無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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前回からの新キャラ メフィスとフェレスは クライスタというゲームからのキャラクターになります!…七蜘蛛さん、いつもありがとうございます!


武道の意味

 

 

前回のあらすじ

 

ノクスと共に仮面ライダーダットを追いかけたハルト、休みの日に本国に戻るとメフィスとフェレスという双子の悪魔と出会う

 

最初は警戒していたハルトだったが…

 

 

執務室に向かう途中

 

 

「しかしまた新入りですか」

 

 

「聞いた話ですと双子で性格がヤクヅキ先輩レベルの陰湿で陰険で嫌味な性格らしいです」

 

 

「ほぉ、誰が陰湿で嫌味な性格じゃと?」

 

 

「あらぁ!老化して耳まで遠くなったんですね先輩!どうです?さっさと引退したらどうです?」

 

 

「このクソガキぁ…」

 

 

「ちょっ、喧嘩は辞めてって!」

 

 

「しかしハルト様にも困ったものだ確かに人手不足ではあるが…」

 

 

「まぁ我が魔王にも考えがあると思いましょう…っともう部屋でしたか 我が魔王入りますよ!」

 

 

扉を開けるとそこには

 

 

「やぁやぁ!皆の衆久しぶりぃ!!こんにちわー!俺は今日、実家に帰って皆の顔を見て安心した結果、良い感じに脳のアドレナリンが沸騰していまーす!」

 

 

いつものハイテンションでいるハルトがいた

 

 

「実家のような安心感」

 

 

「親の顔より見た奇行」

 

 

「流石は魔王様、我々の予想を常に超えてくるとは」

 

 

「いやコレはただのバカじゃろう」

 

 

「こんにちはー!とはなりませんよ!何しているのですか我が魔王!!」

 

 

「そう言う皆に今日は差し入れの色んなクリームのマリトッツォを用意したのだがな?」

 

 

マリトッツォの入った箱を見せると

 

 

 

「「「「魔王様万歳!!」」」」

 

 

「現金な奴らめ」

 

 

「お前たち…いや確かに我が魔王の手料理は久しぶりではありますが…」

 

 

「まぁ挨拶は置いといて、そんな事よりもウォズ!俺はこの子達を仲間にすると決めた!はい二人とも自己紹介!!」

 

 

「メフィスです!」「フェレスじゃ!」

 

 

「皆、仲良くしてあげてね!」

 

 

「古風な話方をする子供……完全にヤクヅキ先輩とキャラ被りしています!これはヤクヅキ先輩が退場する感じですか!」

 

 

「んな訳あるか」

 

 

「おいフィーニス、最近お主の当たりがきつくないか?」

 

 

「その前に我が魔王……何故ナツキは怯えているのですか?」

 

 

「あぁ、この二人とどうやっても壊れない玩具をどうやって壊すかのトークで盛り上がってね」

 

 

「あぁ…そう言う事でしたか」

 

 

「ハルト坊!」

 

 

「何だヤクヅキ?」

 

 

「何故、妾もその会合に呼ばなかった!絶対楽しい奴ではないか!」

 

 

「まぁ先輩ならそう言いますよね」

 

 

「簡単な事だ……お前とメフィスはキャラ被りするからだ」

 

 

「メタな理由は辞めなよ」

 

 

「メフィスとフェレスには言っておくけど、この逢魔の領地でナツキ以外の連中を玩具にするのはダメだから!もしも玩具にしたい奴がいたら俺に確認するように」

 

 

「ウォズで遊ぶのわぁ?」

 

「良いのか?」

 

 

「絶対にダメだウォズは俺の大事な片腕なんだからな」

 

 

「「はーい!」」

 

 

「我が魔王…」

 

 

「けど……また裏切ったら遊んで良い、マッチポンプで裏切らせるのは無しな」

 

「「はーい!」」

 

 

「我が魔王!?」

 

 

「さて冗談は置いといて、ここ最近の報告書と…マイスを見てボーンバックルは実はドライバーの制御装置という事実を知って驚いているんや」

 

 

「それ無しで変身しているマイスが凄いという話ですか?」

 

 

「それもあるが俺もアナザージオウになると現れるジクウドライバー擬きにボーンバックルを採用すれば俺の緩んだ頭のネジや倫理観も制御されるんじゃね?」

 

『その手があった!』

 

 

「我が魔王……貴方に制御装置つけても暴走を制御出来ないのはH10を見てれば分かります」

 

 

「やっぱり?」

 

 

H10 ハルトのクローンで黒ガヴを移植された存在 クジョーの話だとネオタイムジャッカーでも多くの制御装置をつけて自我を弱めたが生の門矢士さんと出会い暴走した事がある

 

 

現在では とある場所にあるホスピスにいたり色んなところで暴れたりしてるらしい

 

 

「そんな所だよ、それよりも推しに食事へ誘われるなんて嬉しくてね今日は朝から気合い入れてチーズを作っちゃったよ!」

 

