「さて、今日はどこに行きましょうか」
「どこにするー?」
「どこにしよう?」
観光雑誌を開いた奈々の両脇から桜と綱吉が覗き込む。
時間が経つのは早いもので、電車やバスを乗り継ぎ色々な場所へ巡り、気づけば最終日の3日目になっていた。
1日目、ホテルに到着後はディアナの提案で、宿泊地のローマを中心とした周辺を探索した記憶が真新しい。
世界最大級とされるバチカン美術館、憩いの場として知られるナヴォーナ広場、名作映画でのワンシーンで有名なスペイン広場など──。
「色んなところ行って楽しかったわねぇ~」
「わたし、あの泉がよかったなぁ」
瞼を閉じると、桜の脳裏には透き通ったトレヴィの泉が蘇る。
涼し気な水音と多くの観光客で賑わうそのスポットでは、後ろを向いて肩越しにコインを1枚投げるといつか必ずまたローマに戻れるという言い伝えがあるそうだ。
「あれも懐かしいわねぇ、あんまりそういうのに興味なさそうなさくちゃんがやりたいって言い出して……ママちょっとびっくりしちゃったわ」
「えへへ……」
照れくさそうに笑う桜はちらりと手元の雑誌に目を落とした。
実はこっそりと観光雑誌を読破しており、その中に載っていたトレヴィの泉の言い伝えで密かに願掛けをしたのだ。
コインを1枚投げた場合はいつか必ずまたローマに戻れる、しかし投げる枚数が2枚の場合は"大切な人とずっと一緒にいられる"という意味もあるのだとか。
前世ではあまり言い伝えやジンクスなど非科学的な類いは信じないタイプの桜だったが、記憶を持ったまま見知った世界に転生するという異質な体験をした上に、ここ最近になり予想外のことが起きたため藁にもすがる思いで願掛けに頼ったのだ。
「昨日のナポリ観光も楽しかったわね!下町だからか、町の人達も温かいし、ご飯も美味しかったわ~」
「さすがパパのおすすめだったね!」
2日目は家光の提案により、おすすめのレストランに行く目的で当初の予定であったベネチアからナポリ観光に変更となった。
───***───
電車で約1時間ほど揺られ、降り立った桜たちの目に入ったのは息を飲むほどに青く美しいティレニア海が広がっていた。
「まぁ……綺麗ね~」
「すご~い……」
うっとりと海を眺める3人を見て家光は満足そうに目を細める。
「すごいだろ?ベネチアもなかなかだがナポリだって引けないくらいイチオシだからな!なんてったって、イタリアには"ナポリを見てから死ね"ってことわざがあるくらいだ」
「本当ね。これは1回見ておかないともったいないわ」
「おねーさんのめのいろににてるね!」
傍に立つディアナの顔を見上げた綱吉にやや気恥しそうに笑うディアナ。
「そうですか?ありがとうございます」
海からほのかに漂う潮の香りを全身に浴び一呼吸すると、家光は手招きしながら背を向けた。
「そろそろ腹減っただろ?知り合いの店が近くにあるからそこに行こう」
「そうね!さくちゃんとツナもお腹空いたでしょ?どんなのが食べたい?」
「わたしパスタ!」
「ぼくハンバーグたべたい!」
「は、ハンバーグ?それはあるかしら……」
イタリアだしね、と苦笑いする奈々に傍らで聞いていた家光は豪快に笑う。
「大丈夫さ!馴染みの店だからな、頼めばきっと作ってくれるぞ」
最寄りのバス停からバスに乗り込み10分ほど経つと、"カフェ・ベルトリーノ"という看板を掲げたオシャレなカフェに到着した。
「ここは親父さんとその一人息子が2人で切り盛りしててな。日本人の口にも合うくらい美味いんだ」
木製でナチュラルに作られたA型看板には手描きのイラスト付きでパスタやピザなどのメニューが書かれている。
