大空の影になりたい夜の子の話   作:雪の細道

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17:邂逅、交わる道

四月──。

 

初春の暖かな温もりに包まれる季節が再び巡る。

 

そんなうららかなある日の午後、桜はちょっとした窮地に立たされていた。

 

目の前で自身を睨みつけるその人に、桜は今世で二度目くらいの死亡フラグを感じつつ生まれたての小鹿のように身を震わせた。

 

(「なんでこんなことに……」)

 

それは遡ること数時間前のことだ。

 

 

──……

───…………

 

 

「──……そこまで!」

 

「はぁ……」

 

ストップウォッチを止める音と共に桜の小さなため息が漏れる。

 

リハビリと並行した修行は順調に進み、桜は覚えたばかりの拳銃を時間制限で組み立てていた。

 

「十分でこれほどとは物覚えがいいな」

 

最後まで完成していないそれを家光は満足げに笑みを浮かべる。

 

「でも十分でこれだけ。目標は一分以内……それも目隠しもした状態で、でしょ?」

 

一方で自分の理想値に届かない現実を桜は歯がゆく思っていた。

 

「そうだ。これが敵地のど真ん中なら奴さんは呑気に待っててはくれん。いかに素早く、どんな状況であっても窮地を突破する方法は身につけて損は無い」

 

「それを説明しながら速攻で組み立てちゃうパパさすがだね……」

 

目にも留まらぬ速さで完成されていく拳銃を前に、桜は先程とは違う感嘆のため息を漏らす。

 

「ところで、今日は風邪をひいた桜の先生の代わりとして来たわけだが……」

 

「?うん」

 

やや訝しげな表情を浮かべる家光に桜は小首をかしげる。

 

「久しぶりに会って気づいたが、桜、お前髪の色ちょっと変わってないか?」

 

綱吉に似てふわふわと重力に反した髪の毛は、同じく綱吉に似てハニーブラウンの色合いをしていた。

 

しかしここ数週間をかけて、そのハニーブラウンの髪の毛は徐々に暗い色へと変化を遂げていた。

 

「そうなんだよね……私も気づいたらいつの間にか黒っぽくなってきてプリンみたいになってるの」

 

「なんだか心配だなぁ……実験の影響かもしれないし、とりあえず九代目に頼んで検査してもらおう」

 

「えっ!?いやいいよ!髪の色変わってるだけで別に痛いとかじゃないし!」

 

ぶんぶんと両手を振る桜に家光はしかめっ面で見つめる。

 

「…………」

 

「う……あーもう分かったよ!心配してくれてるんだよね、ちゃんとやるからそんな顔しないで」

 

無言の圧力に耐えかね、降参した桜は嬉しそうな家光に抱っこされて医務室へと向かうのだった。

 

 

───***───

 

 

「はぁ……パパってば本当に心配性なんだから」

 

以前より簡素なものになったとはいえ、桜個人としてはやや面倒な検査を終えて疲れたようにベッドに座った。

 

家光としては可愛い娘を思うが故の行動だろう。

 

そして実験により変わってしまった我が子へ親としてできるのは、ボンゴレの持つ医療サポートと体調面への心配くらいなのだ。

 

もちろんメンタル的なケアも気遣ってくれていることに桜は気づいている。

 

「それにしてもちょっと心配しすぎなような……」

 

本来ならば沢田家にいるはずのない人間であるがゆえに、桜は申し訳ないような気持ちの反面、少しばかり気恥ずかしい気持ちも抱いていた。

 

「まあ、このボンゴレの中にいればそれ以上の心配をかけることもないよね。めちゃめちゃヤバい人がいたら話は別だけど……」

 

ボンゴレという安全地帯の中ならば家光に過度な心配をかけさせてしまうこともないだろうと、桜は半ば安心したように昼寝に勤しむのだった。

 

まさかそれが、数時間後に家光をまたもや心配させる火種になろうとは思いもせず──。

 

 

…………

……...

 

 

「ん……いま何時だ……?」

 

十五分ほど眠っただけと思っていた桜は、壁にかかった時計を見つめしばし固まる。

 

検査が急遽入ったとはいえ、午後からは別のスケジュールが組み込まれていた。

 

予定の時刻は14:00からだ。

 

しかし桜の見つめる時計は14:10を指している。

 

「えっ……遅刻!!?」

 

慌てて飛び起き部屋を出ると桜は脳内でアジト内の最短ルートを組み立て、一刻も早く目的の部屋へと辿り着くべく足を早めた。

 

「まさかこんな昼寝しちゃうなんて……!」

 

階段を端折って手すりからそのまま飛び降りると、そのまま駆け足で目の前の丁字の通路まで差し迫った。

 

あとはそこを左に曲がればすぐ──といったところで、桜は急ぐあまり左右の確認もせずに飛び出してしまう。

 