 

「チーズ?」

 

 

「そうそう今日の料理に使うから楽しみにしててね」

 

 

「え……えぇ…期待しています」

 

 

「大丈夫か?あれ……ウォズってチーズ苦手だっけ?」

 

 

「そんな事は、そ、それよりもハサンから報告を受けていますがイレギュラーと邂逅したと聞きましたが!」

 

 

「そうなんだよ!」

 

 

そしてノクスとの出会いと仮面ライダーダットの存在について報告する

 

 

「十二支同盟があの世界にもいるのでしょうか?」

 

 

「だとしたら妙だよな、俺達が来てからライダーの力がまるで集まるように動いている」

 

 

「偶然と呼ぶには出来過ぎですね」

 

 

まったくだと話していると

 

 

「ねぇねぇ叔父さん達はだーれ?」

 

「お兄さんだよ」

 

 

「まぁそうじゃろうな」

 

 

「俺はジョウゲン、建国前から魔王ちゃんと一緒にいるけど能力は常に新人の頃をキープしてます!」

 

「カゲンだ!毎日ナツキがされているパワハラを見て個性とか宣う奴らを全員バイブロネイルで殴りたいと思っている!」

 

 

「いな、どんな自己紹介だぁ!!あとジョウゲン!カゲンも!お前達はちゃんと成長してると思うぞ!」

 

 

「そこで部下褒めるのですか?」

 

 

「当たり前じゃん」

 

 

ウォズと話していると

 

 

「ハル兄ただいまー!連休だから学園から帰ってきたよー!」

 

 

「おかえり一夏!元気だったか義弟よ!」

 

 

一夏の目線がメフィスとフェレスに向かうと一言

 

 

「ってハル兄がまた新しい女の子を囲い込んでる!!しかも双子ぉ!これは千冬姉に報告せねば!」

 

 

「おい根も葉もない事言うんじゃねぇ!!…あと千冬に報告は待て!!ってそういやぁ…千冬と束と真耶は?」

 

 

「3人も帰ってきて……ハル兄が何かやらかしてないか皆に聞いてる」

 

 

ほほぉ、つまり

 

 

「異世界での俺の大活躍を聞いているという訳だな」

 

 

「どっちかというとハル兄へのお仕置きをする為じゃないかなぁ」

 

 

「何!!」

 

『それと間違いなく双子の話も聞いてるな』

 

『制裁決定!ドーン!!!!』

 

 

「ウソダドンドコドーン!!」

 

 

「ま、まぁお仕置きはいつもの事か…それよりも聞いたよハル兄!今学生として潜伏してるんだって?」

 

 

「いつもの事扱いするな!!あぁ……まぁ、そうだ俺も頑張っているぞ!!」

 

 

「駒王の時もそうしたら良かったのに」

 

 

「んな真似出来るか、あの時はあちこちの勢力と交渉してたり政治をしたり闘技場で戦ったり、家族サービスしたり、仮面ライダーの最新話を見たり…闘技場で戦ったり、皆の料理を作ったり、闘技場で戦ったり……敵へ拷問したり、ドゥークー伯爵からシスとジェダイの技を教えてもらったり…闘技場で戦ったりしてるからな!」

 

 

「戦いばかりの毎日!!いやぁ良かった実は今の流行りとか学生の勉強レベルの高いからハル兄で通用するか心配だったんだ」

 

 

「正直過ぎると身を滅ぼすぞ愚か者ぉ!!」

 

 

「ごふぅ!」

 

思わず一夏の腹を殴ってしまったが、それでも可愛い義弟である

 

 

「ったく……おかえり」

 

「た、ただいま…」

 

 

「さて久しぶりの全員集合だし俺も腕に寄りをかけて飯作りますか!!」

 

 

「おおお!」

 

 

ハルトは冷凍庫を開けと

 

 

「あれ……チーズがない?」

 

 

「チーズ?」

 

 

「そうそう手作りの特注チーズでフォンデュや今日のイタリアンに使おうと思ってたんだよ、何なら単体でもつまみになる美味しいやつだよ…っかしいなぁ置き場所間違えたかなぁ…」

 

 

ガサガサと冷蔵庫を漁るハルトだが一夏は気づく

 

 

「は、ハル兄が美味いと太鼓判を押す手作りチーズを……っまさか!」

 

 

「あのチーズを勝手に食べた奴がいる…ほぉ、これはこれは……事件の香りだぁ…もしもしウルティマ、カレラ?事件発生だ最高司法の力を借りるぞぉ」

 

 

「た、大変だあああああああ!!」

 

 

一夏は慌てて近くの警報を鳴らし駆けつける面々へ報告する

 

 

「大変だよ皆!ハル兄が料理で使おうとしたチーズを食べた不届者がいるんだよ!」

 

 

何っ!と驚く面々にハルトは

 

 

「この厨房には限られたものしか出入り出来ない…つまり、犯人をこの中から見繕うぞ!」

 

