無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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お世話になっております!カグ槌です!

皆様、いきなりのアンケートへの協力ありがとうございました!

まさかの同率一位にビックリしましたが……結果!

最初はマジ恋→アカメが斬る!の順番で世界を旅しようかなと思います!お楽しみに!

では本編をどうぞ!!


未来から!

 

 

 

前回のあらすじ

 

一夏不在時の四天王代理の座を賭けて始まったバトルロワイヤル それぞれが鎬を削る中 勝ったのは飛び入り参加した仮面ライダークロスギーツこと神殺しのメラだった

 

彼の所業を知るハルトは面接だと言ってアナザーギーツに変身して真意を確かめようとする

 

 

否!

 

 

「師匠の命を未遂とは言え狙った罪は重いぞ!師匠に変わって公認弟子1号である、この俺が裁きを下してやるから覚悟しやがれ黒狐!!つか何で英寿さんの力を持ったままなんだよ絶対許せねぇ!!」

 

 

完全な私怨で報復していた

 

 

 

「はははは!いいねぇ!確かアンタも神様の力を持ってるんだっけか?それを使うのもアリかもねぇ!!」

 

 

「ざけんな俺の分裂ネタなら前にやったわぁ!!つか俺の力とか邪神のそれだぞ!」

 

『メラと言ったか?辞めておけ、こんなゲテモノ食べたら腹を下すぞ』

 

『ちゃんと下処理しても食べられない奴はいるって』

 

 

「おい待て、誰がゲテモノだゴラァ!!」

 

 

アナザーサイキョーギレードとギーツバスターXと Xレイジングソードで鍔迫り合いをしながら会話する

 

 

 

「てか何しにきた!!また神話崩壊RTAか!」

 

 

「逢魔滅亡RTAとか?」

 

 

「………」

 

 

デイブレイク時空はテメェが元凶かと?圧をかけると流石にメラは待ったと手を前に出すと

 

 

「冗談冗談……まぁ此処へ来る前に残酷な天使に乗る、神話になろうとした少年がいた世界滅亡RTAはして来たけどよ」

 

 

「おいテメェ何してくれてんだぁ!!」

 

『コイツ、よりにもよって人類保管計画とかの世界に手を出してやがった!!』

 

 

 

「俺はアンタが世界を滅ぼした魔王と聞いて、未来から脱獄したんだよ!アンタについていったら俺はもっと楽しい世界の滅亡が見れると思ってね!」

 

 

「参加する動機がアウトサイダーズ過ぎる!!つかギーツの未来世界にも俺は世界を滅ぼすヤベー奴って認識なのか」

 

 

裏を返せば逢魔王国と俺の名前は歴史に名前を残したと言う事であるが

 

 

「なんか複雑…」

 

『相棒、それは今更』

 

『寧ろ人類滅亡してても歴史に残るのはヤベー奴って認識なんだよな』

 

 

「………俺、このままだと未来から来た英寿さんに殺されないかな?」

 

『ドゥームズギーツか?』

 

 

「まぁ推しの手にかかって死ぬなら一ファンとして本望としか言えないが…つかお前脱獄とか、どうやったの?」

 

 

確かギーツの未来世界では人間はデータ化した電子生命体となっているのだが何か仕組みがあるのだろうか?

 

 

んでメラはその中でも監獄なる場所にぶち込まれた筈なのだが…

 

 

 

「アンタの所のハッカーちゃんが解放してくれたぜぇ!」

 

 

ハッカー………はっ!

 

 

「銀狼おおおおおお!?お前、何してくれてんの!!」

 

 

思わず観客席見ると座ってた銀狼はゲームのコントローラーから手を離してサムズアップするが、いやサムズアップしてんじゃないよ何してくれてんの!

 

 

「未来の技術がどんなものかとハッキングしてみた」

 

 

「ダウトおおお!てか、どうやって未来に行ったのさ!」

 

 

その辺のタイムマシンは俺が直接管理しているのであるが

 

 

「うん、ハルトのアナザータイムマジーン使った」

 

 

銀狼は悪びれずに言ったのである

 

 

「俺の専用マシンを事後承諾で使ったの!?これ々ニラムさんとか追いかけて来るよ!ああ!未来人がまた攻めて来るうう!いやコレは感動かも知れないよ!!」

 

『落ち着け』

 

 

別の意味で頭抱える問題が増えたと思うが当人はアッサリと

 

 

「あ、それは無いと思うぜ」

 

 

「何でそう言い切れる……てか一体誰のせいでこうなってると思ってんだぁ!!」

 

 

「っ!」

 

 

「もっぺん死んでこい!!」

 

 

 

