お、久しぶりの更新やんけ!ていう事は一挙公開か!?と思われた方すみません。まだある程度までのストックは貯まっていません。
実はアンケートをこの間から設置していたのですが、やはり更新の谷間だったからか、そもそも気づいてもらえず回答数も伸び悩んでいました。(ステルスアンケートになってた)
何で皆答えてくれないのかな?もしかしたら嫌われているのかな?と悶々とした日々を送っておりましたが「そうか!更新をしていないからか!」と2ヶ月以上経ったある日ようやく気づき、今回更新に至った次第です。
アンケートの詳細は後書きに設置しております。
四宮かぐやと伏見光夜はあらゆる意味で従姉弟で当たる。亡き光夜の父親、四宮蛍庵はかぐやの父親の四宮財閥の
「だから姉さん。ここはこう解くの」
「なるほど。じゃあこの応用のとこはこう解くんだね!」
「......相変わらずどんな要領の良さをしているのよ姉さんは......」
その姉妹は、妹が学校で学んできた事を姉に教えるという日課に取り組んでいた。姉にはある種の才能があったようで、妹の講義を少し聴いただけで大半の問題が解けるようになっていた。自分が一日かけて他人に教えられるだけに学んだ事を一瞬で物にする姉の才覚に、妹は嬉しいような悔しいような、そんな複雑な表情を浮かべていた。
「じゃあ今日の夕食当番は針月だからさ〜! よろしくね〜!」
まだ勉強道具の片付けも終わらぬうちにさっさとどこかに行く姉に対して妹は軽く溜息をつきながらも手早く料理に取り掛かった。
姉妹は二人で暮らしていた。両親はいない。生きているのか死んでいるのかも今の二人には分からないが少なくとも二人にとって親と呼べる者は最初からいなかった。二人の系図上の尊属は親として、人として大きな欠陥を備えた者達だった。二人の物心がついた頃から家族、というものが機能していた記憶はない。
男は暴力を働き、女はその危害から身を守るためか、子どもを放置して外の男と会っていた。姉妹にとっての家族とは姉にとっては妹、妹にとっては姉を指す言葉でしかない。家族は常に同じ屋根の下にいる外敵達から身を守るために協力し、苦楽を共にしていた。そんな二人にある日、転機が訪れる。
「針月。家を出よう」
それは姉が中学を卒業し、法的に働く事が可能となった日の事。
「で、でも......」
「既に働き口は確保してあるんだ。あの人達に気づかれないようにして職を探すの、結構大変だったんだよ?」
外敵は性根腐った存在だったが容姿に優れていた。その遺伝子を形式的にも受け継いでいる二人にもその傾向は認められ──皮肉にも血の繋がりを感じさせるものだったが。姉はその容姿のおかげか、所謂夜の職業からのを受けていた。
「......姉さん、高校は?」
「............」
姉は勉強ができた方だった。地域の中の
この社会は昔に比べて緩和されたとはいえ学歴社会だ。高校に行かず、中卒という
そんな、姉の未来を狭めてOK。そんな方法に妹が首を縦に振る事などできる訳がない。
「2人分稼がないといけないんだよね? それなら私も働く!」
「ダメ。針月はまだ働けないでしょ」
姉と妹は一歳の差があった。姉が中学を卒業したばかりで、つまり妹はまだ中学生。この国では法的に中学生は働く事ができない。......無論、闇に潜ればいくらでも働き口はあるのだが。
「なら姉さんだけで行ってよ。......私は大丈夫だから」
「ダメ!」
姉は先ほどよりも大きな拒絶で妹の提案を拒んだ。二人いる娘の一人が家を出れば──もう一人により危害が加わる事は明確だったから。
「行く時は二人だよ。私達は家族だから」
姉妹は夜も更け、外敵が寝静まる事を見計らってから外の世界に飛び出した。
姉の適応力は凄まじいものだった。夜の街という権謀渦巻く世界でありながらも彼女は確固たる地位を築いた。外に飛び出して1年も経たない間に安定した収入を築いた。かつて中学生だった妹は、中学を卒業すると同時に自らも働こうとするが姉に止められ、かつて姉が合格した地域の
いつしか妹にはある想いが宿るようになっていた。
「(姉さんのおかげで私は今生活できている。たくさん勉強して、いいとこに就職して、今度は私が姉さんを支えるんだ!)」
妹は姉を支えるために、より勉学に勤しむようになった。
そして姉が働く夜の街は、
家を出た当時、まだ権利能力者ではなかった
「今日は満月か。......名夜竹君、君と出会った時と同じ月だ」
杖をつき、衰えた足だけで自らの身体を支えられないほどに高齢ではあるが未だに四宮財閥の
──────
「四宮......本家からですか?」
「ああ。今まではこんな事なかったんだけど......」
そこは伏見のオフィス。早坂の助けを得て無事に「光夜」に戻る事ができた光夜は、夜も明けてかぐやの待つ四宮家別邸に帰ろうとしていた矢先、電報を受け取った。差出人は四宮雁庵。必然的に光夜の顔も強張る。