 

「見繕わないで犯人はこの中にいるだよ!!」

 

 

「まずは……こほん…さぁ食べた奴がいたら名乗り出なさい…安心しな俺は怒ってないからさぁ」

 

 

だが幹部達は理解している 絶対嘘だと

 

その証拠に笑顔でゾンビブレイカーを振り回していたのである

 

 

「さて……犯人探しも怠いから監視カメラの映像をつけるかぁ」

 

 

「いや証拠あるんかい!」

 

 

「そりゃ前に何処かの馬鹿が俺手製のタルトタタンを食べたからな、その対策で付けたんだよ」

 

 

「な、なるほど…」

 

 

「んじゃ映像再生」

 

 

ポチッと押したら ウォズが冷蔵庫からチーズを取りワインで一杯やっている映像が流れた

 

 

「これは……ウォズ?」

 

 

「こ、これは敵の罠です!私をハメる罠なのですよ我が魔王!」

 

 

「誰の?」

 

 

「ナツキです!」

 

 

「俺ぇ!!」

 

 

「はぁ……メフィスとフェレス、初仕事だナツキを壊す為に先ずはシンフォギア世界の人類へ攻撃する事を許可する何かヤバいアイテムばら撒いて愚かな人類で処理(遊んで)こい」

 

 

そう呼ぶと新入りのメフィスとフェレスが元気よく返事する

 

 

「「はーーい!!」」

 

 

「先ずはバイスタンプかガイアメモリ……いやゾディアーツスイッチにしよう!ホロスコープスを集めたり、プレゼンター邂逅の為に必要な力を集めるのだあ!あと俺の知らない星座のスイッチとか欲しい!」

 

 

「いや、ちょっと待てええええ!映像証拠あるじゃん!犯人はウォズだよ!」

 

 

「俺が黒と言えば白も黒になるんだよ?」

 

 

「逢魔って法治国家だよな!」

 

 

「そうだ待つんだ我が君よ!幾ら逢魔で人権無しなナツキとは言え冤罪で私刑にするのは王国最高裁判所長官としても見逃せないな」

 

「ボクも立場から反対」

 

 

「二人とも!」

 

 

しかしカレラとウルティマは嫌々といった顔で

 

 

「勘違いするな、私は司法の番人という立場を我が君から賜ったのだ私情ではなく立場からの弁護に過ぎん、でなければ我が君に変わって私が死をくれてやりたいところだ」

 

 

「ムカつくけどカレラと同じく…ジワジワと苦しむ毒とかどう?」

 

 

「ええ!」

 

流石は最高裁判所長官のカレラと検察庁長官のウルティマ!とナツキは助かった!と目を輝かせている ハルトへ意見できる数少ない存在である

 

 

「まぁ確かに法治国家を謳っている逢魔が私刑に走るのは良くないな、んじゃカレラ裁判長はウォズにどれくらいの刑を?」

 

 

「うむ、死罪に等しい罰をくれてやろう!」

 

 

迷わずに言ってのけたカレラに思わず

 

 

「容赦なしか!やっぱこの国の司法がおかしいって盗み食いで死刑とかそんなの絶対おかしいよ!」

 

 

「ただの盗み食いではない、我が君の料理を盗み食いするというこの国の宝を盗んだ行為と言っても過言ではない!」

 

 

「過言だろうよ!俺の飯にそんな価値があるか!!」

 

 

「何を言うか我が君!」

 

 

「ハルはもう少し自分の作るご飯の価値を把握すべきだと思うよ」

 

 

「異議無しですわ」

 

 

「とーにーかーく!諜報機関の長が盗み食いで死刑になったとか他所からしたら笑い話にしかならないから!絶対死刑はダメー!」

 

 

「ではどうする我が君?」

 

 

「熟成したチーズならもう一つある…だがコレでは…」

 

 

「コレでは?」

 

 

「まだ熟成が足りない…裏のチャンネルで熟成させる必要があるから…皆のご飯の時間が遅くなっちゃうよ」

 

 

「………ハルト坊よ」

 

 

「何ヤクヅキ?」

 

 

「ウォズの失態を黙っておくのと待つ代わりに闘技場を使わせてくれぬか?」

 

 

「良いけど何するの?」

 

 

「何、ウォズを集団でボコボコにするという罰はどうじゃろうか?」

 

 

「採用!よし連れて行け希望者参加型の企画にするぞ、俺も出ようか?」

 

『マイス』

 

 

「お、お待ちを我が魔王!どうか……どうかご慈悲おおおお!!」

 

 

バタンと扉が閉まったのを見送ると

 

 

「さて…先に取り敢えずチーズとワインを熟成させないとな」

 

 

『チーズより人間性を熟成させてくれ!』

 

 

「お、上手いこと言うな相棒」

 

 

結論 つまみ食いは程々に

 

 

「た、助かったぁ…」

 

 

「と思うじゃん」

 

 

「へ?」

 

 

