BLEACH The 3rd Phantom?何それ知らない。   作:九頭竜 胆平

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ありがとう大虚。お前のおかげで俺は言霊の神髄に触れた。

今日実は十三番隊の浮竹隊長にあってきたんだよ。

今日は隊舎に来客が来るから、藍染三席に言われて、それの準備をしてたの。

 

「朱司波から兄弟仲が良いと聞いている。」

 

「隊長がそう言っていましたか?」

 

「ああ、あの姉思いの朱司波が仲が良いというのだから、これは相当なことだぞ?」

 

「確かに、そうですね…」

 

「二人そろっているときにも会ってみたいものだ。そっくりなんだろう?」

 

「性格は違うと思いますよ。」

 

「そうなのか?いや、珍しがると悪いが、双子の死神なんてなかなかいないからな。暇があったら、十三番隊の詰め所に二人でよってくれよ。」

 

「いいんですか?」

 

「俺は余り出歩けない身なんでね。いつでも歓迎するよ。」

 

「ありがとうございます。」

 

「では、そろそろいくよ。また会おう。」

 

「見送りは僕が行こう。君は仕事に戻りたまえ。」

 

なんてことがあってね。気さくな方だったわ。あとはいつもと一緒。ねえ藤丸、今日は藤丸はどんな日だったの?なんで帰ってきてから、

 

 

 

 

私にくっついてずっとおびえてるの?(困惑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は久々の休みでまつ梨も仕事だったから、朱司波家で本でも読もうと思ってたんだ。そしたら、

 

「そんなにすすめると、いただいてしまいますよ?」

 

「いくら卯ノ花さんでもあげられません」

 

って声が聞こえてきて、卯ノ花隊長が来ているのだったら一言挨拶しようと思って声をかけたんだ。

 

「あら、藤丸君。今日は非番?」

 

「はい。来客中失礼します。四番隊卯ノ花隊長が来ていると耳に入ったので一言挨拶を詩に来ました。」

 

「はじめまして、もう知っていると思いますが、卯ノ花烈と申します。」

 

「私のお友達なの。」

 

「この子が例の子ね。最近統学院を卒業したばかりでしたね?緊張しなくてもいいのですよ。今はお茶を楽しんでいるところですから。」

 

「そうだわ、せっかくだからあなたもお茶していきなさいな。」

 

でもさ、卯ノ花隊長はきっと貴重なお休みでここにきてるし、そんなに会えないかもしれないから迷惑だと思って断ったんだよ。

 

「しかし、貴重なお休みにお邪魔をするのは…」

 

「いいじゃない、時間はあるのでしょう?」

 

「遠慮はいりませんよ。」

 

「ですが…」

 

そしたら二人とも微笑んでこう言ったんだ。

 

お座りなさい。

 

二人とも全然目が笑ってなくて、特に卯ノ花隊長からは殺気も当てられたんだ。俺仮にも刑軍に所属してるのに冷や汗も止まらないし、しゃべってるときも怖くてお茶の味もわからなかったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど。で、怖かったから伊花様に甘えたいけど、その肝心の伊花様が今回の一端だからこっちに来たと。」

 

「…うん。」

 

でも、卯ノ花隊長って四番隊だから医療の専門家だよね、殺気なんて出せるのかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(あの子、あの量の殺気にあてられても全然ひるみませんでしたね。しかも回道まで使えるなんて、こっちに引き抜いてしまおうかしら。なんて。)」

 

 

………

 

 

……

 

 

 

 

「今日は少々特殊な任務でな、十三番隊隊長の浮竹殿が体調を崩し、見回りを代わってほしいと頼まれていてな。二番隊と合同の見回りで我が隊からも人員を回すことになっているのだが…」

 

「隊長!志波海燕、十三番隊の代理に立候補します!」

 

「いいだろう。他にいるか?」

 

「朱司波隊長!宮能まつ梨、同じく十三番隊の代理に立候補します!」

 

「いい心がけだ。では二人とも、よろしく頼む。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まつ梨!いっしょに行けるのか!」

 

久々のまつりたんとのお出かけ楽しみだなぁ⤴

 

「うん。海燕先輩、兄の藤丸です。」

 

「初めまして、宮能藤丸です。妹がいつもお世話になっております。海燕先輩のお噂はかねがね。」

 

「おう、よろしくな!確かに死神では先輩だが、隊は別だからそんなにかしこまらなくてもいいんだぜ。」

 

「それはありがたいです。早速ですが、北流魂街64地区。この辺が俺たちの見回る地区です。」

 

「64地区、治安はそこそこってところかな、そんなに問題は起こらなそうですけど。」

 

「だからって油断するなよ。虚も出るし、あぶねぇ住民が暴れることもあるからな。お前たちにはちょっと厳しいか?」

 

「いえ、私はともかく兄は

 

 

 

