アーネンエルベの兎   作:二ベル

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ミセス・ムーンライトはひとまずこれで終わりかな。
次からエダスの村やら~挟んでイシュタルF。戦争遊戯させたい。何させよう。


ミセス・ムーンライト⑫

 

 

偽りの月が消えていく。

黒き厄災が討たれ、太陽の光輝によって一つの『抹殺装置(イレギュラー)』が発動し、一柱(ひとり)の女神と一人の少年が犠牲になった日。

 

世界を光の祝福が覆った。

舞い散る純潔の雪は女神の最後の我儘だ。蝕まれた下界を癒す、美しい光の奇跡。あるいは、一人の少年に向けた「ごめんなさい」という涙か。

 

「―――――ベル?」

 

金髪金眼の少女はふと、その雪を見て一人の少年の名を呟いた。自分達とは違うところへと行った彼。そんな彼の処女雪のような白い髪に似ていたからか、彼の名を呟いて、そして、何故か、理由もわからず、寂しいと感じて空を見上げながら目を細めた。

 

「全軍、突撃する!」

 

誰もが見上げ、誰もが動きを止める中。

小人族(パルゥム)の指揮官の号令が下り、冒険者達はもう一つの災厄へと挑む。その場に訪れていた神々も、天に突き立つ同胞の最後の柱をずっと眺め続け、『冒険』へと身を投じる冒険者達の背中を見守った。

 

その光の祝福は冒険者達を大いに守った。

『猛毒の嵐』を風を纏ったアイズが殺し、それに続いて鯨波の如き行軍にて巨大な怪物を討ちとったのだ。

 

彼等は知らない。

その光の祝福が、何を犠牲にして生まれたのかを。

彼等は知らない。

その光の祝福が、『死の砂漠』にほんの僅か、命の息吹を与えたことを。

一人の少年が、『十』を救うための『一』になっていたことを。

 

迷宮都市でもそれは変わらず。

都市の外に出向いていた冒険者達の帰還を待ちわびる神々が祭の再開をしようとギルドを巻き込んで躍起になる中。

ダンジョンの異変が収まり、星の戦乙女達がくたくたになって地上に戻ってくる。

 

「お風呂はいりたーい」

 

「寝たい……」

 

「お腹空いた……」

 

「ベルをもふりたい……」

 

そんなことを言って、季節外れに空から降り注ぐ弟の髪に似た色の純潔の雪に見惚れ空を見上げた。しばらくすれば、外から冒険者達が帰ってくるだろう。そうすれば、中止になっていた祭は祝賀会などと適当なことを言っては宴に変えて再開される。走り回りはしゃぐ小さな子供達の笑顔に、どんちゃん騒ぎする神々に、『正義』の眷族達は疲れていながらも破顔して互いの健闘を称え合う。

 

「お疲れ様」

 

「お疲れさまでした」

 

その内、あの子達も帰ってくる。

だから、皆で労ってあげましょ! そんなアリーゼの言葉を誰も反対などしない。帰って来たら最年少の冒険の話でも聞かせてもらおう。そんなことを思って、彼女達は帰りを待っているだろう女神の下へ帰還する。

 

 

×   ×   ×

どこか森の中

 

 

 

嗚呼、終わってしまったか。

そう呟いたのは、ヘルメスだ。

エルソスへと向かう途中での墜落。そのまま森の中を怪我を負ったアスフィに肩を貸して歩を進めていたところに『全部終わった』と告げるように、雪が降り注いだのだ。二人で空を見上げ、アスフィは季節外れの雪に瞠目しヘルメスは目を細めてそれを見ていた。

 

(アポロンは……ベル君はうまくやってくれたのか……?)

 

最後まで付き合うことができなかった中途半端な神が、森の中にいた。運び屋だとか使者だとかよく言う割に肝心な時に何もできていない。最初に残り滓(アルテミス)に出会ったのは自分だというのに、まったくもって何をやっているのやら。アポロンの言っていた提案も、結局はアポロンとアルテミス任せに終わってしまった。

 

「空にあった月が消えていきます、ヘルメス様」

 

「…………ああ」

 

「ヘルメス様?」

 

申し訳なさそうにしているのは、アスフィだった。

あっちへ行ってはこっちへ行ってを繰り返して、死人のような顔をしていたのに墜落してしまったことに責任を感じて、ましてや主神の肩を貸りていることに罪悪感でも抱いたか、口数が少なかった。声音は落ちて、ぽつりと呟くように空にあった『偽りの月』の消滅を告げる彼女に、ヘルメスは溜息をつくように頷いた。そんな主神の機微を感じたか、アスフィは名を呼んでくるが返答はしない。

 

「俺達の役目は終わった。 どうなったかだけ、確認しにいこう……ファルガー達の無事も気になる」

 

「はい」

 