「メフィスとフェレス!やっておしまい!!」

 

 

「「あらほらさっさー!」」

 

 

『テラー』『ナイトメア 』

 

 

「いぎゃああああああ!!」

 

 

何があったかは語るまい、だが食事に舌鼓を打つ双子を見て安堵したのは内緒である

 

 

 

さて、本国で王としての仕事をしていたがハウンドとコーディーから来る報告書に書かれるのは銀河帝国と逢魔王国との保有戦力差である

 

 

やはり銀河帝国の規模は強大で侮りがたし

 

対抗には反乱同盟軍との同盟は急務らしい

 

 

此方が帝国主力を埋め止めながら反乱同盟軍がゲリラ戦を仕掛けるのが勝算が高いとの事だ

 

 

それならばハウンドの作戦に任せようと思うがやはりそれだけの規模の敵と戦うのは初めてだから対応に困るが

 

 

「ふぅ…国じゃなくて惑星や星系単位の戦いとか伯爵もハウンド達も良く出来たよなぁ」

 

 

規模がデカ過ぎて困ってしまうが

 

 

 

「危機って…面白いよね」

 

『言うと思ったよ』

 

 

「魔王になってもすっごくすっごく困る危機って…何かワクワクするよね俺よりも強い奴が色んな世界にいる……そんな奴等と戦えるなんて俺ワクワクすっぞ!!」

 

 

『頭冷やせバカ野郎』

 

 

「はいはーい」

 

 

思考を少し戻す ハウンドの報告書では銀河帝国の規模からすると攻勢には時間がかかるらしい

 

 

ならば此方も戦力を整えないとな

 

 

「各造船所や工廠に増産かけといて兵器や武器は沢山あっても困る事はない、それとカミーノにもトルーパーの訓練強化をお願いして」

 

 

了解!とトルーパーが敬礼するのを確認し溜息をつく

 

 

迫り来る決戦と覚悟は決めているが暫くは余暇を味わうとするか

 

 

「後、何か別世界の因縁が俺を巻き込みそうな気がする」

 

 

何故かそんな予感がする…

 

 

そんな不穏な予感もあったが仕事を終わらせて元の世界に戻る

 

 

教室で授業を受けながら、ふと思う 武道とは何ぞや?と

 

 

いやまぁ色々と意味はあるんだろうが自分には分からない等等考えている

 

 

しかしまぁ何故

 

 

「やぁ常葉君、おつまみはあるかな」

 

 

弁慶に話しかけられる…あの時以降何故かつまみをねだられる…いやまぁ別に良いのだが

 

 

「ポテチのり塩な」

 

 

「えぇ〜君の手作りが美味しかったのに」

 

 

何故か手作りの飯を頼まれる、よく分からん

 

 

「いつも作れるかぁ!この手製鶏ささみジャーキー付けてやるから大人しくしろぉ!」

 

袋に入ったジャーキーを投げつけると よし!とガッツポーズして戻っていく

 

 

「本当にあの人、人を襲って武器奪ったり最期は主人庇って立ち往生したんだよな?アレただの飲兵衛じゃん!」

 

 

「姉御にそこまで言うのは流石だな」

 

 

何故か与一の評価が上がっているのは何と言うか…

 

 

「すまない!弁慶が勝手に」

 

 

「気にしないでくれ、酒飲みの相手は慣れてるから」

 

 

「そうなのか?」

 

 

「だから気にしなくて大丈夫だよ」

 

 

「それなら良いのだが……」

 

 

「それに次いでだから菓子も作ってきたから食べてきな」

 

 

「おぉ!感謝するぞ!!」

 

 

本当、この子純粋だな、世の中には悪い奴もいる事を教えねばならないが流石に純粋過ぎるので困ったものだ

 

 

しかし何故か義経達の世話を焼く機会が多いなとボンヤリ思う それは一重に自分と同じ生まれ故に親近感を抱いているからなのだろうか?

 

 

「わかんねー」

 

 

首を傾げるのであった

 

 

こんな毎日だからこそ

 

 

「あかねも嫌な思いしてない?」

 

 

「大丈夫だよ」

 

 

「無理しないでよ、あかね達が嫌な思いするのが一番嫌だから」

 

 

「分かってる無理しないから」

 

 

「それ無茶はするとも聞こえるけど?」

 

 

「ハルトはいつも無茶ばかりだよね?」

 

 

「そんな事ないよ!俺、無茶なんてしてないもん!いざとなったらヒートトリガーの一人ツインマキシマムやろうとか思ってないもん!」

 

 

「無茶しないとか、どの口が言ってるのかな?」

 

 

ゴゴゴゴゴ…と圧に思わず

 

 

「ひぃん!」

 

 

涙目で震えてしまう

 

『見ろよアナザーマイス、アレが俺達の王だ』

 

『うわぁ…』

 

 

ドン引きされているがコレが俺だい!とシャウトする

 

 

「いや実はね」

 

 

