ハイスクール・フリート   ~空を翔る鳶と海虎~   作:鷹と狼

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第6話 客船救助作戦と航空救援部隊

 

 

 

 

警報が基地内に鳴り響く中、真霜は急いで保安監督官として作戦指令室に赴いた。

 

 

「状況を説明して頂戴!」

 

 

「はい!千葉の犬吠埼東方約300キロ地点の海域に客船ザ・ドラゴン号からのSOS受信!海賊の襲撃を受けていると当船からの緊急です!!」

 

 

「当海域の到達予定時間は!?」

 

 

「約3時間です!一番近いべんてんは約1時間です!」

 

 

航空機格納庫にて報せを受け、航空衣服を身に纏った新一郎たちは海図を広げて観測、測量して計った。

 

 

「当海域の到達時間は新一郎!?」

 

 

「ざっと1時間弱、30分強だか、5分で準備を終らせ!!」

 

 

「「 おぅ!! 」」

 

 

新一郎と幸吉、ウィリアムとトムは拳銃と小銃、カービン銃。弓矢等を装備する。

 

医療道具一式を持って来たシャルロットも格納庫に合流。

 

そして、トチローはエナーシャを回した零観とカタリナのエンジンを発動させてスロープで水上へ降ろした。

 

 

「ふぅ〜!!助かったぜ鈴留さん、俺っち一人じゃどうにもならなかったんでぃ!!」

 

 

「お安いご用ですトチローさん!」

 

 

意気投合する時、準備を終えた5人の搭乗員が機体に近づいた。

 

 

「どうだい?機体の具合は!?」

 

 

「てやんでぃ新一郎!快調ってんでぃ!燃料と弾薬もぎっちり詰めて、あと、宗谷監督官の指示で30キロ爆弾二発も設置した!」

 

 

「ウィリアムさんのカタリナも燃料は満タンだ!あなたたちのいよいよですね、航空機での活躍話し、楽しみにしていますよ!」

 

 

「ありがとう。トチロー、鈴留さん!トム、シャルロット!そして平賀さん、岸間さん!搭乗開始!!」

 

 

ウィリアムとトム、シャルロット。オブザーバーとしてブルーマーメイド隊員、戦闘服を着用した平賀倫子と岸間菫が搭乗した。

 

 

「ウィリアム、無事でいてね!!」

 

 

「「 パパ〜!!頑張って~!! 」」

 

 

「(キャサリン!エマ、エミリー…行ってきます!)コンターク!!」

 

 

愛妻のキャサリン、双子の愛娘エミリー、エマが見送る中、先陣としてウィリアムのカタリナが水上を走り出して出撃、暗闇の大空を飛んだ。

 

 

2番機の新一郎と幸吉が搭乗する零観、エンジンを発動させた。

 

 

「(実戦は長崎の上空以来……)俺にできるのか……」

 

 

「新一郎さん……」

 

 

新一郎は日華上海事変以来、操縦桿を握りしめた右腕が震えていた。

 

彼はあの戦争末期、長崎の空で特殊爆弾を搭載した爆撃機を落とせず、多くの犠牲を出して、生き延びた自分が恥ずかしかった。

 

 

「………」

 

 

「新一郎さん…!?」

 

 

「てやんでぃ新一郎!なにやってんでぃ!?」

 

 

幸吉とトチローが怒号の中、新一郎の耳には入らなかった。

 

 

「『……なにやっているのよ新一郎!!』」

 

 

新一郎の航空無線で真霜の怒号が飛び込んできた。

 

 

「…真霜………」

 

 

「あなたが飛行機で飛ばなければ、多くの犠牲がでる!!あなたがやらないで誰がやるの!沖田新一郎!!」

 

 

「……そうだ!(十三、…洋介…虎雄、そして進次郎)幸吉、真霜!!俺に力を貸してくれ!!……コンターク!!」

 

 

零観のエンジンが轟きプロペラが回転、水上を走り出して大空へ飛んだ。

 

 