静かに。

獣の鳴き声すら聞こえず。

二人の男女の声だけが静かに木霊して、消えていく。

男神の胸の中にあるのは、虚しさだけだった。

 

 

 

×   ×   ×

壊れた遺跡の中

 

 

 

『偽りの月』が消えて、女神の最後の我儘として純潔の雪が下界を覆っていく中。ベルは意識を取り戻した。正確には、オリオンがアルテミスに剣を突き立てた()()()()()()には……だが。

 

 

「………」

 

 

離れた位置から、女の怒りの声が聞こえた。

どうしてこんなことをさせたのか、とか。

何故あの子じゃなければいけなかったの、とか。

こんなこと、どう報告すればいいの、とか。

神殺しの大罪をあの子に背負わせたの、とか。

神様(あなた)達でなんとかしてくださいよ、とか。

押しとどめていたものがどっと溢れかえったかのように一柱の男神に叩きつけられていた。その声には涙が孕んでいて、震えているのがわかる。

 

ベルは、まるで耳鳴りでも響いているかのように動かず、目を見開き、瞳を震わせていた。何をしていたんだっけと脳みそが回転して思い出そうとして、そういえばアポロン様が何か言ったような……そこで瞼を閉じて、開いたら―――。

 

「……ぁ、あ」

 

 

綺麗な蒼の長髪の女神の胸に()()()()()()()()()剣を突き刺していた。アストレアから貰った大切な剣で、女神を殺していた。

そんな『過程』をすっとばして『事実』だけを叩きつけられたベルは、次の瞬間にはマリュー達が肩を揺らして振り向く程度には絶叫の声をあげていた。

 

 

「――ぁぁ、ぁあ、あああああああああああああああああああああッ!?」

 

 

意識を取り戻しつつあった瞬間、そう、女神の最期の瞬間の光景が瞼の裏に焼き付いて離れない。どうして、なんで、疑問符が頭の中で忙しなく暴れ狂い、出せない解答と提示された事実に混乱(パニック)に陥る。溢れる涙に、魔法の影響で後回しになっていた損傷が()()()()()()()()()()()()()()()()出血を強いた。治療師(マリュー)が落ち着いてと声をあげて駆け寄ってきて魔法を変えてくるけれど、『偽りの月』に吼えるように泣き叫ぶベルには届かない。

 

 

「ベル君、()()()()()()()()()。だから、君は悪くないんだ」

 

アポロンの言葉も、何を言っているのかも意味もわからない。

静かに瞼を閉じて再び開いて、そして空を見上げたアポロンは「さらばだ、ベル・クラネル」とだけ言って踵を返す。

遅れてヒュアキントスもアポロンに続くが、彼は苦虫を嚙み潰したような顔をしてから、ずかずかとベルの元までやってくると胸倉を掴み、叫んだ。

 

「同情などせんぞ!」

 

「っ!」

 

「ちょっ、何!?」

 

「してたまるものか! 貴様は貴様にしかできないというのに放棄した(逃げた)のだ! 神々の寵愛を受けておきながら何という体たらくか! 挙句、我が主神アポロン様の手を煩わせるなど……恥を知れ!」

 

「【太陽の光寵童(ポエブス・アポロ)】、取り消しなさい! 今の発言を!」

 

「アポロン様が何をしたかわかってるの!? こんなの『魅了』と変わらないじゃない! この子から()()()()()()()()()()()()()()のよ!?」

 

「リャーナちゃん!?」

 

「―――――っ、あ、ちが、違う、ベルっ!?」

 

「ヒュアキントス、アストレアの眷族()達よ、やめるんだ、やめなさい」

 

 

ベルの胸倉を掴んでいたヒュアキントスの腕は震えていた。

それは、何があったのかを知っているからこその震えで、『畏れ』でもあった。そして、同情しないなんてまったくの嘘だ。アポロンの愛の矛先がベルに向いていることをヒュアキントスは知っている、故に気に入らないことに変わりはない。変わりはないが、それとこれとは別で自分がベルの立場だったなら……と考えられないほど子供でもなかった。何もできなかった自分に対しての怒りと恥、そして何も知らないベルに対する『罪状』を叩きつけた。それだけだ。

怒声をあげるマリューとリャーナ。

そして、『過程』を口滑らせてしまったリャーナが、マリューに言われて青ざめベルへと振り向く。ベルの瞳は泳ぎ、時が止まったように固まっていた。

冒険者(こども)達の叫ぶ声が聞こえて、アポロンがそれ以上はやめなさいと仲裁して、そこで終わり。一足先に彼等は遺跡を後にして、さあ残ったのは【アストレア・ファミリア】の4人。

 

 

「…………ころ、した?」

 

 