そのまま頭突きを叩き込みクロスギーツをのけ反らせた勢いでアナザーサイキョーギレードで切り付けると同時にアナザータイムバスターではなく マグナムシューター40Xを取り出してゼロ距離で連射、そしてレイジングソードを呼び出すと

 

 

 

 

「ふん!!……ぐぎぎ……」

 

 

エネルギーが溜まっていないのにコマンドバックルを不破ライズしようとしていた

 

『ハルトさん!まだレイジングソードにエネルギーが溜まってないでしょ!!』

 

 

「アナザーライダーさんやコマンドバックルのエネルギー解放はまだかのぉ!」

 

 

『ハルトさん、レイジングソードのエネルギーなら私がさっき必殺技で使っておきましたよ』

 

 

「何してんだテメェ!!」

 

 

ツッコミながらレイジングソードで切り付けるハルトも色んな剣の鍛錬を重ねた故に千冬やアゲーラとまではいかないが一定の技量は身についている

 

まぁそれに調子に乗って 千冬の変身するブジンソードに微塵切りにされたのは言うまでもない

 

 

「おんどりやぁ!!」

 

思い切り切り付け続ける 只管攻撃あるのみ!である

 

 

 

「俺達の居場所壊すってんなら覚悟しやがれ」

 

アナザーギーツのままバックルを腰に添えると

 

 

『takeoff complete jet and cannon!』

 

 

直ぐにキャノンモードへ変身して砲弾の雨を浴びせ続ける

 

 

 

「これで」

 

『ロックオン!command twin victory!!』

 

 

「ぶっ飛べ!!」

 

 

狙いを定めて体をアンカーで固定して放たれた荷電粒子砲はクロスギーツが持ってる武器を交差してのガードで何とか防いでいるが

 

 

「ぐっ!!」

 

 

それでもダメージを完全に止める事は出来なかったのである

 

 

 

そこで理解した通常のアナザーギーツでダメージが入っていると言う事はアナザーライダーの持っている仮面ライダー特攻が有効に作動している証明

 

 

今更ながらの説明かも知れないがアナザーライダー を倒すには

 

 

ジオウⅡやゲイツリバイブ、ギンガファイナリーのようにアナザーライダー のルールをガン無視出来る攻撃をするか

 

 

同ライダーの力があれば良い

 

 

しかしそれはアナザーライダー にも言える事で

 

アナザージオウは本家ジオウⅡと持ち前の相性から実力が拮抗していた事もある

 

 

その理屈で言うと本来ならアナザークロスギーツウォッチが必要になるのだろうが クロスギーツというライダーの誕生経緯から考えても通常のアナザーギーツで通るのは当然だ

 

 

何せオリジナルのクロスギーツだって本家のギーツから力を奪って生まれている正確には本家の4分の3だけだが 

 

それでも力の根源はギーツと同じ…だからダメージが通る…恐らくこの原理で行けば龍騎とリュウガでも似たような事が…はは

 

 

思わず口角が上がってしまう

 

 

「あぁ調べたい事が増えちゃったよ…本当、最近は力任せな戦闘ばかりで頭を回す事を忘れてしまってたからさ」

 

『頭、回ってるな』

 

 

「前に本能で使えるだけじゃ先はないって批判したのに自分がそれになってたよライダーの力で創意工夫する、それが俺のスタイルなのにね」

 

『ま、力押しばかりが悪い事ではないがな』

 

 

 

「それにクロスギーツとは因縁があるからね」

 

 

以前ある世界でフィジギフゴリラとなった並行同位体が 悪質なオーディエンス組織 フーリガンと手を組んで 俺を4つの人格に分裂させた事件があった

 

 

あの時は全力を出せない状況だったのもあるが、それでも

 

 

 

「リベンジさせて貰うぜ」

 

 

『しかし流石にコマンドバックルでは火力不足か?』

 

 

「嘘でしょ、巨大ジャマトも倒せる火力なのに耐えるのかよ…なら次はパワードビルダーかレーザーブーストで!」

 

 

その粉塵の中からクロスギーツが現れるが言うようにダメージは少ないようで

 

 

 

「いてて…流石は世界の歴史において古今東西のヤベー奴等が集まって王と呼んでいるだけはあるね〜……この」

 

 

メラは侮っていた節もある 自分の知る歴史や神話では怪人や悪の組織を束ねる怪人王は確かに存在した

 

それは神話で良くある怪物の類である 

 

怪物を倒せるのは神  そして自分はその神を殺した神殺し ならば勝てると踏み込んで来たが予想外も良い所だ

 

 

目の前のは間違いなく

 

 

 

「化け物め」

 

 

 

「やっぱ未来でもそう言われてんのか、そっちも一回は世界を滅ぼした実力と経歴は伊達じゃないね」

 

 

