ドラゴンボールZ RTA 孫悟飯爆発チャート 作:sesamer
あれ〜?おかしいね。劇場版があったのに誰もドラゴンボールの二次創作書かないね。誰か書いて♡(提案)
「へへ、俺も運が悪い。地球を飛び出す時にはナメック星がこんな地獄になってるとは思わなかったんだけどな……」
「わりぃなクリリン、オラが万全だったらオメェには2人を連れて逃げてもらってたんだけどよ……」
クリリンがぼやきながら目の前の強敵に構える。決して自分も隙のある構えをしているつもりはなかったが、目の前の相手の構えは自分よりも洗練されているように感じた。
「あのガキはどうした……?雑魚の地球人と最下級のサイヤ人のたった2人でエリート戦士であるこの俺様に勝てるわけないだろう?」
「悟飯はオラの子供だからな、まだまだオラだって息子に負けるわけにはいかねぇ。それに生まれは最下級だからって言ってもよ、努力すればエリートに勝てるかもしれないだろ?」
「戯言を……あのガキがいないのなら好都合だ!」
ベジータが突っ込んでくるのを迎え撃ちながら、自分は戦闘中にも関わらず今までの経緯を思い出していた。
始まりはナメック星に来た直後の話だった。温厚なナメック星人にしては邪悪かつ強大な気があることにクリリンと2人で警戒していたが、見覚えのある宇宙船を見て自分達が咄嗟に気を抑えたのは自分にしてはかなり慎重な判断だったのではないだろうか。
その時点でこの星は既に自分やクリリンを遥かに超える恐ろしい敵達が蔓延っていることに気づいたオラ達は、気を隠しながらもブルマから借りたドラゴンレーダーでドラゴンボールを探していた。ちなみに作戦決行時にオラはブルマとクリリンから勝手な行動を取らないようにと度重なる注意を受けていた。オラだって戦う時と場所は選んでると思うんだけどな……
そして気を抑えてゆっくりと移動していたオラ達は、自分達より遥かに速いスピードでレーダーの反応する方向に向かっている一団に気付き、その中の1人の底知れない気の大きさにオラはワクワクより先に恐怖を感じた。
「悟空っ!あの先頭のやつ……!」
「ああ、ベジータよりも更にデカい気……こうして気を抑えてたのは正解だったみたいだな……」
できるだけ急いで向かったオラ達を迎えたのは先程の奴らがナメック星人達を脅してドラゴンボールを要求している光景だった。そこでオラ達は奴らが気を探るのではなくスカウターによってナメック星人の村を探していたということと、やはり奴らはオラ達を優に超える力を持っているということを知り、隠れて手を出すチャンスを伺っていた。
「なあクリリン、オメェがスカウターっちゅうもんを全部破壊してオラがドラゴンボールを奪うってやればなんとかできんじゃねぇか?」
「馬鹿言え悟空!あんな奴らに喧嘩売るなんて冗談じゃねぇよ!取り敢えず今は隠れるんだ!なっ!」
クリリンはそう言ってたが、ナメック星人達が奴らに抵抗する中でオラはひとつの作戦を思いついた。
「長老みたいな人がスカウターを壊したお陰でオラ達は気を隠せば居場所もバレねぇんだ。それなら奴らの内の1人に喧嘩売って、誘き寄せるのはアリなんじゃねぇか?」
「そう言うってことは勿論誘き寄せた後の勝算はあるんだよな……?もう嫌だぞ勝ち目のない戦いは」
クリリンの疑問にオラは慎重に奴らの気を探りながら答える。あの様子から察するに、気を抑えるなんて芸当はできないから強さも普段の状態から変わらないはずだ。
「あのピンクと水色の奴らなら3倍界王拳まででなんとかなると思う。ただ真ん中の小せぇのだけは無理だ。4倍どころか、5倍でも手も足もでねぇ」
「くそぅ……悟空が無理ならどうしろってんだよ……」
「とにかくあの2人のどちらかが隙を見せたら喧嘩を売って一気に逃げるぞ!」
そしてその時は来た。ピンクの奴がナメック星人の子供を殺すために一団から離れたのを見てオラ達は気を全力で上げて奇襲を掛ける。
「ぐおっ!」
「悟空はその子供を!太陽拳!」
奴らの目を眩ませ隙に一気に離脱する。取り敢えず距離を稼げばドラゴンボールも持ってない敵2人のために集団で追ってくることはないだろう。集団で追ってきても、それならそれで完全に身を隠してドラゴンボール確保までの時間稼ぎに徹することができる。
「クソ共めぇっ!!!」
「ドドリアさん!追いかけなさい!」
案の定喧嘩を売られたピンクの奴がこちらを追いかけてくる。そのスピードはクリリンの速度に合わせてるオラ達では撒けるものではなく(元々撒くつもりもなかったが)適当に距離を稼いだところで振り向く。
「クリリンは先に行っといてくれ。オラ1人でどこまでやれるか知りてぇんだ」
「お前って奴はホント……まあ確かに俺じゃ手を出すのも難しいし先にブルマさんと合流するよ!」
そう言ってクリリンはナメック星人の子供を連れて先に行き、オラとピンクの奴はその場に残された。
「テメェをぶっ殺したらあのチビも殺してやる!」
「そう簡単にいくかな?」