「何、あかね?」

 

 

「あの双子から話しかけられて」

 

 

「あ?」

 

ほほぉ……あの双子め、あかねに何吹き込んだ?と黒いオーラが見えそうになったが

 

 

「えーと…私と契約して力を得ないかって」

 

 

スマホを取り出し

 

 

「もしもしカレラ、ウルティマ?あの双子をとっ捕まえて尋問してくんない?え、罪状?あかねに良からぬ契約しようって唆したで必要ならアイリーンもアリエルも呼んで良いから」

 

『嫁の中でも戦闘力がカンストしてる奴らを呼ぶなや』

 

 

「ち、違うよ!」

 

 

「何が?確かにシンフォギア世界への嫌がらせは許可したけど、あかね達に手を出すのは言語道断!即刻始末してくれる!!」

 

 

「私に力をくれるって話なんだよ」

 

 

「あかねに?」

 

 

不穏でしかないと思っていたら

 

 

「闇黒剣暗闇をあげるって」

 

 

「あんな闇落ち推奨の聖剣受け取らない方が良いって!!あれ聖剣の面した魔剣だよ!持った瞬間にバッドエンド見せてくる巨悪だよ!?」

 

『いや待てハルト、そもそもセイバーの世界は全知全能の書により滅ぶのが決定していた。なら見える未来が全部バッドエンドというのも納得でしかない』

 

 

「アナザーセイバー、いや確かにそうかもだけど」

 

 

「それにハルトの持ってる無銘剣よりマシだよ!」

 

 

「………どうしよう、ぐうの音も出ないや」

 

『おい否定しろ』

 

 

「だってバハトとVシネでの所業は俺でも弁護のしようがないもん!」

 

『無銘剣も闇黒剣もやらかしで言えば、どんぐりの背比べだろ?』

 

『確かに』

 

 

 

「あかねがそんな危ない契約しなくても良いの!そんなのしなくてもゲイザーやダークキバに変身出来るじゃん!自衛には過剰すぎるまであるよ!」

 

 

「けど……私もいざという時にハルトの隣で戦いたいんだよ…いつも戦うハルトを見てるだけで……私は待ってばかりで辛いんだよ!」

 

 

「だからって聖剣持って剣士になろうとする人がいますか!」

 

 

「アナザーライダーと契約した結果、ノリと勢いで魔王になった人に言われたくないよ!」

 

 

「…………どうしよう、ぐうの音も出ねぇ」

 

 

『頑張れよ論破されるな』

 

 

「だからって初対面に等しい双子からの話を信用するなよ!テスタロッサ達なら分からなくも無いけどさ!」

 

 

「けど…私……」

 

 

互いに思うからこその衝突 それを聞いたのは

 

 

「おい、お前達」

 

 

キャロルが冷静に二人を止める

 

 

「落ち着け…先ずは、あかね」

 

 

「何…」

 

 

「このバカが心配する気持ちは分かってやれ、そしてハルト、あかねもお前が心配なんだ…時には待つ方も辛いと分かってやれ」

 

 

「「はい」」

 

 

「ごめん、その…俺は…あかねの事心配だったから」

 

 

「それは私もだよ」

 

 

と仲直りする二人に

 

 

「流石はキャロルだね、亀の甲より年の功「貴様、死にたいか」な、何も無いよ」

 

 

ナツキは暫くキャロルに足蹴にされていたが

 

 

「そんな台詞、学習してないベアトリスでも言わないぞ」

 

 

「あのねハルト、私も護身術を覚えようと思うんだ」

 

 

「護身術か…誰か適任がいたかな」

 

 

「俺とかどう!」

 

 

「ボールペンで全身を串刺したろか?」

 

『落ち着け』

 

 

しかし、あかねに護身術か…ふむ その辺を安心して任せられそうな奴が……いるな

 

 

「アゲーラに頼むか」

 

 

「アゲーラってカレラさんといる?」

 

 

「そーそー剣術とか体術オンリーなら滅茶苦茶強いんだよ」

 

 

「へぇ」

 

 

自分やカレラの剣の師範とも呼べる彼なら実力も申し分ないと判断し依頼をする事にした

 

 

だが先ずは取り敢えず やるべき事は

 

 

「おい双子、最期に何か言い残す事はあるか?」

 

 

ハルトは双子を呼び出すと玉座に座り、ラスボス軍団すらビビり倒す程の殺意を飛ばしていた

 

 

「いきなり死刑宣告!?」

 

 

「ちょっと待つのじゃ、魔王よワシ達が何をした!!」

 

 

「俺の特別に手を出そうとした…それがコレから貴様らがコレから死ぬ理由だ」

 

 

双子は冷や汗と恐怖で顔面蒼白となった、最初は軽いちょっかいのつもりで声をかけたのだがまさかそれが魔王の逆鱗だとは思いもよらない

 

 

ハルトが手を上げると虚空から現れたのは無銘剣虚無 そして

 

 