と思わず笑ってしまう、成る程うちの連中もやられる訳だ しかし

 

 

「ほら全力で来いよ、お前の全力を受け止めた上で俺が倒す」

 

 

疑わない事が自分の強さであると

 

 

 

「そう言うならギア上げちゃうよーん!!」

 

『darkness!boost time !!』

 

 

黒炎を纏いながら上昇し尻尾を全て展開しエネルギーを解放 頭上にエネルギー球を凝縮しているではないか

 

 

「これが俺の全力さぁ!」

 

 

その技は世界を滅ぼした究極の一撃

 

 

「くたばれええええええ!!」

 

『XGEATS! victory!』

 

 

 

その一撃はアナザーギーツの頭上に降り注ぐ、その刹那 アナザーギーツを庇うようにハルトは変身解除して生身で攻撃を浴びたのである

 

 

「ハルト!!」

 

 

銀狼はビックリするが その一撃は闘技場に巨大なクレーターを作るまでに至った

 

 

 

「いっえええい!俺の勝ちぃ!じゃあこの国の王様は俺って事か……なぁ!!」

 

 

 

勝ちを確信していたクロスギーツだがクレーターの中央にはボロボロになったハルトがいた

 

 

「ふぅ……」

 

 

『ハルト、まさか俺を庇って…』

 

 

アナザーギーツが心配そうな声音で庇ったハルトの身を案じるが付き合いの長い面々は

 

 

『それは違うぞ』

 

『違う違う』

 

 

『え?』

 

 

するとハルトは

 

 

「これが一度、ギーツ世界を滅ぼした一撃か……素晴らしい一撃だな」

 

おおおお!と湧き立つ会場だがハルト本人は

 

 

 

「ふふふ…英寿さんやツムリさんも皆の思いの力が無ければ耐えられなかった一撃を俺は耐えた…いくら弱体化してても……つまり…これは…推しよりもタフネスがあるということ……っこれは新体験だ!新体験だぞ相棒!!やっぱ仮面ライダーの必殺技は生身で受けるに限るな!!」

 

 

『おーい、誰か〜このバカにアクセルクリムゾンスマッシュを叩き込んでくれ』

 

『オーバーフォームの全力パンチとかでもOKだ』

 

 

「良いだろう、さぁ乾さん!ショウマさん!遠慮なくお願いしまーーーす!!」

 

 

『このバカにはご褒美なだけだった』

 

 

 

「仮面ライダーの攻撃はご褒美だぜ…」

 

 

 

ボロボロになった体で仰向けになりながら目を輝かせてダメージを受けた事を喜んでいた

 

 

「推しの攻撃を受けて元気100倍!!」

 

『へ?』

 

『説明しよう!ハルトの体は仮面ライダーの攻撃限定で痛覚が麻痺するし技を受けると今まで受けたダメージが超回復するのである!!』

 

『どんな攻撃受けても回復するとかクソゲーじゃねぇか!!』

 

『これコイツにしか発現しねぇよ』

 

 

「これは推しからの愛、最高のファンサだ……体は推しへの愛で出来ている!」

 

『やっぱりコイツ、頭おかしいわ』

 

『変な所でティオと似てるよな』

 

『そりゃ推しの攻撃を受ける事に喜びを感じている変態だからな』

 

 

 

「やっぱり推しの攻撃は肌で感じないとぉ!!あぁ…素晴らしい!!とれ………びっあん!!」

 

『落ち着け』

 

『無理だな……ハイになってやがる』

 

 

「仮面ライダーの攻撃を受けながら、仮面ライダーへ攻撃したい……そうしたい!!」

 

 

『おい誰か、このバカが落とした頭のネジを探してくれ』

 

『そこに無かったら無いですね』

 

『あぁ…あの頃の穏やかなハルトは何処へ…』

 

 

「さーてと気分も良くなった所で」

 

同時に炎が体から溢れて欠損した部位の再生を行う

 

 

「んなっ!!」

 

 

 

「コレでよしと……しかし体の欠損が再生するのがデフォルトになってるとかマジで人間辞めたなぁ…」

 

 

そこには吹き飛んだ腕が元通りになっていた

 

 

「う、嘘でしょ、そんなのありえねぇ!!」

 

 

「あり得ない、なんて有り得ないよ…んじゃ今度は俺の番だ」

 

 

『グランドジオウ』

 

 

最強フォームへ化身してアナザーサイキョーギレードにアナザーディケイド ウォッチを装填しサイキョーギレードの針を12時の方角へ揃え超必殺技の構えを取る

 

 

『YEAH!』

 

 

同時に黒紫のエネルギーが刀身に宿り凝縮していく それは派手さはないが間違いなく

 

 

 

世界を滅ぼすに足る一撃

 

 

 

「死ぬ気で防いで見せろ」

 

 

「っ!!」

 

 

 

「せやあああああ!!!」

 

 

斬!!