一瞬で早坂セラピーの効果が切れた。
「(......罠、か?)」
形式的には四宮の人間ではなく外部の「伏見」の人間としての体裁を保った招待であるが──向かった先でも客人としての扱いをされるかは分からない。
「(騙し討ちという事なら......既に前例がある......っ!)」
「伏見光夜」という皮を既に破ってしまった光夜は、感情が素直に表に出てきてしまい拳を強く握りしめてしまった。爪が掌に食い込み血を滲むほどに強く。
光夜にとって四宮雁庵とは──父の仇の象徴そのものだ。
「(敵の本丸に近づける絶好の機会だが......流石に危険すぎる。まだ力の差が大きすぎる。今、四宮を敵に回す事はできない)」
今回は見送るべきか、光夜がそう結論づけようとしていた時だった。
「光夜様。先ほど四宮家別邸に確認をとったところ、かぐや様にも本邸に来るようにと連絡が来ていたみたいで......」
「......!」
光夜は本家でのかぐやの扱いを知っている。
「(今。かぐ姉を守れるとしたら自分しかいない......!)」
何のために四宮から離れて力を付けようと思ったのか、自分の原点に立ち返り自然と気が引き締まる。先ほどまでの考えは完全に打ち捨てられていた。
「早坂、京都に向かう。準備を始めてくれ」
「承知しました」
光夜の瞳から、既に怯えは消えていた。
──────
「ねえ早坂! どこにいるのよ早坂ぁ!!」
光夜が覚悟を固めたその頃、かぐやは逆に動揺していた。
「(光夜と常盤の争いは終わったみたいね。光夜は明日にも帰ってきてくれるでしょう。......そしてやはり早坂はいない)」
光夜も早坂も何も言わないが光夜が帰ってくる前日に決まって早坂がいないとなれば──嫌でも悪い想像をしてしまう。
「(違うわよね? 早坂、光夜? ただの偶然よね? 私に隠れて二人でいるなんて......ないわよね?)」
かぐやは、この前してしまった悪い想像を理性で必死に抑え込む。二人が自分を裏切るはずがないという事を頼りに。
「はい、そうです。これからかぐや様にもお伝えしようかと思っていましたがこちらにも届いています」
悪い想像をしながらもかぐやは自分の名前を呼ばれた事によって自然とその声の方向に視線を動かす。視線の先には、四宮家の使用人が封筒を片手に抱えながら誰かと電話している姿が。
「(あの封筒が私に伝えるもの、なのかしら)」
ともすればここであの使用人の電話を待つ事が合理的だと思い至り、かぐやはその場に留まった。この決断が後にかぐやを苦しめるとも知らず。
「はい、分かりました。それでは光夜様にもよろしくお願いします侍従長」
「......え?」
かぐやにとって、この後の本邸への呼び出しなど些細に思えるほどの衝撃だった。
回答フォームはアンケートのところに設置してあると思いますが、文字数の関係上、質問文は活動報告に載せてあります→(https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=303232&uid=385679)
以下抜粋
Q, 書き直してもいいですか?また書き直して良ければどういう方法で行うべきなのかも教えて下さい。
1, 書き直してもいいよ!前書き等で事情を説明して「書き直しました」って表記するならこの作品を修正して上書きしてもいいよ!
2, 書き直してもいいよ!ただ、未熟の未熟とはいえ一度投稿した物を大幅に変更するのはどうかと思うから新しく新規小説を作って作品名に「改訂版」とか書くなりして、つまるところリメイク作品みたいにするならやってもいいよ!
3, そういうのは曲がりなりにも完結まで走り切った作者が言うセリフだ。貴様のような完結というゴールテープを切る事もなく右往左往する人間には百年早いわ!
4, 興味ないorどうでもいいor作者に任せる
5, 結果閲覧用(解答しないとどこに何票入ったかわっかんないから)
6, その他(活動報告のコメント欄に書いてね!)
回答、よろしくお願いします〜
生存報告を兼ねたアンケート(文字数の関係から詳細は活動報告を見てね!)
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上書き更新してもいいよ!
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リメイク更新ならいいよ!
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百年早いわこの未熟者!
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興味ないorどうでもいいor作者に任せる
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結果閲覧用