とある魔術のストレンジ   作:競馬好き

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プロローグ

アベンジャーズが、科学技術や超人血清の力によって、物理的な脅威から地球を守っているのなら、魔術師は、全く別の脅威から地球を守っている。

 

 

マルチバース。ダークディメンション。ドルマムゥ。その他にも、様々なマルチバースからの脅威。

 

 

その魔術師の中でも、最強の魔術師と呼ばれるものが居る。それは、至高の魔術師:ソーサラー・スプリームと、魔術師の間では呼ばれている。至高の魔術師は、アガモットの目というレリックの力で、時を操ることができる。アガモットの目にはインフィニティストーンの一つ、タイムストーンが収まっており、熟練の魔術師でも理解することができない難解な呪文を理解することで、タイムストーンを操れるのである。

 

 

そして、今代の至高の魔術師、ドクター・ストレンジ。この存在は、アース616やアース199999で、アガモットの目や魔術によって幾度と世界を救ってきたのだ。

 

 

 

アガモットの目には本来、タイムストーンのみが収まっているものである。しかし、この世界のアガモットの目は違った。

 

インフィニティストーンは、全部で6つ存在する。スペース、リアリティ、パワー、ソウル、マインド、タイム。それぞれ空間、現実、力、魂、精神、時間を司っており、6つ全て揃えガントレットに納め、指を鳴らすだけで宇宙に居る全生命の半分を無作為に消滅させることが可能なのだ。

 

そのストーンすべてが、この世界のアガモットの目には収まっているのである。それはなぜか?

 

簡単に言えば、この世界には、位相、界、と呼ばれる異世界が無数に存在しており、それが衝突しあうことで、様々な魔術的脅威を呼び寄せているからである。この世界を守るために、最初の至高の魔術師、アガモットはすべてのインフィニティストーンを手に入れ、アガモットの目に納めたのだ。

 

 

「っていう設定にしといたから、持ってって大丈夫だよ」

 

「本当に大丈夫なのこんなアイテム持っていって?」

 

 

青い道着のような服装に、赤いマントを羽織った青年が、男に聞いた。

 

 

「大丈夫大丈夫、本当のことだしね、実際。本軸の世界では、アガモットの目を使用できるような存在は居なかったし、そもそも、見つけられてないし。というか、これ無しであの世界をどうやって生き延びていくの?」

 

「さぁ?俺とあるシリーズ読んだことも見たこともないから、どんなヤベェキャラ居るか知らないし」

 

「それじゃぁ、楽しみにしておいて」

 

 

と言って、男が青年の体を叩くと、半透明な青年が飛び出し、消えていった。そして、男は残った体にあるアガモットの目をどこかへテレポートさせた。

 

 

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