コロンコロンとドアチャイムを鳴らしながら入ると、お昼のピーク時も過ぎているというのに席のほとんどが客で埋まっていた。
「お、カウンター近くのテーブルがちょうど空いてるな!あそこ座るか」
「ん?家光じゃねえか!なぁおい!久しぶりだなぁ!」
テーブル席に座ろうと近寄ると、カウンター内でコップを磨いていた髭面の男がこちらに気づいたようで大声を張り上げる。
「親父ぃ!久しぶりじゃねえか!息子は元気か?」
「シルヴィオか?あいつもまあまあやってるよ。今買い出しに行ってるがそろそろ帰ってくるんじゃねえかな」
仲良さげに会話する店主と家光に奈々達4人がポカンとした顔をしていた。
「パパ、その人イタリアの方よね?」
「にほんごだ~」
流暢に交わされるその会話はイタリア語かと思いきや、よく聞き慣れた日本語だったのだ。
「あー、イタリア人ではあるんだがな、息子の嫁が親日家で2人してよく日本に行くんだと」
「それで日本語がお上手なのね!」
挨拶を、と思ったのかカウンターから店主が軽く頭を下げながら出てくる。
「家光の嫁さんか!いやぁびっくりしたよな、オレもこんなジャッポーネに嵌るとは思わなくてよぅ」
「なんだかんだ父さんも日本が好きになったよな」
突如割り込んできた第三者の声に一同が振り向くとそこには高校生ほどの男性が顔を赤らめながら立っていた。
「おう帰ったな。買い出しは済んだか?」
「あぁ、ちゃんと買ってきたよ。……それと!家光さん!」
「おぅなんだシルヴィオ」
シルヴィオ、と呼ばれた男性がそっぽを向きつつ絞り出すように声を出す。
「あの、ノエルはまだ嫁じゃねえんで、一応」
「はぁ?おめーまぁだプロポーズしてねえのかよ!イタリアは18歳からだろ?」
「それはそうですけど……まだ経済的にも自立してないし、あいつにはちゃんと幸せになってほしいから20歳までにはどうにかするって決めてるんすよ」
「相変わらずしっかりしてんなぁ……まあ頑張れよ!」
はいはい、と手をひらひら振ってシルヴィオは買い物袋を片手に奥階段へと姿を消した。
「さて、そんじゃメニュー頼むとするか」
「おぅよ!なんでも作るから言ってくれ!何ならハンバーグとかもいいぞ!!」
ガハハハと高笑いする店主のセリフに桜がくすりと笑みを浮かべる。
「パパのいったとおりだね、ほんとにハンバーグつくってくれるんだ」
「やったぁ!ハンバーグたべたい!」
興奮気味にはしゃぐ綱吉を奈々がなだめつつ、各々は食べたい品を注文しその日の昼ごはんを満足げに味わった。
その後食事を終えた5人は店主も交えひとしきり談笑すると、一行は店を後にし探索へと歩を進めた。
「あとはどこ回れるかしら?」
「そうだな、ここから行ける距離だとポンペイ遺跡なんかいいんじゃないか?」
「いいわね!そこにしましょうか。さくちゃんとツナは大丈夫?まだ歩けそう?」
奈々が心配そうに見下ろすが、綱吉はうとうとと船を漕ぎ眠たげのようだ。
「わたしはへいきだけど、つなはどうだろう」
「メシ食った後だもんな!オレが抱っこしてやるから、ほらおいで」
両手を広げた家光にとてとてと歩み寄った綱吉がすぐさま腕に抱かれた。
涼しい潮風と温かい腕に包まれ寝落ちした綱吉に奈々がふふと笑いながら頭を撫でる。
「いっぱい歩いたものねぇ、仕方ないわ」
さぁ行くか、と歩き出したところでふいにディアナのポケットから着信音が鳴り響いた。
「すみません、ちょっと電話が……」
「仕事か。先に歩いてるから終わったら追いついてくれ」
「ありがとうございます」
ぺこりと頭を下げ、進行方向とは逆の方へ小走りで去るディアナの背を見つめ桜はまたも首をかしげた。