 

 

と言う音が聞こえると 既に目に止まらぬ速さで数度切られていたのである

 

 

「ぐ……ぐあああああ!!」

 

 

 

その時 僅かに世界の位相が歪んだ気がした

 

 

『ワールドインベイション!!』

 

 

 

アナザーサイキョーギレードを地面に突き刺し仁王立ちすると同時にクロスギーツは爆破したのである

 

 

「推しへの愛…舐めるなよ」

 

『お前…それで良いのか?』

 

 

 

そしてクロスギーツは変身解除して倒れるのを見届けるハルトはメラに手を伸ばした

 

 

 

「さてと……合格だ」

 

「は?」

 

 

「言ったろ?面接って、合格だよ、お前を四天王代理に任命してアウトサイダーズに入れるぞ」

 

 

そう笑い新たなアウトサイダーズを迎え入れたが

 

 

「んじゃ歓迎会だな…お前達!良く我慢したな!待望の新人だ揉んでやれ」

 

 

と言うと待ってました!とアウトサイダーズがメラへ襲いかかるのであった

 

 

「何で!!」

 

 

「コレがウチの日常だ刺激的で楽しいぞ神殺し」

 

 

そう笑うと傷だらけの神殺し目掛けて神すら恐れないバーサーカー達が襲いかかるのである

 

 

「ハルトに一撃見舞うとか中々やるねー!」

 

「俺達と遊ぼうぜ」

 

「お前のいた世界とやらも蝕みがいがありそうだ」

 

 

「いや絶対蝕むなよ、マジものの神様出てくるから」

 

 

 

ハルトは仲間の加入に対して喜びに満ちていた……が

 

 

「ハルト、正座しろ」

 

 

「へい」

 

 

キャロルに睨まれハルトは素直に正座して説教されるのであった…

 

 

ーーーー

 

 

その頃 一夏は仲間達と一緒にヨーロッパで暴走した衛星兵器を破壊任務に従事していた!

 

 

フランスでシャルロットの父親に出会った時、彼女の境遇を思い出し殴りかかったが秋羅に止められて踏み止まったり、イギリスで本物の王族や貴族と出会ったり色々あった

 

 

 

「やっぱりオーラが違うよなオーラが」

 

 

「と一夏は言ってますぞハルト王」

 

 

「……中でもハル兄は群を抜いてるよ!」

 

 

「手遅れだ一夏、お前はこの学期が終わり次第アウトサイダーズ千本ノックだと」

 

 

「終わった……色んな意味で…」

 

 

 

イギリスで空を見上げながら呟く

 

 

「けど宇宙かぁ…」

 

 

「どうした一夏?」

 

 

「ハル兄がいたらスターデストロイヤー貸してくれたよなぁ…」

 

 

「そこはフォーゼの力で宇宙に行けるのにとか言っておけ」

 

 

「俺もフォーゼの力は持ってるけど…」

 

 

と一夏はフォーゼの力が宿ったケミーカードを見ながら空を見上げて、一夏は宇宙に行ける軍艦を持っている人物を思い出す 

 

 

「スターデストロイヤー?」

 

 

真耶は聞き慣れない単語に尋ねると一夏は関係者だからと答える

 

 

「逢魔王国の持ってる宇宙船ですよ」

 

 

「へぇ〜ハルトさんって、そんな凄いものを持ってるんですか〜『駆逐艦(デストロイヤー)』があるなんて」

 

 

「違います山田先生、文字通り星を破壊出来る火力を持った軍艦って意味のスターデストロイヤーです」

 

 

秋羅の言葉に真耶はキョトンとした顔で

 

 

「山田先生、この程度で驚いていたら逢魔での日常に耐えられませんよ」

 

 

「え?」

 

 

「そうそう俺や千冬姉は非常識の塊である束さんと一緒にいたからある程度の抗体あるけど今でもハル兄の奇行には慣れないから」

 

 

「貴女にはまだ抗体は無い、ゆっくり慣れてください」

 

「そうですよ先ずは束さんの無茶苦茶に慣れてください」

 

 

「織斑君も大概な気がしますが…」

 

 

「何を言うんですが山田先生!俺はまだ常識人側ですよ!!」

 

 

「常識人は自分を常識人って呼ばないよ一夏」

 

 

「ホタル、どうしたの?」

 

 

「うん…実は……さっき厨房借りてクッキー作ってみたの!」

 

 

と渡された包装されたクッキーを受け取り

 

「え……あ、ありがとう!!」

 

 

「けど、ちょっと焦がしちゃって…」

 

 