「新一郎……頑張って……」

 

 

 

真霜は暗闇の空へ飛行する新一郎の無事を祈っていた。

 

 

新一郎、幸吉ペアは房総半島上空でウィリアムたちカタリナグループに合流した。

 

 

 

房総半島上空ー

 

 

 

「新一郎、エンジントラブルか何かあったと心配したぜ!」

 

 

「ウィリアム!心配させてすまん」

 

 

「沖田さん!スパロウさん!宗谷監督官の指示で私が飛行隊の指揮を執ることになりました!」

 

 

「平賀さん……了解した!!」

 

 

「なら平賀さん、この副長席にどうぞ。格別ですよ!」

 

 

「あら、ありがとう。うわぁ~凄い、これが空の景色なのね~♪」

 

 

トムは平賀に副操縦席を譲り、そして彼女は目を輝かしてはしゃいだ。

 

 

「『ガガ…ザー…皆、いい忘れたがお前らの機体の電信機にダブレットの装備MADを施した!!』」

 

 

「「 タブレット……MAD…? 」」

 

 

違法改造の装甲巡洋艦の海賊が砲撃、襲撃を受けている客船ザ・ドラゴン号は傾斜が激しく炎上、その影響で発電が故障してスプリンクラーが作動しなかった。

 

 

「助けてくれー!!」

 

 

「イヤー!!」

 

 

「救命ボートを急げぇ!!」

 

 

「皆様!落ち着いて下さい!!ブルーマーメイドが救助へ来ます。落ち着いて下さい!!」

 

 

船上の乗客等は混乱、乗員が抑えようにも防いでも防ぎれなかった。

 

 

「海賊だ!海賊がスキッパーで接近してきた!!」

 

 

「…もう、だめだ………」

 

 

武装を施した数艇のスキッパーが接近、乗客乗員は絶望していた。

 

 

「ヒャッハー!!」

 

 

「奪え!!抵抗する奴は殺せ!!」

 

 

「……爆音…?ぎゃっ…」

 

 

「……機銃……?」

 

 

海賊のスキッパー数艇が機銃掃射を受け大破。空から大型の飛行物体が接近した。

 

 

「な、何だあれは!?」

 

 

「あ……あれは……?」

 

 

「…あの…飛行物体は……ブルーマーメイドなのか!?」

 

 

客船ドラゴン号の乗客乗員、装甲海賊艦連中はカタリナを目撃して騒然としていた。本機体が客船付近に着水、機体からゴムボートに搭乗したブルーマーメイドの指揮官、平賀倫子とM-1小銃と拳銃を武装した副長のトム、ボート操作する岸間が出動した。

 

 

「我々はブルーマーメイドです!乗客乗員の皆さん、緊急用のゴムボートを用意します!!」

 

 

「ブルーマーメイド...あぁ……助かった!!」

 

 

「慌てないで下さい!!」

 

 

「間もなくブルーマーメイド本隊が来ます!重傷者のみ、大型空中スキッパーで運送します!!」

 

 

トム、平賀、岸間がゴムボートを降し、乗客の重傷者をカタリナに担架で運ぶ中、再び海賊スキッパーが接近した。

 

 

「あんな大型の物体にやられてたまるか!」

 

 

「しまった!!」

 

 

「海賊スキッパーの第2陣が………」

 

 

客船の乗客乗員が混乱の再発した時、ブルーマーメイド=カタリナは落ち着いた様子であった。

 

 

「あの、……何で落ち着いていられるのですか!?」

 

 

「空飛ぶスキッパーはあれだけではありません。」

 

 

「なに!?」

 

 

漆黒の空から光る物体が数艇の海賊スキッパーに命中、大破した。

 

 

零観ー

 

 

「新一郎さん、海賊さんのスキッパーは在庫の品切れなのかもしれません!!」

 

 

「だろうな、あの第1次欧州大戦時代の巡洋艦だ!搭載するスキッパーに限りがある。こちら、零観の沖田!!平賀隊長、あの海賊艦に攻撃許可を!」

 