一瞬だけ変わった家光の様子からしておそらくマフィア絡みだとは察しつつ、反対のディアナはうっすら冷たい雰囲気が出ていたのだ。
その冷ややかな空気に、以前のクリスマス前のことを思い出した桜は気の所為だと思いつつも警戒心を募らせる。
「(やっぱりまだ気をつけた方がいいのかな……もう2日目だけど今のところ何もないし、あんまり敵視するのも失礼だよな~)」
遠ざかる横顔をちらりと見つめ、静かにため息をつきつつも桜はそのまま不安を振り切るように前を向いた。
───***───
「あの後、遺跡に着く頃にはツナもすっかり目覚めてはしゃぎ回ってたわね」
「でもガイコツのひとみて泣いてたもんね」
「だって~……すごいこわかったんだもん」
遺跡を巡るうち、石膏で忠実に再現された石像の遺体を見て綱吉は直前のテンションもどこへやら、あっという間に涙目になっていた。
「(まあ石像とはいえ結構リアリティあったもんなぁ……)」
中身が既に大人の桜でさえ、石像が再現するその苦悶の表情に少々びっくりしたほどだ。
リアルな4歳児からしてみれば多少なりともショックではあるだろう。
「つぎいくとこ、もうないよね」
「だいじょうぶだよつな、もうないからあんしんして」
やや涙目になる綱吉にすぐさま察した桜が素早くフォローに入った。
「どうしたの?ツナは何に不安になったのかしら」
「きのうみた、いしのにんぎょうでしょ。ふえぇ[D:12316]ってないてたし」
「そんなにアレが怖かったのか!可愛いな~ツナ!」
豪快に笑いながらわしゃわしゃと頭を撫でる家光に綱吉はだってぇ~と小さく呟く。
「泣かなかったけどさくちゃんもちょっとびっくりしてたものね。中身が無くなって石膏になったとはいえ元々はご遺体だったんだもの、仕方ないわ」
奈々の台詞に昨日見た映像が蘇ったのか、綱吉は隣の桜にぴったりと身を寄せた。
「しっかし、そうなるとあとはどこ行くかな」
「そうね~、飛行機の時間考えたらあんまり遠くまで行けないものねぇ」
それならいっそお土産でも、と思いついた桜の思考を遮るように壁際のディアナが手を控えめに上げる。
「あの、それでしたらエウルに行かれてはいかがでしょう?今の時期なら桜並木が見頃かと思いますが」
「エウルか!そりゃいいな!」
エウルの桜といえば、イタリアに発つ前に観光雑誌で見た"日本の散歩道"と呼ばれる有名な観光スポットである。
「ここにも地下鉄で20分って書いてあるし、確かに最終日の探索にはちょうどいいわね!」
付箋まで貼っておいた以前も見たページを見返し奈々も満足げに頷く。
「はやくいこ!」
前世から好きだった桜の木が見られることに思わず気分が高まる桜。
「あらあら、珍しいわねぇ」
袖を引っ張るほど急かす娘につられて行く奈々に、家光は綱吉に満面の笑みで向き直った。
「じゃあツナはパパが抱っこしようか!」
「いい。ママ、さく、まって~」
奈々と桜が2人仲良く先に出たことに嫉妬でもしたのか、綱吉は家光のお迎え待機姿勢を非情にもスルーして部屋を出ていく。
行き場を失った自身の両腕を呆然と見つめ、一部始終を眺めていたディアナをちらりと見やる。
「……反抗期じゃないんですか」
何のフォローにもならない一言を投げかけディアナも部屋を出ると家光はその背中を恨めしそうに一瞥した。
「お前もそういうこと言うんだな……パパはショックだぞ」
──……
───………
────…………
「つな、はなびらついてるよ」
「ん」
ひらひらと舞い散る桜並木の中、桜は隣に並ぶ兄の頭に触れる。
「綺麗ねぇ~……」
「そうだな。日本もところどころ咲いてるが、ここまで桜が揃ってるところはなかなか見かけないな」