「え?そんな風には「やっぱり熱量兵器は戦場では役に立つんだけど料理にはダメみたい」え?」

 

 

「ごめんね…次からは上手くやるから」

 

 

「大丈夫だよホタル、ハル兄だってエンジンブレード片手にブロッコリー両断してたから」

 

 

「え?そうなの!」

 

 

「あぁ!」

 

 

ーーーー

 

それは異世界で魔王として君臨する前の義兄といた 織斑家での朝 

 

 

「ハル兄、おはよう今日の朝ごはんは?」

 

 

「おはよう一夏、今日は食パンとベーコン、目玉焼きとポトフだ」

 

 

「おぉ……んでハル兄、今は?」

 

 

「見て分からんか?今からブロッコリーを切る所だ」

 

 

「何でエンジンブレード持ってるのさ!!」

 

 

「エンジンブレードは戦闘以外にもブロッコリーを切れるんだよ」

 

 

「それは初耳だよ!」

 

 

「ふぅ…………」

 

 

ハルトはまるで職人のような目でエンジンブレードを構えると

 

 

「振り切るぜ」

 

 

と思い切りエンジンブレードを振り抜いてブロッコリーを両断するのであった

 

 

「振り切ったーー!まさかのブロッコリー相手に振り抜ったーー!」

 

 

「朝から賑やかな奴らだ…」

 

 

ーーーー

 

 

「懐かしいなぁ…あの頃のハル兄はまだ王様とかじゃなかったからか滅茶苦茶頼れる兄貴分だったのに…今じゃ……」

 

 

【わぁ!ヤシの実だどれくらい硬いのかな?そうだ!頭を使おう!えい!!】

 

 

「頭を使うで頭突きをするような人に…」

 

 

「お前の中のハルト王、酷くないか!?」

 

「いや、その前にホタルさんもそっち側ですか!?」

 

 

「ホタルはちょっとおっちょこちょいなだけです!ハル兄と比較しないでください!!」

 

 

「それよりもそんな軍隊を持ってるハルトさんって普段、どんな規模の敵と戦っているんですか?」

 

 

「まぁ大規模としか……はぁ…俺も船使えればなぁ!!」

 

 

「一夏、忘れたか?お前も軍艦を持っているぞ」

 

 

「え?俺持ってるの?」

 

 

「お前……自分の部下がどんな規模でいるか知らないの?」

 

 

「知らない!部下の管理とかその辺はオリガに任せてるから!」

 

 

「威張るな!!はぁ…良いか?お前と同じ四天王級となるとだな」

 

 

秋羅が説明する

 

 

四天王が魔王の許可なしに率いる事が可能な戦力は

 

旗艦 ヴェネター級スターデストロイヤー

護衛艦 アクラメイター級アサルトシップ2隻

 

それに稼働するクローントルーパー達合わせて

 

 

 

「しめてお前一人で5万人を自由に動員可能だ」

 

 

「………………?」

 

 

知らない内に自分にはとんでもない戦力と権限が与えられていた事に驚いていたのである

 

 

「はぁ……兎に角!お前個人で使える艦隊があるってこと!」

 

 

「え、じゃあ俺の船にもエネミースローターとかピースメーカーとか名前がついた軍艦があるの!?」

 

 

「あるぞ、お前専用の軍艦」

 

 

ワクワクと一夏が自分の軍艦の名前を楽しみにしていたが

 

 

「ガランシェールかネェル・アー「ダウトおおおお!!」何?」

 

 

「俺の軍艦だけスターファイターとかウォーカーとかじゃなくてMSが搭載してないか!?」

 

 

「一夏は冗談が上手いな!搭載してる訳ないだろ」

 

 

「冗談に聞こえないんだよ!」

 

 

「そう言えば束博士が前にニュータイプとか何とか」

 

 

「もうあの人がスペースコロニー作っても驚かないぞ!」

 

 

「一夏!大変だ!」

 

 

「どうしたのさ箒」

 

 

「姉さんが逢魔のポータル技術を応用して月面直行のワープ装置を完成させたぞ!!」

 

 

「何いいいい!!」

 

 

どうやら慣れる事はないようです

 

 

ーーーー

 

その頃 ハルトはメラとの戦いで受けた傷が治り改めてメラを四天王代理に任命 したのだが

 

 

「最近の皆には足りないものがある」

 

 

何だ?と首を傾げる面々にハルトは力強く力説する

 

 

「それは危機感だよ」

 

 

「お前が言うな」

 

 

「先日、世界を滅ぼす一撃を推しの愛とか言ってノーガードで浴びた人に言われたくない一言だね」

 

 

「推しの愛が重い程……良い!」

 

 

「あ!そう言えばハルトにお土産があるんだよ」

 

 

「空気読めダグバ!!」

 

