艦これ戦記風に書いてみた
一航戦
サイレンが鳴り響き、人々は防空壕に走る
混乱のなか特別陸戦隊が高機動車両を走らせながら備え付けの機銃を空に向けて放つ
深海棲艦の大規模攻勢があり艦娘が迎撃にでていたし
予想進路付近の沿岸都市には避難勧告がでていたが、
都市上空に敵機が舞始めた。
後藤新平陸戦伍長は高機動車両の機銃をごまつぶみたいな機影に向けて放ちながら思った。
敵の先鋒を艦娘が撃退し、艦娘の戦艦部隊が反攻作戦を開始したらしいと部隊の噂になっていたのに、どうしてこうなってる。
敵機の機影が段々と大きくなってくる。
爆撃コースに入った機影に機銃を放ちながら、落下地点を確認する。
そこには四人家族がいた。父親が子供二人を抱き抱え、母親がその後ろについてくる。防空壕に向かって必死に走っている。
防空壕でも爆風のリスクを承知で扉をあけ身を乗りだし手招きをしている。
せめて爆撃の邪魔になるように機銃を打ちまくる。
でも当たらない。
爆弾が投下された時に一台の高機動車が親子の前に立ちふさがり爆弾を受けた。車両は転がり、親子は吹き飛ぶ
まだ、息のある親子を防空壕から人々が飛び出し防空壕につれていく。
炭化した仲間をみた後藤は叫びながら機銃を放つ。
特別陸戦隊第三大隊大隊長の有馬は地図と空を見ながら
状況を確認していく。部隊展開は素早く終わり、歩兵部隊はビルや家屋の屋上に散会しつつ火線十字網を形成
何とか対空陣地を築く。
永遠にもおもえる1時間あまりの後、敵機は引いていく。
敵の第二次攻撃に備え、部隊の再編、市民の救助の指示をだす。
援軍の要請と友軍の配置状況を確認すべく指令部に連絡する。
艦娘が援軍にて出港したと聞いて愁眉を開いた。
しかし次の指令を聞いて戦慄がはしる。
艦娘はエアボーンで海岸から距離500に展開、その先駆けとして空軍の戦闘機が敵及び敵機の上空から音速通過して混乱せしめ、エアボーンがカーゴを投下。
カーゴの中身は艦娘。
展開地点から敵艦隊の位置は推定10km,
第三大隊は海岸線に進出し、カーゴ投下時の対空警護をせよ。
指令を聞いた有馬は幕僚に指示し、中隊ごとに海岸に展開指示をだした。
有馬の部隊が海岸に到着し、展開を開始した時、海岸線に沿って戦闘機が2機低空から侵入してくる。
さらに高度をさげなながら、沖合いにそに、音速で通過していく。
沖合いに火線が光る、大きな火の玉を一つ発生した後、
戦闘機が一機旋回していく。
有馬は遮蔽物の無い海岸線に部隊展開を急がせる。
幸い、敵は混乱している。
戦闘機が稼ぎ出した時間で、部隊展開の目処がたったところでヘリが飛んでくる。
ヘリから低高度で二人の人が飛び降りたときに、沖合いからゴマ粒のような敵影が見える。
部下に二人の艦娘、赤と青の上空に火線を集め、艦娘の上空をカバーするように 指示する。
その時無線が入る
Γこちら第1機動艦隊、旗艦赤城、上空援護の必要なし
海岸を突破を敵に集中されたし」
職位階級の上に要請されては指示に従うしかなしと判断する。
赤と青の艦娘は互いに連携しながら弓矢を構え次々に戦闘機を発艦させ、海岸線に到着した敵影を落としていく。
されど敵艦隊に距離が縮まり敵砲弾が至近弾となって水柱を上げていく。
有馬は希に漏れてくる敵機の迎撃を指ながら違和感を感じる。
2人の艦娘が戦場に到着してから航空優勢を取りつつあるが
何故敵艦隊を攻撃しないのか?
反射的に思った市内と我々も守っている為だと。
有馬は無線に怒鳴った
Γ我々は気にするな、我が部隊で市内に敵は侵入させない、思い切って戦ってくれと。」
相手の返信がくる前に肩に手を置かれた。
振り向くと小料理屋の女将みたいな上品な女性が立っていた。
Γ無線をお借りします」
片手で証明書を提示しながら
無線をつかむ
Γこちらは私が受け持ちます。一航戦敵を殲滅しなさい」
とても静かで背筋が凍る声だった。
女性が海の二人と同じように弓矢から艦載機を発信させてから15分後、敵艦隊は殲滅された。