オラリオに失望するのは間違っているだろうか?   作:超高校級の切望

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Q.ヴァルドが6年前の悪夢でほぼ全滅確定の冒険者を4割救っていたが、もし間に合わなかったらどうなっていた?
『PN一人は二人になった』
A.ヴァルド自身はあれでも間に合ってないと思ってますが、生存者が2割をきってたら自分自身に完全に失望して船頭に立つことを諦めオラリオを成長させるために二度目の大抗争を引き起こすために闇派閥になります。


Q.ヴァルドさんは、私の夢では、その………6年前、間に合わず絶望してその……な、なんで覆ったんでしょう。
『PNファミリア抜けたい』
A.自分に不甲斐なさは感じれど、見限らないギリギリのラインに被害を留められたから。何故間に合わない予知が覆ったかって? お前が悪夢について教えたのと、後は……ヴァルドだからさ。


Q.あの男と私が出会ったどうなる?
『PN愛しのヌーボォー』
A.酒臭えなと思われます


Q.あの英雄と私が出会えば?
『PN二日酔いには迎え酒』
A.痛みなく、気づいた頃には天界に帰れます。帰れるよね? 黒の魔獣の生きた素材使ってるからひょっとしたら…………


家族の愛

 ヴァルドが現れた時点で……というか新しい力を見た時点で勝敗は決したと誰もが確信した。だがヴァルドはとどめを刺さず、アリーゼは立ち上がり剣を構える。

 

「おいおい、正気かよ団長!? アタシ等であれ倒そってか!? みろよ、ヴァルド警戒してんだ、彼奴に任せりゃ解決って…………あ〜」

 

 そこまで口にして頭をガシガシかくライラ。

 さも当然のようにヴァルドに頼ろうとしていた。当たり前といえば当たり前で………だけど、自分達がしてはいけない行動。

 

「わあったよ、これから先戦う時に力が足りねえなんて言い訳にもならねえしな。で、輝夜は?」

「彼奴は、今回はもう戦えん」

「勝ったのか?」

「ああ」

「だとよ、リオン」

 

 ライラの言葉にリューはそうですか、と目を伏せる。仲間であると同時に、好敵手(ライバル)でもある彼女はヴィトーに勝ったのだろう。

 

「で、あるならば。私も偉業をなさねばならない」

「じゃあ私も!」

 

 リューの言葉に続きアーディも剣を構える。これでLv.5が3に、Lv.4が一人。正直心もとない。

 

「ヴァルド………その姿…………ノエルなのニャ………?」

 

 と、アーニャがヴァルドに駆け寄ってくる。

 普段の黒いコートとは異なる白いコート。感じる魔力は絶大で、冷気を放ち周囲の地面が霜を張っていた。

 

「ああ、お前達を………『家族』を助けたいと、ノエルが願った結果だ」

「……………ノエル」

 

 その言葉を聞き、アーニャはキッと穢れた精霊を睨み付けた。

 

「ミャーも………ミャーも戦うニャ! そんで、そんで……もっと、強く………」

 

 仮にここで戦ったとして、経験は得ても経験値(エクセリア)は彼女の主人に会わねば更新できない。技術の向上はあるかもしれないが【ステイタス】の更新はない。彼女はもう何年も主人と顔を合わせていないのだから。

 

「………その時は俺もついていってやろう。ただ、どうしてその気になったかだけ聞かせろ」

「…………ミャーだって………『家族』を守りたいニャ!」

 

 ノエルが『家族』の為にヴァルドの力になったように、アーニャだって『家族』の為に戦いたい。だって、『家族』とは助け合うものなのだから。

 

「血が繋がってても、繋がってなくても………『家族』が大事! 家族を愛してるから!」

「…………そうか」

 

 と、唐突にヴァルドの頭に向かって銀の閃光が走る。ギィンと音を立て弾かれたのは、銀の槍。弾かれ回転する槍を空中で掴んだヴァルドはそのままアーニャへと突き出す。

 

「使え」

「え? あ………は、はい!」

(思っきり頭狙ってやがった………全く気にしてねえけど)

(脳天狙って飛んできましたね、小動もしませんでしたが)

(間違いなく殺す気だったわ今の! 眉一つ動かしてないけど)

(殺意をヒシヒシ感じたね。ヴァルド、避けようともしなかったけど)

 

 ヒソヒソと話す【アストレア・ファミリア】の三人とアーディ。アーニャは困惑しながらも受け取った槍をみて、ハッと目を見開く。

 

「これって………兄様の?」

「使えということだろう」

 

 銀の槍。

 アーニャの兄、【女神の戦車(ヴァナ・フレイヤ)】の象徴とも言える武器。槍を握る手に無意識に力が入り、槍が飛んできた方向を見て頭を下げる。

 

「それと、お前らはどうする?」

 

 そう言って目を向けたのはクロエとルノア。

 

