雇われ掃除人形417   作:ムメイ

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https://syosetu.org/novel/291534/8.html
これの続き。

要約するとE.L.I.Dに美味しくヴァージンいただかれてメスに目覚めたシェーナ
タイムリミットギリギリで脱出したっていうお話よ。

それを踏まえて御覧ください。


その32

前略、ハニートラップとして動いた結果E.L.I.Dにぶち犯される憂き目をみた私です。

コーラップス爆弾なんて過激なものマジで使うテロが起きるなんて想定外だよ。

そして想定外なのはそんな事されて身体に一切の崩落、変異が起きていない事。

不審に思った私は緊急でペルシカに連絡をとった……

各種センサー類が壊れてる可能性も危惧したけどその線はない。

一番厄介なのはセクサドールとしての機能が暴走気味でかなり脆弱になりつつある事。

今スラムに戻ればセックスジャンキーになるか誰かしらの肉便器に成り下がると断言できる。

これらの問題もついでに解決ないし……軽減できるプログラムをなんとかしてもらおう。

違法人形な上に汚染もされているからI.O.P本社へのアプローチは限られる……

向こうから迎えに来てもらうか……それとも非合法な取引をして無理やり入るか。

今回は向こうからヘリで回収してくれるそうだ……護衛もクソも要らないから私を格納して封をして……ラボに届けるだけ。

 

「はぁ……嫌悪感すら無いなんて……」

 

人のなれ果てであるE.L.I.Dに強姦され処女を散らした。

今更プラトニックな奪われ方に期待しちゃいなかった。

けれども化け物に奪われるなんてのも御免被りたかった。

どうせならスラムのあのクソバカ連中の誰かしらにあげてれば良かったかも。

緊急排出で一応精液の大半は排出したけど……完全に排出出来やしないしなぁ。

E.L.I.Dの性交に関する報告なんて上がっちゃいないし……新種?

それとも何かあるのかな……E.L.I.Dの生態については私詳しく知らないしなぁ。

ともかく人間のなれ果てに強姦されて嫌悪感を感じなく成っている私の精神構造に戦慄する。

いやコレ完全に売女って言って良いくらいに歪んでるよ?

ハニートラップでパイズリ、フェラしまくった結果?

あー……無くもないかも?いや、ねーよ。それで化け物に犯されるのを許容できる?

出来るわけねーよ、セクサドールでもそんなの許容できるわけねーよ。

 

「回収地点にはついたけど……IMXも回収してくれるかなー」

 

最悪は割と長い付き合いになっているIMX330ともお別れになるかもしれない。

中々無いんだけどなぁ、超シンプルで軽量フレームのオフローダー。

また発注するとなると受注生産みたいな所あるし……また別途パッケージOPつけないとだしなぁ。

どうなるかは全く見通しが立たないけど……少なくとも今より悪くなることは無いと思いたいな。

 

『コード4、コード4』

 

無線通信に入ってきたコード、目的地に近づいたからフレアを炊いてくれって合図だ。

まぁフレアなんてのは無いから……わかりやすい様に目印をやるだけだけど……

赤外線ゴーグルとかIRデバイスなんかに反応する棒とワイヤーロープを携行しているんだけど。

これを只管ブンブンと頭上で振り回す。

テロがあったのが夜中、もうすぐ夜明けだから出来る合図。

フレアだったら発光するから一発で分かるんだろうけど。

 

『発見した、すぐに降りる』

 

まぁこれで安心できるかな……

こっちに降りてくる、普通の兵員輸送ヘリだな、こりゃIMX置き去りパターンだ。

幸い装備はほぼスラムの借りてる部屋の中だけどさぁー……はぁ。

ツイてないなぁ、踏んだり蹴ったりだ。

 

 

 

正規手段でのメンテナンス停止に伴い日時がかなり吹き飛んだな。

再起動した私が目覚めたのはまるっと一週間後。

ボディは相変わらずの私……だけど一部内部機構が変更されたか?

機関部の制御プログラムのバージョンが全然違う。

それにこのプログラムはなんだろう……ふむ?

