BLEACH The 3rd Phantom?何それ知らない。 作:九頭竜 胆平
モブにしてはピンチくるの早すぎじゃね?
拝啓、父様、母様、お元気にしておりますでしょうか?俺はトラックにひかれたけど転生したので元気です。
いやー短い人生だったね、ホント。人生何があるかわからないっていうけどまさか14で死ぬと思わなかった。
そんな俺ですが現在第二の人生を謳歌中です。皆さん
どうやらモブとして生まれたらしく流魂街で貧しいながらも新しい双子の妹と一緒に楽しく暮らしている。
今世の名前は
今日も今日とて貧しく苦しくそれでもかわいいかわいい(大事なry)妹とともに生きてきたのだが、どうやら今日が俺の命日らしい。最初からクライマックスみたいだな。は?一回死んでるだろって?こまけぇことはどうでもいいんだよっ!
なぜか流魂街に
警備の穴がざるすぎるだろぉ!やばいやばいやばいやばい、最悪俺は死んでもいいがまつりだけは何とか生きてほしい。ほかの魂魄をおとりにすればワンチャンにげ「無茶はダメ...まだ時間を稼げる。」まつりたああああああああん!(感涙)こんな時にも他人のこと心配してあげるとか・・・なんて優しい子に育って、おにいちゃんうれしいよおおおおおおおおおおおおお!!!!!(号泣)
「くっくっく、怖くて泣きだしてしまったのう。可哀想だから最後に喰ろうてやろう。」
うるせぇんだよ糞虚。今脳内でまつりたんのVOICE録音してんだから雑音入れてくんな。
というか死神おっそ、重役出勤ご苦労様ですってか?さすがにもう時間稼げないだろうな。あとはまつりたんの肉壁になるぐらいしかないな。
「やらせるかよっ!」
振りかぶった爪がまつりをかばって前に出た俺の肩口からごっそり肉を削っていったのを俺自身は他人事のように眺めていた。
「兄さんっっ!!」
ズキッ
痛ってえええええええええええええええええええええ!!!
痛すぎて叫び声すら出ねえ。ていうか呼吸がうまくできない。どうやら肺まで達したらしい。
「珍しい魂魄よな。双子、というやつか?
こっちが姉か?それとも死にかけが兄か?」
やっぱ死ぬ?死んだよね?死にましたわー。だが俺の死は無駄じゃない、やっと死神がきた。フハハハハ馬鹿め、悠長におしゃべりしてるからこうなるのだ。
「チィィッ、とんでもない霊圧の死神がきおったわ。」
なんつった今?いてぇ、聞き取れねぇ、まつりは無事なのか、来たのが雑魚死神だったら承知しねえぞ。
「わしはマッドイーター。ヌシらはかならず喰ろうてくれるわ」
ああ、もう見えねぇ聞こえねぇ痛みも感じねぇ、まつりが無事かどうかだけが心配だ。ああ、どうか、どうか幸せに生きてくれ。
そう願いながら俺は深い深い闇の中に落ちていった。