BLEACH The 3rd Phantom?何それ知らない。   作:九頭竜 胆平

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やっと本編?が始まる。五番隊じゃないけど。
主人公がいないほうがまつ梨の精神衛生上良いんだよなあ。少し離れてるだけですごい生き生きしてる。


入隊!護廷十三隊

私たちは浦原さんとの約束を守り、死神となった。

 

「きちゃったよ、ついに……」

 

きっとここに藤丸がいれば、なっちゃったね、死神…、なーんて返してくれたのだろうけど残念ながら藤丸はここにはいない。

 

「おうっよくきたな!新人!」

 

「ひゃあっ!?」

 

急に後ろから声をかけられて変な声が出てしまった。

 

「なんだぁ、オイ!死神が簡単に背後取られたらダメだろ。」

 

確かに少し気が抜けていたのかもしれない。もう藤丸に助けてもらえないのだから全部ひとりで何とかしなくちゃ。

 

「あなたは?」

 

黒髪の人のよさそうな死神に名前を尋ねてみる。もしかしたら先輩かもしれない。

 

「志波海燕だ。よろしくなっ!」

 

「志波先輩、よろしくお願いします!」

 

どこかで聞いたことのある名前だが、いったいどこで聞いたのだろうか、こういう時藤丸がいれば…いけないいけない。もう藤丸に頼るのはやめると決めたんだってば。

 

「今日はお前の初出勤だからな。五番隊の先輩として、歓迎するぜ。思いっきり鍛えてやるから気合い入れとけよ!」

 

「よぉし、詰め所に入れ!挨拶はでけぇ声で!背筋は伸ばせ!いいな!」

 

「は、はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詰め所に入ると、あまりの雰囲気に思わず息が詰まってしまう。

 

「来たか。」

 

「みなさん、整列してください。」

 

征源様と三席であろう人の号令で皆一斉に並び始める。

 

「諸君も知っての通り、本日五番隊に新たな隊員が加わる。前へ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい!ほっ、本日かりゃっ!本日から五番隊に努めることになりまひっ、なりました。宮能まつ梨です。みなさんよろしくおねがいしましゅ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやー、笑わせてもらったぜ!」

 

「ううっ…」

 

「まさか挨拶で三回もかむとはなあ!」

 

「いきなり恥かいちゃいました。どうしよう…」

 

「いいんじゃねえか?隊長以外はみんな笑ってたしよ。」

 

「そうですかね?そうですかねぇ…?」

 

やっぱり駄目だったんじゃないだろうか。

 

「入隊おめでとう。歓迎するよ。」

 

「藍染三席!」

 

「そんなにかしこまらなくていいよ。席官は隊長と隊員の橋渡し役みたいなものだからね。」

 

「はい、よろしくお願いします!」

 

「私からも一つ言っておく。」

 

「征源様!」

 

「…正式入隊した以上、私のことは朱司波隊長と呼ぶように。」

 

「はっ!申し訳ありませんでした、朱司波隊長!」

 

あ~どうしよう。今日は失敗してばっかりだなぁ。

 

「私からはそれだけだ。あとは志波から学べばいい。」

 

「はい!」

 

 

 

 

………

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、召し上がれ。」

 

今日一日の勤めを終えた私は、今日もいつものように家族と一緒に伊花様の作ったご飯を食べていた。

 

「いただきまーす!」

 

藤丸は今日もそつなくこなしたんだろうな。それに比べて私は失敗ばかりなのに、こんなに豪華なご飯を食べていいのかなぁ?というか、

 

「豪華すぎませんか、これ…?」

 

鯛やエビなどの豪華なじょくじを見て思わず言葉が口から洩れた。

 

「卒業より、入隊のほうがおめでたいのでしょう?」

 

「そのとおりです。姉上。ところでお前たち、その頭の飾りはどうしたのだ?」

 

やっと聞いてくれた!実は今朝からずっとこのことを言いたくて言いたくて仕方なかったのだ。

 

「これはですね~♪」

 

「私からの入隊祝いです。」

 

「ほう、姉上が?」

 

「似合っているでしょう?」

 

私のは頭にかぶせるようになっている赤の組紐に白い花の装飾品がついているもので、藤丸のは男物の銀の簪に赤い尻尾の装飾品がついたものだ。

 

「子供ばかりだと思っていたが、見違えるほど凛々しいな。」

 

「本当は詰め所で教えたかったんですよぅ!」

 

「あれ、まだ教えてなかったの?」

 

「隊長は全ての隊員に平等でなければならない。それはまつ梨、お前のためでもある。わかるな?」

 

「はい!朱司波隊長。」

 

「今はよしてくれ。私だって自宅ではくつろぎたい。」

 

「ふふっ、征源ったら、自分で言っておきながら、ねぇ?」

 

「あははっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば征源様、どうして藤丸は五番隊じゃないんですか。」

 

「ああ、それは二番隊隊長の四楓院夜一殿が藤丸に興味を示してな。二人一緒に五番隊に入れてやりたかったが、成績優秀者ということもありさすがに無理だった。しかし四楓院殿は浦原とも仲が良いため無下にはしないだろうと思ったのだ。藤丸の休みも増やしてまつ梨との時間を取らせたり、ちょくちょく五番隊合同の見回りの任務でも作ってそっちに回してもよいと言っていた。」

 

食器を運んでいる藤丸の顔がみるみるほころんでいく。多分私との時間がなくならなくてうれしいんだろうな。

 

「征源様…。」

 

目を輝かせてる藤丸を見ながら征源様は言いにくそうに口を開いた。

 

「合同見回りの件は飲んだが、藤丸は優秀な男であり向上心の塊であるため、休みに回す分はみっちり鍛えてほしいと言っておいた。」

 

「征源様ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

藤丸は膝から崩れ落ちた。合掌。




だれか藤丸の髪飾りの名称や特徴の書き方教えてくれ。尻尾ってなんや尻尾って。
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