このピンク色のドドリアって奴はパワーこそあったが、スピードはそこまででもなかったため、3倍界王拳どころか2倍界王拳でも普通に戦えた。それでもこの状況で時間を掛けるつもりはなかったから一気に3倍界王拳まで使って倒したのだったが、それでも遅かったことを悟ったのは大きな気がこちらに来ているのに気づいた時だった。
「甘いなカカロット!」
「なっ!オメェベジータ!?トドメまで刺す必要はねぇだろ!?」
「はっ、相変わらず地球生まれってのは反吐が出そうな甘さだな。こんな奴らに負けたのが悔しいったらないぜ!」
「オメェ悟飯と二度とわりぃことしないって約束しただろ!」
「ふん、誰がそんな口約束守るか!そんなことより貴様らもドラゴンボールを探しているんだろう?俺様に差し出せば許してやってもいいぞ?」
どうやらベジータの目的もドラゴンボールだったらしい。そうやってオラが対話で時間を稼いでいる内にクリリンがやって来て2対1の様相になる。
「誰がお前みたいなヤツに渡すか!」
「フン、地球人が増えた程度で調子に乗るなよ……俺様も気の探知法はマスターした。その上で地球人1人増えたところで問題ないと見逃したのだ」
どうやらベジータは更に強くなったらしい。そんなヤツに消耗した状態で挑むという絶望的な状況にも関わらず、オラはあの時まともに戦うことができなかったベジータと戦う事ができるとワクワクしていた。
俺がフリーザ達を追いかけてナメック星へと到着した時には事態は大きく進んでいた。通信を傍受するとフリーザ達は既に5つのドラゴンボールを奪取していたらしい。俺は追いかけて来たキュイを爆殺すると、フリーザ軍の動向を探りながらドラゴンボールを探す。
それで判明したのはドラゴンボールがナメック星人の村に1つずつあることと、ナメック星人の抵抗によってフリーザ軍全員のスカウターが破壊されてしまったことだった。
それは俺にとって大きなチャンスだった。気を探れない奴らではこれ以上ナメック星人の村を見つけるのに大きく時間がかかるが、俺にとってはそうではない。まずは1つのドラゴンボールを確保しようと村を襲い、それを近くの池に埋めた。これでフリーザ達が自力でドラゴンボールを全て集められるのは不可能になったはずだ。
そうしていると大きな気のぶつかり合いを感じ、その気の正体を探って俺は立て続けに起きるチャンスの到来に俺は自分に流れが来ていると確信した。
その気の正体とは地球にいたはずのカカロットとドドリアのものだった。ドドリアはともかく、カカロットの気があるということは地球の奴らもナメック星に来ているということで、その狙いは十中八九ドラゴンボールだろう。
そしてカカロットとドドリアが潰し合っているのは俺にとって好都合だった。決着がつくのを待って俺は奴らに襲撃を掛ける。どうやら勝ったのは意外にもカカロットだったようで、お情けを掛けたらしいドドリアにトドメを刺すと、俺はカカロットとおまけの地球人をぶっ殺してドラゴンボールを奪取しようとした。
「喰らいやがれ!気円斬!」
「ちぃっ!」
「持ってくれよオラの体!4倍界王拳!!!」
「ぐおっ!」
だがそいつらは思いの外しぶとかった。地球人の技は決して侮れないものだったし、カカロットはどうやら普段の気を抑える以外に瞬間的に戦闘力を大きく増加させる方法を会得しており、そのせいで俺はフリーザ達との前哨戦のつもりが大きな苦戦を強いられることとなった。
「クソッ!体が……持たねえ……」
「オイ!悟空!」
「ケッ、やっとくたばったか。これで俺様に楯突くとどうなるかを身をもって知れただろう?ドラゴンボールを渡せば見逃すかもしれんぞ……?」
だが苦戦は所詮苦戦止まりだった。万全の状態のカカロットであればまだしも、ドドリアを倒して気を消耗したカカロットでは地球人と組んだところでこの俺様には勝てない。残った地球人に対してドラゴンボールを渡せと脅し、持ってないことを知ると俺は2人を始末しようと手を上げ、
「おや、ドラゴンボールを探してみればこんな所に裏切り者のベジータがいるとはな」
「ザーボン……!?」
俺の運はここまでであったことを悟った。
あの後俺はいつの間にか消えていた地球人はいつか殺すと誓いながら、少しでも戦えるなら協力しろとカカロットに呼びかけ、ヤツの恐ろしい力を前にカカロットと2人で挑んで敗れた。ヤツは変身型の宇宙人だったのだ。
そして目を覚ますと俺はカカロットと共にメディカルマシーンの中にいた。咄嗟の機転を働かせた俺はザーボンの目が消えた隙に見張りを殺すと、目覚めさせたカカロットと協力してフリーザを出し抜くことにした。
「カカロット!命を救ってやった代わりにお前はあっちで陽動しろ!騒ぎを起こせば隠れるだけでいい!」
「オメェドラゴンボールを奪う気だな!?まぁ命を救ってもらったのは事実だし協力はするけどよ……」
そして俺は面白いくらいにフリーザを出し抜くことに成功した。カカロットが反対側で騒ぎを起こして逃げるのを見計らって、俺はフリーザが集めていた5つのドラゴンボールを遠くへと投げ自身も水中に身を潜めながら逃げる。
「ざまぁみやがれ!フリーザめ!これで不老不死は俺様のものだ!」
やはり流れは俺にあった!これで隠したドラゴンボールを含めると俺の手にあるドラゴンボールは6つ!あとひとつだ!
