本作と裏表となるのが、シリーズ過去作の州師時代の李斎の話かと思います(「李斎、幼い初陣を思い出す」)
↓なお、「十二国記の戴国メンバーの物語を、日本の平安時代でやってみたらどうなるだろう?」と思ってオリジナル小説を書きました。カクヨムで連載中です。是非お読みいただければ幸いです!!!
「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」
https://kakuyomu.jp/works/16816927860647624393
驍宗はその知らせを執務中に正頼から受け取った。
「李斎が……?」
彼女は故郷の承州を訪れているはずだった。彼は机に向かったまま視線を東の方角に向け、一瞬だけ黙った後、矢継ぎ早に仕事の指示を出し始めた。王の裁可待ちの案件を次々「これは是」「これは非」と片付け、懸案事項には「あれは五日」「あれは一月」と延期可能な時間を設ける。そして、最後にちらりと正頼を見た。
「これで……私が三日ほど白圭宮を空けても大丈夫なはずだが」
正頼は軽く両手をあげた。
「ご心配なさらずとも冢宰が何とか致しますよ。李斎の怪我は命に別状ありませんが、加療が必要とのこと。飛んでいきたいお気持ちのままに、どうぞお見舞いなさいまし」
驍宗は机から立ち上がり、駆けだすほどの早足で部屋を出た。
承州にいた李斎は、山の中で材木の伐採の事故に巻き込まれたという。数多くの巨木が誤って民家に倒れ込み、小さな家が押しつぶされた。その中から李斎が子どもを救い出したのだ。
李斎も子どもも無事ではあったが、崩れた家屋の中から這い出る最中にも、瓦礫が李斎達に落ちてぶつかった。李斎は上半身のあちこちを打撲し、さらに肩の辺りは骨折の恐れもあった。
それでも李斎は「大したことはない」と言い張って聞かなかったが、瘍医が興奮を鎮める薬湯を飲ませ、しばし仮眠を取らせている──州城で驍宗を出迎えた州候の説明は以上だった。
こう説明しながら承州候はふと考え込む様子を見せた。この州候は花影に近い年代の女性で、かなり地味な印象を与える人物だった。女州候はおずおずと驍宗に問う。
「あのう……、先ほどからあのお方を李斎『様』と呼んでおりますが構いませんでしょうか」
「いっこうに」
麾下でもない州候が直接面識のない李斎を呼ぶ場合、あえて敬称をつけるなら「殿」が普通ではある。だが、とりたてて訂正するほどのことでもない。
驍宗はこの州候に注意を向けた。
彼女は下級官吏の頃から民の戸籍を管理するだけの目立たない女性だったそうだが、阿選による病んだ空気をいち早く察し、逃げて生き延びることが叶った。州候が務まるか器量を疑う声もあったものの、多くの者が命を落とすか病むかして人材難の中、真面目な人柄ゆえに州候に推す声があがり、驍宗もその人事を是としたのだった。
州候は、はにかむような表情で続けた。
「李斎様は州の叩き上げの武官でいらっしゃいました。ですから、承州には李斎様が鴻基へ行っておしまいになる前から李斎様をお見上げしていていて、そうお呼びする者も多いのです」
驍宗も「なるほど」と笑んだ。李斎の承州師以来の麾下の心酔ぶりからして、李斎を慕う者は多かったと思う。そもそも驍宗が王になる前からも「承州にその人あり」と謳われた人望の持ち主だった。
ただ、この承州候が少し頬を染めつつ続けた話は、驍宗の耳にはあまり馴染みのない内容だった。
「私は実は男性が苦手でございました」
唐突に聞こえる言葉だが、驍宗も話を合わせる。
「私も女性の扱いが上手くはない。異性というのは難しいものだな」
「若い小娘だった頃は男性が本当に苦手で苦手で。太い声で、毛むくじゃらで、大抵は私より大柄で。怖くて疎ましい存在でした」
「……」