 

「『ガガ…許可します!』」

 

 

「おうっ!!幸吉、掴まれ!!」

 

 

「了解!!」

 

 

新一郎は零観を旋回させ、標的を海賊艦へ定めた。

 

 

「ウィリアム機長、重傷患者が満員です!先に横須賀へ!」

 

 

「わかった!!平賀さん、トム。無事を祈る!!シャルロット、負傷者に応急措置を!!」

 

 

「了解です!!」

 

 

ウィリアムのカタリナが水上を走り、進路を横須賀へ向けて飛行した。機内でシャルロットはあの大戦終結以来の応急措置を行った。客船ザ・ドラゴン号に残留したトムと平賀、岸間はブルーマーメイド本隊の合流まで人命救助を続行。

 

 

「海賊艦ごと客船へ突っ込め!」

 

 

「「 おうっ!! 」」

 

 

「ぎゃっ…」

 

 

「まただ!またあいつだ!」

 

 

数人の海賊が倒れ、空を見上げた。謎の飛行物体こと零観は機銃掃射を終え、急上昇を飛行。

 

 

「畜生!!…なんだあれは…なんなんだよ!!」

 

 

「撃て!なんとしてでも撃ち落とせ!!」

 

 

「お頭、暗くてわかりません!!」

 

 

「構わん、撃て撃て!」  ヒュッ  カッ

 

 

海賊艦から小銃や機銃の弾幕が張られる中、風を切る音が出て艦橋部に刺さった。

 

 

「矢…?」 ドカアアアン

 

 

幸吉が放った矢の先端部に爆薬が仕込まれ、爆発した。

 

 

「見たか!新技、艦橋潰しだ!!」

 

 

海賊艦の艦橋が炎上する中、海賊たちは混乱。そして水平線からブルーマーメイドの救援、べんてんを始め、2隻の艦艇が往来した。

 

 

「新一郎さん!ブルーマーメイドのべんてんを確認しました!!」

 

 

「やっとお出ましか……あとは真冬の部隊に任せて横須賀へ帰るぜ!」

 

 

「はっ!!……っ!?…MAD…潜水艦の反応あり!!」

 

 

「なに!?」

 

 

MAD=三式1号磁気探知機。

 

トチローが千歳基地時代、対潜水艦哨戒機の東海が駐機していた当時に見物、微かな時間で分解して磁気探知機を暗記して再現。

 

トチローはこの時の為に開発、MADとタブレットを共通して零観とカタリナに搭載した。

 

 

「確かか!?」

 

 

「……反応なし!……この海域を中心に半径4キロを索敵をして下さい!」

 

 

「了解!!…真冬の部隊、ウィリアムの部隊にも警戒態勢の連絡を!!」

 

 

「了解!!」

 

 

幸吉は直ぐ様、べんてんとカタリナに連絡。新一郎、幸吉の零観は反応した海域を中心に探索した。

 

 

「……!?反応あり」  バシュッ

 

 

幸吉は照明弾を打ち上げ、海中に潜む艦影を目視した。

 

 

「海中に艦影、潜水艦です!」

 

 

「よぉし、爆弾投下準備!!」  ギュイィィン

 

 

新一郎は零観を旋回、攻撃態勢を整えた。

 

 

「よぉい、……投下!!」 

 

 

 

 ヒュウウゥー  ドカアアアン ドカアアアン

 

 

 

投下した爆弾2発が風を切り裂くように響き海中に落下、海中で爆発した。海面に油が浮いた。

 

 

べんてんー

 

 

 

「艦長!!海中で爆発を確認!!」

 

「何だって!?畜生!!あたしの獲物を……おい、海賊の潜水艦はどうだ?」

 

 

「待って下さい……雑音が……」

 

 

「海面に泡です!」

 

 

朝日と共に海面が泡立ち、潜水艦が浮上した。

 

 

零観ー

 

 

「新一郎さん!潜水艦が浮上!」

 

 