神すら殺せる神器 黄昏の聖槍(トゥルーロンギヌス) その鋒が本懐を果たそうと双子へと狙いを定めた

 

 

聖剣に貫かれ無に返すか神性による滅殺の二択である

 

 

 

「ま、待つのだ魔王!謝罪をさせてくれたもう!流石にやり過ぎた!!」

 

 

「そ、そうだね!ボク達も来たばかりで加減が分からなくてさ、そ、それに願いを叶えるのが悪魔たる性というか!」

 

 

 

「契約者を欺き交わすのが契約というのかな?そんな、キュウべぇのような奴を信じられるかぁ!!」

 

 

「な、何を…言って」

 

 

「少なくとも契約ってのはテメェの魂や尊厳に1本筋を通す事だと思ってる、とある奴等と契約を交わしたが其奴等は最初は俺を利用しようとしてたけど交わした約束を忘れずに果たしてくれたからな!イマジンどもは見習えよ!テメェ等そう言うとこだぞ!」

 

 

流れるようにイマジンに飛び火していた

 

契約完了した それでも俺といる事を選んでくれた

 

 

「生憎様、俺は悪魔って生き物とは長い付き合いでね俺自身も悪魔だからね」

 

 

「「っ!!」」

 

 

「いや違うか…悪魔を糧にする化け物だったかな?」

 

 

とハルトの体内から抜け出たのは 悪魔の源 リバイス世界の原初の悪魔 ギフ その波動を合図に

 

 

抑え込んだ力を解放すると双子は理解した

 

 

 

見えるのは究極の闇、世界を滅ぼす悪魔、闇の神、知恵の実、創世の力等等

 

その気になれば簡単に世界を滅ぼすだろう最早 生き物の括りでは片付けられない 

 

そしてその在り方は唯我独尊、時に希望と救いを 時なら絶望と呪いを自分の感情や気まぐれに従い、ばら撒き散らす不退転の厄災

 

 

意思を持った災害 怪人王

 

 

こんなの自分達が喧嘩を売って勝てる相手じゃない 逆らえば必ず殺される

 

 

「だから匂いで分かる、テメェ等は有罪だ」

 

 

「「!!!」」

 

 

ここで終われと手を振り下ろそうとしたが

 

 

「待て、魔王」

 

 

声をかけ、止めたのは件のギフ まぁ正確に言えばハルトの体内に宿る存在ではあるが

 

 

 

「何?」

 

 

「此奴等を許してやれ」

 

 

「は?」

 

 

「一つの過ちに対して死を持って償えは苛烈過ぎるぞ」

 

 

「ウルセェ、その過ち一つが取り返しのつかないものなんだよ」

 

 

「しかし我としては双子を殺すには惜しいと思う、故に…」

 

 

「………………」

 

まぁ、あかねの件も未遂で終わったし殺すまではやり過ぎかな?同胞の頼みを無碍にするのは俺の流儀に反するのだが

 

 

「次は無い」

 

 

「「ほっ……」」

 

 

「忘れるな、逢魔の同胞に同じ真似をしたら例外なく処理する、あとギフが面倒見ろ」

 

 

「御意」

 

 

「「!!!」」

 

 

子供相手に容赦ない威圧ではあるが下手したら殺されると恐怖するには相応だった

 

 

 

「じゃあ、かいさーん」

 

 

とだけ言って各々が持ち場に戻ったのだが

 

 

 

メフィスとフェレスの脳内では

 

 

ハルト→怪人だし、悪魔だし、神の力も使える。しかも自分達以上に性格ぶっ飛んでる。何コイツホントに元人間?下手したら自分達が死ぬ。後、美味しいご飯食べれなくなるの嫌。

 

伴侶達→人間じゃない人もいるけど、ホントに人間?実は人間に擬態した何かじゃないの?喧嘩を打ったら魔王が出て来る。絶対に機嫌を損ねない様にしないと。

 

逢魔の住民→基本人外しかいない。しかも一般でもヤバい能力持ちいる。勝てはするだろうけどそもそも戦うつもりもない。魔王に殺される。

 

逢魔と協力関係のある者達→1つ上とほぼ同じ。

 

ナツキ→全く壊れない面白いおもちゃ。どうやったら壊せるかな?

