BLEACH The 3rd Phantom?何それ知らない。 作:九頭竜 胆平
一護君の心の中
藤丸「ユーちゃんは一護君に厳しすぎるし、チャン一は言動が一々怖いよ。」
YHVH「ユーちゃんと呼ぶな。私には斬月という立派な名前がある。」
白一護「いやちげえよ。俺が斬月だろ。」
斬月と対峙してわかった。斬月はやべえ。霊圧で大気が灼き切れそうだ。それに対して俺の持ってる浅打はどうだ。はっ!棒切れだよ。
「それがどうした!」
どうだっていいんだそんなこと!まず斬月を奪う!そんでルキアを助ける!
白い俺は巻布を持ちながら斬魄刀を遠心力でぶん投げてくる。刀で受け止めれば間違いなく折れるから必然的に俺が取れる対処は回避一択になる。
「情けねえなぁお前!こんなすげえ刀持ってて、なんであんなに血塗れにされてるんだ?理解できねえよ!お前は会ったばっかのやつの名前聞いただけでそいつの親友になれるのか?」
「…何だと?」
「お前がやってんのはそういうことだって話さ!斬月を呼び出しただけでもう使いこなした気でいやがる!自分のことばっかで斬月の力を引き出そうとも理解しようともしちゃいねえ!斬月の力はこんなもんじゃねえ!こっちが心開いて力貸せば、まだまだいくらでも強くなる!!だがそいつはお前にゃ無理だ!斬魄刀のことなんか気にも掛けず、自分さえ鍛えれば強くなると信じ込んじまってるお前にはな!!」
知りてえ。
「そんなんじゃそこのそいつには一生敵わねえよ!」
ー---教えてくれないか。斬月のおっさん。少しずつでいい。あんたのことを、俺に。知りたいんだ。俺に力を貸してくれるあんたのこと。だから教えてくれ。そしてもう一度…
あんたと一緒に、戦わせてくれ…
ー--おっさん…!
もう一人の俺の手の中にはいつの間にか浅打が握られていて、逆に俺の手には斬月があった。
もう一度、俺にチャンスをくれるのか…
ありがとう、おっさん!!
「いえーい!さすがチャン一!斬月の扱いについて右に出る者はいないね!」
「自分の体の動かし方一番わかってますねって言われてるようなもんなんだが。そっちも王をあざ笑うときのりのりだったな。」
正面に立つそいつは胸の傷はもうすでに閉じ初め、あのぶれぶれの霊圧は常に最高出力で研ぎ澄まされてやがる。踏み出した一歩は今までのどの踏み込みよりも強く速く、俺の体を軽々と斬り裂く。その勢いのままの斬り上げを受け止めるがそのつばぜり合いに圧し敗け、もう一太刀喰らっちまった。
「悪いけど時間はかけてられねえ。…一気にカタをつけさせてもらうぜ。」
ククッ、クハハハハハハ!
「一気にカタをつけるだと…?そいつぁ困るな…
せっかくここまで、楽しくなってきたのによ!!できるだけ長引かせていこうぜオイ!!」
久しぶりだ。ここまで楽しい戦いは。こんなにつええ奴は。
「いつ以来だ…こんな高揚感は…!お前にならー--…
俺は眼帯と襟巻に手をかける。
「きったねーな。ここまで来て隠し玉かよ。その右眼に何が仕込んであるんだ?」
「仕込む?右眼に?そんな下らねえ小細工誰がするかよ。この眼帯と襟巻は霊力を無限に喰らい続ける化物だ。今までこいつに喰わせてたぶんの霊圧を全て、てめえを殺すためにつぎ込む。それだけのことだ。」
「…当然だろ。俺の力全部、あんたにあずける。隙に使ってくれ。そして…俺に力を貸してくれ。」
重い。全身が押さえつけられてるようだ。
「ほう!ここにきてまだ霊圧が上がるのか!おもしれえ!!」
「上がるさ。俺は斬月の力を借りて、斬月と二人で戦ってんだ。自分一人でしか戦おうとしねえあんたには、絶対に負けねえ。」
でも、斬月が力を貸してくれるってのがそれ以上に心強い。
「斬月?その斬魄刀の名か…?斬魄刀の力を借りて、斬魄刀とともに戦う?戯言だ。斬魄刀は戦いの道具だ。斬魄刀とともに戦うなんてのは、自分の腕で戦えねえよ割り切った負け犬の
お互いの霊圧は死の形となり、それ等は激突した。
「俺の勝ちだ。剣八。」
一護「俺は斬月の力を借りて、斬月と二人で戦ってんだ。」
更木戦鑑賞中
白一護「・・・今更だけど俺たちの力借りて戦ってるくせにおっさんだけに感謝してんの、ちょっと腹立つよな。」
藤丸「・・・わかる。二人どころか三人だし、感謝されてるユーちゃんは一護に唯一力を渡してないってのがな。」