「よし…あとは真冬に任せよう…。零観の沖田、金城機。任務完了!横須賀基地に帰投する!!」

 

 

「『 こちらカタリナ、スパロウ機、了解!! 』」

 

 

「『 こちらべんてん、真冬了解!! これから海賊の拿捕に向かう!』今日の手柄は、殆どあいつら飛行部隊持ってにかれたな~」

 

 

「艦長!いつでも海賊の拿捕準備が出来ています!!」

 

 

「おっと!客船ザ・ドラゴン号の乗客乗員の救助!残りは海賊の拿捕、あたしに続け!!」

 

 

「「 オスッ!! 」」

 

 

真冬の部隊が客船の救助、海賊の鎮圧時、零観を扱う新一郎٠幸吉ペアは横須賀に向けてまっしぐらに海洋の上空飛行した。

 

 

「新一郎さん!横須賀に帰投したらなにしますか?」

 

 

「……そうだな~疲労回復のために風呂、メシ、睡眠だ!」

 

 

「オラも新一郎さんと同じです。こんな経験はあの長崎の上空以来ですが、民間人の被害は最小限に抑えたからホッとしていますよ!」

 

 

「……そうだな…」

 

 

新一郎と幸吉は横須賀、ブルーマーメイド基地に帰投後、宗谷真霜監督官に報告した。

 

 

「……以上が、我々零観ペアの報告です!」

 

 

「沖田大尉、金城兵曹。ご苦労様です。指示が出るまで待機を命じます!」

 

 

「「 はっ!! 」」

 

 

新一郎と幸吉は真霜に対して敬礼した。報告を終えた後、二人は格納庫へ零観の整備に赴くと、真霜は背後から新一郎を両腕で捕まえた。

 

 

「……新一郎……よかった……無事に帰ってきてよかった……」

 

 

「真霜……俺は飛行機のパイロットだ。この一度死んだ命、必ず青い人魚の巣へ生還する」

 

 

客船ザ・ドラゴン号は海賊の襲撃で沈没は免れ、ブルーマーメイドの増援部隊により曳航。乗客乗員は負傷者を含め無事に救出された。

 

今回の事件で新一郎の零観の援護とウィリアムのカタリナが負傷者を搬送しなければ命を落とし兼ねない状況で乗客乗員は救われた。

 

 

 

後日、横須賀ブルーマーメイド基地ー

 

 

 

「……畜生!!…なんだってんでぃ、この記事は………」

 

 

だが、新聞の記事、テレビの公開されたニュースではブルーマーメイドの真冬のべんてんの活躍のみ、新一郎の零観とウィリアムのカタリナの活躍の映像、記事が一言も記載しておらず、トチローと幸吉、トムは苛立っていた。

 

 

「お前ら、落ち着け!ザ・ドラゴン号襲撃事件に関して、ブルーマーメイドに報道を敷いたのは俺とウィリアムだ!」

 

 

「「 えっ!? 」」

 

 

「なぜなんでぃ!新一郎!ウィリアム!」

 

 

新一郎の言葉でトムと幸吉は驚愕し、トチローは疑問に思った。

 

 

「飛行機の情報を遮断し、戦争を防ぐためだ!あの客船の乗客乗員で目撃者がもし、情報を伝達したら俺たちの存在が危ぶまれる。」

 

 

「そうだ、その証言が一言でも各国の責任者が伝達したら、私らがいた世界のように戦争が勃発しかねない。」

 

 

「…ぐぬぬ……」

 

 

トチローたちは苦虫を噛んだ気分だった。新一郎はみんなの前に立ってー

 

「すまない。それまで皆、耐えてくれ…」

 

 

隊長たる海軍大尉、沖田新一郎は皆の前で頭を下げた。

 

 

「…新一郎さん……」

 

 

「…大尉……」

 

 

「新一郎……くっ……ならば、この飛行部隊に名前だけでもつけようじゃねぇってんだ!」

 

 

「そうだな……」

 

 

「…チームネーム……」

 

 