女性との付き合いが得手でないという驍宗よりも、より拗れた話だと彼は感じた。
「私が官吏となりましたのも、官吏となれば男と婚姻しなくても生きていけるかもと思ったからなのです」
「……少々深刻だな」
州候は少し口を尖らせた。
「意外と若い娘には多うございます……。ああ、私などの話ではなく、李斎様のお話でした」
彼女は息を継いだ。
「州師にも女兵士はいつも何人かいます。ですが、大半は長続きしません。その中で伍長から地位を上げていくのは珍しい……旅師ともなると初めてではなかったかと思います」
「だろうな」
「ちょうど私たちが娘時代にさしかかろうとする頃でした」
「私『たち』?」
「州を警邏する州師に凛々しい女の武人がいらっしゃるのに気づいて、まず同じ村の娘たちが、その方が自分の村にお越しになるのを心待ちにするようになりました。やがて隣村の娘たちとの間でも噂になりました、『素敵なお姉さまがいらっしゃる』と。そして互いの情報を交換して、李斎様がいらっしゃる村に集まるようになって……。それが承州中に広まり、李斎様の行く先々で仲間が集うことになりました」
といいますのも、と彼女は続けた。
「誰かの父親が州師にいたかなにかで聞きこむことができたのでしょう、李斎様がいつどこにお出ましになるのか、そのご予定が皆に伝わるようになったんです。近くでしたらもちろんそれだけのために出かけましたし、州都であれば用事の日程を合わせて赴きました」
「李斎の姿を見るために?」
「さようでございますとも」
「……姿を見て……それで?」
「声援を送っておりました」
「……ほう?」
「騎獣にまたがって前に進まれるお姿に向かって、みんなで一斉に声をおかけするんです。『李斎様! お疲れ様でございます!』『李斎様、頑張ってください!』『好きです!』などと」
「……」
「李斎様はお優しい方ですから、そのような声の一つ一つに手を振って応えてくださいました。これがまた嬉しくて……」
州候は袖を口元に当てた。目の尻には小じわが寄っているが、その瞳は、若い娘時分、憧れの君に黄色い声を上げていたときと同じように輝いていた。
「男と同じ……いえ、それを上回るほど勇ましいのに、むさくるしさなどありません。清くて正しくて美しくていらっしゃって……」
ほうっと彼女は熱い吐息をもらす。
驍宗はただ卓の上の茶器を手に取って口に運ぶよりない。そういえば、蒿里が蓬莱の話をしていた。蓬莱で女性から人気がある人物には「親衛隊」「追っかけ」なる存在がいるのだとか。なるほど、李斎は承州でそのような信奉者を数多く持っていたのだろう。
州候ははっと顔を伏せた。小娘たちが年上のお姉さまにきゃっきゃと騒いでいたなど、他愛のない話に過ぎない。一国を担う王に聞かせるには、あまりに些末事だ。
「申し訳ございません。くだらぬ話を致しました」
驍宗は真面目に否定した。
「くだらぬこと? いや、それだけ李斎が民から慕われていたということだ。私は同性からも異性からもそのような声を掛けられたことなどない。やはり、李斎は私には持ちえぬ人望があるのだな……」
「それは……」
泰王は確かに女性から黄色い声を掛けられるような人柄ではない。決してそれだけが人望の有無を意味するわけでないのだが……。
驍宗は、州候が思った以上に真剣にこの話を受け取った。
「初めて蓬山で会ったとき、李斎から温厚だという印象を受けた。一方で、どこかしら人を惹きつける力も強いと思った。民意の具現である麒麟が懐いたのも納得できたものだ。そのような李斎だから、貴公のような者も多かったのだろう」
驍宗は少し悪戯めいた顔をした。
「さきほど、貴公は『鴻基へ行っておしまいになった』と表現した。承州の女性達の憧れの的を、私が横から奪ってしまったようだな。済まぬと詫びよう」