 

 

という階層社会が形成されたのであった

 

 

「いや俺の扱い!!」

 

 

ナツキの叫びなど知った事ではない

 

 

あかねはアレからアゲーラに護身術を習っているらしい

 

 

「うーむ」

 

 

「どうされましたか主?」

 

 

「カレン……あ、そう言えばカレン達は双子から ボクと契約して魔法少女になってよ!とか契約迫られなかったか?」

 

 

「魔法少女になってとは言われてませんが何故か私達の前では顔面蒼白になるのは何故です?」

 

 

「あかねと契約交わす事で、よからぬ企みを企てていたからヤキ入れてきた」

 

 

「それでですか…いやそれ以上に何かお悩みの様子」

 

 

「あぁ…あかねが護身術を学びたい言ったのは……それは俺が弱くて頼りないからじゃないかなと思ってな」

 

『相棒、あかねの話聞いてた?一緒に戦いたい言ってたよ?』

 

 

「俺にもっと力があれば…」

 

『力が欲しいか?』

 

『なんとベタな…』

 

 

「っ!欲しい!力が欲しい!!」

 

 

『そうか…頑張れ』

 

 

「いや力を寄越せよ!」

 

『戯けえ!他人から貰った力が自分の役に立つかぁ!いつだって力とは自己鍛錬の末に手に入るものだろうがよい!』

 

 

「アナザー響鬼!お前滅茶苦茶良い事言うな!」

 

『おう!』

 

『というより電王のアルマジロイマジン回を見せれば説得出来なかったか?』

 

 

 

「っしゃあ!そうと決まればグルメ界で鍛錬するぞぉ!」

 

 

「その前に私達と話をしてからだな」

 

 

「ち、千冬……束…真耶…」

 

 

「ハルト、貴様…何をしていたか話して貰おうか…」

 

「聞いたけど双子の悪魔と仲良くしてたらしいじゃん…」

 

 

「ハルトさん?」

 

 

あの真耶までこうなるとは……うむ

 

 

「……………アイサー!」

 

 

涙目で敬礼するしかなかったのである、そして説教を終えた時に

 

 

「なぁ千冬」

 

 

「どうした?」

 

 

「いや武道って何だろうって」

 

 

「哲学か?そうだな心身の鍛錬云々というのが聞きたい訳ではないな」

 

 

「うん!」

 

 

「お前も何か初めれば分かる」

 

 

「そうか……ちょっと八極拳の使い手に弟子入りしてくる」

 

 

「すまなかった、お前が武術を覚えたら色々と手に負えないから少し待て」

 

人それぞれに答えがあると言う事なのだろう

千冬の言葉はハルトに届いていたのである

 

 

「………あかね」

 

 

「何?」

 

 

「あかねが契約したいなら無銘剣でも闇黒剣とでも契約して良いよ」

 

 

「え?」

 

 

「その代わり、ちゃんと使いこなしてあげてね」

 

 

「……うん!じゃあ……これ!」

 

 

そう、あかねが選び掴んだのは……

 

 

 

さて学園でも色んな行事で盛り上がっているが

どうやら 学園でも新しい行事が始まるらしい

 

 

 

名前は若獅子トーナメント

 

 





予告

新たな武道の大会 武神との戦いには興味はないが強い相手との戦いはいつだって心が躍るもの、しかし!

「「ハルト、オレ/私と組むよね?」」

新たなトラブルがやってくる!

次回 若獅子トーナメント お楽しみに!



オマケ短編

トラットリア魔王

俺の名前は野田ナツキ


「ハルト、お願いします!俺に料理教えてください!!」


「お前は前にコロッケ教えたろ!!今度は何だよ!片腕か魂か!それなら貰ってもらえよ!」


死にたくない余り、魔王に料理を教えてもらいたい、ごく普通の青年だ


「お願いだよハルトぉ!前から牢屋敷の子達がハルトのご飯食べたいって言っているんだぁ!マーゴちゃんとかまた食べたい言ってるし、ならお前が忙しいなら俺が作るしかないじゃないかぁ!!」


