第140回天皇賞(秋)(G1)
芝左2000m / 天候 : 晴 / 芝 : 良
| (人気) | (枠順) | (馬番) | (馬名) |
| 1 | 4 | 7 | ウオッカ |
| 2 | 5 | 10 | シンゲン |
| 3 | 4 | 8 | メジロレクサス |
| 4 | 2 | 3 | カンパニー |
| 5 | 6 | 12 | ドリームジャーニー |
| 6 | 7 | 15 | オウケンブルースリ |
| 7 | 1 | 2 | スクリーンヒーロー |
| 8 | 8 | 18 | エアシェイディ |
| 9 | 3 | 5 | ヤマニンキングリー |
| 10 | 7 | 14 | サクラメガワンダー |
| 11 | 3 | 6 | アサクサキングス |
| 12 | 7 | 13 | マツリダゴッホ |
| 13 | 6 | 11 | スマイルジャック |
| 14 | 8 | 16 | ホッコーパドゥシャ |
| 15 | 2 | 4 | アドマイヤフジ |
| 16 | 8 | 17 | エイシンデピュティ |
| 17 | 1 | 1 | コスモバルク |
| 18 | 5 | 9 | サクラオリオン |
揺れていた車が止まる。
軋むような音を上げながら扉が開き、薄暗い車内に光が差し込んだ。
光は、まるで白い柱のように眩い。
目がなれてくれば、真っ白なそれには色が着いてきて厩舎で働くニンゲン達の姿が見える。
「待たせたな、レクサス」
『井上……俺は随分と長く眠っていたんだな』
牧場で走り回っていたことがこの間のように感じるし、数カ月ぶりにすら感じる。
今までの走ってきた思い出すら朧気で、一度ゆっくり思い出さないと思い出せない気すらする。
俺も歳だろうか、まぁシニア世代だし違いない。
井上に誘導されて馬運車を降りる。
踏み慣れた道、レース場は何だかいつもと違った感じだ。
静かで、それでいて刺々しい雰囲気に包まれたようなもんだ。
パドックに辿り着く、その場にいた馬達の視線が俺に集まる。
その丸い瞳からは、滲み出るようにそれぞれの意思が揺れている。
一斉に馬達の頭がこちらに向く光景に、井上ですら息を飲むように呼吸を忘れているようだ。
『気圧されるな、気張っていこうぜ』
一歩、踏み出すと同時に首を振る。
ハッと、井上がこちらを見て誘導を再開した。
俺の姿を他の馬達が凝視する。
見知った顔も見知らぬ顔も、俺の姿を捉えて離さない。
視線が、ずっと注がれていた。
だが、それがどうした。
そんなものに、意識を奪われる俺ではない。
俺が奪われるとしたら上位3番までを取るであろう相手。
【ウオッカ】
【調子】絶好調
【体力】50/110
【ステータス】スピード:A スタミナ:B パワー:S 根性:B 賢さ:A
【バ場適性】芝:A ダート:G
【距離適性】短距離:F マイル:A 中距離:A 長距離:F
【脚質適性】逃げ:C 先行:B 差し:A 追込:F
【スキル】
・カッティング×DRIVE
残り200mを切って前の方にいると競り合いに強くなり速度が上がる
・好転一息
直線で持久力が回復する
・キラーチューン
レース中盤に前の方だと 好位置を取りやすくなる<中距離>
・直線加速
直線で加速力がわずかに上がる
・差し切り体勢
レース終盤で加速力がわずかに上がる
・十万バリキ
上り坂で速度がわずかに上がる
・読解力
レース中盤に観察力が高まり視野をわずかに広く持てる《作戦・差し》
……あれ、なんか強くね?
ちょっと、いや全体的に、メチャクチャ強くね?
……ッスー、何とかなるっしょ!