ドンッ

 

「あびゃっ」

 

曲がり角で誰かとぶつかるという少女漫画的な展開に一瞬惚けるものの、桜はすぐさま立ち上がった。

 

「あたた……ごめん、じゃないな、Scusa.(すみません)」

 

軽く打ち付けた顔面をさすりつつ咄嗟に謝るが、目の前に立つ人物はうんともすんとも言わない。

 

"イタリア語間違えたかな?"と思いつつ訝しむ桜が見上げると、そこには前世で何度もよく見た赤い瞳の男が立っていた。

 

「なんだてめぇ」

 

「(あれ?もしかしてこれ死亡フラグ??)」

 

 

───…………

──……

 

そして今に至り、桜は原作でもトップレベルの強さを誇るそのキャラに見下ろされていた。

 

「なんでこんなところにガキがいやがる」

 

獣のような低い唸り声でぶっきらぼうに放たれた台詞に、その姿に見惚れつつも静かに死期を悟る。

 

「(おわ~……リアル生ザンザス様だ……じゃないわ、めちゃくちゃ死亡フラグだよこれ……そして怖い)」

 

うっかりチビりそうになるのをぐっと堪え、桜はセルフツッコミをしつつこの先の展開に心の中で静かに祈った。

 

周りの人間を全て殺さんと言わんばかりに憎むこの男から無事に生きて目的地に行けるのだろうか、と。

 

そんな桜の様子に興味が湧いたのか、ザンザスは桜の首根っこをつまみ上げた。

 

「オレを見て泣かねえガキは初めてだ、肝が座ってるじゃねえか」

 

フッと笑みを見せるザンザスに桜はあれ?と疑念を抱く。

 

「(夢小説とかでよくある"おもしれー女"認定されたのかな?でもなんかイメージと違うような……?)」

 

桜が知る限りでは、ザンザスは自らの出生にまつわる秘密を知り、ゆりかご事件というボンゴレ史上最大のクーデターをもたらすほどに激昂、九代目に反逆を起こしてしまう。

 

その憎悪と怒りは原作の中でもはっきり描かれている。

 

しかし桜の目の前に立つその男は眼力こそ鋭いものの、とてもあの憤怒を体現したかのような雰囲気は感じられない。

 

「(もしかして……まだ秘密を知る前?)」

 

己が九代目の後継者なのだと思い込んでいれば、この漂う余裕さも納得できる。

 

何も言わず黙り込むその少女を肯定的に捉えたのか、ザンザスはおもむろにひょいと桜を抱きかかえた。

 

「えっ」

 

「あ?」

 

うっかり考え込みすぎたために、不意を突かれた桜が声をあげると有無を言わさない眼光が鋭く光る。

 

抱き上げられたことにより一層距離が近くなったことで桜の心臓は違う意味で早く打ち鳴らしていた。

 

「(やばいめっちゃ怖い!あーでもかっこいい!)」

 

人気投票でも上位にいたイケメンに浮かれるものの、しばらくして桜はふと我に返った。

 

自身を腕に抱えたこの男は一体どこへ向かってるのかと。

 

「あの……これどこに行くんですか?」

 

「オレの部屋だ」

 

聞き慣れない単語に桜はポカンと口を開ける。

 

この男は何と言ったか。

 

日本語の聞き間違いでなければ、"オレの部屋"とザンザスはそう口にしたのだ。

 

「(傲岸不遜なこの人が?なんで私を?)」

 

幸いなことに目的地まであとひと曲がりというところだったため、帰り道の心配をする必要はなさそうだったが、回避したと思われる死亡フラグがまた建ってしまったことに桜は静かに虚空を見つめた。

 

「(私、やっぱり生きて帰れるかな……)」

 

そしてそんな心配とは余所に、二人の後ろ姿を目撃した人間がいたことを桜は後に知ることとなる。

 

───***───

 

 

薄暗い部屋に、ハーバルスパイスのような刺激的で重厚感のある香りが漂う。

 

まだ夕方には程遠い時間であるにも関わらず、部屋のカーテンは全て閉め切られ、所々に備え付けられた間接照明だけが二人の姿をほのかに照らしていた。

 

「(あー、めっちゃ帰りたい……ていうか色々キツい)」

 

上質なソファーに座らされ、テーブルを挟んだ向かい側に座るザンザスに見つめられた桜は心の内で静かにため息をついた。

 

「おい」

 

「えっ、はい」

 

数分か、それとも数十分か。

 

時間の感覚が狂いそうなほどに続けられた沈黙を破り、ザンザスが桜に声をかける。

 

緊張で声が上擦りそうになるのを静かに抑えつつ桜が返事をすると、またもや数十秒ほどの沈黙で部屋が静まり返った。

 

「(なんなのもう……)」

 