 

「何?」

 

 

「じゃーーーん!!僕達を封印したクウガのミイラと棺だよー!」

 

 

と贈られた最高のプレゼントに

 

 

「………………」

 

 

ハルトは白目剥いて気絶したのであった

 

 

「魔王ちゃん!」

 

「お気を確かに!!」

 

 

 

そして覚醒した後

 

 

「うおおおおおお!!!!これがあの……よし!今日からこの棺を俺のベットにする!!今すぐ布団と毛布を用意しないと!」

 

 

「辞めろ心臓に悪い」

 

 

 

「そしてコレがあの伝説の先代クウガ…初期形態でダグバ封印したヤベー奴……あれ?アークルは何処に?」

 

 

「実は……コウコガクシャなるリントが研究と言ってアークルをクウガから引き剥がしたんだよ!!」

 

 

「引き剥がした?あのアークルを?」

 

 

「気づいた時には…」

 

 

「あ………ぁぁぁぁあああああああ!!!」

 

 

その言葉に発狂!

 

 

 

「何だと…許さん……許さんぞコウコガクシャ!クウガのミイラからアークルを引き剥がす!それ即ちカリエスがタオリンのガヴ器官を引き千切るに等しい行為!」

 

 

あれ?培養体のガヴ器官を引き千切るとか割と逢魔では日常では?とは誰も言わないのであったがハルトはヒートアップして

 

 

「絶対許さない……何処の誰がやったか知らないが生きて帰れると思うなよ……そいつには俺自ら地獄をくれてやる…ダグバ」

 

 

「何?」

 

 

「何処の世界だ…案内しろ逢魔全軍で乗り込んでアークルを確保した後に全て滅ぼしてくれる…究極の闇作戦を始めるぞ」

 

 

「はーい!!」

 

 

「その前にこの先代クウガをきちんと弔う」

 

 

「ええ!!」

 

 

「文句は言わせん!彼は俺の憧れる伝説の戦士の1人だ敬意を払って弔う……不満なら後で俺と遊ぶか!」

 

 

「うん!」

 

 

そして逢魔の一角に巨大な墓石と共に棺が収められ あの戦士は眠りにつくのであった

 

 

 

後日ハルトは棺のレプリカを作り

 

 

 

「最高の目覚めだ、まさかあの樹海迷宮で言った言葉が現実になるとは…」

 

 

自分のベットにしていたが

 

「棺桶で寝起きするなど…貴様はドラキュラか」

 

 

「アナザーキバがいるから間違いではないけど…分かっている、これを使うのは1人の夜だけだよ」

 

 

「なら、お前が使う事はないな」

 

 

 

「キャロル?」

 

 

「お前はローテーションで伴侶の誰か寝ているから1人で寝るとか関係ないだろ?」

 

 

「…………昼寝で使うもん」

 

 

「こっちを向け」

 

 

「………」

 

 

「こっちを見ろぉ…」

 

 

「ふり向くから!だから首は辞めてえ!」

 

 

「まったく貴様という奴は目を離した直ぐに女を口説き落とすな」

 

 

「口説き落とすとか身に覚えが無いんだよ!?」

 

 

「自分の胸に手を当ててみろ!!」

 

 

 

そして時折発作のように反乱する部下達を物理的に黙らせたり

 

 

 

「まったく元気過ぎるのも困ったものだな!」

 

 

「一番バイタリティに溢れてる奴が何か言ってらぁ」

 

 

ナツキが雑誌を読んでいるのを見て

 

 

「ウォズ…何をしている侵入者を摘み出せ」

 

 

「御意」

 

 

「ちょっと待て!俺の話を聞けええええ!要望書はどうした!!」

 

 

「ん?あぁ、ウォズ誘拐の目的か」

 

 

「そうだよ!」

 

 

「認めるか否かの会議を開く為の会議を開く為の会議を開く為の会議を開く為の会議を開く為の会議をしている所だ…今頃下級インベス達が選挙をしているだろう」

 

 

「お役所仕事か!!」

 

 

「用がそれだけなら早く帰れ」

 

 

と言ってナツキを追い出すと

 

 

「陛下、少し宜しいでしょうか?」

 

 

 

「勿論構わないともハウンド、どうした?」

 

 

俺と扱いが違う!とナツキが言っていたが知った事ではないと無視して

 

 

「はい…実は…我々のポータルから所属不明の人間が出てきて現地の警備も困惑してまして」

 

 

「え?」

 

 

それは予想外である

 

 

 

逢魔が保有する異世界渡航技術 ポータルは

 

キャロルが設計した技術を使っている、現在では警備体制や異世界渡航による技術獲得と言って逢魔のアドバンテージを守る為に特別な許可がない限り現地人が渡航する事はない

 