『お!アンタこの間の奴じゃんか』
『久しぶりだな』
やべぇよ、なんか話しかけてきた。
前より機嫌良さそうだけど、威圧感ハンパねぇって。
あれ、俺って他の馬にこんな風に見えてんのかな、そりゃみんな見るわ!
『お互い、ガチでやろうぜ!今日は勝たせて貰うからよ……っし!パドック、行くかぁ~』
『あぁ、お互いに健闘しようじゃ――』
『おうおうおう、雑魚共が雁首揃えて見てんじゃねぇーよ!』
俺がウオッカと話していると、アイツが来た。
相変わらず、常に吠えてやがる。
『何見てんだよ、アホ面ァ!』
『アンタ、あんまり吠えないほうがいいぜ、勝つのはこのウオッカだからな!』
『んだテメェ!雌が生意気言ってんじゃねぇー!ウォッカだか何だか知らねぇよ』
『ウォッカじゃない!ウオッカだ!』
ちっこい癖に頭を振り回してアイツがウオッカと睨み合ってる。
こわー、ヤンキーかよ。
メンチ切ってるよ、やめなー。
『アホ面ァ!テメェも仕上げてきた見てぇだが次も俺様が勝つぜ、無駄な努力だったな』
『言ってろ、今だけの命だ』
『騎手が変わろうがな、積み上げてきたもんが違げぇんだよ、ボケが!』
ハァ?たまたま勝てたからって調子乗るのやめてくれますかね。
ディスってんのかって、お前にアンサー返してやろうかって!
お前だって他の馬に負けてたから大差ないと思うんですけど。
まぁ、前回は実力が拮抗してたとしたらヌッマが乗ってたから勝てただけでしょ。
ってことはヌッマが乗ってる俺の勝ちって訳。
『フッ、勝ったな』
『言ってろ、死亡フラグって奴だァ』
今日は随分と賢いこと言うじゃねぇか。
お前、俺は勝つぞお前。
【ドリームジャーニー】
【調子】絶好調
【体力】50/100
【ステータス】スピード:S スタミナ:A パワー:S 根性:B 賢さ:A
【バ場適性】芝:A ダート:G
【距離適性】短距離:D マイル:B 中距離:A 長距離:B
【脚質適性】逃げ:E 先行:C 差し:A 追込:B
【スキル】
・????????
最終直線を好位置だと道を開いてすごく速度が上がりさらに加速力がちょっと上がる
・一匹狼
自分だけが一匹狼の心を持つレースで少し能力が上がる
・おひとり様◎
自分と同じ作戦のウマ娘がいないと能力を発揮しやすい
・対抗意識◎
自分と同じ作戦のウマ娘が多いと能力を発揮しやすい
・徹底マーク◎
1番人気のウマ娘と作戦が同じだと能力を少し発揮しやすい
・右回りの鬼
右回りコースが得意になりスピードとパワーが上昇する
・地固め
レース序盤にスキルを多く発動すると加速力がわずかに上がる
・フルスロットル
レース中盤に持久力をすごく使って速度を少し上げる<作戦・差し>
・ペースアップ
レース中盤に追い抜くと速度がわずかに上がる
・読解力
レース中盤に観察力が高まり視野をわずかに広く持てる<作戦・差し>
・尻尾の滝登り
レース中盤にスキルを多く発動すると速度が上がる
・外差し準備
最終コーナーで外から追い抜くと速度がわずかに上がる<作戦・差し>
・差しコーナー○
コーナーで速度がわずかに上がる<作戦・差し>
・コーナー巧者
コーナーが得意になり速度がわずかに上がる
……あれ、おかしいな。
お前も強くね?お前に関して言えば前よりも成長してんじゃね?