「てめえ、ジジイが連れてきたガキか」

 

「……?そう、ですね」

 

唐突に投げかけられた質問に桜は不思議そうに答えた。

 

いまいち何を考えているのか掴めず、質問の意図も汲めないまま刻々と時は流れる。

 

重苦しい空気に少しずつ慣れてきた頃、ザンザスは再び口を開いた。

 

「……殺し屋になりたいそうだな」

 

「そうですけど……それは誰から……?」

 

思ってもみない問いかけに驚きつつ返すが、何かが神経に触ったのかザンザスは寝るような体勢に崩し荒々しく足をテーブルにかけた。

 

「チッ……日本人のクソガキが、簡単に殺し屋になれるとでも思ってんのか」

 

返された質問には答えず、不機嫌そうな声色で吐くように捨てられた台詞に桜は分かっていたことながら小さくため息を吐く。

 

確かに桜は安全の保障された平和な日本で育ち、裏社会とは全く無縁の環境で過ごしてきた。

 

クソガキと呼ばれた点においても、まだ五歳の甘えたい盛りの時期をそう指したのだろう。

 

最も、ザンザスから見れば歳の離れた子供など全てクソガキと吐き捨てそうではあるが。

 

殺し屋を目指すには不釣り合いで不似合いなその人生に、裏社会で生まれ育ったその男は到底無理なことだろうと容易に想像していた。

 

「そうですね。確かにそんな簡単に殺し屋になれるとは思っていません」

 

全てを捻じ伏さんとばかりに傲岸不遜でふてぶてしい態度のその男を真っ直ぐ見つめ、桜は静かに立ち上がった。

 

 

ザンザスが否定した言葉の意味は全て想像でしかない。

 

先ほどの台詞から察するに、おそらく九代目が誰かと話していたのをせいぜい小耳に挟んだ程度のものと思われる。

 

自身のこれまで痛みを伴った体験を知らないであろう目の前の男に、桜の心の内でふつふつと何かが静かに煮え滾る。

 

静かに目を閉じれば、脳裏にはハッキリとエストラーネオにいた頃の記憶が鮮やかに蘇る。

 

「殺し屋になるには、本当に死に物狂いで頑張らないといけないのは分かります。もしそれでどうしようもないくらい耐えられないことがあったとしても、私はそこから逃げるわけにはいきません。それだけの痛みと罰を背負っていますから」

 

「あぁ……?」

 

桜の噛みつくような反抗的な態度にザンザスは怒りを瞳に宿し首をもたげた。

 

気に食わない者は自らの手で捻じ伏せ、盾突く者にはその凄まじい力で息の根を止めてきた自身に、目の前の少女は臆することなく射抜くような瞳で見つめる。

 

「いい度胸じゃねえか、殺される覚悟があるみてえだな」

 

激情に赴くまま右手に憤怒の炎を宿し、威嚇するように桜の目の前につきつけるが──,

 

一瞬閉じ、スッと再び開いたその赤い獣の瞳に、ザンザスの右手がぴたりと寸前で止まる。

 

「殺される覚悟も殺す覚悟もきっと足りないでしょうが……私のこの身と心に打たれた楔はそれでも殺し屋には足りないでしょうか?」

 

貴方になら分かるでしょう?と告げる桜の、いびつに変化したその姿にザンザスはある程度の過程を悟った。

 

「それなら見せてもらおうじゃねえか。どこで音を上げるか楽しみだ」

 

ドカリと座り直し、目を閉じて満足気に口角を上げたザンザスに、桜は未だ冷めぬ仄かな怒りを冷静に塗り替えつつ見つめ返す。

 

「もちろんですよ。しっかり見ていてくださいね、お兄様」

 

「あ?」

 

挑発するように桜が紡いだ単語に驚いたようにザンザスが片目を開いた。

 

「てめえに兄なんぞと呼ばれたかねえよ。第一、その呼び方はうるせえのと被るからやめろ」

 

「”うるせえの”……?誰かいるんですか?」

 

ザンザスの返答に桜は思わず首をかしげる。

 

ボス、と呼び慕う人間ならば数人いたが、この男を兄と呼ぶ人間など原作にいただろうか。

 

考え込む桜をよそにザンザスが再び舌打ちをした。

 

「口にした途端に来やがったか、目ざとい野郎だ……おいクソガキ、こっち来い」

 

「え……?えっ、ちょ」

 

特定の人物を指すような物言いに桜が顔を上げると、返事をする間もなく首根っこを掴まれザンザスが座っていたソファーの後ろに降ろされる。

 

「殺されたくなきゃ物音立てるなよ。息も殺して気配を消せ」

 

ドスの利いた低い声と赤い双眸で見つめられ、桜はこくこくと頷く。

 

予想もしない展開に胸を高鳴らし空気のように固まっていると、ふいに扉をノックする音が響いた。

 