フリーザってヤツがあのめちゃくちゃ強い親玉の名前らしい。オラはベジータと協力してヤツの宇宙船から命からがら逃げることに成功した。ただ、オラの方は宇宙船にあったドラゴンボールを奪うことに成功したベジータとは違って何の成果も無かった。そこで、オラはそういえば持っていたことを思い出したドラゴンレーダーを使って近くにあったドラゴンボールを探していた。
それは破壊された村の近くの池に埋められており、村の人達が隠したか、ベジータがフリーザ達から隠すために埋めたのではないかと思われるものだった。それを回収したオラはベジータに気を探られないようにしながらようやくクリリン達と合流することができた。
「悟空!生きてたんだな!」
「ああ、色々あってな……それにホラ!ドラゴンボールも1つ見つけたぞ!」
「やるじゃない孫くん!これでベジータがドラゴンボールを7つ集めるのを阻止したわ!」
「そうだ悟空!ここは一旦場所を変えるぞ!ベジータに見つかった!」
「分かった!」
そうしてオラはクリリン達と現在の状況を確認した。ベジータの口ぶりからするとオラが手に入れたドラゴンボールはアイツが隠しておいたもので、先程までオラ達がいた場所を襲うのにもそう時間は掛からないだろう。
その他にも復活したベジータは先程2人で立ち向かって敗北したザーボンってヤツを倒したことなどを聞いている間に、オラ達はデンデとブルマとドラゴンボールを安全な場所に置いてクリリンと作戦会議をした。
どうやらクリリンはナメック星人の最長老ってヤツに潜在能力を引き出してもらったらしく、それで大幅にパワーアップしていたらしい。それをオラがやればベジータに勝てるかもしれないというものがクリリンの提案した作戦だった。クリリンが言うならその作戦も上手くいくのかもしれない……けど、
「オラにもひとつ思いついたことがあるんだ!えっとデンデって言ったか?オメェも神さまと同じ種族ならなんか不思議な力を使えるんだろ?」
「え?はい。その神さまがどなたかは知りませんが、傷を癒したりなどすることができます」
「いや悟空、ちょっと回復できたからってベジータの力を上回らないと勝てないだろ?」
「それがそうでもねえんだ」
そうしてオラはさっきより自分の力が上がっていることと、先程ザーボンに負けたはずのベジータが復活してからは気の大きさで上回っていたことを話した。
「ああ!そういえばさっきのベジータもそんなこと言っていた!サイヤ人は死にかけるほどの激しい戦いのたびに強くなると!」
「だからその潜在能力ってヤツを解放しなくても、オラならその方法で強くなれるはずだ」
「ちょっと待てよ!?死にかけるほどの戦いって俺が悟空を半殺しにしろとかそんなこと言わないよな!?」
「あたりめぇだ!そんな方法でパワーアップしても、実際の戦いでは強くはなれない」
「……じゃあ誰と戦うんだ……?まさか……」
そこでクリリンはオラの言いたいことに気がついたらしい。
「ああ、オラはベジータのところに行って、ヤツと修行してくる。デンデも協力してくれねぇか?」
「ばっ……」
そしてナメック星を木霊するほどのクリリンの絶叫が響いた。
「ばかかよおまえぇぇぇ!!!」
悟飯の代わりに悟空がいることで変わったこと
・悟空がドラゴンレーダーを持って先導してドラゴンボール探しをするようになった。
・ドドリアを悟空が倒した。
・ベジータがこのタイミングで悟空達に気づいた。
・悟空達とベジータが戦った。
・悟空とベジータが協力してザーボンと戦って敗北した。
・悟空とベジータが協力してフリーザを出し抜いた。
・悟空の安否が分からないため、クリリンはデンデを最長老の元に預けなかった。
・悟空が潜在能力解放ではなく、ベジータとの特訓で鍛えると言い出した。←NEW!
予想してましたがとんでもない原作ブレイクですねこのキャラ……こんな奴が原作主人公ってマジ?
悟空とベジータですが、原作とは違って悟空が直接ベジータを倒したわけではないため、ベジータからの好感度はそこまで低くはありません。修行に関しても超サイヤ人伝説のことを考えれば通らない話でもないと思います。
オラ悟空さがベジータと共闘してる時にチンピラみたいにガラが悪くなるの好き!