 

例外としたらハルトが伴侶を本国に連れてきたりなどではあるが…

 

 

「どんな奴だ?」

 

 

「1人はスーツを着崩した男でもう1人はドレッドヘアの執事 恐らく護衛でしょう」

 

 

「身分証は?」

 

 

「スーツの男は九鬼帝と名乗り、自社で研究していた転送装置の実験をしてたら此処に来たと」

 

 

「何処の世界にもやばい奴はいるな……おいマジか…おいキャロルを呼んでくれ専門家の知識が必要だ」

 

 

「はっ!」

 

 

「それとその2人は丁重に扱え、変に事を起こすと面倒だしな…よし俺も会うぞ」

 

 

「陛下、お待ちください交渉ならばドゥークー伯爵を連れて行かれては?」

 

 

「伯爵を?」

 

 

「テスタロッサ殿は政務に当たっている以上、代理を務められるとすれば相国の彼だけです」

 

 

確かに宰相の彼は適任だな

 

 

「俺だけって心配?」

 

 

「貴方に対外的な交渉任せたら最悪、死人が出ますよ!陛下を諌められるとなったら伯爵が適任です!」

 

 

「そんなに俺、信用ない?」

 

 

『ハウンド…なんという冷静で的確な判断力なんだ』

 

『流石は我等が総司令官!』

 

 

相棒にも言われたので溜息を吐く

 

 

「そうか…わかった!では伯爵を呼んで来てくれ」

 

 

「はっ!」

 

 

ハウンドは通信機で伯爵に同伴をお願いして貰っている光景にアナザーライダーはハルトに質問する伯爵で大丈夫なの?と

 

 

「大丈夫、いざとなったら伯爵のフォースで洗脳して貰うから」

 

『何て悪魔的発想力!!』

 

 

 

そしてハルトは待合室に行くと

 

 

「やぁ、君がこの場所の代表かな?僕は九鬼帝よろしく」

 

 

何と言おう…そう、草臥れたホストみたいな人だなぁと思っていたのだが

 

 

「この無礼者共は晒し首にしましょう罪状は不敬罪です」

 

 

「え?」

 

 

ビシュウウン!と自前のライトセーバーを抜剣した我が王国屈指の常識人である伯爵の暴走にハルトは慌てる

 

 

「待って伯爵!ライトセーバーを降ろして!!てか逆だよ逆!!そのムーブは俺がやって伯爵が諌める!それが俺の通常、変わらない日常!俺の尊敬している刑事は一条!」

 

『落ち着け相棒』

 

 

 

何とかハルトは伯爵を落ち着かせたが

 

 

「ではカレラ裁判長を呼んで死刑執行して貰いましょう!」

 

 

以外と礼節にうるさい伯爵……これが生まれながらの貴族かぁと思い直すが

 

「落ち着いてよ…まぁ普通は王侯貴族に無礼な態度取ったら不敬罪だよなぁ」

 

 

と監視カメラに目線を動かし そこでこっそり覗いていたロイヤルガード達を夢想していたが

 

 

「っ、大変無礼な真似を…何とお詫びしたら良いか」

 

そう深々と伯爵に頭を下げるも本人は

 

 

「頭を下げる相手が違いますぞ」

 

 

「え?……此方の方は従者では」

 

 

従者は従者で無礼だった

 

 

「いやまぁ、そう思うよなぁ」

 

 

完全に気配とか能力を人間レベルに落としているからなのだが

 

 

「国王陛下、もう切り刻みましょう我慢なりません」

 

『カレラの代わりに判決を下してやろう!』

 

 

 

国王と言われてあり得ないという顔をしているが

 

 

「落ち着け伯爵。無理もない…パニッシュも落ち着け」

 

 

「しかし」

 

 

「初見で何方が上かと聞けば皆、間違いなく伯爵を言うだろう?伯爵は本物の貴族だ俺みたいに一代で国を起こしたものとは違うものがあるのだろう彼等を責めるのはお門違いだ」

 

 

威厳ないって散々言われてるけど…も

 

 

体を怪人王のものへ直ぐに戻すと同時に魔王覇気により威圧する

 

 

 

「この見てくれで俺を判断されたのは心外だな、人間見た目以上のものを秘めているものだぞ」

 

 

その言葉と不敵に笑う姿に思わず 対応間違えたぁ!という顔をする2人

 

 

「まぁ其方も不慮の事故で此処に来たと聞いてるし、そんな彼等に此方の礼儀作法云々を当てはめて無礼だの何だの咎めるのも筋違いだな」

 

 

「甘過ぎますぞ陛下」

 

 

「気にしてないよ伯爵、けどもしも逆だったら俺は止めてなかったかも知れないけどね」

 

 