皆は頭を抱え、悩みに悩んだ。

 

 

「皆さま、お疲れ様です。……あら、皆様?」

 

 

「シャルロットか……実はな……」

 

 

トムは医療の休憩にやってきたシャルロットに、飛行隊によるチーム名の考案を述べた。

 

 

「ん~そうですわね……鷲……イーグル……イーグルってのはいかがかしら……?」

 

 

「…イーグル…?イーグルかぁ~」

 

 

「イーグル……いい響きだ……知り合いの、フィリピンで戦死したランスローのアダ名も鷲だったな~」

 

 

「俺もだ、友人の十三も鷲だったぜ!あいつは喜ぶぜ~!」

 

 

皆はシャルロットの一言で注視して評価した。

 

 

「ん…いい言葉だが何か足りない……」

 

 

「そうだなウィリアム。一部は日本式を入れたいな…」

 

 

悩みが振り出しに戻り、皆は頭を抱えながら悩んだ。すると幸吉は飛行機のエンジンを見つめた。

 

 

「エンジンの轟音……空……雷神……ライジンはいかがですか?」

 

 

幸吉の言葉にトムが反応した。

 

 

「ライジン……もう1つ加えてライジングイーグルはいかがでしょうか!?」

 

 

「ライジングイーグル……いい響きだ!皆はどうだ……?」

 

 

「異義無し!」

 

 

「俺っちもだ!」

 

 

「わたくしもありませんわ」

 

 

「しかし、隊長は誰にするんですか?やっぱり階級の順でウィリアムか…?」

 

 

新一郎が階級の言葉を口にすると、トチローが反応した。

 

 

「階級なら、おめぇが長崎で戦死し、二階級特進で中佐になってんでぃ!」

 

 

「えっ!?俺が中佐…?」

 

 

「まぁ、中佐だろうが大尉だろうが、新一郎は常に前線、私は後方支援。指揮を頼むよ!」

 

 

「わかった!…結成だ…飛行いや…航空救援部隊、ライジングイーグルを結成する事を宣告だ!!」

 

 

「「「 了解!! 」」」

 

 

ライジングイーグルの編成宣告を告げた沖田新一郎の言葉で、ウィリアム・W・スパロウ、トム・K・五十嵐、秋山敏郎、金城幸吉、シャルロット・F・トラインは敬礼した。

 

 

新一郎はライジングイーグルの結成を、保安監督官の宗谷真霜に申告する。そしてすぐに了承を得た。

 

 

 

その後、宗谷真霜は海洋安全管理局へ足を運び、管理局の顧問。議員の黒潮鈴江、虹川雪夫と会談、客船救出の報告の書類を持参提出した。

 

 

 

「ザ・ドラゴン号襲撃事件、ご苦労だったな宗谷監督官」

 

「はい、ありがとうございます。黒潮議員」

 

 

「君の妹の真冬君の活躍は相変わらずだが、君を呼んだのは他でもない」

 

 

「は…?何でしょうか虹川議員…?」

 

 

「横須賀基地に、飛行船より早い空中スキッパー部隊が活躍したと耳にした。」

 

 

虹川は席から立ち上がり、片手を真霜の肩に乗せ口説こうとしたが、彼女は奴の手を叩いた。

 

 

「………私たちブルーマーメイドは守秘があっても、例え議員ですら伝えることは出来ません。」

 

 

「宗谷くん、わたくは真冬くんたちが活躍した裏話で別の部隊の存在は確認済みだ!」

 

 

「……失礼します。」

 

 

真霜は局長室から退出した。

 

 

「……おのれ……宗谷……まぁいい、いつか化けの皮を剥がす!」

 

 

真霜は管理局から出た 真霜は黒潮と虹川の何かを疑問に感じた。

 

 

「(……なんであの議員たちは新一郎たちの航空部隊を……)」

 

 

「宗谷監督官……?」

 

 

平賀が訪ねるがこれ以上訊くことなく、横須賀へ帰投した。

 

 

 

 

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