「ミャーは人に任せられる事は全部任せるタイプニャ。でも………やられっぱなしは性に合わないし、何よりあんなこと言われたらねぇ」

「あたしもまあ、あそこは好きだし、今回みたいに強い奴等が狙ってくる可能性考えたら………」

 

 アーニャの言葉を思い出し、何処か複雑そうな二人。元々人の命を奪う事を生業としていた自分達が、今更『家族』の為に強くなりたいなどと考えることに思うところでもあるのだろう。

 

「…………お前達にとって、強くなるのは結果であって目的ですらなかったはずだ」

「ん?」

「ニャ?」

「そのお前達が誰かの為に強くなりたいと望むことを、望めることを………俺は嬉しく思う。あの時、お前達が最後に狙ったのが俺で良かったと」

「「────ッ」」

 

 クロエの耳と尻尾がピンと立ち、ルノアと揃って顔を赤くする。

 

「こいつ、普段はあたしらの前じゃノエルかシルの前でしか笑わないくせに…………!」

「落ち着くニャ。相手は三十路間近のジジイ!」

「…………?」

 

 クロエ達の反応に首を傾げるヴァルド。二人は誤魔化すようにアーニャ達に合流する。その間穢れた精霊は、ヴァルドから向けられた殺気で動けずにいた。

 

「やっぱもう全部彼奴一人でいいんじゃねえ?」

「無理よ。ヴァルドは一人しかいないから、全部は救えない。だから私達も頑張らなきゃ!」

「そのとおりだライラ。ヴァルド一人に任せた結果、ヴァルドしか生き残らないなんてことになれば目も当てられない」

 

 それでもヴァルドは生き残っている前提なのは、ヴァルドだからだろう。

 アリーゼとリューの言葉にチッと舌打ちするライラ。アーディはあはは、と苦笑しながら詠唱を唱え終わった魔法を発動する。

 

「【ディア・カウムディ】!」

 

 治癒魔法であり、一定時間能力を引き上げる。相手の強さを思えば誤差範囲だが、何もしないよりはマシだろう。

 

『ア──』

 

 ヴァルドが殺気を解くと穢れた精霊は金縛りが解けたかのように動き出す。

 

「それと、これぐらいはさせてもらおう。ノエルが騒ぐ」

 

 ヴァルドが剣を軽く振るうと全員の周りをダイヤモンドダストが覆う。

 

「私、炎の魔法使うけど、大丈夫?」

「上位精霊の氷だ、Lv.5の炎で溶けたりはしない」

 

 因みにこの男、大精霊を食らった蠍の放った精霊の矢を斬った経験もあったりする。

 

「そっか。よし、じゃあ行くわよ皆!」

 

 精霊の加護を得た冒険者達が走り出す。それはさながら、英雄譚の一頁のようであった。




ルノアの理想の旦那像
顔に好みはない
気を使ってくれる
家でゴロゴロさせてくれる

ヴァルドの特徴
顔はイケメン
気を使ってくれる(偶に空気の読まない)
家事を何でもこなせるのでゴロゴロできる(最新刊の特典味見る限りアルフィアも)


因みにヴァルドがクロエやルノアの感情の機微を察せたのに何で他人を怒らせたり(主にアレン)胃を傷めさせたり(主にロイマン)してるかというと、察し力はむしろ高い故に、自分の口数が少ないという前提に辿り着けないから。少なくともヴァルドは自分の口数を相手にされても気付くし、リヴェリアやアルフィア、アミッド、フィルヴィスなどならあれとかそれで理解出来るしオッタルは言わずもがな。
恋愛方面に関しても全然鈍くねえけど気付いても反応しないのと、どの台詞がフラグを立てたいるのかは察してない。
多分目で殺す英雄とかLv.3の時と今の二つ名になってる英雄達とかと出会ったら二言三言で会話してる。


というかアストレア・レコード3巻見て思ったけど、【アルテミス・ファミリア】や『学区』、『世界勢力』とかが頑張って近郊を保ってるオラリオの外も結構やばそうだけど、世界の広さが知らないからなんとも言えないけどヴァルドはアルテミスが来れる程度には均衡を人類よりに傾けたんだろうな。何こいつやばくね? 流石Lv.8。結論『やはり本気は素晴らしい』

なんか思ったより筆が進んでヒロインも増えたので聖夜祭デート再アンケート

  • 家族仲良く リヴェリア、アイズ
  • 一度実家へ アルフィア、ベル
  • 聖夜祭だろ シル、ノエル
  • 夫婦水入らず リヴェリア
  • 義母義父のみで アルフィア
  • 街娘と日常を シル
  • 最も美しい女神(ヴァルド評) アストレア
  • 聖夜と言ったら聖女 アミッド
  • ツンデレ大和撫子 輝夜
  • 一人で過ごす男達の為に オッタル
  • 一人で過ごす男達の為に アレン
  • あるいはこんな世界 ディース姉妹
  • 聖夜祭は店も大忙し 豊穣の女主人
  • 何やらおかしな実験に フェルズ
  • ダンジョンデートだ 椿
  • ドロドロ依存 フィルヴィス
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