仲間を侮辱される事を誰よりも嫌っているのだと現在に伝えると

 

 

 

「君たちは安全に元いた世界へ必ず返す事を約束しよう」

 

 

「え?良いのかい」

 

 

「っ」

 

 

伯爵を片手で制する 

 

 

「話しやすい方で良いよ、俺もその方が助かるし」

 

 

「そりゃ助かる」

 

 

「けど、どうやってこの世界に来たかだけはハッキリさせて貰う」

 

 

偶然なのか狙ってなのかで対応は変わる

 

 

それは皆の生活を守る王としての言葉と態度を示さざるを得ない

 

 

「取り敢えず事情聴取からだな…ジョウゲン、カゲン」

 

 

「はいはーい!」「お呼びとあらば」

 

 

「あの2人から何故この世界に来たかを尋ねろ、後…そのポータルからは誰か来てないよな?」

 

 

「はい、現在は国境封鎖ばりの警備を敷いております!」

 

 

「分かった、取り敢えず技術斑からの報告を待つとするか」

 

 

その辺は彼等の管轄であろう…

 





予告

九鬼帝から聞かされた情報、その断片に仕込まれた思惑を感じ取ったハルト達は異世界への関与を考えていた しかし!一夏達はIS学園にいる以上

「俺が潜入するしかないな」

魔王が暴走する 果たして仲間達は彼の暴走を止められるのか!

次回!旅行前の計画 お楽しみに!

オマケ短編

これはシンフォギア無印編での一幕


「言っておきますが我が魔王、これから先、この本によれば我が魔王の下に様々なものと出会うとありますので、捕まえた人間を拷問にかけたり凄惨な方法で殺したりなど人として超えてはダメなラインは超えないでください」


「ウォズよ……男は超えてはダメと言われたら、一線を超えたくなってしまうんだ」


「良い話風に誤魔化そうたってそうは行きませんよ!?」


「けど情報収集には拷問が効率良くね?」


「(既に片鱗が!?)


愛が重い時



「絶対ダメだからね?」


「ハルト様?」


「確かにキャロルは天才錬金術師でツンデレで面倒見が良くて知らず知らずのうちに甘えたり、甘えられたりするけど……絶対に他の誰にも渡さないんだからね!」


「お、おぉ…」

「どうしたどうした?」


「頭の先から爪先まで俺のだから…髪の毛1本足りとも渡しません」


「どうしたのじゃハルト坊!久しぶりに頭がイカれたか!!」

「いや通常運転でしょ?」


数秒後 ロールケーキを捩じ込まれて白目を剥くヤクヅキとジョウゲンだがハルトはそんなの知らないとばかりに光の消えた目で力説する


「第一、キャロルは俺のお嫁さんだから俺にしか興味ないんだよ?そうだよねキャロル?ね?」


「は?ま、まぁそうだな」


自分の膝上に座るキャロルをそれはもう滅茶苦茶強く抱きしめるのであったが流石に当人も疑問に思う


「それより、どうした?」


「俺だけだよね?……ね?」



そのドス黒いオーラに気づいてしまった


「……しまった、オレの指輪を介してエルフナインのヤンデレを受信したのか」


「何で俺といるのに他の人の名前出すの?ねぇキャロル?ねぇ……ねぇ?」


「これは……ナツキに同情するぞ、この感情は重過ぎる」


「原因はやっぱりアイツかあああああ!!ナツキの奴めええ!キャロルに色目使ったのかぁあああああ!!!!」

『poison charge』


ゾンビブレイカー片手に突貫するハルトを見て思わず


「魔王ちゃん御乱心!!」


「お主達!ナツキを発見次第しばき倒せ!!」


数分後 ナツキは締め上げられ 後日ヤンデレの対策が取られるのであったが


『まさか相棒の精神を汚染するとは…ヤンデレ恐るべし!』


「言ってる場合かよ……えーとヤンデレか……ねぇキャロル」


「何だ?」


「その男誰だよ……その男誰だよ!」

自前のライトセーバーを抜剣、紅い刃で誤魔化されているがハイライトの消えた瞳でかつ震える手でライトセーバーを持っていたのだ


「うちの錬金術部門の職員だ!コレとはそんな関係ではないから取り敢えず、ライトセーバーを降ろせ!オレにはお前だけだ!」


「そうだよね!キャロルの事信じてたよ!」


「良かった「けど、キャロルをいやらしい目で見たコイツには眼球にピンポイント電撃の刑ね、えい!」やめろバカ」


フォースライトニングを浴びせる前に何とかハルトの暴走を止めるキャロルであった




次行く世界

  • 真剣で私に恋しなさい!
  • 戦国恋姫
  • アカメが斬る!
  • スターウォーズ
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