(ぞぞっ)

 

 

 

「おっと、言ってるそばからお出ましのようだぜ!」

 

「藤丸。どのくらい!?」

 

「ぜんぜんまだ先。走るよ。」

 

まあ雑魚ばっかだし、さくっとかたずけよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いたぞ!」

 

「知能が低い奴ばっかですね。」

 

「だな、藤丸の実力もみたいし二人で行って来い!危なくなったら助けてやるからな。」

 

「りょーかい。まつりは前のほう任せた。」

 

「…まあ藤丸がいれば大丈夫か。」

 

はい、よーいどん。

 

「ちょっまじかあいつっ!?虚の中に突っ込んでいきやがった!」

 

斬魄刀で1,2,  はい3体。   おっとマッドフロッグこっちくんな。

 

「破道の四『白雷(びゃくらい)』」

 

はいストップ。タイムは15秒34。…まあまあだな。まつりの方も大丈夫そうだな。あ、『赤火砲(しゃっかほう)』で吹き飛ばしてる。オーバーキルだろあれ。

 

「片付いたか。ってかお前らほんとに新人かぁ?特に藤丸。瞬歩の出来がすさまじいな。」

 

そりゃあまあねぇ。こちとら夜一様に鍛えてもらってますから。

 

「こんなんでも一応刑軍ですので。」

 

「まあそうか。死神を処刑するような連中に混ざってるんだもんな。…なんでそんな奴が見回りしてんの?」

 

まつ梨と一緒にいたいからです。とは、言うわけにもいかないな。ん?

 

「ちょいと失礼。」

 

「はぁ!?」「ちょっと藤丸!?」

 

瞬歩を使ってその場から身を隠すように消える。

 

「そこまでだ、死神!」

 

「なに?」

 

やっぱまだ残ってたか。ある程度知性があるっぽいし…あれ、あいつ見覚えある気がする。

 

「おっと、動くでないぞ?これが見えるのならな。」

 

奴がつかんでいたのは、ぼろ布を身にまとったきれいな金色の短髪美少女だった。…あの子もどっかで見たことある気がするんだよな。

 

「ちょっと!放しなさいよ!」

 

「ええい、うるさい!」

 

バシッ、

 

「いったぁーい!人質の美少女を殴る?ありえなーい!」

 

いや、ありえなーい!のはお前だろ。いま君の命そいつが握ってるんだぞ?なんでそんな能天気に自分のこと美少女とか言ってられんの?

 

「黙れ。」

 

なんて緊張感のないピンチなんだ。

 

「なるほど、あいつが隠れたのはそういう…あの虚、今日の運勢最悪っぽいな。」

 

そっすね。じゃあさくっと人質パクって「ん?この魂魄は!?覚えがあるぞ?」お?

 

「あ、あいつは!!」

 

え、まつ梨たん知り合い?

 

「ウクク…こんなところで巡り合うとはのぅ?おい、この小娘とその娘の死神を交換せんか?」はい殺す。

 

「雷鳴の馬車 糸車の間隙 光もて此を六に別つ」

 

お前ぜぇったい簡単には殺さんわ。

 

「縛道の六十一『六杖光牢(りくじょうこうろう)』」

 

「ぬぅ!これは!?」

 

「俺はお前が誰かも知らんけど、お前の目的がまつ梨の時点でぶっころ確定なんだわ。」

 

少女を瞬歩で攫って二人に預けた後俺はこいつを絶望させるためにあえて語る。

 

「兄の方もいたか!これは運がいい!」

 

は?

 

「藤丸。あいつは昔、私たちを襲った虚だよ。覚えてないの?」

 

覚えてない。

 

「まつ梨、あいつ大丈夫か?覚えてないって顔してるが。」

 

「今すぐこれを解いて妹ともども喰ろうてくれるわ!」

 

いいや、面倒だ。殺すか。

 

 

 

「君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ

 

 

 

言葉は重く、唱は軽く、

 

「ちょっと藤丸!?やりすぎだよ!?」

 

 

 

蒼火の壁に双蓮を刻む

 

 

 

心を紡ぐように。

 

「お兄さん歌うまーい!あれ何の歌?」

 

 

 

大火の淵を遠天にて待つ

 

 

 

「まっ待て!ここで儂を殺せばアルトゥロ様が黙ってないぞ!!」

 

「藤丸!せめて流魂街に被害が出ないようにやれよ!!」

 

それはもち、虚の目の前でしゃがみ、両の手首を合わせ掌を相手に見せる。か~め~は~め~

 

「アルトゥロ様は破面(アランカル)

 

破~

「破道の七十三『双連蒼火墜(そうれんそうかつい)』!!」

 

 

 

 

 

ド ン ッ !

 

 

 

 

 

大気をふるわせるほどの轟音があたりに響き、蒼き閃光はそいつの上半身を消し去った。

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