おいおい、マジかよ仕上がってるな。
だが、このステータスを見て身体を絞れるのはお前だけではないのだ。
なんか反射、反射できる物……おっ、ニンゲンのスマホがあるじゃん。
【メジロレクサス】
【調子】絶好調
【体力】40/120
【ステータス】スピード:SS スタミナ:S パワー:S 根性:A 賢さ:A
【バ場適性】芝:S ダート:G
【距離適性】短距離:D マイル:B 中距離:S 長距離:A
【脚質適性】逃げ:D 先行:B 差し:S 追込:D
【スキル】
・アナタヲ・オイカケテ
レース後半に中団から 速度をちょっとずつ上げ前方のウマ娘を ほんのちょっと委縮させる
・彼方、その先へ
落ち着いたまま、中盤の仕掛けどころまたは終盤の勝負どころのコーナーを中団で進むと奮い立ちわずかに加速力が上がる
・コーナー回復
無駄のないコーナリングで持久力がわずかに回復する
・直線回復
直線で持久力がわずかに回復する
・差しコーナー◎
コーナーで速度がわずかに上がる<作戦・差し>
・差し直線◎
直線で速度がわずかに上がる<作戦・差し>
・スタミナグリード
レース中盤で後ろの方にいると前方の持久力をわずかに奪う<長距離>
・迅速果断
レース中盤で速度が上がる<作戦・差し>
・ペースアップ
レース中盤に追い抜くと速度がわずかに上がる
・尻尾上がり
レース中盤にスキルを多く発動すると速度がわずかに上がる
・八方にらみ
レース終盤に他のウマ娘が動揺する<作戦・差し>
・乗り換え上手
レース終盤で加速力が上がる<作戦・差し>
・臨機応変
レース終盤にコース取りが少しうまくなる
【スキルPt(20)】
・全身全霊 340pt
ラストスパートで速度が上がる
・末脚 170pt
ラストスパートで速度がわずかに上がる
・尻尾の滝登り 180pt
レース中盤にスキルを多く発動すると速度が上がる
・直線加速 170pt
直線で加速力がわずかに上がる
・アガってきた! 340pt
レース中盤に追い抜くと速度が上がる
・君と勝ちたい 200pt
レース後半に前の方だと速度が上がりさらに加速力がわずかに上がる。ファン数が多いほど効果が高まる
・夢の途中 200pt
レース後半に前の方だと速度がわずかに上がり、加速力がほんのわずかに上がる。ファン数が多いほど効果が高まる
見よ、このステータスを!(他の奴は見れない!)
レベル上げするの楽しかったです、法則性を見つけるまでが大変だった。
なんか、勘が冴え渡ってこの練習したらいいよってドンピシャだったけどな。
身体が壊れる気がするくらい疲れて、何度か転びそうになったけど怪我はしなかった。
(負ける気は)ないです。
『俺が勝つってことは、俺が勝利するってことだ!分かったか!』
「よし、勝ちに行くぞレクサス」
井上がトントン首を叩いてくる。
任せろ、何言ってるか分かんねぇけど、分かった!
それで、ヌッマはどこだ?
俺の思いが通じたのか騎手がやって来る。
『おい!』
『ウオッカか、なんだ?』
『アンタの相棒とウチの竹、どっちが強いか勝負だ!』
と、同時になんか撫でられてるウオッカが宣戦布告してきた。
君、尻尾ブンブンですけど恥ずかしくないの?あっ、顔逸らした。
やっぱり恥ずかしかったのか。
『ふん、誰が乗ったところで勝つのは俺だ』
『嘘だと言ってよ、ジャーニー』
『馴れ馴れしく話し掛けんな、アホ面ァ!』
『馬の実力の違いが、レースの決定的差でないことを……教えてやろう!』
『言ってろ、お前達を後悔させてやるよ!』
悪いがお前の相棒なら、俺の背中の上に跨ってるよ。
悔しいでしょうねぇ、俺も一度通った道だ。
でも競馬はよぉ、俺達だけでやるもんじゃねぇんだよ。
俺とヌッマで走れば、強いと強いで2倍強いよな!めちゃ強いの完成だぜぇ!