エウル湖を囲むようにずらりと植えられた桜の木は満開の花を咲かせ優雅に舞っている。
幻想的とも言えるその景色にうっとりと目を細め、ほのかに漂う桜のかぐわしい香りと風に揺られた。
イタリアでも日本と同じようにお花見をするのだろうか。
老夫婦や若いカップルもそこかしこでお弁当を広げ舌鼓を打っている。
「こういうところ、日本とほんと変わらないわね」
日本から離れてまだ3日しか経っていないが、異国の地で見慣れた同じ風景に奈々は懐かしむように目を閉じる。
「やっぱり綺麗なものには人種関係なく心惹かれるんだろうな!」
楽しそうに食事を楽しむ人達に触発されたのか、綱吉が奈々の袖をくい、と引っ張った。
「ねえ、のどかわいた~。なんかなーい?」
「喉乾いたの?ちょっと待っててね、確か麦茶を持ってきたはずだから……」
子供達用にと色々な物を入れたリュックをゴソゴソと漁る奈々だったが、しばらくして困ったように声を上げた。
「あらぁ……?入れてきたと思ったのに、2人の飲み物がないわ」
「もしかして間違えてスーツケースに入れたんじゃないか?部屋に戻ったらすぐチェックアウトできるようにって急ぎめに帰り支度したからな」
「そうかもしれないわね。それならちょっと自販機探して買ってくるわ」
リュックの口を締め背負い直すと奈々は肩掛けカバンの中の財布をチェックし始める。
「1人でか?それはさすがに危ないだろう。オレも行く」
「でもディアナさんに子供2人も任せるのもどうかしら」
昼間で人通りも多いとはいえ、ローマは日本ほど治安は良くない。
奈々を1人にしても子供2人を任せるのもリスクが残る。
そんなことを心配してか疑問の声を上げる奈々にディアナは軽く首を振った。
「ご心配には及びませんよ。これでも護身術を心得ておりますし、この辺なら何かあるとしてもスリ程度です。この子達は私が面倒見るのでおふたりでどうぞ」
「そう?そこまで言うなら……なるべくすぐ戻るけどその間頼むわね」
「はい、行ってらっしゃいませ」
心配そうな顔をしつつも、奈々は家光と連れ立って湖向こう側の橋へと渡って行った。
「さぁ、私たちはのんびり歩いてましょうか。……おや、どうされました?」
遠ざかる2人の背中を不安げに見送る桜の様子に気づいたのかディアナが不思議そうに首をかしげる。
「やはりご両親がいなくなると不安ですか?」
「ううん、だいじょうぶだよ」
「そうですか、それは良かった」
意味深な台詞に桜が思わず見上げると、彼女は赤いルージュをひいたその唇を不気味にゆがめて薄らと笑みを浮かべていた。
背筋を冷や汗が伝う空気を感じたのも一瞬、ディアナは再びいつもの柔らかい雰囲気に変わり、たった今起きたことが嘘のように明るい声に戻っている。
「なんでもありませんよ?ほら、綱吉さんが先に行っちゃってますよ」
「えっ!?」
謎の空気に圧され固まっている間に、綱吉は興味の赴くまま湖のほとりまで歩いていた。
「もう、つなってば……なにしてるのー!?」
追いかける桜の背中を一瞥するとディアナは何かを探すようにポケットの中をまさぐる。
一方、綱吉は何かを見つけたのか散歩道から少しばかり外れた湖のほとりで1人ぽつんと立っていた。
「はやくはやく~!」
「まってよ~!もう、ひとりでかってにいっちゃだめでしょ」
「さくみて!しろいとりいた!」
キラキラと太陽の光を反射する湖には2羽の白鳥が優雅にゆったりと泳いでいた。
「かわいい~!」
先ほどのこともすぐに忘れ、桜はうっとりと白鳥に見とれる。
「さく、あそこにボートがあるよ」
「ほんとだ……なんだろうね?」
