよう、注意しろ。
そしてRLY 7が当初の予定通り検索完了すればその後OBJ KILOまで順次前進を開始するものとする。俺たちが前進するのは、Axis MIEだぞ? 絶対に間違うな。
……以上だ! 質問!」
『無し!』
分隊員等は即座に返答を返した。よくよく把握しているという証拠だろう。だが俺は気を緩めてはならないと自分に言い聞かせ、戦闘指導に入る。
「了解! 命令の下達終わり! 続いて戦闘指導を実施する! 黒木二曹!」
「はい黒木二曹!」
第一小銃班班長、黒木二等陸曹が呼応した。
「LDの要求通過時刻は何時何分か!」
「0900時であります!」
「よろしい。続いて谷口二曹!」
「はい谷口二曹!」
第二小銃班班長、谷口二等陸曹が呼応する。
「LDに同時設置されたPLの名称は何か!」
「”竹”であります!」
「よろしい! では続いて朽木三曹!」
「はい朽木三曹!」
第三機関銃班班長、朽木三等陸曹が呼応する。