エンチャント職人の探求   作:水鼬

2 / 3
この作品は、基本1000文字を越えたら一区切りという感じにしたいと思います。


No.1  変わらぬポーチ

 

 

 シャルム「ん~~!良い朝だ!」

 

 魔理沙「やっぱり起きてたな。早く来て良かったぜ」

 

 シャルム「おっ、魔理沙。おはよー」

 

 

 日が昇り始める早い時間に彼らは集合した。今日は無縁塚の探索に行く日だ。

 

 

 シャルム「よーし!早速行こうか!」

 

 魔理沙「…ってお前その鞄小さくないか?」

 

 

 シャルムの持ってる鞄…。いや、正確に言おう。彼の持ちものはあろうことかウエストポーチだった。腰紐の部分にも作業ポーチが数個ほどぶら下がってはいるが、入手したアイテムを入れるには限界がある。最悪、何個かは抱えて持っていくことになるだろう。しかし、当の本人は自信満々な顔だ。

 

 

 シャルム「フッフッフッ…。これを見てもまだそんなことが言えるかな?」

 

 

 そういってウエストポーチの口を開けて手をかざす。すると中から、昨日の銃が飛び出てきた。

 

 

 魔理沙「………?」

 

 シャルム「( *`ω´) ドヤァ」

 

 魔理沙「いや、ドヤ顔されても鞄の小ささは変わらないんだぜ…」

 

 シャルム「おやおや魔理沙さん?今の一瞬で変化がなかったことに気が付かないんですかぁ?」

 

 魔理沙「変化ぁ?」

 

 魔理沙はシャルムの周りを歩いて注意深く観察した。

 靴、ズボン、上着、銃、皮膚でさえも…

 だが、特に変わった様子は見られなかった。

 

 

 魔理沙(うーん…。こいつがあんなドヤ顔して煽ってくるから何かある筈なんだよなぁ…。でもパッと見じゃあ特に変わってるところ無いんだよなぁ…。さっき銃取り出したポーチも見た目…が…)

 

 

 ここで彼女は気付いた。ポーチの形が変わっていないのだ。取り出した銃は、ポーチと大きさはほぼ一緒。中に入れたらかなりのスペースを使ってしまう。取り出したら、その分空きが出来るため形が変わる筈だ。しかしそれが全く無いのはおかしい。

 疑問はもうひとつ浮かんだ。銃を取り出した時だ。他の小物も入っているのだから、取り出すのには少し時間が掛かっても良い筈だ。なのにシャルムはスムーズに銃を取り出した。しかも手をかざしただけで。

 一体どういうことだ…?という疑問が魔理沙の頭の中を駆け巡る。その時…

 

 

 

 

 

 

パァン

 

 

 魔理沙「うわぁ!?」

 

 

 突如鳴り響く破裂音。目の前には、クラッカーを持っているシャルムの姿があった。

 

 

 シャルム「考え込むのは良いけど、そろそろ行こうぜ。無縁塚で色々回収した後、香霖堂にも寄りたいからさ。そこで話してやるよ。」

 

 魔理沙「お、おう…」

 

 

 呆気に取られる魔理沙だったが、彼の一言で現実に戻された。

 

 

 魔理沙(くっそー…。考え事してたとはいえ、こんな古典的な方法で驚かされるとは…。こーりんの所行ったら根掘り葉掘り聞いてやるから覚悟しとけ…!)

 

 気を取り直して、二人は無縁塚へ飛び立っていった。

 




魔理沙の口調ってこんなんで良いのかな?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。