《お兄様、よろしいでしょうか》

 

《なんだ》

 

ザンザスの許可を受け重い扉を開けると、コツコツとパンプスの音を鳴らし立ち止まった。

 

靴の音と声からして女性と思われるが、お兄様と呼ぶその人物に心当たりもなく桜は耳をそばだてる。

 

《……?お兄様、今ここで誰かとお話されていましたか?》

 

《誰もいねえよ。てめえの気のせいだ》

 

《それは失礼しました。任務の報告書はお兄様の書斎に置いてありますので後ほど確認をお願いします》

 

イタリア語で交わされる会話に聞き取れない単語があるものの、おおよそのやり取りを修行で学んだコツで掴み桜は思案するように視線をずらした。

 

未だ姿も見えぬその人物の見当はつかないが、おそらくザンザスの部下と思われる女性にどこなく親近感を覚えたのだ。

 

「(なんかこの声、聞いたことあるようなないような……気のせいなのかな)」

 

凛としたよく通る声に頭をひねっている内、何度か交わされた会話は早くも終わりを告げる。

 

《これで報告は以上になります。次の任務は長期になりますので、その間お兄様もお身体に気をつけてください》

 

《うるせえな、余計な世話焼くんじゃねえ。終わったなら出てけ》

 

《全てはお兄様のためです。それでは失礼します》

 

冷たい返事にも臆することなくうやうやしく返し、女性は満足そうな声色で部屋から出ていった。

 

遠ざかるヒールの音に桜がほっとため息をつくと、ザンザスも糸が切れたようにぼすりと背もたれに頭を預けた。

 

「言われた通りにできたな。やるじゃねえかクソガキ」

 

「理不尽に殺されるなんてまっぴらごめんですから」

 

椅子の向こうから投げられた言葉にやれやれと返しつつ這い出ると、桜は再びソファーに座り込む。

 

「というかそのクソガキ呼びそろそろやめてもらえませんか。私にはちゃんと桜って名前があるんですけど」

 

むすりとした表情でザンザスの顔を見つめるとハッと軽く笑みをこぼし赤い瞳をゆっくり閉じた。

 

「このオレに反抗するやつなんざクソガキで十分だ」

 

「あっそーですか。じゃあ私も勝手に呼びますね。なんて呼ぼうかなー?お兄様が嫌なら兄さん?」

 

「ぶっ殺すぞ」

 

先ほどとはまるで違い殺気もない静かな雰囲気に安堵しつつ、桜はふと名前を聞いてないなと気づく。

 

「ところで貴方の名前はなんていうんですか?」

 

危うくそのまま呼びそうになるのを堪え、さも初見かのような目でザンザスを見やる。

 

名を問われたザンザスは閉じていた深紅の瞳をうっすらと開き、遥か先の未来でも放ったその言葉を同じままに呟いた。

 

「オレか……?オレはX("10")の称号を2つ持つ男、XANXUS。いずれこのボンゴレの十代目となる」

 

哀れにも未だ真実を知らない傲岸不遜なこの男に、さほど遠くない来たる時を想像し桜は悲しげに目を伏せる。

 

たとえこの先に待ち受ける残酷な運命に打ちひしがれ、枯れることのない憎しみに身を焦がすとしても──,

 

 

せめて今だけは穏やかな時をすごせるようにと、祈るように思考を振り払い閉じていた目を開けた。

 

「そうですか……覚えておきますね、その名前」

 

満更でもなさそうに口角を上げるザンザスに頃合いと判断し桜はソファーから立ち上がる。

 

「そろそろ戻りますね。また来てもいいですか?」

 

「勝手にしろ……悪かったら殺すだけだ」

 

相変わらずの態度に原作と変わりないな、と思いつつ扉を慎重に開けた。

 

来た時と変わらない外の様子にホッとする桜に、何を思ったかザンザスが寝そべったまま声をかけた。

 

「おい」

 

「? はい」

 

「来るなら菓子くらい持ってこい。暇つぶしの相手くらいはしてやる」

 

「……! はい!」

 

そのまま寝る体勢に入ったザンザスを尻目に、聞いていないと分かりつつも返事をし桜は部屋を後にした。

 

 

 

___to be continued.

 

 




*後書き*
またもや1ヶ月ぶりの更新です。なんか更新頻度上げられるみたいなこと言ってた気がしますが気のせいかもしれません。
先日開催されたジュゲムジュゲ夢オンリーイベントではありがとうございました!次回は7月中旬頃に開催予定の復活夢創作イベントに参加できたらなと思って鋭意制作中です。
本編の方も執筆中ではあるので気長に更新をお待ちください。

それではここまで読んでいただきありがとうございました!
感想や誤字脱字など受け付けてるのでぜひどうぞ
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