州候は慌てて首を振る。
「いえいえ、そのような……」
「だが、私をはじめ白圭宮では李斎を大切な存在だと貴んでいる」
驍宗は視線をやや高く上げ、遠くを見つめた。蓬山の天上の空を見つめるように。
「李斎はただの民だ。王でも麒麟でもない。しかし、だからこそ特別な存在と成りえたのだと思う」
州候は続きを待った。
「私が知る限り、西王母が姿を現すなど開闢以降あったことはない。そのようなことが起こったのが、どの国の王でも麒麟でもなかったことが興味深い。だが、考えてみればそれも道理かと思う」
「李斎様が王や麒麟をさしおいて天にお目通りかなったことが、でございますか?」
驍宗は軽く声をたてて笑った。
「王や麒麟は畢竟、民のためにある。本来は民の方が王や麒麟より尊いともいえよう」
「……それは……そうとも申せますね」
彼女自身も州候の位に昇って敬われるようになったが、自分の実感でも、自分は民を支え民に仕える立場なのだという自戒の気持ちの方が強い。
「李斎は徹頭徹尾、戴の民の声を叫んでいた。どこまでも民の一人であり、そしてその民の声を誰にもかき消されることなく叫ぶ者であった。王よりも麒麟よりも民は尊く、天もまた条理の中にあって、民に非道は施せぬ」
驍宗は静かに言葉を重ねた。
「民の代弁者の存在は玉座より重い。そう私は思っている」
「……」
「民意の具現である麒麟と共に、西王母まで動かした民の代弁者を私は得た。有難いことだ」
だから、と彼は続けた。
「私は李斎を民から預かっている──そのような気持ちでいるつもりだ。貴ぶ気持ちを忘れずに遇している」
驍宗が李斎を想い人として大事にしているとは承州にも聞こえていた。その驍宗の李斎への想いには、しっかりと敬意が含まれている。州候は居住まいを正し、静かにこうべを垂れた。そうせずにはいられなかった。
そして、承州候の脳裏に、少女の頃の光景がよみがえる。
李斎の姿を見ようと集まっているうちに顔見知りになった仲間たち。
「あなたはどこから?」
「私は南の方よ」
「あら、私は北。ここまで三日かけて来たのよ。李斎様を拝見するのは五回目!」
「私なんか十回超えてるわ。でも、いつ見ても素敵で胸がドキドキする!」
「うん、つまらない農作業ばーっかりの毎日で、李斎様は心の潤いよねえ」
ある時、その中の年かさの少女がこう言ったことがある。
「実は私、もう少ししたら婚姻するの……」
「へえ……」
羨むべきか惜しむべきか分かりかねる困惑した空気が少女たちの間に流れた。一人が遠慮がちに尋ねる。
「相手の男の人、素敵な人?」
問われた側は盛大にため息をついて見せた。
「李斎様と比べてしまうとねえ……。どうしても現実の男って見劣りしちゃうわよ、そりゃ」
一同も苦笑するよりない。
「私、その辺の男と婚姻して、おかみさんになって、そしてお母さんになるのよねえ……。もう、李斎様みたいに男の中にまじって功績を上げて人を率いるなんてことは、私の人生にはないってこと……。ま、私なんてもともと平凡な女なんだから、それで当然なんだけど」
そう言った彼女は、李斎が出てくるという城壁の門に目をやった。
「でも、李斎様を見ている間は夢を見ていられたわ。もう終わってしまうけど、とても楽しかった」
隣にいた似た年頃の少女が彼女の肩を抱いた。
「うん……そうだよね……」
「美しくて強くてカッコよくて。あんな風になりたいなって。ううん、なれなくても、あんな素敵なお姉さまをいつまでも眺めていたいなあって。応援しているだけでも、私も李斎様のようになれる気が少しでもするんだもの」
フフッと彼女は笑んで、周りの少女たちを見回した。
「この気持ちを、皆と一緒に共有できたのも楽しかった」
だれかれともなく声が上がる。「私も」「私もよ」と。