それは1分か、それとも5分か。

そう感じるほどの無言の時を経て、ベルはうわ言のように同じことを口ずさむ。唇を噛んでベルの治療を行うマリューに、違う違うと頭を左右に振るリャーナ。そして、一歩離れたところで黙って眺めているだけの輝夜。

 

「帰ろう、ベル……帰ろう?」

 

「アストレア様のところに帰りましょう? もう、疲れたでしょ?」

 

気遣う姉の声。

二人もどうしたらいいのかわからなくて、取り返しのつかないことになっていて、喉を震わせてやっと出せた言葉がそれ。敬愛する女神の下に戻ったって、送り出したのもまた女神で、自分達はこれまでどうりの関係でいられるのかと不安が押し寄せてくる。でも、このままこの場所にはいたくないという思いも本当で、家族(ファミリア)の下へ一刻も早く帰りたかったのだ。

 

 

「あ、あれ、変……なんでっ、どうしてっ?」

 

「どうしたのよマリュー?」

 

「お腹の傷……消えない、消えてくれない……!」

 

それはオリオンとアンタレスが戦った際に負った負傷。

右わき腹から左腰にかけて、何度癒しても消えてくれない三つの傷(トライスター)。回復魔法を行使するマリューがお願いだから消えて、と懇願するように魔法を当て続けていた。

 

「…………るって言ったのに」

 

『どんなモンスターが現れても、必ず倒してみせます! 必ず、貴方を守ります!』

 

『まるで……のよ……な』

 

フラッシュバックする光景。

靄がかって消えていく女神の面影。

 

「『英雄』にならなきゃ……いけなかった、のに……!」

 

どうしてそう思うのかも、思い出せない。

なにより、思い返す此度の『旅』光景の中。月女神の顔が、声が、()()()()()()()()()()()。呟くようなベルの声にマリューとリャーナが恐る恐ると顔を見合わせて、なんと声をかけてやろうか……と、そう思ったその時。

 

「――ぁああああああああああああああ!!」

 

ベルはギリ、と歯を噛み締めた後、自分の前に膝をついて治療を行っていたマリューを押しのけたかと思えばすぐ近くに落ちていた『剣』を己の喉に走らせた。そこでベルの意識は再び闇の中に落ちた。衝動的な自殺行為に瞠目し、悲鳴をあげるのは二人の姉。静かにそれを眺めていた剣客は目を細め、過去を重ねた。

 

 

『輝夜、幻想(セイギ)なんて忘れなさい』

 

過去(わたし)を重ねるとは随分偉くなったものだなと思うものだが)

 

輝夜は泣き喚く二人の仲間とくたりと力を失くす意識のないベルを俯瞰して眺めながら、酷く乾いた笑みを浮かべて、そんな自分に唾を吐きたくなった。それと同時に過去の自分は『夜の(はな)が汚れる』というそんな理由で最後の権利をも剥奪されて、けれど目の前で倒れているベルはその権利を行使することができて、そのことが羨ましいと思ってしまう自分がいて―――。

 

ぴしゃり、と音が鳴って視界がぶれた。

そしてじんじんと頬に熱が灯って、平手打ちをくらったことに気が付いた。平手打ちを喰らわせてきたのは、目に涙をためて怒りの形相を浮かべるリャーナだった。

 

「何笑っているのよ」

 

「……………」

 

「この子がいなかったら、今の私達だって、きっとないのよ!?」

 

「……………」

 

「なんで止めてくれないのよ!」

 

癇癪を起したように怒声をあげるリャーナに、このまま楽にしてやった方がいいのかもしれないなんて、言えるわけもなく、死んでほしくないと思う自分がいるのも確かで、だから余計に何も言い返せなくて、俯き、ようやっと言えたのが「すまない」という一言だけだった。情けないことに、視界が潤んで、喉は震えていた。

 

「もうやだ、帰ろう……帰ろう……っ」

 

治療師(ヒーラー)のマリューが治療を拒絶された上に目の前で自殺を図られたことがよほど堪えてしまったのか首を左右に振ってベルを抱きかかえて2人に言う。それからオラリオからエルソスへと辿り着くよりも少しばかり速足で4人はオラリオへと帰還した。

 

 

崩れ、無残な姿に成り果てた遺跡。

その最奥では、投げ捨てられたように鏡のような剣身の剣が横たわっていた。

 

 

帰還した後も、ベルと輝夜を除いた2人は休むどころではなかった。

治療院にベルを運び、【ファミリア】に伝え、アリーゼ達が血相変えて治療室で眠るベルを見てはひっくり返ったり、崩れ落ちたり。アストレアは悲し気に目を伏せて前髪をわけるように撫でて、零れた涙を指で拭った。

 

 