 

「やぁ、実に厄介な状態になって戻ってきたね」

「ペルシカ……助けられたよ、それで……私のボディは?」

「単刀直入に言うとキミ、コーラップス免疫を持ったね」

 

コーラップスの全貌は明らかになっていない。

ただ保管する容器等は開発されては居たと思う。

物質はクリスタル状だったと思うが……私のボディは相変わらずのすべすべムチムチなんだけど?

……性感プログラムも大分抑制されてる。

私が触れても軽くイケるくらいにクソザコになってた胸が平気で触れる。

 

「眼の前でそのバカでかい胸を揉むのは止めてくれないかな、イラッと来る」

「いや、ほら……性感が抑えられてるから」

「あぁソレも説明しようか……だいぶ徹夜したからね」

 

セクサドールの受け持ちじゃなかったからプログラムの総当り。

それから修正するためのパッチを作って私用にアジャストしてくれたみたい。

もちろんソレだけが徹夜の原因じゃないみたいだけど。

低濃度コーラップスを吸収しても崩落しないのが判明して暫定的に低濃度コーラップスへの免疫を手にしたとみなされている。

これが厄介でどこもかしこもコーラップスへの免疫というのは欲しがっている。

解体される事は無くなったかもだけど腕とか引きちぎられたりしたら大事になるのは確定した。

軍用規格の躯体に加えて厄ネタが増えたということ。

ついでだからと試験運用中のコーラップス対応機関に換装、これが機関制御の変更ね……

これの調整に偉く時間を食って徹夜がさらにドン。

 

「キミのパーツをちょっとクローニングしてテストしたんだけどね、どうも上手くいかない」

「ふーん……解析は?」

「した限りでは組成が若干変わってる程度だねぇ」

 

コーラップス関係はあまり研究が進んでいないのもあるからか。

替えが効かない実験対象だから実験は慎重にってか……にしては実験中の機関を乗せたり……

 

「各種消耗部分の自動修復もナノマシン塗布で対応しておいた」

「ん、そいつはありがたい。スラムだとメンテ部品集めるのも大変だし」

「あぁ、そうそう……私が関与できないプロジェクトのも一枚噛んできてキミに載せられている」

「……多種動物存続用繁殖パック……おい、こりゃ」

「まぁそういう事だ、頑張ってね」

 

ついでだからと……こりゃ機能の確認を急がないといけないな。

セクサドールとしての機能はやっぱり完全OFFには出来ないか。

……まぁ、それは良かったか?

 

「ということはまたI.O.Pのお抱えに?」

「そうはならないね、まだゴタゴタしてるから仕事は振るけど暫くスラムぐらしをしてもらう」

「……チッ」

 

問題が少し解消したと思えば問題山積みで素晴らしいこと。

スラムぐらしは続行だし妊娠機能もアクティベートされてるからなぁ……問題だらけだ。

定着率は低く設定されてるのが救いだけど……

卵子精製機構も鈍化できりゃぁな……

 

「毎日が危険日みたいな女をスラム暮らしさせるってマジ?」

「妊娠率はお腹一杯に注がれて0.3%だから平気だろうさ。頑張ってね」

「他人事だからって……テメー覚えてろよ」

「ちなみに異種の場合は実験段階だから受精率わからないよ、下手したら100かもね」

「おいコラ……」

 

どこの部門が気合い入れてんのかしらないけど、本当に厄介な事をしてくれたなぁ……

今からすっごく頭が重い、だるい。しんどいったらない。

 

「さしあたって……早速だけど仕事だよ」

「……潜入?ふぅん、やるけど、IMXの回収よろしくね」

 

どうやらコーラップス爆弾仕入れていたテロリストのアジトへの潜入らしい。

武装は無いけど格闘とハニートラップで何とかするしか無いか。

……正直言うと、犯されるかもしれないと思うとゾクゾクして期待している自分が居る。

セクサドールとしての性なのか……それとも、私が変容しているのか……

この潜入中にそこらもハッキリすると良いな……

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