そして誰かが言った。
「この先、どうってことない普通の人生でも何か勇気が必要になることがあったらさ。この時のことを思いだすんだろうなって気がする。その頃にはもう李斎様を追っかけてなくても、李斎様はいつまでも私たちの夢で憧れで目標だよ」
ここで承州候は過去の思い出から現実に戻った。
李斎を巡る記憶は、李斎だけでなく、一緒に声を張り上げた仲間たちもまたその大事な一部なのだった。
あの少女たちの中で、官吏になって昇仙し、今も生きているのはこの承州候くらいだろう。州の官吏となったことで、彼女は夢を長く見ていられたと思う。そして、いついかなる時も、李斎は彼女の夢を裏切らなかった。李斎は常に清らかで正しく、美しい女性だった。
その夢の時間が良くも悪くも終わったのは、王師に抜擢して鴻基へ呼び寄せた驍宗のせいではない。あの凶賊、阿選だ。そう彼女は思う。あの謀反の時から、彼女は李斎にふわふわと憧れているだけではいられなくなった。
阿選が白圭宮を掌握してしばらくたつと、州城が病み始めた。次々と異変を示す周囲から彼女が逃げ出すのにはかなりの勇気を要した。気弱で大人しかった彼女は、誰かの命令を受けてしか行動したことはなかった。朝起きれば府第へ行き、上司の判断を仰ぐだけの日々。その日常から逸脱することが、当時の彼女には怖かったのだ。
そんな彼女に踏み出す勇気を与えたのは李斎の姿だった。
彼女が見つめ続けて来た李斎はいつも気高かった。一度は阿選に捕えられかけたが逃げおおせ、逆賊に屈することなく、あちこちで再起を図っていた。それが失敗に終わるたびに、彼女は李斎の安否を案じはしたが、きっと生きていると信じることにした。
李斎様は生きていらっしゃる、今もどこかで戦っていらっしゃる──その李斎様に恥じぬように。その思いが、ただ従順に生きて来ただけの彼女に力を与え、州都から夜陰に紛れて遠くへ逃げ出す決心に繋がったのだった。
この時が彼女の少女時代の終わりっだったと思う。元官吏と分かって処罰されるかもしれない恐怖と戦い、飢えや寒さに耐えてあの七年を生き延びた。戦乱が終わってからは微力でも役に立たねばと奮い立つ気持ちで州城に戻った。州候など到底その器ではないと思ったし今も思っているが、それが民のためだというなら他に適任者が現れるまで力を尽くそうと考えている。
畏れ多いことだが、今の自分は、及ばずながら李斎様と同じく何かと戦い、そして民のために生きるようになったのだ。彼女にとって、今の「李斎様」は単なる夢の中の存在ではなく、現実を生きる上での励みであり目標となった。
あの阿選の乱が終わった後、伝え聞いた李斎の働きは彼女の想像以上だった。彼女やその周囲だけではなく、十二国中、王や麒麟のような貴人さえもが驚いたことだろう。それに加え、たった今、泰王自身が李斎を民の声を天に聞かせて見せたのだと称えた。民の祈りは天に届く、勇気と行動を伴う真実の祈りならば。李斎様はそれを証して下さったのだ。
李斎様はやはり素晴らしい女性だったのだ、と承州候は湧き上がる喜びをかみしめる。その姿を追いかけてきた自分自身や仲間たちの人生もまた、力強く肯定された気がする。
承州候は、一度は自然に垂れた頭を、自分の意思でもう一度上げた。実を言えば、未だ泰王驍宗と相対するのは怖い。以前より覇気が和らいだというが、地方の下級官吏に過ぎなかった彼女は今でも気おくれがしてたまらない。けれども、彼女は視線をまっすぐ彼の緋色の瞳に据えた。
「李斎様は、この承州の少女たちの夢でございました。あのように凛然とありたいという憧れを、李斎様は現実のものとして生きてくださいました。少女が大人になり、夢見る頃を過ぎても、李斎様は私たちの心の支えです。李斎様はその民の気持ちを背負って、天にまで届けて下さったお方なのですから」