「それを先に言え、ダボ」


「え?」


「三島、予定を変更だ先に飯にするぞ」

スーツを脱いで久しぶりの料理用の服に袖を通す


「よろしいのですか先生?」


「構わねぇ、腹減った奴には食わせるのが俺の流儀だしマーゴ達が腹減ってんなら作らねぇとな」


「では私の分もお願いします」


「おう」


「俺の分もお願いします」


「テメェはその辺の川の石でも食べてろ」


「俺はグラニュートじゃねぇよ!」


そして厨房に入ると冷蔵庫を開ける


「えーと……オリーブオイルにチーズに黒胡椒…シーフードミックス……にんにく…玉ねぎとミニトマトとベーコン……パスタと米はあるな……んじゃアレにするか」

『食材豊富だな!』


「当たり前だ、俺はいついかなる時でも冷蔵庫の食材は切らさないって決めてるんや」

『おぉ…』


そう言うと最初にミニトマトにベーコンを巻き串打ちして焼く、最後に黒胡椒をかけてと


「最初は簡単にミニトマトのベーコン巻きだ」


「おぉ!いただきます!!」


ナツキは出来立てを頬張る


「あ、熱したミニトマトの中が滅茶苦茶熱いから気をつけ「熱ううう!!」ほら言わんこっちゃねぇ」


「うぅ…舌火傷したぁ」


「ほれ氷水」


「………これ、お酒が欲しくなりますね」


「子供用なら黒胡椒無しでもOKだ」


「ほぉほぉ」


「んじゃ次はカチョエペペな」


「何それ?」


「チーズと黒胡椒だけで作るパスタの事だよ、因みに卵とベーコンを加えるとカルボナーラになる」


「それならカルボナーラ教えてよ!」


「初心者のテメェに出来るかぁ!混ぜるの失敗して卵液が固まったスクランブルエッグになる未来しか見えねえんだよ」


「えぇ!」


そしてオリーブオイルを入れたスキレットにニンニクや下処理した海鮮、キノコを入れて煮込むと


「そんでコレがエビとキノコのアヒージョな」


「おお!ってアヒージョ?」


「おしゃれだろ?オリーブオイルに海鮮とニンニクがあれば出来る」


「お、おう……って今日はイタリアンな感じだな」


「マイスの影響で最近はチーズ作りにハマって気づくと…イタリアンばっかになってんだわ」


「わーお」


「作り方は覚えたな」


「あ、ありがとう!」


「んじゃ三島、賄いだ」


「感謝します先生、いただきます」


「気にするな、アヒージョ用のバケットも用意してやるから待ってな」


「あれぇ!俺のは!!」


「テメェは自分で作れ」


「あっちの置いてるのは違うの!」


「アレはコッソリ覗いてる、チビ達の分だ」


と扉を開けると


「いてて…」

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」

「やぁハルト、いい匂いがしてね」

「お腹すいた!」


そこには前回もコッソリ覗いてた、黄金妖精四人組がいたのである、彼女達の目線まで屈み魔王とは思えない程の朗らかな笑顔で


「よぉティアット、ラキシュ、パニバル、コロン!来ると思って用意したから食べてけよ、まだ食べれるなら冷蔵庫にデザートにはジェラートかティラミスあるから好きなの選びな」


わーい!!と喜び食事を楽しむ面々にハルトは頷く


「やっぱり子供には美味しいものを沢山食べて欲しいよな」

『相棒……』


「ったく飯食べたいなら普通に来りゃ良いんだよ」


「先生も忙しいので遠慮しているのでは?」


「アホか!俺が一番遠慮なんてしてねぇんだ食べたいなら遠慮せずに言えよ!作ってやるから!」

*この好青年は前日、ナツキを玩具として遊んで壊そうと双子悪魔と談笑していた鬼畜外道と同一人物です


「さてと」


「何だ、まだ作るのか?」


「ん?チーズリゾット」


「は?」


「まずはオリーブオイルとみじん切りした玉ねぎとバターを一欠片入れて無洗米をそのまま入れて焦げないように炒め混ぜる、んで米の色が変わったら白ワインを入れると」

「白ワインって…本格的だな」

「酒豪諸島産のワインだから質はかなり良いぞ」


「お前また行ったの?」


「食材調達だ、彼処にはお酒以外にもお酢とか色んなものが取れるんだよ」


「一回行くと二、三日帰ってこない時があるよな」


「アレはお酒の味見で滞在してんだ」


「酔い潰れるだけだろうが!!」


「うるせえ!俺じゃなきゃ二日酔いじゃなくて一生酔いで帰れない場所だぞ!」


「彼処そんな危険な場所だったのかよ!!」


「ハルト先生が本国の食事を作っていたのですよね」


「前まではな、今じゃ教えてた奴等が料理学校開いて皆に教えてるしビリオンバードだってちゃんとした工場で適切に処理出来てるから俺が厨房に出張らなくて良くなったのは……喜んで良いのか悲しんで良いのか……」


「今じゃ先生の料理は特別な日か魔王直参幹部にでもならない限りは食べられませんからね」


「俺も作りたいんだけどなぁ…」


「(そりゃ部下の出世したい理由 第3位にハルトの作る飯が食べたいから がランクインする訳だ)」


「話戻すぞ別で用意したブイヨン、コンソメスープをお玉二杯分入れる、汁気が無くなった弱火で少し放置して、熱々にしたスープを入れて炊き込む感じ、この時に鍋はかき混ぜすぎない事!糊気が出るし底が焦げないようにヘラで擦る程度でOKな」


「懐かしいですね、ブイヨン…以前先生と二人で食事をした日…手作りブイヨンを作ると言ってブイヨンを煮込んだ数時間二人きり…色々とメンタルが鍛えられました」


「癒されたんちゃんかい」

『ハルトが関西弁になった!』



「んで米が良い感じのアルデンテになったら火から外してチーズとバターを入れてさっと混ぜて、塩をちょっと入れて仕上げに黒胡椒入れれば完成な」


「びゃああ!すげえええ!!」


「こんなの普通だろ?」


「お前の普通はおかしいんだよ!」


「あ?」


「一人で食品加工工場みたいなスペックしやがって!!」


「今回…そんなに変な事したか?」

『いや今回は怪人の力とか使ってないぞ?』


「だよな、よし新入りの双子に食べさせるかな……あ、チーズとか大丈夫か聞くのが先か?」

取り敢えず試しに皆に振る舞った後 牢屋敷で料理を振る舞うのであった






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