10メートル先の方には誰かの物なのか、大半をカバーで覆われたエンジンボートが一艘浮かんでいた。
遊覧船みたいに使うのだろうか、などと考えるうち桜は周りが何となく暗いことに気づく。
上を見上げるとついさっきまで晴れていた空には薄く濁ったような色の雲が太陽を隠していた。
もうそろそろ奈々と家光が戻ってくる頃だろう。
そう考えた桜は、早くも飽きたのか傍を離れた綱吉を探すため視線をさ迷わせた。
「つなー?そろそろ……えっ」
斜め後ろから抱きつくように出てきた綱吉を視認すると同時に、辺りには怪しげな男達が自分達を囲んでいた。
「さく……なにこれぇ……」
「(まずい……こんなの並盛での買い物の比じゃない)」
初めて2人で買い物に行った帰りの出来事を思い出すが、あの時は小学生ほどの少年2人だけだ。
対して今自分たちを囲むのは、子供では到底かなわない大の男が10人ほど。
窮地に追い込まれた桜は先ほど見送った際のディアナを思い出した。
「(そもそもあの人は何やってるの?護身術があるからってパパとママを行かせたのに……!)」
周りを警戒しつつディアナの姿を探すと、やや離れた先の坂を上がった散歩道で佇んでこちらを見ている。
一体何を、と思った矢先、ディアナは耳元に当てた電話でひと言唇を動かした。
冷えきったようなその目に気を取られたその一瞬を突かれ、桜と綱吉はあっという間に男達によって組み伏せられてしまう。
「痛った!なにするの!?」
気丈に振る舞うも、隣の綱吉は既に泣き始めており1人がうざったそうに舌打ちをした。
「うるせえガキだな」
バチッと音がした直後うめき声と共に、スタンガンで眠らされた目の前の綱吉に桜の怒りが頂点に達する。
塞がれた両手にほのかな温かみを感じたと同時に、重みをかけて取り囲んでいた男達が危険を察知したのか瞬時に飛び退いた。
「おまえら……!よくも私の兄を傷つけたな!」
「お前、死ぬ気の炎を!?」
ミッドナイトブルーの炎を右手にゆらめかせ、片腕に綱吉を抱えると桜は威嚇するように睨みつけた。
「(守らなきゃ!私が!)」
その思いに呼応するように服の内側に仕舞われたネックレスがじんわりと熱くなる。
まだほんの小さな子供が死ぬ気の炎を出せば怯むだろう、と桜は思っていたのだ。
しかしその予想に反し、リーダーらしき服装の違う男がくつくつと笑い声を上げた。
「素晴らしい!まだ見ぬ色の炎があるとは……!」
「おまえ、何を言って……?」
意味の分からない発言をする男に眉をひそめると、男は高らかに命令を下す。
「お前ら!ボンゴレ10代目なぞどうでもいい!こいつを連れていけ!」
「("ボンゴレ、10代目"……!?)」
その単語に呆気に取られるうち、男達は桜の両手に灯る炎をものともせず一斉に襲いかかった。
瞬く間に片腕の綱吉を引き剥がされ必死に手を伸ばすも、後頭部に走る衝撃に桜の視界は一瞬で暗転へと落ちてしまう。
「やはり炎は消えてしまったか……まあいい、お前らすぐにズラかるぞ!」
麻袋に桜を乱暴に押し入れると、男達はすぐそばの湖に停泊させていたエンジンボートに乗り込み数分と経たずその場から姿を消した。
斯くして、桜は並盛に戻ることなく遠い異国のイタリアから消息を絶つこととなったのだった。
___to be continued.
*後書き*
予約の投稿だけして忘れてたので追記のお知らせです。
プロフィール情報にも書きましたが、Twitterで創作垢を始めました。
浮上率は低めですが進捗情報や小ネタ裏話、あと夢創作オンラインイベントのジュゲムにも参加してみたいのでぷらいべったーを使った短編など上げられたらと予定しています。