お願いでございます、と彼女は声に力を込めた。
「どうか李斎様を末永く大切になさってくださいまし」
そして、承州候は腰を折るようにして深々と頭を下げた
驍宗が何かを言いかけた時、女官が部屋に来て、そっと承州候の背後に控えた。後ろを向いた州候に、女官が「李斎様が目を覚まされました」と囁く。それを泰王に伝えようと、州候が驍宗の方に向き直ると、彼は既に椅子から腰を浮かせ立ち上がろうとしているところだった。彼は、どこか悪戯が見つかった子どものような顔で言う。
「済まぬな。私は耳が良いので囁き声が聞こえてしまった。李斎が目を覚ましたとのこと。私は彼女の元へ行っても構わないか」
「ええ、ご案内申し上げます」
「性急なことで済まないが」
確かにその性急さで知られていた彼は言った。
「私は駆けていきたいのだ。貴公も女官も裾が長い服だから走る訳には行かないだろう? 場所だけ教えてもらえれば、私一人で向かおう。もちろん案内がないことを無礼などと咎めるつもりは毛頭ない」
承州候は少々慌ててつっかえたものの、「李斎様のお部屋は、廊下を右に曲がって突き当りから扉を出た先、その向かいに見える堂宇の中心にある部屋でございます」と説明した。それを聞き終えるやいなや、泰王は自分が言った通り、駆け出して行った。
まだ若い女官がほうっと息を吐いた。
「本当に、李斎様は大切に想われていらっしゃいますのね」
承州候は笑んだ。
女官の後ろに、先ほど思い出した少女たちが見える気がした。彼女は心の中で、過去の記憶で共に青春を過ごした少女たちに言う。その年頃の娘の口調そのままに。
──ねえ? 私たちの憧れの君は本当すごかったわよねえ!
もし彼女たちと再び会えるなら、話題はもう少し膨らむことだろう。
──そして、この国一番の素敵な男性に大事にされていらっしゃるのよ
「お似合いよねえ」「幸せになられて良かったわ」「お二人のご様子をもっとようく知りたいわあ」
彼女の耳に、少女たちの黄色い声が飛び交うのが聞こえた気がした。
<了>
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最近宝塚歌劇団をモデルにした少女漫画を読んでいて、ヅカジェンヌ李斎様ネタが思い浮かびましたw
実は、私は2000年代に十二国記の二次創作サイトをやっておりまして、その中にもヅカジェンヌ李斎様ネタがあります。
白銀の刊行前の私の妄想なので設定が異なりますが、良かったらご覧いただければ嬉しいです。
十二国記二次創作『荒国再生譚』http://washinosu.la.coocan.jp/
「初恋の君」
(李斎は王后になっており、また、飛燕は泰麒が看取ったという設定です)
追記
このお話を書いている時、下記のシリーズ過去作が念頭にありました。
「李斎、幼い初陣を思い出す」
承州の娘たちから憧れの目で見られている、その当の李斎の方は州師時代何を思っていたのか……。本作とは裏表の関係になろうかと思います。
くどくて申し訳ございませんw
2022年現在、十二国記の戴国メンバーをモデルにした、平安ファンタジー小説を投稿中です。
驍宗様はあまりに完璧すぎてキャラとして動かしづらかったので、英章と合体して別キャラになっております。
しかし、李斎や臥信、霜元的なキャラはわりとそのまま登場してます。
後半は、双璧の阿選をモデルとしたキャラのクソデカ感情が炸裂するんですよw
是非お読みいただければ幸いです。
「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」
https://kakuyomu.jp/works/16816927860647624393