BLEACH The 3rd Phantom?何それ知らない。   作:九頭竜 胆平

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短くてごめんなさい。原作とほとんど同じでごめんなさい。時間が無い。


久しぶりに家族に会いに行きます

「おーかえりィー-!!待ちわびたぜ一護!!一人で遊ぶのは寂しかったぞォ!!」

 

アホみたいに飛びついてきた圭吾の顔面に蹴りを入れる。「手厳しい!!」たまにこいつの能天気さがうらやましくなるぜ。とりあえず一目で南国に行ってきたことがわかるようなやけかたをした水色にちょっかいを出してるアホに疑問を投げかける。

 

「なー圭吾、今日のメインって夜の花火大会だろ。こんな昼間っから集合かける必要あったのかよ?」

 

現在時刻は三時十分こんな時間に徴収した犯人に事情を問い詰めればすげえわくわくしたからとりあえず集めたというアホな回答が返ってきた。つまり何にも考えてないってことか。

 

「十日でRPGを五本もクリアしてしまいました「ジャマ!」ぐふぁ!!」

 

圭吾の悲しい十日間の話を聞いていると圭吾の背中に蹴りが入る。そこには竜貴、井上、チャドの三人がいた。

 

「竜貴お前その腕どうしたんだ!?」

 

話を聞くところによるとインターハイで二位だったらしい。怪我のせいで勝てなかったとか言ってるが腕折ってんのに試合に出はしたのかよ。

 

 

………

 

 

……

 

 

 

 

喋りながら時間をつぶし、花火大会の時間もいよいよ近づいてきた。

 

「打ち上げは川向こうの私立グラウンド!」

 

「だからもっと向こうじゃないと綺麗に見えないよ?」

 

「えー---なんかもうこの辺でいいんじゃん?あんま近いと出店とかで人多いし」

 

圭吾がなんか熱く語りだした。巻き込まれたくないししばらく見物すっか。

 

カラカラカラカラ

 

ガラガラガラガラ

 

これ何の音だ?

 

ガランガランガランガラン

 

「おにー-ちゃー-ん!!」

「一護ォー!!」

「一兄ぃー-!!」

「一護!」

 

遊子、親父、夏梨、お袋が突っ込んでくる!?ぐぇっ!あ、よかった。遊子と夏梨は腹にタックルかましてきたが、親父はお袋の車いすを持ったまま突っ込むのはまずいくらいの分別はついたようだ。

 

「安心…したな?ダイナミックエントリーーー!!!*1

 

こいつわざわざお袋の車いす止めてタックルかましてきやがっ!

 

「ぎゃー--------------」

 

結局河原に転がることになるんか。

 

「ほらほら、お兄ちゃんもチョコバナナ食べなよー!おいしいよ!はいあー-ん!!」「あーん!!」

 

「い…いらねえよ!てかなんでお前ら隣の市の花火大会に来てんだよ!?」

 

「なにようあたしのバナナが食べられないってゆうの!?

 

うるせえ、普段落ち着いている夏梨でさえハイテンションだ。

 

「何だオマエ酔ってんのかよ!?」

 

「おう、よってるぞ。」「なんでだよ!?!?!?」

 

「ケンおじいさんが出してたフルーツジュースの屋台で少しボケちゃってるのかジュースを薄めようとして水と間違えてお酒をいれちゃったみたいなの。」

 

いや、それは…

 

「あの、予想でしゃべって申し訳ないっすけど、それ多分ボケとかじゃないっすよ。」

 

「「…まぁそんなことはどうでもいいじゃない(か)。」」

 

だれかこの二人を止める方法を教えてくれ。

 

「向こうで朝7時から出向いて確保しといた特等席があるんだが、そこにみんなでいどうしないか!?」

 

ああ!健吾と水色の心をばっちりと捕まえやがって!!!

 

「それじゃ行くぜ野郎共!!レッツラドン!!」

 

 

 

 

「はー--…仕方ねえー俺も行くか…わりーな竜貴、毎度毎度。いやなら来なくても大丈夫だからな。」

 

「わかってるわかってる。心配しなくても後からちゃんと行くって。早く行ってあげな。」

 

 

………

 

 

……

 

 

 

 

ダイイングメッセージのような連絡を受けて俺はルキア奪還に向かおうとした。しかし、そうして扉を開けると親父とお袋が待ち構えていた。

 

「親父!?お袋も!?こんな時間に何やって「もう、行くんでしょ?」!」

 

「どうせお前のことだから何も言わずに行くんじゃないかと思ってな。母さんとこうして家の前で待ってたわけよ。」

 

「一護、月並みなお守りだけどこれを持ってきなさい。」

 

そうしてお袋からもらったお守りはなんてことないような普通のお守りで、それでも俺には何より心強く思えた。

 

「無事に帰って来いよ。」「安心していってらっしゃい。」

 

「おう!行ってきます!」

 

 

……

 

 

 

 

井上、チャド、石田、藤丸さんと合流して俺たちは尸魂界に突入を、

 

「ってなんでいるんだよあんたは!?」

 

「久しぶりに家族に会いに行こうと思って。」

 

ルキアを助けるのを手伝ってくれんじゃねえのかよ。

 

「言いたいことはわかるよ。でも僕の弟子は()()()()()()()()すら助けられないほどやわじゃないだろ?」

 

「言ってくれるじゃねえか。わかったよ。ルキアを救ってくるぐらい朝飯前だってんだ。」

 

そうして俺たちは穿界門に飛び込んだ。

*1
別に入り口ではない




そろそろやった方がいいかなと思ったので主人公の説明入れます。

・宮能藤丸:鬼道、歩法、白打のレベルが総じて高く、霊圧は隊長格の3倍弱。常に霊圧を消しているため補足は不可能。
・竜条丸:藤丸の斬魄刀。未来予測や過去改変ができるずるい斬魄刀のように見えるが、未来予測はあったことのある人物たちが取る行動を予測するものなので長期の予測は大体外れるし、竜天蒼瞬も行動の開始点をずらすものなのでそんなに使い勝手がいいわけではない。

竜天蒼瞬解説講座

藤丸       敵

喋っている    喋っている
↓        ↓
攻撃する     躱す
↓        ↓
無傷       無傷

となっている時に竜天蒼瞬を使用した場合。

藤丸       敵

攻撃する     喋っている(この時点で攻撃が当たっていることになる)
↓        ↓
無傷       躱す(すでに攻撃を受けている)
↓        ↓
無傷       怪我

となる。欠点は飛ばせる時間が少ないこと。現在約2秒。

・虎叫竜条丸:霊圧増大、斬った相手のつながり(因果)を消したり繋いだりできる。要は斬った相手から力を奪える。斬魄刀と主人のつながりを消して自身とつなぐことも可能。藤丸自身が増えるのは未来と藤丸(未来)の因果を消し現在と藤丸(未来)をつなぐことで現在に藤丸(現在)と藤丸(未来)が存在することになる。でも世界からしたらバグでしかないから卍解が終われば藤丸(現在)と藤丸(未来)が統合されて消える。でも奪った力は基本消えない。

うまく説明できたかな?

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