帰還してから2日後、ベルと輝夜は人気のない路地裏深くに建っているうらぶれた教会に身を置いていた。神を崇めるために築かれたその二階建ての建物が崩れかけていると言っていい。ところどころ石材が砕け剥がれ落ちた外観からは気が遠くなるような年月と、人々の記憶から忘れ去られた哀愁が漂っている。正面玄関の真上、全身をぼろぼろにして顔半分も失ってしまっている女神の石像が、微笑みながら見下ろしている。

意識を取り戻したベルは【ファミリア】の本拠へは、帰らなかった。

【ファミリア】の皆さんをお呼びしますね、と言うアミッドの言葉さえ拒否して逃げるように治療院を後にした。そしてベルは、偶然にも都市内を歩くアイズ達に出会って、妙なところで勘のいい彼女に「久しぶり、なのかな……」と首を傾げられ、微笑まれ、『グランドデイ』の時にアイズ達は何をしていたのかをぽつりぽつりと語られる。そして悪意なく、それはもう感謝の意を込めて続けざまに言われてしまったのだ。

 

 

「ありがとう」

 

きっと君のおかげ、だよね? と。

目を見開き、時を止めていたベルは―――。

『ありがとう、女神様を殺してくれて』

と言われたような気がして、発狂した。

 

 

 

「『【アポロン・ファミリア】、涙の解散! 神アポロンと数名の眷族達は壊滅した【アルテミス・ファミリア】の活動を引き継ぐため都市外へ』……なんとまあ、壊滅した派閥の意志を継ぐだなんて素晴らしいお考えですこと」

 

などと拗ねた子供のように悪態をつきながら、情報誌を放り投げてベッドで毛布を被って丸くなっているベルに目を向けた。

 

「…………好きなだけ泣け、飽きるまで付き合ってやる」

 

「…………」

 

 

 

 

×   ×   ×

 

ベル・クラネル

所属【アストレア・ファミリア】

Lv.2

【ステイタス】

一身上の都合により、更新拒絶。

 

 

ゴジョウノ・輝夜

所属【アストレア・ファミリア】

Lv.4

【ステイタス】

一身上の都合により、更新拒否。

 

マリュー・レアージュ

所属【アストレア・ファミリア】

Lv.3

【ステイタス】

更新するもランクアップには至らず。

 

リャーナ・リーツ

所属【アストレア・ファミリア】

Lv.4

【ステイタス】

更新するもランクアップには至らず。





Q.ヒュアキントス何してんの?
A.誰かが叱責するなりしないと、ベル君が余計壊れちゃいます。輝夜達じゃできない。同情していないわけじゃないけど、だから何も知らないから悪くないですませちゃいけない。

Q.輝夜は何で笑った?
A.過去の自分とを重ねてしまったため。
 過去の輝夜は『魅了』によって少なくとも尊敬していた相手を手にかけた。ベルは『神の力』によって女神を手にかけた。過去を重ねて「ああ、お前は自害を選べたんだな」なんて思っちゃって「頭おかしいんじゃねえの?」と自分でも思っちゃったからこそ、馬鹿馬鹿しくて笑っちゃったわけです。

Q.ヘルメス様について
A.話を聞いてガチで「え、まじでそんなことになってたの……? 聞いてた話と違うぜ?」状態。神創武器に乗っ取られるとか予想できるわけがない。


Q.アイズさん??
A.妙なところで勘が良い女の子。 自分とは別のところで何かをしていて、きっとあの雪はベルが何かをしてくれたからなのかもしれない。ロキ達は知らないの一点張りだったし……とか考えまくったんでしょう。だから純粋に「ありがとう」

Q.ベルの精神状態
A.感じる『視線』全てが、「どうしてそんなこともできないの?」「アルフィアの息子のくせに」「英雄の息子のくせに」と責めてくるように感じるくらいには・・・。

※前回のオリオンの仮想ステイタスの後遺症でもあります。

Q.どうして【ファミリア】に帰らない?
A.怖いと思ってしまったから。
 輝夜はそんなベルを責めるでもなく、傍にいます。自害を止めなかったのは事実で、合わせる顔がないというのもあります。

QアポロンF解散!?
A.今日をもってウ〇ップ海賊団を解散する!!(ドン!!)
 アポロンの提案『強引に矢を発射させる』件についてのアルテミスの条件が原因。
①『派閥の活動を代替わりしてもらう』
②オラリオは戦力の流出を良しとしない。
③『じゃあ解散して付いて来たい者だけ付いてこさせればいい。それくらいウラノスも許可するだろう?』
④許可した。

Q.アイズとの仲。
A.エダスの村で改善する予定。現状悪いわけでもないんですけどね。

Q.【アストレア・ファミリア】でランクアップした人は?
A.いつ終わるかわからない防衛戦をしてライラがLv.4になったくらい。他面子はアルフィアのおかげでステイタスだけは上がってるから、偉業を成し遂げれば・・・・という感じ。
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